共謀罪は今週が本当のヤマ場 ~与党&民主党の密室での共謀は許さない~
2006年 05月 28日
国民投票法案、教育基本法案に関しては、審議は進められるであろうものの、少なくとも
今週中に採決ということはない。
<武部幹事長も、27日に講演会で、今国会の会期中での成立は難しいので、継続審議
にして秋の臨時国会に回すことも考えると言っていたらしい。>
だが、共謀罪+αは今週が本当に大きなヤマ場になるであろう。
何か毎週のようにヤマ場と書いていて狼少女扱いされそうなのがコワイが^^;、国会の
日程を考えたら(大幅な会期延長をしない限り)、もう今週に法務委員会で採決をとら
ないと今国会での成立は間に合わない可能性が高くなってしまうからである。
5月の連休明けから3週間、ネットや市民団体、一部の識者がどんどんと反対の声を
あげ、ようやくマスコミも取り上げるようになり、何とか採決をしのいで来たのだが
(自民党側も小泉改革の総仕上げとも言える行革関連法案が26日に成立するまでは、
ガマンをしたところがある)、コチラの記事でも書いたように、政府はこの法案の成立
を急いでいるので、ここからは強引にコトを運ぶ危険性がある。
<31日までに採決することを考えているらしい。>
共謀罪に反対する者、また私のようにもっと要件を厳格にすべきだと主張している
立場の者も含めて、最も懸念すべきことは、民主党が与党側と妥協し合う形で、シャン
シャンとお手打ちをしてしまうことである。残念ながら、法務委員会には絶対反対野党
の社民・共産党の委員が一人しかいないので、この与党、民主で合意(共謀?)されて
しまうと、国民はお手上げになってしまう。
ところが、ここで「え?」と首をかしげたくなるような展開になって来た。
『 衆院法務委員会は26日の理事会で、「共謀罪」新設の組織犯罪処罰法などの改正案
をめぐる修正協議を前進させるため、与党と民主党の弁護士資格を持つ委員らによる
実務者協議の場を新たに設置することで合意した。29日午後に初会合を開く。
与党と民主党のそれぞれ3人がメンバー。与党は早川忠孝氏ら法務委理事を充て、
民主党は今後人選する。与党側に一部譲歩する形で民主党が示した修正案について集中的
に議論し、30日の理事会に結果を報告する予定だ。
与党は民主党との修正協議を決着させた上で、31日に法務委員会で採決に持ち込み
たい考えだが、民主党との主張の隔たりは依然大きく調整は難航しそうだ。
民主党の平岡秀夫同委理事は記者会見で「実務者会合でより国民生活が不安のないもの
になるならば積極的に(提案を)受けたい」と述べた。ただ、協議の妥結時期は「(修正
協議の)結論が出たときが出口だ」と強調した。<北海道、日経より抜粋>』
要は29日から、与党側と民主党側から法律のことがよくわかっている弁護士資格を
持っている議員を3人出し合って、民主党が出す再修正案について協議をして、うまく
折り合えば、それで31日に採決してしまおうというのである。
私がこの実務者協議で最も問題に思う点は、おそらくこれが密室で行なわれるであろう
ことである。
確かに、近時の法務委員会での審議の大部分は、条文の細かい部分に関する専門的な話
で占められており(団体の要件、長期刑の年数、処罰条件の解釈、国連条約との関係など)
あまり専門知識のない国会議員や一般国民が聴いても、何を言っているかさっぱりわから
ないというような内容のものが多かったように思う。
だが、それでも法務委員会の場で審議をしてくれるなら、傍聴もできるし、また近時は
有難いことに衆院TVでの中継もあるし、他の議員も国民もマスコミの監視の目の中で
話し合いが行なわれることになるし(その中には専門的知識を持っている人もいるし)、
議事録も残るので、下手な(orいい加減な)妥協や取引やお手打ちはしにくい。
しかし、もし密室の中で行なわれてしまっては、どのような形で話が進むのかわから
ない。その結果「話がまとまりました」と合意&採決されてしまったら、元も子もない
のである。
<民主党案をメインにする形で最終的な改正案を作ることにすると言われれば、民主党
だって悪い気はしないだろう。民主党の頑張りで、共謀罪の対象範囲を狭めて、国民への
脅威を小さくしたとアピール(自慢?)できるのだから。>
ここは民主党の小沢代表の判断が大きくものを言うかも知れない。
彼は司法試験の勉強をしていたこともあって、共謀罪の問題点がよくわかっている。
また、おそらく国民やマスコミが共謀罪に関心を持ち、民主党がどのように対応する
かに注目していることも認識しているであろう。ここで妥協して採決することが、民主
党にとってプラスになるのかならないのか考えて判断することになると思う。
<彼のことだから、国民との関係だけでなく与党との関係や、他の大きな法案の審議
との兼ね合いも含めて考えるだろうが。>
個人的には、ここで(しかも密室で)民主党には安易な妥協&採決はして欲しくない
し、そのようなことをすれば、折角上がり始めている民主党の支持率にも影響があるの
ではないかとも思う。何とかここで民主党の存在意義を示して欲しいところである。
<私は、もともと支持政党は持たない主義なのだが、自民改憲を阻止したいという思い
が強いので、当面の間、民主党を支援しようと考えて、ここにもアレコレ書いている。
だが、民主党の出した教育基本法の改正案にもガッカリさせられている(前文は与党
案よりひどいと思う)。また共謀罪の対案は与党案よりはマシなので、このまま与党案
で強行採決されるよりはいいとは思うが、ここで与党側に安易に譲歩するようだったら
民主党を支援する気持ちが、ぐぐ~んと低下してしまうようにも思っている。>
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