安倍は「有言実行」、私たちは「有限実行」 + 自民・河野&加藤のハト派連携に期待
2006年 12月 26日
安倍晋三首相が、来年の抱負を「有言実行」と記したという。
『安倍晋三首相は25日午前、首相官邸で地元の山口放送などのインタビューに応じ、来年の
抱負として色紙に「有言実行」と書いた。「何をやるかを国民に分かりやすく説明し、やる
と約束したことは必ず実行する」と説明した。
内閣支持率の低下に関しては「謙虚に受け止めたいが、大切なのは何を成し遂げたかだと
自分に言い聞かせている」と指摘。来年7月の参院選については「なかなか厳しい選挙で、
私が首相として実現したことを問えるように国会でも実績を上げたい」と述べ、通常国会で
教育再生関連法案の成立を目指す考えを強調した。<日経新聞25日>』
教育基本法の改正も、防衛省昇格法案(自衛隊法改正)も、確かに「やる」とは言って
いたので、その意味では有言実行だった。そして戦後体制からの脱却を望む勢力の期待に
応え、祖父の代から続く悲願を成し遂げたという意味では、個人的には満足の行く仕事
ができたと言えるのかも知れない。
だが、両法案とも「何をやるかを国民に分かりやすく説明」することは、全くと言って
いいほどせず、国民がそれらの問題点に気付かないうちに、国民の声もきかないまま、
ともかく1日でも早く改正しようとしたのが実態であった。
復党問題も、本間税調会長の辞任問題も、周囲にせっつかれてやむなく行なったもので
国民にはきちんと説明できず。復党問題では、国民の批判に耳を傾けることもしなかった。
個人的には、あまり妙な約束をして、無理に実行してくれなくてもいいのだけど。首相
としては、きちんと説明責任は果たすようにして欲しいと思う。
そして、私たち反安倍っちの抵抗勢力(?)は、来年の抱負を「有限実行」にするのは
どうだろうか?
そう。来夏の参院選で与党過半数割れに追い込み、安倍首相には7月で退任して頂く
ことを目標に・・・つまりは、安倍政権を7月までの限りあるものにできるように活動
して行こうということである。
あと7ヶ月・・・有限政権にできるように、頑張って行きましょう!(~~)/
<ちなみに、参院選を7月22日にしたいと要望したのは公明党だったとか? 三連休の
中日の15日にすると、公明党に有利だという声が出たのを懸念したらしい。>
* * * * *
ところで、私にとっては、いいニュースを見つけた。
自民党内のハト派が結集し、右傾化の流れを食い止めようとする動きが出て来たのだ。
『「ハト派結集の動き活発に=「右傾化」警戒-わだかまり超え河野・加藤氏が連携」
河野洋平衆院議長、自民党の加藤紘一元幹事長を中心に、ハト派勢力の再興を目指す動き
がにわかに活発化してきた。
9月の安倍政権発足以来、政府・自民党内で、核保有論議容認や、従軍慰安婦問題で反省
とおわびを表明した「河野談話」に疑義を呈する発言が出るなど、「政界の右傾化が進んで
いる」(河野氏周辺)ことへの警戒感が背景にある。「過去にいろいろあったが、アジアの
ため、国のために協力しよう」。
今年8月の右翼団体構成員による加藤氏宅放火事件の際、河野氏が電話で加藤氏を見舞っ
たのをきっかけに、両氏は11月1日に久々に会談。最近の党幹部や閣僚の核保有論容認を
憂えるなど意気投合したという。<時事通信23日>』
『加藤紘一元幹事長ら自民党でアジア外交を重視する議員でつくる派閥横断の3グループの
幹部が21日夜、国会近くのホテルで会談し、今後も定期的に連携して活動していくことを
確認した。
この夜の会合には出席しなかったが、河野洋平衆院議長も趣旨に賛同しているといい、旧
