2006年 09月 15日
安倍氏がこだわる国立大9月入学&ボランティア+「予備自衛官補」で若者集め
今回は安倍晋三氏がやけにこだわる「国立大学9月入学」論をメインに書きつつ、
ちょっと気になる「自衛隊の予備自衛官補の制度」なるものを紹介してみたい。
<ちなみに「予備自衛官補」というのは、18歳以上の一般国民が計50日間の訓練を
受け、予備自衛官になる資格を得る制度である。(訓練には1日7900円支給)、
システムの概要などは後述。>
* * * * *
『安倍官房長官は14日、自民党本部で開かれた公開討論会に出席し、国公立大学の
入学時期について「世界の大体の学校は9月だ」と語り、9月入学の導入を検討する
考えを表明した。そのうえで「(入学まで)4月から9月の間に、ボランティア活動を
やってもらうことも考える必要がある」と述べ、奉仕活動を義務づける考えも示した
<朝日新聞 15日> 』<関連報道記事*1>
<つづきは ↓More をクリック>
安倍氏は「憲法改正」と共に「教育改革」を政権構想の二本柱にしており、秋の
臨時国会では、まず「教育基本法の改正」の実現に強い意欲を示している。
また、同時に「教育バウチャー制度」や「教員免許更新制度」、そして教育のシス
テム、内容を含め、多岐にわたる提言を行なっている。
その中で、8月から何故か繰り返し強く主張しているのが「国立大学を9月入学に
変える」ことと「入学前のボランティ活動」の話である。
これは、もともと00年から小渕&森首相の諮問会議として活動していた「教育国民
会議」が教育基本法の改正と共に提言していたものであるのだが(コチラ)。
何故、安倍氏が9月入学やボランティアの件にこんなにこだわるのか不思議に思う
部分もある。
9月入学にすべき最大の理由は、「世界の大学の入学時期に合わせる」ことにある
という<世界って行っても欧米先進国に合わせるということなのだが>。
でも、それは今も少なからずの大学がやっているように、留学生や帰国子女には
9or10月入学のコースを設ければ済む話であろう。大多数は日本の学生なのだから、
こちらを主体に考えるべきなのではないだろうか。
そもそも安倍氏は、日本の「自主独立」や「伝統と文化の尊重」をアピールして、
外交も「国際ルールに従うだけなくて、日本として言うべきことは言う」姿勢で取り
組みたいと言っているのだ。
だったら、大学に関しても「国際ルール」を理由として持ち出すこともないだろう。
入学式や新生活のスタートと言えば4月、桜の花の下で・・・というのが、日本の
社会にすっかり定着した伝統、文化、慣習ではないだろうか?
それに小中高の入学も、企業の入社も4月なのに、大学だけが9月では、日本の社会
全体のサイクルが狂ってしまう。
また、私はもし入学まで何ヶ月も勉強をしなければ、学生たちの学力、知識が恐ろし
く低下する可能性が高いと思う。
私自身&知人たちの経験から考えても、2月前後に大学入試が終わってから、大学の
授業開始まで2ヶ月ほど勉強から離れていただけで、すっかりアタマの中がポケポケに
なり、英単語やら各教科の基礎知識やらが、下手すると半分ぐらい頭の中から消え去っ
てしまったり、頭の回転が悪くなってしまったりするものだ。理数などを考えたり、
解いたりする力も衰えて、元に戻すのにかなり時間がかかる。
<今、多くの大学では秋に推薦入試を行なって合格者を決めているのだが、高校在学中
は成績優秀だった者も、合格後から入学まで半年間ぐらい勉強をさぼると、とんでも
ポケポケになってしまうらしい。大学で教える者たちが、ひどく嘆いている。>
これでは、安倍氏は「学力向上」を目指すと言っていたのにこれでは、逆効果になっ
てしまうだろう。
それに高校卒業後に、半年もフリーな時間を与えたら、遊んだりダラダラしたりして
生活が乱れたり、学習意欲も薄れたりして、9月に大学が始まってからも、学校にまとも
に通うことがしんどいor面倒になってしまう者が少なからず出現するおそれもある。
下手すれば、ニートやフリーターの増加にもつながりかねないのではないだろうか?
<どうしても9月入学にしたいなら、7月頃に入試を行なった方がいい。いわゆる現役
生も高校に行かずに済む分、受験勉強をする時間もとりやすいし、学力向上につながる
かも知れない。(受験産業も喜ぶかも?!) または最近の高校生は大学の授業につい
て行く学力が十分でない者が多いそうなので、大学でプレスクールを行なって通わせる
という方法もあるかも知れない。>
大体、4~9月に「ボランティア活動をやらせる」という考え方がおかしい。もと
もとボランティアというのは「自発的活動」という意味であり、義務としてやらせる
べきものではないのである。
仮に義務にするとして、一体、誰がどのような形で、何を根拠に義務付けるのか、
その義務を果たさなかったらどうなるのかなどが、さっぱり見えて来ない。一つやり方
を間違えれば、労役の強制になり、人権侵害にもつながりかねない。
「公の精神」+αを身につけさせたいと考えるあまりに、イメージ先行の政策に
なっているような感じもする。
ただ、*1の新聞記事にもあるように、反対も多いようなので、実現は容易でない
かも知れないとも思う。
* * * * * *
で・・・「一体、半年もフリーな時間を設けて、何をさせたいのよ」と思った時に
ふと私の頭をよぎったのが、予備自衛官補の制度のことであった。
いや、別に安倍氏&その周辺が、そんなことを前提に9月入学&ボランティア制度
を考えていると言う気はないが。(・・)
もし「この制度に応募する人は、それでもOK」とかになったら、かなりアブナイ
かも、と思ったりもする。
実は私もこのような制度があることは、最近知ったばかりで、いずれ教育基本法改正
との絡みで取り上げようと思い、関係資料を集めていたところだった。
既にご存知の方には「今さら」のことかも知れないが、ここでも少し書いてみたいと
思う。
近時、自衛隊は少子化や任務の危険化に伴う自衛官の確保のための対策<*2>や、
有事に備えての予備自衛官の確保に力を入れている。
また、幹部候補生を集めるための大学生へのアピール(自衛隊体験ツアー)なども
行なっていたりする。
