教基法改正の単独採決は安倍の強い意向+他党議員に働きかけ?+まだまだこれから!
2006年 11月 16日
15日、衆院の教基法特別委員会で、教育基本法の与党改正案が可決された。
野党は午後からの審議や採決を欠席し、自公与党議員だけでの単独採決だった。
15日に採決を行なうことになったのは、最終的には安倍首相の意向だったという。
安倍首相は、もともと教基法改正に強い意欲を持っており、どうしても今国会で成立
させたい。また就任以来、やや曖昧な言動が多いことから、教基法ぐらはしっかり通さ
ないと、彼を支持するタカ派議員や識者への求心力も損ねることになりかねない。
さらに、彼は17日からAPEC参加のために日本を離れるため、16日までに衆院
本会議の議決を行なって、衆院通過を見届けたいという思いもあったようだ。<*2>
また先に気になるニュースを挙げておくなら・・・国民新党の糸井議員が、自民党
の議員から「教育基本法改正案の審議に協力すれば、見返りに自民党へ入党を」をと
いう働きかけを受けたらしい。<*1> ただし、自民党の議員は否定しているようだ。
* * * * *
教育基本法という憲法に準じる重要な、そして国民を主体とする法律が、当の国民に
きちんと説明されることもなく、国会でも十分に改正案の内容(条文、文言、目的など)
が審議されず、単に数の力で改正が決められてしまったことは、残念でならない。
<昨秋の総選挙では、教基法の改正なんて全く考えずに与党に投票した人が大部分だと
思うのに、その議席数がここで使われてしまうのが、尚更に残念だ。>
ともかく、今回のことは、いかに安倍内閣や与党が国民のことを考えていないか、
重要な法案に関して、民主主義のプロセスというものを重視しないかを示しているの
ではないかとも思う。<このことは近いうちに別稿で、長々と(?)書いてみたい。>
また、マスコミが、教基法改正の件を積極的に報じてくれなかったのも残念だった。
やっと昨日になって取り上げ始めたと思ったら、<大きな災害のおそれもあったので
致し方ないことなのだが> 夜8時過ぎに北海道沖で地震が発生して、津波警報が
出たため、夜9時以降の各局のニュース番組は、そちらの報道がメインになってしまい
単独採決の件の取り扱いが小さくなってしまったのも、残念であった。
<政府与党側は、ほっとした部分もあったかも知れないけど。>
* * * * *
ただ、まだ衆院を通過するだけであって、改正が正式に成立したわけではない。
社民党の福島瑞穂代表が「全力で廃案に持ち込みたい」と力強く語っていたが、まだ
まだあきらめてはいけないと思う。
これから参院で審議が行なわれ、決議に至るまでは1ヶ月ある。参院は来年夏に選挙
を控えているだけに、あまり強行な手段を用いることは避けたいところだろう。
<今回も、参院自民党は沖縄知事選後の採決を望んでいたようだ。>
野党は、現段階では、今後の国会の審議に応じない方針でいるという。そのやり方が
妥当なのかどうかは、ワタシ的にはビミョ~なところもあるのだが。ただ、野党には
徹底抗戦してもらう必要があるし、与党がアレコレ批判して来ても、国民世論の後押し
があれば、野党も心強く戦えるものと思う。
<教基法の他にも、TMやらせ問題、核議論発言問題など、政府与党側には問題点が
色々あるしね。>
もちろん、ここで勝負をかけた以上、安倍首相はもう後には引かないだろう。だが、
ともかく参院の議決が出るまでは、私は最後まであきらめないでやって行きたいと思う。
それに、もし教基法が改正されてしまったとしても、ここで多くの人たちに安倍政権
の教育に対する考え方を知ってもらうことは、今後、安倍内閣が予定している様々な
教育改悪の関連法案や政策をスムーズに進めにくくすることにつながるかも知れない。
<憲法や安保に対する考え方を知ってもらうことも、同様だと思う。>
安倍首相の支持率が下がったり、自民党内でor参院側との摩擦が生じたりすれば、
今後、彼らの好きなようには動きにくくできるかも知れない。
だから、みんなでコツコツと教基法、教育政策のことを含めて、安倍政権の問題を
訴えて行くことが必要なのではないかと思う。
<私も微々力ながら、自分なりにコツコツと頑張って行きたい。>
私たちの最大の目標は、来年夏の参院選で与党を過半数割れにして、安倍首相には
退陣して頂くことなのだから。