宮沢派(宏池会)の流れをくむ「ハト派」の新たな動きとして、注目を集めそうだ。出席
したのは、アジア外交・安保ビジョン研究会の加藤氏のほか、アジア戦略研究会の逢沢一郎
衆院議院運営委員長、アジア・アフリカ問題研究会の大島理森元文相ら。<朝日22日>』
河野洋平氏と加藤紘一氏は、私が自民党の中で最も好きな政治家たちである。
二人ともハト派&リベラル、アジアとの関係も重視するタイプで、バランスのとれた考え
方&発言をすることが多い。
私は、誰がどこの派閥だとかよくわからない頃から、たまたまTVでの発言とかをきいて
「この人はいいかも」と思ってその政治家に注目するのだが<それで好きになる人と、やっ
ぱイマイチかもという人に分かれて来る>、宮沢喜一氏も好きだったし、たまたまこの二人
とも宮沢派の議員であった。
ただ、この二人は宮沢派の後継者を争って、バラバラになってしまっていたのだった。
<ちなみに、私の好きな政治家の多くに共通してしまう欠点?として、あまり政治的手腕
には長けておらず^^;、二人ともかなりの能力がありながら、TOPになり切れないまま
終わってしまった。(河野氏は党の総裁になったが、当時は細川政権だったので、党で唯一
首相になれなかった総裁である。また従軍慰安婦に関する河野談話でも有名だ。)>
自民党が右傾化して行く中で、私は痛いな~と思うことが一つあった。河野洋平氏が03
年に衆院議長になっていたからである。
衆院議長というのは、三権の長として、内閣総理大臣、最高裁判所長官と並んで、日本の
公務員の中ではTOP3の要職なのであるが。ただ、議長は中立的でなくてはならないので、
政治的な活動、発言がしにくい立場でもある。それゆえ、河野氏としても、自民党の流れを
見て「これはマズイ」と思い、言いたいことは山ほどあったと思うのだが、なかなか発言
できずに、内心ジリジリしていたのではないかと思われる。
ただ河野洋平氏には、多くを求められないかな~と思うこともあった。というのも、彼は
C型肝炎から肝硬変になり、一時は命を危ぶまれるほど体調が悪化したことがあったからだ。
しかし02年に、息子の太郎氏(衆院議員)が、ドナーになって生体肝移植を行ない、よう
やく回復したという経緯があったからだ。
衆院議長の職についたのも、功労賞的な要素もあったのかな~と思える部分があった。
<あまり口うるさい人は、衆院議長につけてしまおうという考えもあるのかな~と思う
ところもあったけど?!・・・ちなみに、今、民主党のうるさ方(リベラル左派の横路孝路
氏が副議長になって、党を離脱しているのだ。これも痛い?!>
それでも、衆院議長として自分のできる範囲で、私から見ると、いぶし銀的な役割を果た
していたようにも思う。今年で言えば、与党の国対委員長を呼んで共謀罪の強行採決を牽制
する働きをしたり<コチラ>、終戦記念日の全国戦没者追悼式の衆議院議長追悼の辞で
「戦争を主導した当時の指導者たちの責任をあいまいにしてはならない」と語ったりもして
いた。<*1>
また、私も以前から気になっていたことだったのだが、国会議員たちが本会議中に新聞
や雑誌、携帯を見たり、私語などが多いことを注意したり<コチラ>、本当は審議や議決
をする前提にするために行なわれる参考人質疑や中央・地方公聴会が<ここで国民や識者
など色々な人の意見をきいて、それをもとに議論をしたり議決の判断をするために行なう
ものなのだが>、もう審議や議決の方向性が決まってから、形ばかり行なうようになって
いることに問題性を唱えたりもした。<*2>
