昭和天皇が戦争放棄に賛同か?+ 生活困窮者の生命を見捨てる日本 


 昨日(26日)の朝、TVでまたやるせないニュースを目にした。
 生活保護の申請を却下された男性が、おそらくは抗議の意味も含めて、市役所の保護
課の前に車を止めて練炭自殺をしたのである。

 後述するように、私はここ数ヶ月の間に生活保護を受給できなかったために、様々な
形で命を失った人のニュースを何件も目にしている。国が国民の生活だけでなく、命
さえも切り捨てたり、いわば見殺しにしているように見えるケースもある。
 だが、国民に対してできるだけ何もしないことを意味する「小さな政府」を目指す
わが国は、さらに社会保障の予算を削ろうとしている。
 果たして、このままでいいのか・・・憂いが募る。新首相候補の安倍氏は、格差是正
や社会福祉の充実を重点政策に掲げ、これからそのために全国行脚をするというが、
彼にはどのようなヴィジョンがあるのだろうか?

* * * * * *

 というわけで、今回は生活保護の問題をメインに取り上げようと思うのだが。その前
に昨夜のテレビ朝日の「報道ステーション」で、また昭和天皇の認識に関わるスクープ
を扱っていたので、先に少しだけそのことを触れておきたい。

 昭和天皇がアメリカの新聞記者からの質問に対し「武力を行使せず、恒久平和を達成
すべきだ」という内容の回答をした文書の原文が、旧・宮内省式部職が作成していた
天皇の謁見録の中にあったのが見つかったというニュースである。

<つづきは ↓More をクリック>



 昭和天皇は敗戦の約1ヶ月後、マッカーサーと会う2日前の1945年9月25日に
アメリカの新聞社の者2名と個別に会い、その質問に文書で回答を行なった。そのうち
ニューヨークタイムズの記者クルックホーンが寄せた
「最新兵器の実情にかんがみて、将来の戦争は今や想像するだに耐え難いものになった
と思いませんか」
という質問に対して、昭和天皇は以下のように答えたという。

「平和問題の解決は、勝者・敗者を問わず、自由な諸国民が軍備に頼らずして協調に
よって達成されるべきだ」
「銃剣を突きつけて、言い換えれば、武力の行使によって恒久平和を樹立することが
できるとは思わない」

<この原案を作成したのは、後に首相となる幣原喜重郎氏であり、その原稿が国立歴史
民俗博物館に保管されている木戸幸一・元内大臣関係の文書の中に残っている。>

 この昭和天皇の回答は、ニューヨーク・タイムズの一面で扱われ、アメリカ側にも広く
知られることになる。そして、この天皇の考えが、その後作成された日本国憲法の平和
主義(不戦の誓い)や9条の戦力の放棄の規定にも影響した可能性があるというのだ。

 
 まだTVで見たばかりで、あまり色々と調べる時間もなかったので、とりあえず
このような歴史を解明する史料が公表されたという事実だけ、ここに記しておきたい
と思う。もし、また詳しいことがわかったら、記事としてアップしてみたい。
<参考新聞記事 コチラ


* * * * * *

 さて、今回の本題の生活保護の件であるが・・・。

 24日、秋田市役所の駐車場に止められた乗用車の中で、男性(37歳)の遺体が
発見された。遺書は見つかっていないが、車内には練炭を燃やした火鉢があったこと
から、自殺だと見られている。
 車は市役所の保護課の前に止められていた。男性は強い睡眠障害があったため、
5年前から働けなくなり、ここ2年は車上で生活をしていたという。民間の団体にも
相談に行っており、市役所の保護課に2回、生活保護の申請を行なったが「働く能力
を活用していない」「ハローワークに行く回数が少ない」という理由で申請を却下
された。
 男性は友人に「保護課じゃなくて『保護しない課』じゃないか」「おれが死んだら
福祉も少しは心が痛むべ」などと話しており、今後の生活に限界を感じたことに加え
市役所への抗議の意味も含めて、上述の場で自殺したのではないかと考えられている。

 詳細は後述(*1)するが、近時、生活保護を受給できなかったために餓死した
人や、心中を考えて介護中だった母親(86歳)を殺害した事件のニュースなどが
次々と伝えられている。