それまで、少しでも多くの人に「このまま安倍自民党に任せていいのかな?」という
疑問を抱いてもらうことが重要なのだと思っている。
その前に、まずは19日の沖縄知事選で野党側に勝利をしてもらって、「やはり教基
法の単独採決はマズかったかな~」と、反省&後悔してもらわないと!(・・)
12月には和歌山知事選も行なわれるし。ジワジワと追い詰めて行きましょう!
p(*^-^*)q がんばっ♪です。
p.s. みのもんたが、今朝の「朝ズバッ」で、今頃になって教基法の改正の内容などを
取り上げているが、愛国心などの条項に「いい内容じゃない」「何が問題なの?」とか
言ってた。 考えたら、この間、官邸に安倍氏を訪ねたとか言ってたしな~。
「ダメだ、こりゃ(>_<)」と思ってしまったmewだった。
あ・・・教基法が通ると、共謀罪がアブナイかも。警戒しておかなくちゃだわ。
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*1
『「教育基本法改正案の審議に協力すれば、見返りに自民党へ入党を」。国民新党は
15日、糸川正晃衆院議員に対し、自民党の山本拓・農水副大臣からこんな働きかけが
あった、と発表した。糸川氏は国民新党の衆院教育基本法特別委員。山本氏は協力を
求めたことは認めたが、入党働きかけは否定している。
国民新党の亀井久興幹事長が記者会見で明らかにした。亀井氏によると、山本氏が
15日朝、議員会館の部屋で糸川氏に会い、「個人的に」と前置きしたうえで協力を要請。
「自民党に入らないか。今のまま国民新党で議員活動を続けても次の選挙は厳しいだろう」
と次期衆院選での処遇を示唆して入党を持ちかけたという。
国民新党は反発し、衆参両院での審議拒否を決めた。山本氏は「(糸川氏とは)同じ
北陸地方選出だから、いろんな話をするなかで『ぜひとも頼む』と言ったが、私の立場で
入党とか(言えない)。いちゃもんだ」と反論した。』
*2
『教育基本法改正案の衆院審議で自民・公明両党が与党単独で沖縄知事選前の特別委員会
採決に踏み切ったのは、安倍晋三首相の意向が強く働いた結果だった。仮にこのまま採決
を持ち越せば国会全般が野党ペースとなり法案の成立が危うくなりかねない、との危機感
から、採決先送り方針を転換。当面の混乱覚悟で正面突破に動いたとみられる。
「機は熟した。その方針でやってください」。14日夜、特別委の与党筆頭理事を務める
町村信孝・町村派会長が首相との電話で15日の委員会採決をもちかけると、首相は単独
採決を強く支持したという。
採決をめぐる動きには、ニつの流れがあった。沖縄知事選が大接戦との情勢から公明党と
参院自民党は、強行採決で混乱した場合の悪影響を懸念。与党は「16日に委員会採決を
行う代わりに衆院本会議の採決は週明けの21日に先送りする」との案を非公式に民主党
に打診するなどして軟着陸を探るなどした。民主党との妥協が不発に終わり、いったんは
採決先送りに傾いた。
しかし、早期採決を探る動きも根強く続いていた。14日、国会内で開かれた自民、公明
の与党幹事長会談の席上「教育基本法案を15日委員会採決し、16日本会議採決する正当
性」と題する4枚つづりのペーパーがひそかに配られた。作成者は町村氏。「会期があと
1カ月の状況で何のめどもなく審議を続ければ、参院の質疑時間を制約する」と単独採決
を強く促す内容だった。
明けて15日朝、国会近くのホテルで行われた与党幹事長、国対委員長、政調会長会談で、
自民党の中川秀直幹事長は「15日委員会採決、16日本会議採決」を出席者に強く要請した。
17日にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議出席のためベトナムへ出発する首相
から「APECまでに何とかしてほしい」と繰り返し言われていたためだった。公明党や参院
自民党の幹部は15日になっても慎重な姿勢を崩さず、公明党の草川昭三参院会長が同日午前、
自民党の片山虎之助参院幹事長と会った際、片山氏は知事選後の採決日程を説明していたほど
だった。しかし、野党が採決を前に欠席戦術を取ったことから「仮に採決に踏み切っても議場
混乱などでのイメージダウンは免れる」(自民党幹部)と判断。中川氏ら与党首脳部は「15
日採決」に最終的なゴーサインを出した。<毎日新聞 16日>