今は、中国を訪問中で、要人たちと会談する予定である。<*3>
もう一つ、河野氏を動きにくくさせているものがあった。それは、宮沢派の後継争いに
敗れたあと、反・加藤陣営を集めて大勇会(河野グループ)を率いていたことだ。ここには
麻生太郎氏も所属しているが、麻生氏は河野氏よりもかなり保守色が強い。(右寄り)
麻生氏は小泉政権で実績を重ね、今年の総裁選に出馬、安倍氏相手にかなりの健闘をし、
党内では次期総裁候補としての呼び声が高い。
そこで、河野氏は大勇会を解散し、グループを麻生氏に譲ることにした。今月15日、
麻生氏はグループのメンバーを引き継ぎ、実質的に麻生派となる為公会を旗揚げしている。
<ここから、旧・宏池会同士の綱引きが始まりそうな気配・・・。>
河野氏は、これで自分の政治信条に従って、個人的に活動しやすくなるように思える。
来夏の参院選が終わったあと、憲法改正への動きが盛んになり、いずれ政界再編成が
起きる可能性がある。自民党も民主党も他党も、憲法改正や安保政策の考え方の違いに
よって、グループ作りや勢力争いの活動が活発になって来るだろう。
その中で、私は河野氏と加藤氏の二人には、自民党内のハト派の軸になって、この
大切な次期にいい働きを見せて欲しいと大きな期待を寄せているのだ。
<場合によっては、将来的に、民主党のハト派、安保慎重派との連携をすることもある
のではないかとも思われる。>
尚、加藤紘一氏は、今月、「テロルの真犯人」という本を出版したそうだ。
『自民党の加藤紘一元幹事長の著書「テロルの真犯人」(講談社刊)が18日、出版され
た。小泉純一郎前首相が靖国神社を参拝した8月15日、右翼団体構成員によって実家
(山形県鶴岡市)を放火された事件を検証する内容で、背景には「過度にナショナリズムを
沸き立たせようとする風潮や政治的流れがあった」としている。
「テロル」はドイツ語で、「暴力によって政治的に威嚇する」という意味。著書では
「小泉前首相のように『闘うナショナリズム』をあおり、それを政権の支持率浮揚のために
利用することは『禁じ手』だ」と批判。放火による言論封殺を非難した産経新聞の「主張」
にも言及し、「(小泉氏の)靖国参拝を是とする産経でさえ事件後すぐに批判したのに、
同じ政治家仲間の小泉氏の沈黙は不思議だった」としている。<産経新聞 18日>』
残念ながら、まだ読んでいないのだが・・・。近いうちに、読みたいと思っている。
世の中の右傾化を懸念し、日本がアブナイと思う方は、是非この二人の言動にも注目、
期待してみて頂きたい。
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『河野洋平衆院議長は15日、全国戦没者追悼式の追悼の辞で「戦争を主導した当時の指導
者たちの責任をあいまいにしてはならない」と述べた。追悼式のあいさつで、先の大戦の
責任論に言及するのは異例。具体名には触れなかったが、A級戦犯らのことを指している
ものとみられる。
河野氏は追悼の辞で、故・吉田満氏の「戦艦大和ノ最期」に描かれた、死地に向かう艦上
での将校たちの対話を引用。そのうえで「新生日本の『目覚め』を信じ、そのさきがけと
なることを願って犠牲を受け入れた若い有為な人材たちに思いをはせるとき、戦争を主導
した当時の指導者たちの責任をあいまいにしてはならない」と指摘した。
<朝日新聞 8月15日>』
『逢沢一郎衆院議院運営委員長は30日の同委員会理事会で、河野洋平議長から議場内の
マナーを守るよう注意があったことを各党理事に伝えた。河野議長は10月にも「出席
状況が悪い」と注意したばかり。