 母親を殺害した男性は、執行猶予のついた温情判決を受けたのだが、判決文を読ん
だあとに、裁判官がこのような言葉を付け加えたという。
「社会福祉事務所の対応に被告が『死ねということか』と受け取ったのが本件の一因とも
言える。行政にはさらに考える余地がある」
「(この裁判では)日本の生活保護行政のあり方が問われているといっても過言では
なく、この事件を通じて何らかの変化があるかと思う」と。

 この裁判官のことはよく知らないが、もしかしたら彼はこの事件の判決を書くに当た
って、生活保護行政のことを多少は調べたのかも知れない。そして今のまま進めば、
国が本当に生活に困っている国民の命を見捨てたり、時には見殺しに近いケースがあっ
たりする状況が広がって行くことを、懸念したのではないかと思う。


 日本は高齢化が進んでいる上に、競争原理を中心にする新自由主義政策の経済格差
が広がっている。
 OECDの「対日経済審査報告書」、2006年度の「年次経済財政報告」では、日本
の相対的貧困層の割合が先進国ではアメリカに次いで2番目で、「勤労者の所得格差
が拡大し、低所得世帯の子どもの教育水準の低下を招く恐れがあり、公的支援の強化が
課題」であるとした。相対的貧困層とは、可処分所得が平均の半分未満を示しており、
日本の2000年の割合は13.5%に達している。
 貯蓄ゼロの世帯比率は23.8%で10年前の約3倍になり、不安定な立場の非正規
雇用者が増えていることもあって、もし失業して次の仕事が見つからなかったり、病気
などで働けなくなった場合には、すぐに生活できなくなってしまう人が少なくない。
そうなれば、国や自治体などの公的な扶助に頼るしか、生きて行く道がない人も出る。
 それゆえ、生活保護の受給者はこの10年で1.7倍に増え、何らかの扶助を受けて
いる人を含めれば150万人に達しているという。

 だが、実際には、もっと多くの人が役所や福祉事務所に相談に行っているものの、
申請を却下されたり、申請すらする機会を与えられずに、涙を飲んでいるという。
朝日新聞の調査によれば、ここ2年で、申請の却下や受給額減額などに対する不服審査
の申し立てが2倍以上になっているそうだが、不服申し立てのことさえ知らずに、また
はそんなことをする余裕さえなく、追い詰められている人たちが増えているのだ。
 その背景には、朝日新聞の記事でも触れられているが、窓口での水際作戦が普及して
いることがある。<朝日の関連記事はコチラorコチラ

 政府は、今後5年間で、毎年2200億円ずつ社会保障費の予算を圧縮する計画を
立てている。これは高齢者の数の自然増分を圧縮するものだというが、高齢者が自然に
増えて行く上に、若年、中年層で生活に困る者も増えて行く中で、予算が増えないばか
りか自然増加分が圧縮されれば、当然にして社会保障費は足りなくなって行く。

 既に生活保護を支給されている人にも、厳しい対応が待っている。
 政府は、今月出したいわゆる骨太の方針(経済財政運営と構造改革に関する基本方針)
に、生活保護の基準の見直しや受給額の削減などの案を盛り込んだ。
 デフレが解消されれば、今からますます生活費がかかるかも知れないのに、今、生活
保護や扶助を受けている人たちも、支給額が減らされることになるのだという。また、
近時は早めに打ち切りをされる人も増えているという話が出ている。
 さらに、最も生活に困っている生活保護受給者は、医療費が全て免除されていたので
あるが、厚労省はすべての生活保護世帯に、最低1割は医療費を自己負担させるという
案を出して来た。医療費削減の数値目標に追われてのことのようだ。
 そうなれば、医療費の自己負担分が払えないために、病気が悪化して、中には死に
至るケースも生じるおそれがあるだろう。

 そして今後、これ以上、社会保障費の負担を増やさないようにするには、生活保護
の受給者を増やさないようにすることが肝心である。そのためには「できるだけ申請
させない、できるだけ申請を認めない」という方法が有効であろう。
 社保庁の年金不正免除事件ではないが、私は国が主導してそれを行なっているのか、
それとも各自治体やそこの職員が自主的に行なっているのかは知る由がない。ただ、
上記の朝日新聞の記事にも載っていたように、各自治体の窓口で生活保護の受給をくい
とめるという「水際作戦」が存在するのは事実らしい。<ただし、行政側はこれを
「適正化」と呼ぶ。>