<私は軍事には関心がないので、人からきいた話ではあるのだが。かなり大雑把に言え
ば・・・> 日本の国防には約100万人の人員が必要だと言われるのだが、今、自衛
官は25万人ぐらいしかいない。そして既に有事関連法が成立し、各地域で具体的な
防衛対策が考えられている中、その人員の不足分を補うためには、予備自衛官の拡充や
それをさらにサポートする人材の確保が必要になっているらしいのだ。
<将来はアメリカの州兵みたいなものを作るという案もあるらしい。>
予備自衛官というのは、ふだんは他の仕事をしているが<定期的に訓練は受ける>、
いざという時には召集されて、自衛官としての任務を行なう非常勤の自衛官のことで、
特別公務員の扱いを受け、手当てなども出る。
<また、就職の際に、予備自衛官の資格を持つ者を優先的に採用してくれる所もある
らしい。>
即応予備自衛官は最前線の任務も行なうが、一般の予備自衛官は主に有事や災害の
際に地域の警備や自衛官の後方支援などを行なう役割を果たす。
以前は、予備自衛官になるには、自衛隊に1年間以上勤務していることが条件になっ
ていたのだが、01年に陸上自衛隊が「予備自衛官補」なる制度を創設し、02年から
募集をスターとした。<コチラ参照>
これは18歳以上の一般国民なら応募できる制度で、計50日(20日+20日+
10日)の訓練を受けて、教育試験を通れば、自衛隊の勤務経験がない者でも予備自衛
官になれるというものである。<この他に特定の資格を持つ技能者用のコースもある>
採用者は、訓練を受ける際に1日7900円の手当てや訓練地までの交通費が支給
され、訓練期間中の食事、宿泊場所、制服なども提供される。
ある青年は「銃を撃ったり色々と面白い訓練もできるし、しかもバイト代わりにも
なるし<1クール・20日間で十数万円になる>、そういうことに興味があれば、
楽しめてお金になって一石二鳥になる」と知人から誘われたというが、運動能力や体力
に自信があれば「ちょっと行ってみるのも悪くないかも」と思う若者がいても不思議は
ない。<また「地域(郷土)の役に立つ」「災害救助などの役に立てる」というアピー
ルを行なっているところもあるようだ。>
しかも予備自衛官になれば、特別公務員扱いだし、就職にも少しは有利になるかも
ときけば、尚更、魅力を感じる若者もいるかも知れない。
<ニートやフリーターの再チャレンジにもお奨め対策と利用されたりして?!^^;>
下の岩手日報の記事にもあるが、今後、この予備自衛官補制度の数をどんどん増やして
行く計画があるようだ。
自衛隊にはいるとなると、まだ抵抗感を覚える若者も多いだろう。だが、このように
気軽な形なら<しかもバイトがわりにもなれば>、よく考えずに参加してみようかという
者も増えるかも知れない。でも、彼らはそれで兵士にされてしまうのだ。
もし教育基本法が改正されて「愛国心」「郷土愛」「社会貢献」などが学校教育の中でも
強調され、予備自衛官補に応募するのが望ましいことだという風潮が生まれたり、かつて
自衛官の募集で見られたように学校の教師の中にこのような制度を積極的に紹介する者が
出たら・・・と思うと、ますます危機感を覚える。
<「社会に貢献する新しいカタチ」などと美しい表現を用いて、募集していたりするし>
「これは隠れた徴兵制につながる危険があるのでは」と懸念する知人もいる。
教育の改悪も含め、様々な計画がどこかで有機一体的につながっていて、日本全体を
変えて行く大きな計画が進んでいるかも知れないという危険性を私たちは認識しておく
必要があるのではないかと思う。
参考資料
* 防衛庁 予備自衛官補 ~社会に貢献する新しいカタチ~ コチラ
* 防衛庁 予備自衛官補の説明のページ コチラ
* 軍事常識ABC 予備自衛官補誕生の内幕 コチラ
* 岩手日報 予備自衛官補、志願増加 (ルポ) コチラ
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*1
『安倍官房長官は14日、自民党総裁選に向けた「教育再生」の一環として、国公立
大学の入学時期の9月への変更と、高校卒業から大学入学までの一定期間の社会奉仕
活動を奨励する制度の導入を提唱した。
社会性が豊かで、高い規範意識を持つ若者を育てる狙いがある。ただ、いずれも慎重
論が強く、実現するには多くの課題を抱えている。
日本の大学では現在、4月入学が一般的だが、帰国子女などに配慮する一部の大学は
9月入学も認めている。仮に国公立大学が9月入学になった場合、私大も追随すると
見られるほか、欧米の学校事情と合致し、留学も容易になる。
安倍氏は、党総裁選の政権構想に「すべての者に高い学力と規範意識を身につける機会
を保障する」と盛り込んだ。高卒後の学生に奉仕活動を促すのは、「社会の規範、ルール
を知る良い機会になる」(安倍氏周辺)との判断がある。
14日の街頭演説でも、「『公』の概念を(若者に)持ってもらうことが大切だ」と
強調した。首相に就任すれば、首相直属の「教育改革推進会議」(仮称)を新設し、学力
向上策とともに、検討する方針だ。
大学の9月入学と社会奉仕活動は、2000年12月に森首相の私的諮問機関「教育
改革国民会議」がまとめた報告書に盛り込まれたが、実現していない。
9月入学には、「欧米と入学時期が同じになるというだけではメリットが少ない」と
慎重論が根強い。
社会奉仕活動にも、「本来、自発的なもので、上から押し付けるのは筋が違う」(自民
党幹部)、「奉仕活動が目的なら、4月入学のままでも、大学のカリキュラムに奉仕活動
を盛り込めばいい」(文部科学省幹部)との意見がある。今後の意見集約は容易ではなさ
そうだ。<読売新聞15日> 』
*2
『魅力ある自衛官ライフ検討 防衛庁、人材確保対策で・・・防衛庁は7日、少子化など
が進む中で自衛官の人材確保が今後困難になる恐れがあるとして、退職後も含めた「自衛
官の魅力あるライフサイクル」(額賀福志郎防衛庁長官)の実現を図ろうと、「防衛力の
人的側面についての抜本的改革に関する検討会」(委員長・額賀長官)を立ち上げ、同庁
で初会合を開いた。
1佐から3曹まで階級に応じ56-53歳で定年を迎える「若年定年制」の在り方、
