空自はやはり戦闘地域で、武装兵士を輸送?!+靖国遺族発言など
2006年 08月 01日
6月に国会が終わり、7、8月はじっくりと関心のあるテーマのついて書いて行こう
と思っていたのだが、7月にはいって早々に北朝鮮のミサイル発射があり、その後も
時事ネタに追われるままに終わってしまった感がある。<反省 _(.. )>
8月は、重要な時事ネタは取り上げつつも、憲法や国政に関わる諸問題(社会政策を
含む)や、以前から書きたいと思っている堀江シリーズの続編(社会における価値観の
変容について)、もし余裕があれば刑事裁判や治安などの司法の問題などを取り上げて
行ければな~と考えている。<目標を書いておかないと、サボってしまいそうなので>
あ・・・書きかけのものもたくさんあるんだよな~。^^; これも夏休みの宿題として
何とか続きを順次書いて行きたいと思っている。
一回の記事でいくつものテーマを並行して取り上げることになるかも知れず、長く
なったり、読みにくくなったりするかも知れないが、ご容赦頂ければと願っている。
* * * * * *
今回の内容
☆ やはり航空自衛隊はイラクの「戦闘地域」で「武装兵士」を輸送か?!
☆ 時事ネタ <靖国合祀者の遺族の発言、 レコード大賞の予定・・・次回繰越になる
かも?)>
* * * * * *
コチラの記事のつづきになるが・・・。
航空自衛隊のイラクの首都・バクダッドへの輸送活動が始まった。
『防衛庁によると、多国籍軍兵士らを乗せたC130輸送機1機が31日午前10時
(日本時間同日午後4時)ごろ、クウェートのアリ・アルサレム空軍基地を出発。
約1時間20分後にバグダッド空港に到着し、午後1時半(日本時間同日午後7時半)
ごろ、アリ・アルサレム空軍基地に戻った』という。
尚、『防衛庁は「外国部隊の移動」を理由に人数や武装の有無は明らかにしていない。
<中日新聞 1日 >』
やはり多国籍軍の兵士を運ぶことがメインだったのか?!
しかも、バクダッドに派兵される部隊が、武装していないとは考えにくい。
一方、『政府は1日午前、自民党の国防・内閣・外交部会合同会議で、イラク南部
サマワで活動した陸上自衛隊の撤収完了を受けて、イラク復興支援特別措置法に基づく
基本計画の変更を提示し了承された。安全保障会議を経て4日に閣議決定する見通しだ。
陸自活動に関する従来の規定を削除し、航空自衛隊活動の実施区域として、これまで
例示していた首都バグダッド、バスラ、モスル、バラドの4カ所の飛行場施設に加え、
タリル、北部アルビルを追加したのが柱。
派遣期間は変えず今年12月14日までだが、部隊活動について(1)イラク新政府
による有効な統治確立に向けた政治状況の進展(2)現地の治安状況(3)国連、
多国籍軍の活動状況と構成の変化(4)イラク復興の進展状況-などを勘案し
「適切に対応する」との方針を明記。<共同通信 1日>』
『政府は昨年12月、米国の要求を受けイラクでの空自の活動に関する「実施要項」を
変更。空自の活動の対象となる空港をそれまでの13空港から、イラク国内すべての
24空港に拡大しています。
額賀防衛庁長官は実施要項の変更を認める一方で、内容については「安全確保」を
口実に公表しないとしています。政府が現在、空自の活動拡大先として明らかにして
いるのは、バグダッドと北部のアルビルだけです。(あかはた1日)』
『空自の活動を拡大する理由は「国連からの要請も踏まえ」との表現にとどめ7月末に
バグダッド空港への輸送支援を始めた米軍中心の「多国籍軍からの要請」には触れなか
った。部隊は航空機8機以内と従来通りの規模にしている。<朝日新聞1日>』
あれれ? 基本計画の変更(活動地域含む)が閣議決定されるのは4日なのに、もう
その前にバクダッド空港へ輸送を行なうのは、順番が違っているのではないだろうか?