           <つづく>       THANKS

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*1

 今年5月に、北九州市で56歳の男性のミイラ化した遺体が見つかった。市営住宅に住む
この男性は昨年8月頃から働けなくなり<障害者手帳の4級を持っていたという>、
9月から水道、ガス、電気などのライフラインが止められていたようだ。そこで、2回にわたり
生活保護の相談に行ったが、親族に面倒を見てもらうよう相談をしろと言われて申請の書類
さえ渡されなかったという。
 自治体の職員やケースワーカーは、男性がライフラインを止められていること、体調が悪い
ことは把握していたが、ほとんどケアが受けられなかった結果、今年1月頃に餓死したもの
と見られている。

 生活保護は申請していなかったようだが、すぐ近くの市営住宅では、4月に餓死した母と
長女の遺体が見つかっている。同じ部屋には、2ヶ月何も食べておらずに衰弱し切った
状態の次女もおり、何とか救出された。
 餓死しないまでも、生活苦のために医療が受けられずに病気が悪化して亡くなる人
自殺する人などがかなり増えているのである。


  この話は、ワイド・ショーやニュースでもかなり取り上げていたので、ご存知の方も
多いかも知れないが・・・。

 21日には京都地裁で、認知症の母親(86歳)を殺した罪で起訴されていた男性
(54歳)が、懲役2年半、執行猶予3年<承諾殺人罪>の温情判決を受けた。
 男性は母と2人暮らしで、病弱で認知症の母親の介護を続けていたが、05年から
母親の認知症が悪化して昼夜逆転の生活や徘徊などの症状が進んだため、家に一人で
置いて行けなくなり、止むを得ず、仕事をやめた。そこで生活保護の相談に3回行っ
たのだが、雇用保険があるなどの理由で申請できないと言われたらしい。
 男性は、自分の食事は2日に1回しかとらず、ギリギリの生活を続けていたが、
06年になりアパートの家賃も払えなくなり、母親の食費やおむつ代にも困ったため
母を車いすに乗せて、思い出の場所を散歩したあと河川敷に行って、母を殺した後に
自分もクビなどを切ったが、本人は死に至らなかったという事件であった。

 さすがの検察も捜査の結果、彼の境遇や行為に同情すべき点が多かったのか、あえ
て殺人罪ではなく承諾殺人罪を適用し、しかも執行猶予がつけられるように、求刑も
懲役3年にとどめたようだ。
 裁判官は判決を読んだあとに、介護をめぐる心中事件などが増えていることなどに
ふれ、「日本の生活保護行政のあり方が問われているといっても過言ではなく、この
事件を通じて何らかの変化があるかと思う」と述べた。
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by mew-run7 | 2006-07-27 04:52 | 新自由主義&小さな政府 | Comments(16)

Commented by kaetzchen at 2006-07-27 14:21 x
こういう実態をどうして今までマスメディアが伝えて来なかったのか,ということ自体,異常ですよ。NHKが先日放映したという番組は,私は視覚障害者のため(テレビを持ってないので)見ることもできませんでした。まぁ,どうせ安倍たちの嫌がらせを警戒して,適当な紹介程度に留めたシャンシャン大会程度のものだとは想像できますけど。過度にNHKへ期待するのは,私は危険だと常々考えています。
Commented by FK at 2006-07-27 23:59 x
今の政府は生活保護の実態など、国内政策での国民の不満をそらすために、わざと中国や韓国に対して強硬な態度を続けているような気がします。敵をつくり、不安をあおり、支持拡大に結びつけるアメリカのネオコン的な手法と似ている気がします。

また、靖国参拝に関しましては、小泉首相や安倍官房長官が靖国神社と同じように戦争を肯定する立場(私の解釈は違いますが)ならば、先の戦争は19世紀後半からの欧米列強諸国によるアジアの植民地化の防衛戦争の一貫である。東京裁判は戦勝国が敗戦国を裁いたのであり、A級戦犯の合祀は悪くないと、ハッキリ言えば良いと思います。そのうえで、中国や韓国、アメリカに理解を求める努力をすべきであり、具体的に日本は平和に対してこのような行動をすると国民に示し、支持してもらう努力をすべきだと思います。