定年延長、階級と給与体系・諸手当の見直し、退職後の生活支援などを検討。外部有識者も
特別委員として招いて年内に論点整理し、来年7月までに具体策を固める予定だ。
<河北新報7日>』
『防衛庁が退職自衛官のため、旧日本軍の「軍人恩給」に準じた新たな恩給制度の創設
の検討を極秘に進めていることが9日、分かった。国際平和協力活動への参加、有事法制
の整備などで、自衛隊の性格が変容したことを受けた措置。退職後の保障を手厚くする
ことで、優秀な人材を確保する狙いもある。旧軍の制度に近づけるという方向性や、一般
公務員とのバランスをめぐって論議を呼ぶのは必至だ。
自衛隊版「軍人恩給制度」は、一定期間以上の勤務者を対象に現行の年金制度に上積み
で恩給を支給する仕組み。若年退職者にとっては、年金受給開始までの生活保障的な意味
合いもある。防衛庁は来年夏の概算要求までに支給対象、支給額など制度の骨格を固める。
防衛庁は「有事法制の整備などにより、自衛官の国に対する貢献は質的に変わった」
(幹部)と受け止めており、今回の検討は自衛官の危険が増したことを重視した対応と
言える。さらに、同庁の「省」昇格問題や国際平和協力活動の「本来任務」化などと連動
した動きとも位置づけられそうだ。
一方、同庁はこれまでの検討で「制度創設に伴い新たな財源措置を講じることは困難」
と判断しており、(1)航空自衛隊の航空手当(2)海上自衛隊の乗組手当――など、
職種に伴って支給されている配置手当の圧縮などで対応する考え。配置手当は、たとえば
空自3佐の戦闘機パイロットの場合、月給40万円のほかに22万5000円が上積み
支給されている。
防衛庁は、これまで人事教育局で検討してきた案をたたき台に、今後、防衛力人的改革
検討会(委員長・額賀福志郎防衛庁長官)で細部を詰めていく。ただ、公務員の中で自衛官
だけを優遇する制度には政府内からも異論が出そうで、理解を得るためには自衛隊のスリム
化など人事制度の抜本改革を迫られることになる。
◇軍人恩給 旧日本軍の軍人恩給は、国が退職軍人に生活の支えを支給した年金制度で、
1875年にできた。
1923年に文官(事務官、技官)や教職員などへの恩給を統合し、現行の恩給法が施行
された。戦後は公務員共済年金に移行したが、移行前に退職した公務員に対しては、軍人
恩給の対象だった人と同様に恩給が支給されている。
今年度の恩給受給者は25万7000人で、うち旧軍人は25万3000人にのぼる。
<毎日新聞9月10日>』
なんかクーポン券みたいなのを設けてPTA(家庭)かなんかに配って、学校や先生を選んで教育が受けられる制度で、教育を施す側に競争原理を持ち込むのだと世耕子ダヌキが得意になって鼻を鳴らして演説してたらほかのパネラーから総攻撃喰らってました。
「それは違う、それは違う」と目を閉じてうつむき加減に首を横に振りマントラを100回唱えるてるようであれのどこがキレモノなのかと思ったことを覚えています。(討論番組でよく見かけるドツボ・ポーズです)
たぶんパック旅行の食事とかでレストランに提示する「バウチャー」が元ネタかと思います。(爆笑)
ご参考まで。
読後破棄願います。
PS) いつもよく調べていただいて勉強になります。感謝です。
今回の安倍氏(谷垣、麻生両氏のもそうだが)の発言には色々解せないのも多くて、どう考えていいやら困っています。この9月入学→その間はボランティアしていろ、というのもそうです。
何月入学に関しては、こだわり持ちませんが、その間の半年(+卒業は何時にするんでしょうか。)のくらし方というのは、他人にとやかく言われるいわれはないな、と思っています。まして、予備自衛官を増やすためのトリックに使われるという事であれば、それには徹底的に反撃していきたい。
今の状況が不満だ→何か変える。でも、中身が伴ったものでなければ、変える意味はない。まして「改悪」なんざゴメンですね。
話はずれますが、テレビのデジタル化にしてもCMで「法令で決まっています」と書かれていますが、あれがどうにも高圧的なものにしか見えなくて…テレビ視聴環境に難儀している所では「更に設備投資しなきゃならないけど金はない。どうすればいい」とかんかんです。これも改悪の一例でしょうか。
この文読んで思った2つの事です。おじゃましました。
9月入学?そうすっと夏前に卒業して入社は9月?入試の時期も変えないと推薦のお子たちは殆ど1年ぼーっとしてるのかな。(あ、ちがったボランティアするんですね。美しい事かもしれないが勉強は?大学から膨大な宿題も出そうです。)
予備自衛官補の制度、暇な間に自動車の免許とりに行くよか日給でるなんていいなーってあり得そうです。あり得そうで大変怖いです。TZ-君あたりがポスターでガッツポーズなんかして勧誘するのかな。お邪魔しました。

私は9月入学自体にも、インターバル的な期間を設けることも反対ではないのですよ。ただ、おっしゃるような文脈で出てきているのも確かだと思うのです。
>半年もフリーな時間
私もまったくのフリーな時間を与えるとそうなる、と思うのですが、たとえば大学に籍を置いた上である程度自由に過ごす選択肢はあってもいいのかな、と。4月から正規授業に入るのではなく、準備期間としてのイメージなら。
ただ推薦入学者が今は大学生の相当数に上っていたり、社会人入学の方はすぐにも勉強したいでしょうしね。
大学が18歳~22歳の場所ではなくなりつつある、ということに安倍氏は気づいているのやら。


政府によって知らないうちに少しずつ、うまく自衛隊に入るようにしむけられていると感じます。また、そのような事に税金をかけるのであれば、きちんとニート、フリーター対策にお金をかけて欲しいと思います。
ps)kaetzchenさんは民主党のサポーターだったんですね。私はてっきり海外で活動していた日本赤軍の元メンバーの人だと思っていました。(笑)

そこに民主党の本質的な危険性がある。
ご指摘、有難うございます。助かりました。m(__)m
バウチャーと打ったつもりが、手が勝手にバーチャル
と打っていました。安倍氏があまりにも自分のアタマ
の中で勝手に描いたバーチャル「美しい国」的な政治
をしようとしているからでしょうか?