改正案だけを読んで「どこが悪いの?」という人の中には、現行の教育基本法をあまりよく知らない人が多いと思います。
教基法と改正案の両方をよく読んで理解して初めて、その「変化」に気づいて愕然とする人は少なくないはずなのですが(それを伝えるのがメディアの役目!)。
教育が「国民主権」から「国家主権」に変わるけどいいの?
入学式や卒業式で国旗国歌に「ちゃんと」敬意を払っているのか、保護者までチェックされる所がでてくるかもしれないけどホントにいいの?
一人一人に聞いてみたい気分です。
お返事は時間がある時にゆっくりで構いません(無くても良いですと言ってもmewさんは返事をしてくれちゃいますので)。
その分記事に時間を当てて下さい。
いつも応援しています。

戦後、曲がりなりにも定着してきた民主主義も危ない。
ただ、自民・公明は「多数決の民主主義」を良いことに、我が物顔に振る舞っている。 この辺にジレンマを感じます。 ヤツラも民主主義だ!と主張している訳です。
公明の人らの最終目的は何なんでしょうか。恐ろしい団体です。

ただ今よりも情報化や国際化は更に進むでしょうから求められる規律や忠誠心に異を唱える人間も多く出てくると思います。それに対して政府は共謀罪などの法律により国家や警察による監視や厳罰化を更に進めていくと思います。
もちろん私の考えすぎかもわかりませんが、昨今のテレビの報道姿勢や石原都知事の言動、教育のバウチャー制度の導入の検討などを考えますと、大いに可能性があると思われます。そのうちに政府が核兵器も保有したいと言い出すと、50年先には日本は北朝鮮のような国家になっているかもわかりません。

正直、怒りを通り越してあきらめの気分になっていたのですが、まだまだこれから!という記事を見て少し元気になりました。どう考えても日本は間違った方向に進んでいるように思います。自分でもできるだけの範囲でこの流れを食い止めるように行動するつもりです。何もしなければ人生に悔いが残りそうです。

第十条(教育行政)「教育は、不当な支配に服することなく、国民全体に対し直接に責任を負つて行われるべきものである」
→「教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の下、公正かつ適正に行われなければならない」。
この書き換えに何よりも、「国民主権」に対する抑圧が潜んでいますし、基本法(憲法に準ずる、国家政府の領分を位置づける上位の法)が、ふつうの「他の法律」や「国と地方公共団体」にとって「適正」かどうかの基準で◯×つけられてしまうという転倒。これはクーデター。
mew-run7さんの「まだまだ!」に賛同。沖縄知事選でしょう!

国益より党益(私益)重視。「戦後日本人」の象徴政党でしょう。だから、左翼化した「戦後日本人」に受けるのか!?
反日活動家の糸数慶子。
民主党の無責任なパフォーマンスもあったし、沖縄は左翼の影響が強いので、勝つかもしれませんね。
元「在日」朝鮮人の福島瑞穂は教基法改正には当然反対でしょう。
ま、大抵、保守的な言動の批判の先頭に立っているのは、「在日」&元「在日」の人たちですが。
呆れるのは、それに乗せられてしまう日本人。
ま、「戦後日本人」というのは、基本的に「反日」ですからね。
「そうなって亡国しないと赤化できない」ってのが、昔の左翼の魂胆ですが、あなたたちは亡国した後の日本をどうしたいのですか?
これずっと疑問なんです。