小泉首相の「平和を祈念する」とか「心の問題」、「中国、韓国の外圧には屈しない」では、何の説明にもなりませんし、安倍官房長官の「憲法改正」、「集団的自衛権容認」、「敵基地先制攻撃論」の話を聞くと、彼がどう先の戦争を解釈しどのような国家を目指しているのかさっぱり解りません。
Commented by kmura at 2006-07-28 02:17 x
↑そりゃ、中、韓ですわ。。小泉さんは、なんかいも言ってると思うが?彼の歴史観とともに、国際会議での発言明らかにこれまでより進んだ発言でしたよww
あと、表題につっこみ。。
敗軍の将(言いやすかったからこの表現)が後ろに国民抱えて、再軍備しますとか言えるわけないだろう?まったく意味のない発見ですww
Commented by FK at 2006-07-28 03:37 x
私の趣旨は、小泉さんの靖国参拝の理由が「中国、韓国の外圧に屈しない」では、先の戦争をどのように解釈しているのか説明になっていない、という意味です。行くにしても、行かないにしても、自分の思想、理念をキチンと国民に伝えるべきだと思います。

小泉さんは先の戦争をどのように解釈しているとkmuraさんは思っているのですか?それとも、支持している首相だから説明は不必要だという立場でしょうか?

ps)矢印による人の文章の指摘はやめて下さい。非常に不快です。
Commented by mew-run7 at 2006-07-28 07:41
kaetzchen さん、コメント有難うございます。

私もNHKの特集は見られなかったのですが、見た人にきいた話
では、かなりわかりやすく今の低所得者層の実情を伝えていた
とのことでした。
生活保護の問題については、ワイドショーやニュースショー、
ドキュメンタリーなどでも取り上げているのを見たことがあり
ますが、政治家や世論に訴えるものがないのかな~と残念に思って
います。
<というか、そういうものから問題を感じ取る力が鈍磨している
のかも?>
Commented by mew-run7 at 2006-07-28 07:41
FKさん、コメント有難うございます。

私も日本が政府として、きちんと多くの政治家や国民が納得できる
正式な解釈を発表すべきだと思っています。そのために、きちんと
検証や議論もすべきでしょう。

本当は「村山談話」などもあるのですけど、政治家の多くがそれと
異なることを言っているようでは、他国も何が本当の日本の見解で
あるのかわかりにくいでしょうしね。

安倍氏に関しては、今まで本人の考えをまともにきく機会がなかっ
たので、今回の総裁選でしっかりと彼の政策や見解をきいてみたい
ところです。

尚、私自身は、当時は帝国主義真っ盛りで、他の国も侵略や占領を
行なおうとしており、日本もその影響を受けたと思いますし。今も
変わりませんが、大国の論理、圧力もあったようにも思いますが。
でも、日本も含め、他の国も侵略を行なっていたのであり、それは
事実として認め、謝罪する必要があると思っています。
Commented by mew-run7 at 2006-07-28 07:42
kmuraさん、コメント有難うございます。