バウチャーって、そんなところから来ていたのですか?
要は金権政治ならぬ、金券教育なんですよね。
公教育をオモチャにして欲しくありません。
ところで、このコメントには有益な情報が含まれて
いるので、できればこのまま残したいのですが、
よろしいでしょうか?
あとで、そちらのブログにお伺いにまいります。
教育国民会議は、大学を中心に教育全体のシステム
を変えようとしているようですが。
何だか安倍氏の構想も含めて、現場の実態もふまえず、
イメージばかりが先行しているようで、困ったもの
だと思ってしまいます。
しかも、何やかんやで、何でも国際競争や軍事に
つながってしまうところがあるのですよね。
TVのデジタル化の話も、勝手に決めてしまった
上に、当初はアンテナ設置やチューナー取得には
補助金を出すと言う話もあったはずなのに、その
話はどこへ行ったのでしょう?
このままじゃ工事費の出せない家はTVが見られ
なくなってしまいますよね。2010年頃になって、
国民から不満続出とかになりそうな気も・・・?!
私も学力向上は望ましいとは思うのですけど。
公立小中学校同士で、金券争奪の競争を行なうこと
には、大きな問題性を感じています。
私の地元では、すでに中学校が選べるようになって
いるようなのですが。人数にどんどん偏りが出て
います。人気があるところは、校舎や制服がいい
とか、校長が熱心だとかいうのが理由になっている
ようなのですが。
同じ地域で、学校格差や差別が生まれそうな感じ
です。
どうも、知人からきいた話だと、猶予期間には
単にボランティアだけでなく、集団生活をさせて
公共の精神や地域への社会奉仕の精神を学ばせよう
という案も出ているとか・・・。
そのかわりに、予備自衛官補の訓練に行くのも
OKとかいう感じにされると、本当にアブナイ
です。
<あ・・・予備自衛官補に、自動車免許取得を
くっつけたコースを作られたりすると、尚、
アブナイですね。(・o・)>
なるほど、軍事教練ですか?
まずは、政治家にそれを受けててもらいたいもの
です。ちょっと根性が曲がったお坊ちゃまが
多いので、たたき直してもらわないと。
安倍氏やそのスタッフは、今の高校、大学あたりの
実態は全くわかっていないのではないでしょうか?
大体、大学なんて年に二十何週しか授業を行なって
いないところが多いのですから。もともと4~5
ヶ月はお休みみたいな感じで、フリータイムが
あり過ぎるのに・・・。<私みたいに、ふだんから
とってもフリーだった学生もいるし?!^^;>
それに、もしどうしても社会を知るためのフリー
な期間が作りたいのなら、私は大学3年以降の方が
いいようにも思います。外国の大学や大学院には、
何ヶ月か会社や団体、施設などで見習いとして
働いて社会を学ぶ制度<単位になる>を設けている
ところがあるのですが。
そういう方が、将来の進路を決めたり、世の中を
知る役に立つかも知れません。
私もこの予備自衛官補の話を知った時は、ビックリでした。
02年から始まっていたらしいのですけど。
ここ1~2年、募集人員を増加しているようなんですよね。
もしかして石破くんが言っていた、合法的徴兵制とはこのことか
と思ったりもしました。^^;
安倍君が、これを再チャレンジ構想に組み入れたら、かなり危険だと
思うです。
たぶん、大半の人は、自分が本当に召集されるかも知れないなんて
思っていないんだろうな~。(-_-;)
んで,
>大体、大学なんて年に二十何週しか授業を行なって
いないところが多いのですから。
私大の文系にはそういうところがあるみたいですね。私は毎日1限から5限まで必須と実験と実習で詰め込みの所にいましたから,選択科目で遊べたのは教養の時だけだったかな。語学も4つ取って(3つしか認定されなかったけど),優の数を増やすことしか頭になかったような気も(笑)
うちの大学もそうでしたけど,文系は特に語学に関しては鍛え方が甘すぎると思います。こっちは教養時代から理系の科目の教科書はアメリカの原書をそのまま使ってたから,英語をとる必要がなかったのに,文系はあれよあれよと英語力が落ちる人が多かったです。

安倍氏のボランティア義務化が、極右による徴兵制に結びつく発想と受け取られているだけでは不十分です。
9年前、新潟の市民新党という左派系組織が「徴ボランティア制」というものを提案し、これも左派系の週刊金曜日に寄稿していたりするのです。
発想は安倍氏と変わりません。右だの左だのという問題ではないのです。
この問題は伊東さんのご意見、「他人にとやかく言われるいわれはない」これこそが最も大事なことなのです。
他人に迷惑をかけない限り、すべての行動は個人の自由にまかされねばなりません。これが自由社会の大原則だからです。
これについて、明治大学講師・社会学専門の内藤朝雄氏は「右・左にとらわれない、リベラル勢力の構築が求められる」と述べています。私はこの意見にまったく同意するものです。
U氏のことは、どうぞ放置プレーでお願いします。
こちらにいらした時は、私が接受させていただきますので。
文系も、以前は専門分野の外書購読とかもありましたし、語学ももう
チョットまともにやってたはずなのですが。
今は、第二外国語をとらなくていいところ、外書購読は一切ないところ
も少なくないようです。(有名大学の中にも・・・)
一般教養や専門選択の幅も増えて、何か大学の科目とは思えない
内容の授業も少なくありません。
高校から、選択の幅が増えて、2年生から数学はなしとか、コースに
よって理社も1~2科目しか学ばなくていいとか、そういう感じになって
いるので、基本的な知識が共有できない人が増えているように思います。
「たとえて言えば、サインカーブのようなもので」とか言うと、
「サインカーブって何?」って感じで。^^;
左にもそのような話があったのですか?