それに、空自活動の「実施要項」では、活動の対象はイラク国内すべての24空港に
拡大しているとのこと。これも「基本計画」とは合わない。
しかも早速、輸送したのは多国籍軍の兵士なのに、理由は「国連の要請」だけ?
下にもあるように、多国籍軍との連絡を専門に行なう班まで作っているのに。
結局、閣議決定なんかしなくても、防衛庁が米国側と協議して、好き勝手に活動内容
を決めることができるシステムになっているような感じもして来る。
『空自はイラクでの支援活動のため、クウェートを拠点にC130、3機を派遣。安全
対策として、赤外線やレーダー誘導ミサイルをかく乱する火炎弾「フレア」、金属片
「チャフ」の放出装置などを装備しているほか、地上から狙われるのを防ぐため、空港
上空でらせん状に旋回して降下、着陸する「ランダム・スティープ・アプローチ」を
必要に応じて採用する。
額賀福志郎・防衛庁長官が陸自部隊に撤収命令を出した6月20日、空自の活動範囲を
拡大し国連や多国籍軍の輸送支援に乗り出すことを表明。
これを受け、空自はクウェートの要員約200人を約10人増員。バグダッドで多国籍
軍との連絡や調整、情報収集を行う数人の連絡班も編成した。(中日新聞 1日)』
何だか装備といい、着陸の仕方といい、まさに戦闘地域での活動を表わしているような
気が。^^;
さらに『バグダッド空港への乗り入れは、空自が2003年末に初めて派兵された際
にも計画されていました。しかし、同空港周辺で米軍輸送機などへの攻撃が相次ぎ、政府
は乗り入れを見送った経緯があります。
その後も、オーストラリア軍のC130輸送機がバグダッド空港を離陸直後に銃撃を
受け1人が死亡(04年6月)、同空港から飛び立った英国軍のC130輸送機が撃墜
され10人が死亡(05年1月)など攻撃が絶えませんでした。このため政府は、空自の
空輸先を南部のタリル空港やバスラ空港に限ってきました。
現在のバグダッド空港周辺も、「予断を許さない状況」で「地対空ミサイルなどによる
航空機に対する攻撃が発生する可能性も排除されない」(守屋武昌防衛庁事務次官、
7月27日)というのが実情です。 あかはた1日』
バクダッド空港は、防衛庁の事務次官も、地対空ミサイルにより攻撃の可能性を否定
できないような危険なところらしい。
やはり米空軍HPが書いたように「戦闘地域」と呼ぶのが正しいのではないだろうか?
しかも、戦闘行為中の米兵を中心とする多国籍軍を、武装込みで輸送するとなれば、
「戦闘行為」に参加しているととらえられても致し方ない面がある。
小泉首相は、これでも「自衛隊の活動する場所は非戦闘地域」と繰り返し、政府は
あくまでも「国連の要請で、人道復興支援を」と主張し続けるのだろうか?