議運事務局によると、河野議長は29日に逢沢氏を議長公邸に呼び「議長席から見ている
と、新聞を読む人、携帯電話を使用する人が目につく。若い議員はルールを知らない人も
いるのではないか。徹底してほしい」などと指示したという。
逢沢氏は理事会で「ベルが鳴ったらすぐに着席し、新聞や本を読まないようにお願い
したい」と注意を促した。ただ、この日の衆院本会議場でも雑誌などを読む議員の姿が
見られ、議長の憂うつは続きそうだ。<毎日新聞11月30日>』
『河野洋平衆院議長は13日、議長公邸で開かれた衆院議会制度協議会で「公聴会が採決に
至る前提条件となる現状には疑問がある。もう一度議論すべきだ」と述べ、公聴会直後の
法案採決が慣例化している現状の見直しを求めた。協議会に出席した与野党の代表者も同意
し、今後、各党で検討を進めることで合意した。
河野議長は協議会で「公聴会は広く国民の意見を聞く大事な手続きだ。(意見を審議に
反映させるため)各党の質問が一巡した(委員会審議の早い)段階で開いてはどうか」と
提案した。
公聴会については先月15日の衆院教育基本法特別委員会で、公聴会の開催当日に与党が
単独で締めくくり総括質疑と採決に踏み切り、野党側が「問題がある」と議長に申し入れて
いた。<毎日新聞12月13日>』
『【北京25日時事】河野洋平衆院議長は25日、中国・北京入りし、中南海で唐家セン
国務委員と会談した。日中関係の強化などについて意見を交換した。
河野議長は日中友好7団体の1つ、日本国際貿易促進協会(国貿促)の会長として訪中
したが、中国側は「衆院議長として扱う」(中国外交筋)と今回の訪問を重視。唐国務委員
は会談冒頭、「北京は寒いが、古き友人を歓迎する気持ちは温かい」と述べた。』
『麻生太郎外相は19日、自民党旧河野派を衣替えする形で「麻生派」を旗揚げした。東京
都内のホテルで開かれた設立総会には旧河野派の11人に加え、無派閥の鴻池祥肇参院議員、
復党した山口俊一氏ら3衆院議員も参加。衆参15人でのスタートとなった。麻生派の発足
を機に「旧宏池会」の流れをくむ古賀、谷垣派との合流を目指す「大宏池会構想」を巡る
綱引きが激しくなりそうだ。
麻生氏は設立総会後の記者会見で「先の総裁選が終わった後、けん土重来を期すと申し
上げた。私の目指すところに力を貸していただけたらと思っている」と述べた。
会見の冒頭、麻生氏は「為公(いこう)会」と自ら色紙に揮ごうしアピール。派閥名は、
中国の古典「礼記」の一節「天下為公」から取った。
麻生氏は9月の党総裁選で安倍晋三首相に次ぐ2位を確保しており、「ポスト安倍」への
意欲を隠さない。ただ、自前の勢力だけで総裁選出馬に必要な20人を確保するには至ら
なかった。麻生氏は「15人は私には十分な数字」と強調したが、具体的な政権戦略は
描けていない。
麻生氏は自派結成にあたって、「大宏池会」再結成の場合の主導権確保をにらみ、古賀
派出身で、古賀誠同派会長との確執を抱える丹羽雄哉党総務会長との連携を深めている。
13日夜、麻生氏は丹羽氏と会談して新派閥結成を説明し、丹羽氏もエールを送ったほど
だ。しかし、丹羽氏も「麻生さんのボルテージが上がっているようだが、(派閥の今後の
維持、運営に)楽観的にすぎる」とやや冷めた見方をしている。
安倍首相に近い麻生氏の派閥結成は、古賀派の幹部を強く刺激したようだ。同派内には
塩崎恭久官房長官や菅義偉総務相ら首相に近い議員も多い。「親安倍」を看板に、麻生氏
が古賀派から議員を引き抜けば、首相と疎遠な古賀氏の派内統率力は一気に瓦解してしまう
恐れがあった。