私は「個の尊厳」こそ、平和主義、民主主義の要だと思っていますので、
お考えには全く同感です。
安倍氏の話をきいていると、戦後60年間、国民が一生懸命、自由権や平等、社会権などの人権や、平和主義の理念を築き上げて来たものを
打ち壊してしまうことは構わないのか、と言いたくなります。
同じexciteのニュースTB仲間として、頑張って行きましょう!(~~)
>文系も、以前は専門分野の外書購読とかもありましたし、
でも本当のことを言うと,学部に上がってからの「外書講読」じゃ遅いんですよね。ただでさえも連休までの一ヶ月半で頭がパーになってますから,語学だけはがんがんやらないと。私はたまたまドイツ語第1が週4回,ロシア語第2が週3回,ラテン語だい3が週2回という「恵まれた」環境にいましたから,教養の間はほとんど語学と数学・物理ばかりに没頭。化学と生物は教科書が外書でしたし,板書も講義もレポートも英語でしたから,2年の時 TOEFL を受けたら 500越えてたので驚きました。冗談で受けた英検1級も一ヶ月の準備で一発合格で,英語が苦手な自分がどうして?と不思議に思ったものです。
>今は、第二外国語をとらなくていいところ、外書購読は一切ないところ
も少なくないようです。(有名大学の中にも・・・)
はい,某W大とかね(笑) あそこは元々「学びは学生の自由」ですから,分からんでもないですけど……。国立でも放任主義の京大がさすがにリメディアル(高校の復習+一般教養)を始めたそうです。私大の場合,修士進学率が5割を越えるのは早大・慶大・理大(理系のみ)なので,文系はどうしてもビジネススクール的な要素が増えるみたいです。友だちの娘さんが国立を落ちてR大の文系へ入ったのですけど,それじゃ中国語と韓国語を徹底的にマスターしたらとアドバイスしたら,この9月から台湾の大学に留学中とのことです。キャリアを持つ気なら,このくらいやらないとだめでしょうね。
>高校から、選択の幅が増えて、2年生から数学はなしとか、コースに
よって理社も1~2科目しか学ばなくていいとか、
それは「ゆとり教育」のカリキュラムのせいです。社会だと世界史と地理が嫌われて,日本史ばかりに生徒が集中しています。これがネットウヨを醸成する原因の一つになっているようですね。理科だと地学と物理は全滅状態(泣) 特に日本は物理と数学を連携させた(工業高校の工業数学のような)カリキュラムが普通科・理数科高校にないので,物理と数学が別物だと思ってる生徒も多い。数学も今は理系だと薄い教科書を7種類齧る形になっているので,それぞれの連携,つまり「応用問題」や「別解」が理解できなくなっています。以前私のブログでも三角関数の加法定理と一次変換の関係について書いたら,意味が分かりませんという国立大生からのメールが届いて幻滅しました。(ちなみに最後のクイズの答は蚊取り線香を作る時の金型の方程式です。台風のような単純な渦巻だと2乗はいらないんですけどね)
mew-run7さま、TBありがとうございます。早速TB返しにまいりました。
実はあたし、元自衛官でして、予備自衛官補の話自体は存じておりましたが、今回の安倍死の政権構想と絡めての考察まではしてなかったもので、蒙を開いていただいてありがとうございます。
ちなみに、30代半ばのあたしの世代でさえ、既に高校で実質的に数学や理科、あるいは社会を学ばないコースがあったように記憶しております。当時あたしが通っていた片田舎の道立高校では、理系選択でも社会科1科目、文系選択でも数学・理科1科目ずつは必修でしたから、全く学ばない、ということもありませんでしたし、社会科の必修が世界史でしたが、2年かけても、とうとう近現代史までは入れなかったように記憶していますが、最近は公立でも各教科1科目以上は必修がある、というわけでもないんですね。そもそも、あたしには中等教育である高校のカリキュラムにおいて、世界史と日本史を教科として分ける意味がわからんわけですが。
そういえば、数学の成績があまりよろしくなかったあたしは、物理の成績もあまりよろしくなかったですね…言われてみれば、物理の授業には数学が随分と絡んでいたような記憶がうっすらと。そうして、理系崩れはサブカルチャーにかぶいたヲタな下層市民となって今に至る…余談です(笑)
そうなんですよね,特に陸自の自衛官に募集するのは北海道と北東北,そして熊本と鹿児島の出身者が圧倒的に多い。そういうわけで,私が育った首都圏とか住んでる関西圏では出身県が偏らないように都心に防衛庁のオフィスを構えて広報のお姉さんがビラ配ってたり(笑)
McRash さんの年代だと英数の基礎科目がかなり手抜きされていた時代ですね。それにしても社会科にしても理科にしても,本来は全科目を詰め込むのが普通科高校の意義のはずなんですけどねぇ……。
そういう意味では McRash さんの一世代上の私たちの「詰め込み教育」の時代の方が,実は本来の姿じゃないかと思ったりするのです。学力的に落ちこぼれる方が当たり前で,教員が積極的に補習をして追いつかせる,それでなくても基本だけは身につけさせる,という私たちの時代の方が理にかなっていたと思うんですよ。
>われてみれば、物理の授業には数学が随分と絡んでいたような記憶がうっすらと
でしょ(笑) 実は物理だけじゃなくて生物や化学や地学の基本になるのが数学で,数学というのは所詮道具に過ぎないんです。高校の数学の先生はほとんどが理学部の数学科出身で,大学のまったく違う世界の数学しか知りませんから,中学生から高校生にかけての色んな学力の生徒にまんべんなく教える能力がない人がかなりいます。昔は物理学科や工学部からも中学や高校の数学の先生になれたのですけど,ちょうど McRash さんの頃からそれができなくなり,数学の応用が物理だという工学的な視野を教えられなくなってしまったのです。この辺は McRach さんも自衛隊の「座学」で痛感したのではないかと思います。工学を知らなければ良い兵士になれませんからね。(だから防衛大は理工学部がメイン)
kaetzchenさんは、第一外国語がドイツ語だったんですね~。
今は、ごく少数の国立大学以外は(少なくとも文系は)
1・2年生が教養、3・4年生が専門という形ではなく
なっているみたいです。一般教養も、昔のように色々な
分野の科目をとらなくてもいいし、あまり「教養」に
ならないような科目も多いみたいです。
私なんか、政治経済を必修にすべきだと思いますのに。
その背景となる歴史を知ることも大切ですけど。まずは
自分の国の憲法ぐらいきちんと知る機会がないと、と思っ
たりするです。
そうなんですよね。高校数学の大半は物理のためにある
んですよね~。最近、都市部では工業高校や高専の評価が
低くなっているのですけど。ここをもっと充実させて、
優秀なものづくりマンや研究者を育てればいいのにと
思ったりします。
意外に、私立文系を中心に狙う受験コースなんかも、
とっとと数学や理科はなくして、その分、英・国などの
受験科目に当ててるみたいです。
「非国民で結構」というタイトルに引かれて、訪問
いたしました。(~~)
で、「同感!」ということで、TBをつけさせて
頂いたです。
McRasさんは、自衛官でいらしたのですね。
自衛官の人たちも、政府の恣意でコロコロ状況が
変わって大変だと思います。
恒久法、武器使用緩和になったら、「話が違うよ」
と思う人もいるのでしょうか?