「国を嫌う」人には何をやっても国を嫌うものです。自分が嫌う人が善行しても「偽善だ」と批判し、悪行をしてより嫌うのと同じこと。あなた方、反日≒左翼≒反国家主義者に期待してませんよ、きっと。これから育っていく子供たちに期待しているです。が、結局、教育で大きな影響力を持つのは親なので、法律では変えられないのかもしれませんが、救われる子供たちもいることでしょう。
歴史を断絶させる左翼と言うのは「個人主義」を讃えつつも、単なる自分勝手主義な人が多い。mewさんは「いざという時に国のために戦う国民」を批判しています(国=国体、歴史、伝統、文化、慣習、愛する人、家族、祖先、子孫etc.)。
誰が国防に殉じるのか?
「私はやらないが、誰かがきっとやってくれるだろう」と皆がそう思ったら最後。
「ハト派外交」の宮沢喜一らは、歴史認識に関し、自分だけが良い顔することしか考えていない。祖先を侮辱し、重荷を子孫に倍にして背負わせているだけです。軍事に関しても自分の生きてる間だけはひたすら凌辱に耐え戦争を避けることだけを考え、将来の安全保障を考えていない。
今、目覚めないと手遅れですが、自分が全てというのが彼ら。

私には、想像を逞しくして心配するような内容ではなく、GHQによって切り捨てられた「徳育・家庭教育・幼児教育」を盛り込んでいる点などは評価できると思えます。
また、現行法には「教育が国民主権」とどこにも書いてありませんが、それが「国家主権に変わる」とは何を根拠としたご意見でしょうか?逆に、改正案の前文では、主語を「我々日本国民」としたことによって「国民主権」を定義しているのではありませんか?
※参考(新旧対応表):http://www.mext.go.jp/b_menu/houan/an/06042712/005.pdf
また、現行法にはヒドイ部分が多々あります。例えば前文「われらは、先に、日本国憲法を確定し・・・」って、まず「われら」が定義されていません。正確を期すなら「日本国憲法を確定」したのはGHQですから、「われら」=GHQでしょうか。ついでに、憲法を「確定」って、これは「制定」が正しい日本語じゃないでしょうか?
例を挙げるには字数不足ですが、内容も文章も「格調高い」とはとても言えず、今まで改正しなかったのが不思議に思えます。
しっかりレスしちゃいますよ~。(~~)
応援、有難うございます。m(__)m
先日、友人と話していたのですが、日本人はやっぱ
平和ボケしてるのかな~と。
新憲法や教基法ができた時には、個人の尊厳や自由、
平和の理念やそれに基づく教育は、とっても貴重で
有難いなものに感じた人が少なくないと思うのですけど。
今はそれも当たり前のものになって、その価値や有り難み
がわからなくなってしまったところがあるような気が
するです。
やっとメディアも取り上げるようになって来ましたが
衆院通過してからじゃね~という気も。^^;
でも、今後の教育改悪のこともありますから、どんどん
問題点をアピールして行きたいです。
何か民主主義はどんどん後退して行っているような
気がします。
何とか来年の参院選で過半数割れさせないと、どうせ
与党は数があるから、何を考えても言っても無駄だ
という感じになってしまうのがコワイです。
公明党は、全く党の理念と異なる安倍自民党と組んで
何をしたいのか、さっぱりわかりません。
完全に与党病になってしまったのかな~と思ったり
もしますが、学会のイメージも悪くなってしまうのでは
ないかとも思うです。
私もほとんど同じイメージを持っています。
というか、実際に安倍氏のブレーンや関連団体が
そのようなことを言ってますしね。
エリートを育てて、各分野のリーダーシップを
とらせる。他の人たちは、分相応に生活する。
彼らは、国家によって国民を統治するために
もう一度、身分+能力の序列付けをして、ピラ
ミッドを構築したいのではないかと思います。
私も、怒り+嘆き+意気消沈の日々なのですが。
ここであきらめたら、とんでもない方向に行って
しまうという不安と焦りで、ブログを書いている
ところがあります。
変な話、自分が生きている間に、愛する日本が
戦前のようになるのを見たくはないのです。
何とか元気を出して、希望を持って頑張って
行きましょう!(~~)

understndingはウザイです。他人の意見に対して勝手に自己解釈して、勝手にレッテル貼りして、勝手に他人を見下す意見で非常に不愉快です。今後このような他人を不愉快にさせるコメントが増えないために、私のコメントも含めてunderstandingの削除をお願いします。
>今、目覚めないと手遅れですが、自分が全てというのが彼ら。
↑
全く同じ事をunderstndingに言ってやりたいです。

