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日本がアブナイ!

年金未納で国保を短縮するという法案は妥当なのだろうか?(&WC)

 う~ん・・・(--) クロアチア戦は0-0の引き分けだった。もし、これがオーストラ
リアに勝って既に勝ち点3をとった後の試合であれば「これでもいい。よくやったかも」
と言えるかも知れないのだが。
 やはり、ワールドカップで勝つのは、本当に本当に難しい。
 川口のPKセーブという奇跡的なスーパープレーがあっても、点数を入れられなければ
どうしようもないところがある。 <サッカーの話はまたあとで。>


 今回は「国民年金の保険料未納者には、国民健康保険の保険証の期限を短縮する」と
いう法案の是非について書いてみたい。
 
 その前に、もしかしたら既に読んだ方もおられるかも知れないが・・・晴耕雨読さんの
ブログの「国保崩壊」という記事に記された北九州市の若い夫妻の実話を、是非多くの方
に読んで頂きたいので、ここにご紹介しておきたい。<コチラ
 会社の倒産で生活が苦しくなった夫婦が、国民健康保険の保険料に支払いに苦しみ、
その支払いのために離婚までするが、結局は保険証を取り上げられてしまう。その結果
重篤な持病のあった妻は十分な医療を受けられないまま、心身ともにツライ思いを続け
ついには力尽きて他界したという話である。
 奥さんの遺書が、胸に切なく突き刺さる。日本の社会政策はこのままの方向で進んで
よいのか・・・考えさせられるというか、ハートで感じさせられる話である。


 だが、実のところ、近時、このような例は珍しくない。国民健康保険(以下、国保)の
支払いができずに保険が受けられなくなったために、重症になった例やついには死亡した
例が何件も出ている。生活保護をなかなか受けられず、また強引に打ち切られたために
餓死をしたり、死亡、重症化した例も少なくないのだ。
 
 先月、社保庁が納付率アップ指令が出したために、全国の事務所で不正免除などの工作
が行なわれていたことが発覚したが。国民健康保険も、生活保護も同様に、各市町村には
厳しく対応をするような指示が出ているという。
 国民健康保険(以下、国保)で言えば、近時、保険料を滞納をした者には、一年未満の
場合でも、すぐに保険証の期限の短縮されることになった。また、それ以上だと医療費が
全額自己負担になったり、高額療養費の支給が受けられなくなったりなどの措置がある。
コチラ参照>

 国保の10割負担は、あまり所得にない人や健康的に問題がある人にはキツイ。
 今、国保は本人でも3割負担であるのだが、支払いが3.3倍になってしまう。チョッ
トした治療を受けたり、薬を出してもらったりしても、万単位になってしまうかも知れ
ない。そもそも(低所得者の場合)月に何千円かの保険料を支払うだけでも大変で滞納
している人に、万単位の医療費を払えというのは、治療を受けるなと言っているのに
等しいものがある。

 それに期限を短縮された保険証を医療機関に示すのは、決していい気はしない。相手
に「私は国保を滞納者だ」と明示しているようなもので、「この患者はきちんと治療費
が払えるのか?」という疑念の目で見られかねない。また免許証等を持たない者の場合、
様々な場において国保の保険証が身分証明書の役割を担うので、尚更に困る面がある。
 それらに対する恐怖感もあってか、国保の保険料の納付率は、長引く不況の中、徐々
に減少しているものの今でも約90%はキープされている。国民年金の納付率が60%
台まで落ちていることを考えれば、実に優秀な納付率である。


 そこで、これに目をつけた厚労省&社保庁は、「年金未納者にも国保の保険証の期限
を短縮すればいいのではないか」と考えたのであった。
 国保の有効期限を短縮されるのがイヤな人が多いなら、年金の保険料も払うようになる
だろうと。また国保の有効期限を短くすれば、期限を延長するために役所に来る機会も
増えるので、年金の支払いも要請しやすくなるというのである。
<ちなみにこの他に、年金未納者には免許証やパスポートの期限の短縮や、交付の制限を
行なってはどうか、という案も出ていたときく。>

 私は厚労省がこのような案を出していたのは、以前、報道されていたので知っており、
そのうち反対の記事を書こうと思っていたら・・・実はこの規定は、既に今国会に提出
された社保庁改革関連法案にはいっていたようなのだ。
 社保庁改革法案はもともと社保庁を解体して、機構を変える法案であり<これも問題
が多いらしい>先月、不正免除事件が発覚ために成立せずに終わってしまったのだが。
もし成立していれば、気付かないうちに、上述のように年金未納→国保短縮のシステム
も変えられてしまうところであった。


 だが、果たしてこのような方法は妥当なのだろうか?
 もともと国民健康保険と国民年金というのは、別個に行なわれているものである。国民
は、医療に関する国保と、高齢になってから受給する年金とは全く別個に契約、加入し、
その保険料を納付しているのである。それを勝手に関連づけていいものなのだろうか?

 国保の保険料を払っていないために、国保の期限を短縮したり、資格が受けられないと
いうのならわかる。年金の保険料を払っていないために、年金が受けられないのも同じだ。
 だが、年金を払わないと、国保の期限が短縮される、書き換えに行かなければ、国保が
受けられなくなるおそれがある・・・これは「あり」なのだろうか?

  <つづく>     THANKS

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Commented at 2006-06-20 15:20
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
Commented by uncle-mac at 2006-06-20 20:04
TBありがとうございます。
Commented by mew-run7 at 2006-06-21 16:45
hekokimonoさん、コメント有難うございます。

近時知ったことに、歯科などでも、一度治療が終わった
あとはアフタケアに保険がきかなくなるそうで、
入れ歯の調整をしたいお年よりなどが困っているそう
です。

医療改革について書いた記事に、リハビリ署名の案内
を載せてみました。<その記事を読んで下さる方の
方が興味を持って下さると思ったので。>
Commented by mew-run7 at 2006-06-21 17:05
uncle-mac さん、
こちらこそTB有難うございました。m(__)m
by mew-run7 | 2006-06-19 13:55 | 政治・社会一般 | Comments(4)