予備自衛官補の話は私も最近知ったのですが・・・
9月入学と直接、関係あるかはわかりませんけど。
着々と一般の若者集めに走っているのは事実なのでは
ないかと思います。
個人的には、日本史と世界史がミックスになって
しまうと、いつ、どこで何があったかゴチャゴチャに
なってしまうので、困るのですが。<世界史も東洋史
と西洋史で教科書を分けて欲しかったぐらいで。>
でも、個人的には「政治経済」を必修にしてくれた
方が、世の中に出て役立つのに、と思ったりします。
いつも枠内に入りきれない情報量の多いコメントですみません(笑)
>kaetzchenさんは、第一外国語がドイツ語だったんですね~。
というか,高校時代からドイツ語とロシア語はラジオ講座で齧っていたんですよ。大学では最初からドイツ語必須が分かってましたし(医学部志望だったので)。第3でラテン語をとったのは解剖学のためです。動植物名やその器官には全てラテン語の名前がついていることを小学校の時に知ったので……。ドイツ語とロシア語の文法が分かっていれば,ラテン語やギリシア語は割と簡単に頭に入りました。非常にシステム的で例外が少ないからです。
>一般教養も、昔のように色々な分野の科目をとらなくてもいいし
と言いますか,かつて2年や3年でやってたような専門科目を1年に降ろしたのはいいけど,基礎学力がないためについて来れない学生が増えて,大学院生がバイトで個人授業をしているというみじめな状況があるんです。
専門用語ではリメディアル remedial classes と言うんですけど,文字通り「救済コース」でして,高校レベルの補習をしないと留年する学生が工学部のみならず東大や京大でも出始めて,教養部の再構築をしなければならないというのが大学の教育現場の実情です。私も以前,某国立大理系の修士の学生のリメディアルをしたことがあるのですけど,本来学部までにマスターしておかないといけない数学や物理が分かってなく,高校レベルから復習したのを良く覚えています。彼は幸い,コネで就職が決まりましたけど……。
>都市部では工業高校や高専の評価が低くなっているのですけど。
一つには工業高校や高専が大学への推薦入学の道になってしまって,本来「職人になる」ための目的を忘れてしまっていることが挙げられるのではないでしょうか。そもそもロボコンだって完全に学生が自主的にやってる訳でなく,当然担任の先生の補助が必要な訳です。ロボコンのために高専や工業高校があるのか,となると,まさに本末転倒ですよね。実は工業高校や高専だけでなく,工学部も今は人気がありません。つまり,進学校の理系コースは全て医歯薬系ばかりを狙ってる連中ばかりで,基礎になる理・農・工へ進む生徒が極端に減っているのです。実際には製薬会社などでは理学博士や農学博士が研究開発をしてるのですが……。
>私立文系を中心に狙う受験コースなんかも、とっとと数学や理科はなくして、その分、英・国などの受験科目に当ててるみたいです。
そういうことをするから,生徒がひまをもてあまして遊ぶんですよ(笑)
ボランティア云々に関しては,私もからんでますけど,
おこじょさんのブログ http://blog.goo.ne.jp/o-kojo/ にて
活発な議論がありましたので,参考にされてみて下さい。m(__)m
予備自衛官補の問題点、大変勉強になりました。
なんといっても、近頃は「ふつう」「あたりまえ」といった言葉にみんな弱いですから、
自衛隊でボランティアがフツーでしょ、みたいな空気が醸されるのが怖いですね。
あたしは陸じゃなくて空で、しかもレーダーの運用に従事していたのですが、整備職じゃないので、電波関係のことなど基礎の基礎の触りくらいしかやってません。
海自のことは詳しくわかりませんが、あたしが知る限り、2士についても、一般曹候補学生についても(あたしは2士で入って、入隊後に上司に唆されて一般曹候補学生の試験を受け、受かりました。結局7年ちょっとで辞めましたが)志願者・入隊者は北海道・東北・九州出身者が多数を占めていました。
うわ、また1コメントにまとまりそうにない…ごめんなさい続きます(切腹)
さて、「非国民で結構」という、あたしがTBさせていただいたエントリーのタイトルですが、今のご時世だと少々挑戦的に聞こえたでしょうかねぇ。尤も、この程度では反日ブログ監視所に反日認定してもらえなかったわけですが(笑)
確かに、食いっぱぐれのない安定した特別職「国家公務員」という地位に惹かれて自衛隊に志願した人間というのもそれなりにいるはずで(ましてこの不景気ですし)、そうした人間にとっては、安倍死の政権公約でもある海外派遣の恒久法制定なんてのは「話が違う」てなことになるかもしれません。尤も、そういう異論を言えないのが、自衛隊といえども「軍隊」という組織です。
ごめんなさい、kaetzchenさまではないですがまだ続きます(切腹2)<別に最中食ってるわけじゃありません(笑)
世界史も西洋史と東洋史を分けて欲しいくらいだ、というmew-run7さまのお考えには、なるほど、そういう考え方もあるのかと膝をたたきました。あたしは殊更に国史を特別に考えるのではなく、世界の中の自国、という流れの中で、世界史の中で関連付けて日本の歴史もやればいいと思ってたもので…乱暴すぎですか(苦笑)。