民主党は無責任の極みですね。
国益より党益(私益)重視。「戦後日本人」の象徴政党でしょう。だから、左翼化した「戦後日本人」に受けるのか!?
真夜中に、つまみものの、低劣なコメントを出すのは、イイ年をした日本のオッサンのすることか。孤独な作業だろうな。あなたは、次のようなコメントも出しているが、言辞を弄ぶ、腐った日本人になるのを遠慮してはどうか。それから「戦前の心優しい日本人に尊崇の念」を払うのであれば、understanding というハンドルネームを変えてはどうか。
「敷島の 大和ごころを. 人問はば 旭日に匂う 山桜花」
武士道精神を心に宿した戦前の心優しい日本人に尊崇の念。
私は民主主義は、数の論理あってはならないと
考えています。
ただ、野党のやり方が、反対のための反対にならない
ことも重要だと思います。
今回の教基法の問題点をきちんとアピールする姿勢を
持って欲しいと思います。
愛国心もそうですが、一見、さほど問題がなさそうな
but 実は、内容が幅広いので、一つ間違えると、国民
に大きな影響を及ぼしそうな文言・・・こういう言葉
の解釈をもっと明確にするためにも、きちんと審議を
して欲しかったです。
10条の改正の危険さが、あまり扱われないのも
残念です。
でも、いきなり状況が変わるとも思えませんので
ここはジワジワと勢力を伸ばすしかありませんし、
色々な問題点を広めて行くしかないと思います。
沖縄知事選も、そのジワジワの中で重要な役割を
占めているように思います。
沖縄県民に、全国の思いが伝わりますように。
まずは、このブログのコメント欄で不快な思いをさせた
ことをおわびします。
他からも削除すべきではないかという意見を少なからず
頂いているので、近日中に対処を考えたいと思います。
ただ、私たちが決して誤まったことを言っているわけ
ではないので、堂々と見解を述べ続けていればいいと
思う部分もあります。
私は、日本を愛していますが、安倍氏らの作ろうとして
いる国は愛せません。aaaさんも同じ思いだち察します。
日本がいつまでも愛せる国であるように、お互いに声を
あげ続けて行きましょう。(~~)
真の武士道精神がわかっている人は、このような
ことはしないと思います。
<私は世間知らずの、何かで勘違いしてしまった
若造だと思っていますが。>
でも、このような人たちを作り出している世の中にも
どこか問題があるのかもと思ってしまう今日このごろです。
日本の中で、何かが狂い始めています。
それを止められるかどうかは、やはり国民にかかって
いると思うです。
まず、新しい記事にも書きましたが、教基法前文の
「われら」は日本国民のことです。私の知る限り、
これについては、他の解釈は存在しないと思います。
また、GHQはこの条文作りには、参加していない
ときいています。
「確定」という言葉は、確かにちょっと違和感は
あるかも知れませんね。
私個人は、改正の内容に反対ですが。ただ、国民が
望むなら、憲法でも教基法でも改正しても構いません。
だから、きちんと国民に知ってもらって、議論を経て、
国民の声をきいた上で改正を考えるようにと訴えて
いるのです。
10条を改正した16条は、時の政府や多数派に教育
行政を委ねてしまう部分があります。しかし、選挙や
多数決がすべて正しい方向に導くわけではないことを、
人間は歴史上学んでいます。その点をもっとケアすべき
だと思います。

憲法が、1946年11月3日公布、1947年5月3日施行
教基法が、1947年3月31日に施行だったのですね。
すでに法の制定はされていたので、どちらでも
よかったとは思いますが。確定という言葉で、
強い意思を表したかったのかも知れませんね。