* * * * * *
靖国神社に絡んで、いくつか気になったニュースがあったので、今後の資料にする
意味も含めて、書いておきたい。
『A級戦犯として処刑され合祀された広田弘毅元首相の孫が、「広田家として合祀に
合意した覚えはない」「靖国神社に行くことはあるが、国のために亡くなった戦没者を
思い手を合わせている。祖父は軍人でもなければ、戦没者でもない。靖国神社と広田家
とは関係ないものと考えている」と表明した。<朝日新聞 7月27日抜粋>
『第二次世界大戦中に旧日本軍に徴用された台湾人を含む元軍人らの遺族が、「遺族の
同意なしに故人が『英霊』として靖国神社にまつられ、遺族としての人格権を侵害され
た」として、靖国神社を直接相手取り、合祀取り消しを求める訴訟を8月11日に大阪
地裁に起こすことが分かった。靖国神社そのものを被告として、合祀取り消しを求める
訴訟は初めてとなる。<毎日新聞 1日 抜粋>
『靖国神社に合祀されているA級戦犯の東郷茂徳元外相の孫で、元外務省欧亜局長の
東郷和彦氏が、月刊誌のインタビュー記事で「一部の反発を覚悟で提案したい。小泉
首相の後継者は、靖国参拝の一時停止(モラトリアム)を宣言せよ、と。後に続く首相
も、モラトリアムを解除できると判断する時期が来るまでこの政策を継続することだ」
と表明した。その理由について「中国やアジア諸国とのあつれきを深めているこの状況
は、『東洋平和』に命をささげた英霊たちが望んでいた日本の未来像だとは思えない」
と強調している』<共同通信 7月30日 抜粋編集>
靖国神社の問題については、改めて取り上げたいと考えているが・・・。
昭和天皇メモの影響があったのか、ここに来て靖国神社に合祀されているA級戦犯
や戦没者等の遺族、関係者が以前より積極的に口を開いているように思われる。
<他の新聞、サイトなどでも見かけた。>
これらは一つの見解に過ぎないが、実際に靖国神社に祀られている者の遺族、とり
わけA級戦犯を含め、戦時中に一定の地位にあった者の遺族が発言することは、多く
の人が靖国神社の存在やあり方、首相の参拝を多角的な面から考えるいいきっかけに
なるのではないかと思う。
上の2つは、靖国神社が遺族の合意もなく勝手に「英霊」として合祀を行なっている
ことを問題にしたものであるが。ここに靖国神社のあり方、姿勢の問題点が見えるよう
にも思う。<特に、戦前と変わらず、あたかも国の機関としての権威が残っているor
自らそれが残っていると思い込んでいるような部分が。>
首相の靖国神社参拝や靖国神社と国との関係が問題視される要因は、こういうところ
にもあるのかも知れない。
また東郷元首相の孫に発言は、靖国参拝反対の根拠がアジア関係を憂慮したもので
あり、「東洋平和に命を捧げた英霊」の話が出て来る点では、私個人とは見方がかなり
異なる面があるが。このような立場をとる関係者にも、首相の靖国参拝には懸念を示して
いる者がいるという部分では、意義のある発言かも知れないと思う。
<とりあえず、ここまでアップ> THANKS
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まず、イラク特措法についてです。
2条3項の非戦闘地域の規定にある「国際的な武力紛争」とは、国家もしくはそれに準ずる組織同士の戦闘行為を意味するといった趣旨の国会答弁があったように記憶しています。だとするなら、現在のバグダッドをイラク特措法でいう所の「非戦闘地域」ではないとする為には、テロ組織を「国家もしくはそれに準ずる組織」であると認める事が不可欠です。仮にも民主国家の政治家やマスコミが、まさかそんな馬鹿げた事を主張できる筈もありませんから、誰も何も言わないのではないでしょうか。
次に、mew-run7さんは 「どこが戦闘地域で、どこが非戦闘地域か、今、私に聞かれたって分かるわけがない」という小泉首相の答弁を批判しておいででしたが、この答弁がどういう時期にされたかを無視して批判するのは卑怯だと思います。
その調査団がまだ帰ってきてもいなければ、報告もなされていませんでした。そんな時に戦闘地域と非戦闘地域を事細かに答えられるようであれば、そもそも税金を使って危険を冒してまで調査団を派遣する必要も無い訳です。最初から揚げ足取りをしようという意図でした質問にしか見えません。