最後に、おこじょさまも仰っておいでですが、あたしは「『普通』ってなんだ」、という問いかけをしていくことが大事なのかな、と、最近考えてます。みんなが言っているからそれが普通なんだ、というのでは、あまりに自分で考えなさすぎなんじゃないかなと。自分でも噛み砕いて考えて、それで広く社会的に通用するものだと納得できて、初めて「普通」なんじゃないかなと思ってるのです…よし、拙宅の根多ができた(ぐっ)
皆さまのお手本になるためにも、もうちょこっと短いとありがたいですぅ。
最近、教育TVでも色々な言語の講座をやっていますね~。
ラテン語系は、ほとんどローマ字読みっぽいのがありがたいのですが、
男女中性名詞とか、活用が大変で・・・。^^;
高専は、大学に推薦ではいれるのが売り物になっているところが
ありますしね~。東京の場合、工業高校は偏差値が恐ろしく低くなって
いて、校内の雰囲気がよくないということで敬遠されてしまうところが
あるです。そういう方向に行きたい子もいるので、早く立て直しをして
欲しいのですが。
remedial classes ・・・特に、理系は困るみたいですね~。
その先の勉強のしようがない場合も多いですものね。
何か他の大学でも、補講のためのチューター制度(だっけな?)が
あるとききました。
おこじょさんのところ、参りました~。
コメントを残したかったのですが、goo限定のようでしたので、何も
言わずにTBだけつけて来てしまい、すみませんでした。
予備自衛官補の場合、日当が出るので、ボランティアと言えるのか
疑問ですが。これを9月入学と連携させたら、応募する人が増えそうで
コワイです。
これは、将来に向けての合法的徴兵制につながる危険性もあるので、
「予備自衛官の登録が当たり前」という感じにならないようにと
願っています。
コメント欄の字数制限・・・私にとっても不自由に思えることが多いの
ですが。徐々に慣れて下さるよう、願っております。
昨日、空自がらみで、つがるの基地に米軍のレーダー云々というニュース
をやっていましたね~。
このブログでも何回か書いたのですが、空自のイラク活動の問題も
気になっています。
もし差し支えなければ、元・自衛官として恒久法を作ったりすることへの
ご意見などもお寄せくださいね。
私は、自分の国の歴史を学ぶのは、いいことだと思っています。
他国では、小学校の低学年から学んでたりするとこもあるのでは
ないでしょうか? そこから世界に広げて、自分の国を中心に考える
のではなく、世界の中の日本も考えればいいかな~と思うのですが。
日本人は自分の国の歴史や地理、文化などを知らな過ぎるかも知れ
ません。<かくいう私も外国の人にきかれて、とまどってしまうことが
よくあったのですが。^^;>
と言いつつ、個人的には西洋近代史が一番好きな私なのでした。
んで,McRach さんが書かれた
>世界史も西洋史と東洋史を分けて欲しいくらいだ、というmew-run7さまのお考えには、なるほど、そういう考え方もあるのかと膝をたたきました。あたしは殊更に国史を特別に考えるのではなく、世界の中の自国、という流れの中で、世界史の中で関連付けて日本の歴史もやればいいと思ってたもので…乱暴すぎですか(苦笑)。
は非常に良い提案だと考えます。私も大学院の時に科学史を齧ったので実は史学方法論はきちんと学んでおりまして(笑),どうして「国史」なんて狭い範囲でものを考えるのかと不思議でなりません。旧約聖書の列王記なんかは典型例で,あくまでユダヤ教の立場でしか見てない史観です。だからエジプトやイラクの史書と突き合わせてようやく史実が分かるてなことが多いようです。(これで字数はぎりぎりかな(笑))
kaetzchenさんのご状況は、以前も伺いましたので、存じています。
決して、ムリを強いるつもりはありませんので、どうかそんなに気には
しないで下さい。<2つぐらいまでならOKということで。>
実は私もちょこっと目に病気があって、メモ帳やワークパッドなどで
大きな字にして書いています。で「長い」と蹴られて、「あらら」と。
そもそもここの字数って何文字なのか、わからないんですよね~。(笑)
私が西洋史と東洋史を分けて欲しいと思ったのは、教科書の配列の問題
あって、地域と年代がゴチャゴチャになってしまうからなのですが。
<却って各国の歴史や他国とのヨコのつながりとかがわからなくなって
しまうように思ったので。>
ただ、個人的には、前の投稿に書いたように、自分の国の歴史を学ぶ
のは悪くないことだと思っています。
それに、もし世界の歴史をメインにして、その中で日本のことを学ぶと
したら、ほとんど日本のことは出て来ないのではないかと思ったりも
して・・・。(汗)
私のブログ「サイエンス」カテゴリに「原理主義と宗教が結合すると気違いになる」という記事があります。あとで再掲載しておきますけど……。まさにこれなどは,史的方法論を遡及的に見ないがための,典型的な誤解なんですよね。まず最初に古典的神話ありきなんです(笑)

着眼最高!
快作エントリ!