確かに、あの時の立場で再軍備するとは言えなかったとは思います
が、わざわざ武力不行使などに言及する必要もなかったとも思えます。
<うまくお茶を濁すような回答の仕方もあったのでは?>
Commented by intrstg at 2006-07-28 12:54 x
---この天皇の考えが、その後作成された日本国憲法の平和主義(不戦の誓い)や9条の戦力の放棄の規定にも影響した可能性があるというのだ---数週間前までは昭和天皇は大元帥でしたから、こんな急展開がありうるのでしょうか。数年早くこの考えに達してられたら、と残念です。      歴史的事実、現代史をよく観る必要を痛感します。   
Commented by kojitaken at 2006-07-28 18:44 x
昭和天皇に関する朝日新聞とテレビ朝日の「スクープ」は、なんだか変な報道で、実は、mewさんが参考記事としてあげられている朝日新聞(大阪)の記事から明らかなように、もとは大阪の朝日放送が5月1日に放送した番組を取り上げ直したものだったんですね。日経のスクープの直後に報じられた「スクープ」ということで、弊ブログでは読売新聞の渡邉会長(ナベツネ)による差し金の、メディア横断キャンペーンの一環だろうと推測しています。
昔は、左派が「天皇を政治利用するな」と言っていたものですが、今は右派が同じセリフを吐いています。それだけ、世の中全体が大きく右に傾いたのだと思います。
なお、日経のスクープに対し、ネットでは捏造疑惑がありますが、プロのジャーナリズムは全く取り合いません。私は、あれはどの社もつかんでいた材料に対して、万全の検証作業を行った日経が、タイミングを計りながら満を持して放ったスクープであって、信憑性はきわめて高いものだと思います。
Commented by kmura at 2006-07-28 23:30 x
指差しじゃあるまいし、矢印がどうして不快か良く分からんが、ネチケットなのかね~~??
説明との言葉ですが、AA会議だっけの発言、あと国会答弁。彼らが聞く姿勢がないだけ、敗戦の近いが説明になってない?これら、の発言を総合して聞けばきちんと説明になってる。
追伸、私は小泉さんの国会答弁おかしいと思ってますがね。そこは置いといてのレスです。
あの、これ強烈な皮肉だと思うのですが、負けた側の・・・・だって自分(天皇)がいうなれば銃剣突きつけられた状況なんですから・・・・
Commented by mew-run7 at 2006-07-29 05:12
intrstg さん、コメント有難うございます。

当時、天皇がどこまで日本や他国の情勢を把握して
色々と判断する材料を与えられていたのか、また
どこまで具体的に判断、決定して指揮することが
可能だったのか・・・今の私たちからは、わかり
にくい&想像しにくい部分も色々とあるように
思っています。

天皇としては、せめてもう少し早く終戦をさせたか
ったけど、国体維持にこだわった者たちが、降伏を
渋ったという話もきいたことがあります。

ただ、原爆による大きな犠牲もあって、天皇がこの
時期に、もう武力による戦いはやめた方がいいという
心境になったとしても不思議はないかも知れません。
Commented by mew-run7 at 2006-07-29 05:13
kojitakenさん、コメント有難うございます。

朝日放送の5月の特集の段階では、 まだ宮内省の
謁見録は公表されておらず、幣原原案の資料をメイン
に取り扱っていたようです。
今回は、実際に謁見録によって、天皇がこのような
回答を作っていたということが実証されたという点を
スクープとして取り上げたのではないかと思います。

私も、靖国メモの記事の最後にちょこっと書きましたが
ナベツネ氏+その賛同者が、ここでメディアを用いた
キャンペーンを行なおうとしているような気もして
います。いくつかの新聞社やTV局が連携して、何段か
の構えで色々と用意しているかも知れませんね。
Commented by mew-run7 at 2006-07-29 05:13
kmuraさん、コメント有難うございます。

小泉首相は、先の大戦に関して、きちんとした個人の見解
は持っていないような気がします。
靖国参拝もしかりかも知れません。
Commented by とおりがかり at 2006-07-31 09:38 x
あの報道ステーションの特集を見ましたが、あれと憲法第9条を結びつけるのは牽強付会ではないでしょうか? 昭和天皇の発言では「相互が武力を放棄する」ということになっていたと思います。第9条の特徴は「(相手がどうあれ)自分は国際紛争を解決するための戦力を保持しない」という点にあったのではないでしょうか?
Commented by mew-run7 at 2006-08-01 07:27
とおりがかりさん、コメント有難うございます。

正直なところ、私もあの回答を直接、憲法9条に
結びつけるのは、少し強引かな~と思いました。

アレは新たな兵器に関する質問への回答でしたが、
<おそらくは原爆を念頭においた質問ではないか
と思います>、昭和天皇は、どんどん大規模な兵器
が開発され、軍拡合戦になるのを憂いていたの
ではないかな~と思ったりもしました。
Commented by mew-run7 at 2006-08-06 17:30
昆虫博士さん、コメント有難うございます。

天皇家が本当に万世一系なのかという件については、知人にきいた
話では、もっと古い時期から色々な疑問が呈されているようですね。
歴史的には意味があることかも知れませんが。
個人的には、あまりこの件には固執していません。