本来ならそんなタイミングでこんな質問をする方がアホだと思うのですが、マスコミはその点には触れず、総理の答弁だけを面白おかしく取り上げるだけでしたね。この一点を見ても、反小泉の人達が頻繁に主張する「マスコミは政府にとって都合の良い事しか報道しない」といった言葉が嘘である事は明白でしょう。
続いて靖国問題……というか中韓との外交に関してです。
7/28日のエントリーのコメント欄で、私は「靖国問題が中韓との関係悪化の根本的原因だと考えている時点で、現状認識がロクにできていない」と谷垣氏を評しました。
中韓と日本の関係が悪化する原因の根幹はもっと別のところにあり、靖国は枝葉末節に過ぎない。靖国問題で日本が一方的に譲歩したところで、別の枝葉が出て来るだけの事でしょう。
ではその根幹とは何か。私は華夷秩序による日本人蔑視と、中国の覇権主義的大国志向、韓国の自民族優越主義だと考えます。そして、そういった物から目を逸らしながら中韓の主張に同調する日本国内のサヨクやエセ平和主義者の存在が、問題を複雑化させているのではないでしょうか。
引用すると長くなるので詳細は省きますが、戦後60年経っても、韓国が日本に戦争の謝罪を毎度毎度繰り返し要求し、反省が足りないと喚き散らし、日本は軍国主義的志向を持った国だと指弾し、竹島問題を日本が韓国を侵略する第一歩だなどと的外れな主張をするのは、そもそも日本人を「野蛮で侵略的な下等民族」だと蔑視しているからだという事です。そもそも、現在の日本が他国に侵攻する能力を持たない事は明白であり、現実に戦後60年以上他国と戦争をしていないのですが、華夷秩序に基づく偏見はそんな事お構いなしです。
結局、中韓が自ら中華思想を改めない限り、日本が何をどうしたところで中韓との外交関係の改善には程遠いという事ではないでしょうか。
7/13のエントリー……古い話でスミマセン(汗)……のコメント欄で、弾道弾を例に取った自衛権の範囲についての質問に、mew-run7さんはあくまでも領土内限定と仰っていました。そこで重ねての質問なのですが、例えば北朝鮮が現実に日本国内に弾道弾を撃ってきた場合、初弾が着弾ないし迎撃された後、更に第二派攻撃が準備されている事が判った場合でも、そのミサイル基地を攻撃する事は認められないのでしょうか? 以前にも申し上げた通り、MDによる迎撃も100%ではありません。この段階での敵ミサイル基地攻撃を容認しないという事は、国民が殺される事を政府が座視するべきだという主張にしか聞こえないのですが。
次に、北朝鮮に対する対応に関してです。
mew-run7さんは「ちょっとした暴発や反撃でミサイルを何発か撃って来ても、日本の国民には被害が生じます。またいわゆるゲリラ的な攻撃、テロ活動による被害も考えられます」と慎重論を主張されていましたが、それこそが武力を背景にした抑止力の正体ではないでしょうか。
もしも、日本側に充分な迎撃や反撃をするだけの軍事力があれば、武力による恫喝に毎回譲歩する必要はなくなる訳です。私が「背景に軍事力を持たない外交では、更に力の無いものになる」と言ったのは、そういう意味での事です。
日本が相応の抑止力を持つ為には、集団的自衛権や改憲を含めて日米同盟の強化は必要ですし、敵基地攻撃能力も必要になるのではないでしょうか。
軍縮を主張するのは結構ですが、考え無しの軍縮は却って平和を遠ざけるのも事実です。
戦闘行為の意義については、イ特措法は「国際的な武力紛争の一環と
して行われる人を殺傷し又は物を破壊する行為」としています。
イラクの反米組織と多国籍軍の間の戦いは、これに該当する可能性は
十分あります。小泉首相や閣僚への質疑でも、どのような状況にある
地域が戦闘地域と言えるのかがメインの議論内容だったと思います。
私は靖国参拝は基本的に国内問題だと考えているので、中韓が反対
するというだけの理由でやめる必要はないと考えています。ただ、
外交、経済の問題を考えれば、中韓に配慮して自粛したいという
見解もありなのかなと思っています。その方が国益にかなうと思う
人も少なくないのでしょう。
尚、中韓との間で、民族的なものや、どっちが上だ下だということ
を持ち込むことは、最も好ましくないことだと思っています。
私は軍事力がイーヴンでないとモノが言えない、従うしかないと
いう発想も持ち合わせていません。それにこだわるなら、むしろ
反米になった方がいいのではないでしょうか?
上の方、特定して、できの悪いなど、使うもんじゃありませんよ。
しかも、論拠も乗せずにね。
♪♪♪ 会いたさ、見たさに怖さも忘れぇ-。ですね。 会談時間は何分でしょうか?