私も現在から遡及して行く方法は、いいかも~と思います。
<学校によっては、一番大事な近現代史の授業が、時間が足りなく
なっていい加減になることも多いですしね。(笑)>
地理というか、まずは地図ともっと連動させるといいと思います。
中学はふつうに。高校は遡及して・・・とかやってみるのも、
いいかも知れませんね。
五つ☆、嬉しゅうございます。(~~)

自衛隊のWEBサイトでは、
>予備自衛官は、防衛招集には、予備自衛官から自衛官となって、後方地域の警備や後方支援等の任務にあたります。大規模な災害発生時においても長官が特に必要と認める場合には、災害派遣に応じることとなります。また、国民保護等招集により出動し、国民保護の任務に就くこととなります。
と、国内限定のように書いてあるが、自衛隊法第七十条1号(防衛招集)には何の限定もない。

召集された場合に辞めようと思っても、召集に応じない時は第百十九条4号で罰せられ、召集に応じた後に辞めたくても、第四十条の規定が適用されるし、第六十八条(任用期間及びその延長)2項で延長されることすらある。

防衛庁設置法
(自衛官)第59条 自衛官は、命を受け、自衛隊の隊務を行う。
実は私は現役で入った国立大を中退した共通一次一期生でして(笑) 社会科はもともと高校時代から世界史と地理Bが好きだし得意だったので(共通一次で9割が取れるから),当然の如くこの2科目にしました。もともと鉄道ヲタクだったので,地理は日本も世界も完璧に頭に入ってますし。そういう意味では日本史に政経なんてのは手抜きミエミエって感じにしか見えませんでした。(^^;)
そそ,ハムニダさんのブログ http://hamnidak.exblog.jp/4177668/ に変なネットウヨが来てますので,一応警戒宣言(笑)
貴重な情報を有難うございます。
予備自衛官補に応募する人はそれらの説明を
きちんと受けて、理解・納得しているのか、
心配になってしまいます。
自衛隊がこんな不安定な存在なのは、こそっと
作って、これは国の軍隊じゃないんだ、と
国民を言いくるめてやって来た影響が大きいの
でしょうね。
<それが、憲法できちんと軍隊=公務員として
認めようという主張につながるのでしょうが>
最後に、今回は重要な情報もあったので、致し
方ないと思うのですが・・・当ブログでは、
一投稿は1コメント欄でというルールを推進
していますので。字数制限があって不自由かと
思いますが、ご協力よろしくお願いいたします。
共通一次は、確か5科目で理2社2だったんですよね~。
kaetzchenさんは、今もそうかも知れませんが、
中高時代から(もっと小さい頃からかも?)、知的
好奇心いっぱいだったのではないかと、思ったりします。
mewも好奇心はいっぱいの子だったのですが、お勉強
以外の方面への好奇心もいっぱい過ぎて。^^;
<今もそうなんですけどね。>
ハムニダさんのところにいらしている方のHNを
見て思いだしたのですが、私は中学時代に何になり
たい?ときかれて「高等遊民」と答えておりました。
ちなみに当時は、以前kaetzchenさんも取り上げられ
ていたように思いますが「わたしの個人主義」
でした。(~~)
季節の変わり目は嫌ですね。腹下しでトイレとの往復生活(笑)
下らない話はさておき,確かに活字人間だったのは事実でしょうねぇ。もともとキリスト教の「お受験」幼稚園だったし(私は受験せずに本ばかり読んでた),子供用の新約聖書も読み上げたような。祖父が教育ジジイで,小学に入ると四書五経つまり漢文と剣道を教えるんですな。おかげで小学1年からずっと「鉄道ピクトリアル」という活字だらけの鉄道マニア雑誌を読み続けています。引っ越し代がかかるので,30年ぶんほど友人にあげましたけど(笑) 本キチガイはますますエスカレートして,好きな数学は小4の頃には幾何ばかり。レポートにして提出したら,県立博物館に呼ばれて,学芸員の学者さんから色々と手ほどきを受けた記憶があります。残念ながら数学者になれるほど頭は良くありませんでしたが(笑)
私も季節のかわりめは、どうもよくありません。
お互いに身体に気をつけましょうね。
kaetzchen さんは、確かクリスチャンでいらしたのですよね。
私も小さい頃は、活字っ子でした。
一時期、同居していた祖母が、カラーテレビは目と人体に悪いと誰か
から教え込まれ、テレビをあまり見せてもらえなくて。(苦笑)
小4で「幾何」ですか?(・o・)
博物館の学芸員には、数学の関係者の方人もいるのですね~。
私も小中学校の時には、理数系の科目が大好きで<暗記物がダメ
だし>、絶対に理数系に行くと思ってたんですけどね~。
動物学者になりたかったかもです。
小さい頃、「ファーブル昆虫記を書く人になる」と言ってたらしいです。
あまり夜更かしされないように。一々コメントされなくても想いは伝わりますから。
祖父は旧制高校がナンバースクールの理科だったし,うちの家系はみな技術者ばかりなんですよ。親父の書斎と私の机が同じ部屋に同居してたこともあって,親父の本棚で解析やらを先回りしてまして。中3の時かな,理科の台風の説明で,任意の地点の風速風向は接線で表わされて微分すると方程式が出るなんて黒板で説明したら,教室から出てけと怒られたことがあります(笑) 高校受験を完ぺきに無視して英語や数学や理科を先回りしなさいというのが祖父の教えでしたし。
私は結局,広い意味の動物学者になってしまいましたね。生物学が物理や化学の影響を受けたせいもあって,戦後急速に発展したために,ある程度の数学や物理や化学が分からないと生物が分からなくなったためもあります。一時期,予備校で生物を教えてた頃も,最初の2コマは有機化学のプリントを配ってました。
お気遣い、有難うございます。
遅くまで起きてた日は、遅くまで寝ていることが多いので大丈夫ですよ~。
中3の理科で、風速風向に微分の接線の方程式を使う子は、確かに
かわいくないですぅ。(笑)
もっと学習の自由度の高い国で子供時代を過ごした方が、能力が
伸ばせたかも知れないですね~。
私が大学で生物系に進むのをやめたのは、生物にアレコレ絡むことが
わかったせいかも知れません。
化学や数学それぞれは好きでしたが、私は動物の日常の生態観察
に興味があったので、そこに化学記号は出て来て欲しくなかった
のです。<ファーブル昆虫記に化学記号は出て来ないし~>(笑)
呼吸回路とか見ると、ぞっとしましたし~。
大人になってから、動物学にももっと色々なアプローチがあることを
知ったのですが、時、既に遅しでした。(・・)
コメント欄が随分長くなってしまったので、この記事のコメントの受付
を終了します。
尚、TBは引き続き受け付けています。

http://d.hatena.ne.jp/kojitaken/20070603/1180846547
[森永 卓郎氏]/SAFETY JAPAN [コラム]/日経BP社構造改革をどう生きるか(第83回)『「弱いものは死ね」という社会に突き進む日本』で、
http://www.nikkeibp.co.jp/sj/column/o/83/index.html
「大学の秋入学は徴兵制の準備か」と森永卓郎氏が指摘していたと書いていたので、
mewさんが当の昔に指摘していたと指摘のコメントをしておきました。(笑)