憲法も同様ですが、重要な事項であればなおさら「スジを通す」ことが大切だと考えます。
>教基法前文の「われら」は日本国民のことです。私の知る限り、これについては、他の解釈は存在しないと思います。
以前にも申し上げましたが、条文の解釈は如何様にもできることです。このように「解釈」を付けざるを得ないならば、政府が憲法9条を恣意的に解釈することにも文句は言えなくなってしまいます。「われら」が「日本国民のこと」であれば、「日本国民」と書かれるべきです。
>また、GHQはこの条文作りには、参加していないときいています。
「条文作成」に参加していないとしても、それ以前に十分な強制を与えているのは確実です。例えば『昭和20年10月22日、連合国軍最高司令部は「日本教育制度に対する管理政策」を指令、教育の基本方針、教職員の粛正、教育の具体的方法について指示。』とか。
※参考(文科省HP):http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/gijigaiyou/020303/020101b.htm
「何を信じどう生きるかについて、充分に学んだうえで選択させる教育の機会は激減しています」「一枚岩のようなアイデンティティをつちかう運動に誰もが夢中になっている」
国が、そして学校が子どもに『狭量さえお押しつけ』る教育をしようとしているようで、そのことが心配です。多様な主義主張や思想があることを、教えることがまず大事だと思っています。子どもたちが、そこから自分の思想や考え方を築いていくことができるような国であってほしいです。決して国がこうだと押さえつけるようなかたちではなく。
条文の解釈は、いかようにもできる感じもありますが。
制度趣旨や他の理念、条文などとの整合性を考慮しないと
いけませんから、そう無限定に好き勝手にできるというわけ
でもないように思います。
海驢さんが紹介して下さったサイトの「要綱案法案比較」の
要綱の前文の中に、「われら国民」という言葉があったの
ですが、法案ではその文が削除されてしまったので、わかり
にくくなってしまったのではないかと思います。
<ここを削るなら、前文のどこかの主語をわれら国民に変え
るべきでしたね。> そして、おそらくはこのような資料
からも、やはり「われら」は国民を示す意味で使っている
のだという解釈が成り立つわけです。
ちなみにGHQの「管理政策」は、第一に軍国主義的および
極端な国家主義的イデオロギーの普及の禁止、軍事教育・
教練の全廃、第二に議会政治、国際平和、個人の権威の思想
集会・言論・信教の自由など基本的人権の思想に合致する諸概念
の教授と実践の確立を奨励することだったそうです。
私も、子供たちは発達段階に応じて、色々な主義主張
や歴史の中などで色々な国や国民のあり方を学んで、
そして将来に備えて自分で考え、選択できるように
成長を促して行くのが、教育にとって重要なことだと
思っています。
アイデンティティというのは、自己を確立すること
から生まれるものなのに。国の考える国民像を
アイデンティティと呼ぶ安倍首相&仲間たちの
発想にはおおいに疑問を覚えます。

戦後の日本で普通に学校教育を受けて、左翼マスコミの報道を真に受けていたら、あなたみたいな考え方になりますよ。私も同様で、以前の私だったら、あなたの熱烈な賛同者になったでしょう。
志賀義雄(日本共産党):「革命は教育で達成できる。共産党が教科書を書き、日教組が教育をすれば、30~40年後の日本人は皆、共産主義の考え方に近づいてくる」
しかし、歴史を学べば諸悪の根源がわかるはずです。毒をバラ撒いているのが、あなたの「愛する」日本国憲法なのです。これは戦前の日本の歴史・伝統・慣習etc.を否定し、日本を自立させないためのものなので、無責任&自分勝手主義の国民が蔓延するはずです。
「アイデンティティというのは、自己を確立することから生まれるものなのに。国の考える国民像をアイデンティティと呼ぶ安倍首相&仲間たちの発想にはおおいに疑問」
アナーキスト? 「日本」という理念なしに各自が個人主義になったらバラバラです。西洋で個人主義が成り立つのは、「キリスト教」などの共通理念があるから可能なのです。