弱腰ですか・・・・・・。だったら靖国に行き続ければ問題解決するんですか?屈するっていうけどそれなら、中国製品すべて廃棄すべきだ。あなただけでもそうしてください。
私は、中韓の側が民族的な思想から日本を一方的に蔑視している、と言っているのであって、そういった事を持ち込んでいるのは中韓の方です。それとも、中韓が日本を蔑視するのは許されるが、日本人がその事を指摘するのは許さないとでも仰るのでしょうか?
>軍事力がイーヴンでないとモノが言えない、従うしかないという発想も持ち合わせていません。
軍事力がイーブンである必要などありません。要は、武力による恫喝を跳ね返す手段さえあれば良いのです。その為には、軍事的な抑止力が最も重要なのです。
特措法の件については新エントリーにてお返事します。
私の質問に答えて頂けなかったのは残念ですが、別に答えを強要するつもりはありませんので、これ以上は言いません。
ただ、私のコメントに対し、故意に論点を逸らしたり問題をすり替えたりするような返答は極めて不快です。
靖国や戦争責任の問題は遺族、家族にとっては、また別の
ものかも知れないな~と思うところがあります。
身内の者にしてみれば、家族はその時代の日本の方針に
基づいて、一生懸命やっていたのだという思いもあるで
しょうし。自分の家族を悪者にされることには抵抗感を
覚える人もいても致し方ないように思います。
ただ、だんだんタブーがとけて来て、遺族の人たちが
色々な意見を表に出せるようになったことは、いいこと
だと思っています。そのことによって、一般国民が戦争や
靖国に関して、考えるきっかけができればな~と願う
次第です。
すでにご存知かとは思いますが、私は中国、韓国とどちらが
屈するか屈さないかという発想を持ち合わせていません。
それでは、いつまで立っても、私が考える東アジアとの平和
外交ができませんので・・・。
会談時間はわかりませんが、滞在時間は5時間だったよう
です。
総裁選を考えてのパフォーマンスだとしたら、あまりマス
コミには取り上げてもらえなくて残念だったかも?
ただ、実際にイラクに行って、首相、外相と会ったことは
イラク政府の幹部には印象深いことになるでしょうし、
日本政府や麻生外相を印象づける効果はあったかも知れま
せん。
私自身は、靖国参拝の問題は中国とは切り離して、国内の
問題だと考えていますが。
ただ、中国を相手に屈する屈さないという考え方には、
違和感を覚えています。日本の経済は中国との交流抜きには
考えられないと思いますし、政治的にもスムーズな外交を
構築して欲しいと思っています。
まず、以前も書きましたが、他の方々からの指摘もあった
ので、私自身はできるだけコメント欄を一つだけ使う形で
レスを差し上げるようにしています。
それゆえ、今回も論点に関する根本的な考え方をメインに
書いた次第です。細部にわたりレスできない点はご容赦下さい。
私自身は、中国、韓国から日本の民族を蔑視するようなもの
を感じたことがありません。また中国、韓国から武力による
脅迫や恫喝を感じたこともありません。それゆえ、話がスレ
違ってしまうところがあるように思います。
もし、不勉強だ、世間知らずだと言われようと、現実の生活
で感じていないのだから致し方ないとも思います。
防衛に関しては、以前も書いたので割愛したのですが。
らんさんのような考え方も理解できなくはありませんが、
防衛の名の下に軍備を強化すれば、軍拡合戦が始まって
しまうことを思うと、軍縮を望む私としては賛同しかね
る部分があります。
その上でハルノートとか、日本の対中講和の模索は知ってますよね。
この疑問が私の全大戦にからむ靖国参拝の反論です。
日本がどのような目的で中国に進出したか、何故、米国をはじめとする
連合軍とたたかうことにしたのか・・・
ここら辺の見解は、人それぞれかなり異なるようですが。
できれば、日本の国として事実関係や認識をきちんと示すといいのでは
ないかと思います。