古賀氏の疑心暗鬼をひとまずふっしょくするため、麻生氏は18日夜、古賀氏らとの会食
の席で「他派閥から引き抜くつもりはない」と配慮してみせた。ただ、古賀氏は麻生派を
橋頭保にした「大宏池会構想」を阻止する構えを崩していない。古賀氏が麻生氏と会う前に、
宏池会の創立者である故池田勇人元首相をしのぶ会を開いたのも、麻生氏らへの強いけん制
に他ならない。
一方、谷垣派。大宏池会構想は「ハト派勢力の代名詞だった宏池会の総裁候補はタカ派の
麻生氏ではなく、ハト派の谷垣禎一前財務相」との判断から、谷垣派が最も積極的だった。
しかし、ハト派を代表する河野洋平衆院議長が麻生派結成から手を引き、タカ派的な言動で
知られる鴻池氏らが参加したため、麻生派との距離感を広げている。
◇19日に発足した麻生派のメンバーは次の通り。(※は新加入、数字は当選回数、敬称略)
<衆院>麻生太郎(9)=会長▽中馬弘毅(9)▽鈴木恒夫(6)▽森英介(6)=事務
総長▽※山口俊一(6)▽岩屋毅(4)▽河野太郎(4)▽桜井郁三(3)▽松本純(3)
▽井上信治(2)▽※赤間二郎(1)▽※鈴木馨祐(1)▽薗浦健太郎(1)
<参院>※鴻池祥肇(2)▽浅野勝人(1) <毎日新聞19日> 』
『 自民党の加藤紘一元幹事長が18日、「テロルの真犯人」(講談社)を出版した。8月
15日に山形県鶴岡市の実家と事務所が右翼団体幹部に放火された体験をもとに、言論に
対するテロが生まれる土壌を考察した内容だ。
加藤氏は同書の中で、「『時代の空気』が靖国神社を参拝する首相を選び、テロで言論を
封殺しようとする卑劣な犯行を招いた」と指摘。その背景に、靖国神社の「偏りのある歴史
観」などが若者に影響を与えていると危惧(きぐ)している。
加藤氏は事件後、96年に産業廃棄物処分場の建設にからみ、町長が襲撃された岐阜県
御嵩町での暴力追放集会に出席するなど、「言論と暴力」をテーマに積極的に発言を続けて
いる。新著でも「代議士として国民の負託を受けている以上、発言を曲げるつもりはない」
と強調している。<朝日新聞 12月18日>』
小泉は信長気取りだけど、ほんとうに冷酷無比な男ですね。日本がトゲトゲしくなりました。
気心の知れているらしい安倍は、支持待ちだったのかな?けっこう、「見下し男」なんでしょうね。 品格のある政治家、出でよ!!!
今の日本は右傾化なんて全然してませんよ。在日特権とか、シナや朝鮮の工作員の存在が広く認知されて、真実を知った純血の日本人が危機感を募らせているだけなんです。
ハト派とやらの意見を聞きたいんですが、具体的に日本をどう守るんでしょうね。国連とか寝ぼけた意見はナシですよ。戦勝国の国益しか反映されないのに、さも万能であるかのように、サヨク派の皆さんを騙すのは、卑怯ですから!
私は、このまま日本が危ない方向へ傾いて、中国や朝鮮の支配下に完全に収まってしまうくらいなら、アメリカ支配の方が何百倍もマシだと思っています。
私の安倍評は 『有害実行』 です。
半島に舐められるんだよ、あんたは日本の将来をどう考えるのか?
テロルの真犯人、読まれているのですね。
私もお正月になったら、大きな本屋さんに行く時間ができぞうなので
買いに行きたいな~と思っています。
加藤氏も、ここぞという時にやや行動力に欠けるところが
あったのですが、近時は、危機感を募らせ、かなり開き
直って頑張っているように思います。
自民党内からもどんどん声をあげて欲しいです。
安倍氏は本当は、もっといい意味でも悪い意味でもお坊ちゃまタイプ
だと思うのですが。祖父の話+小泉氏の近くにいて、変なところで感化
されてしまったのかな~と思います。でも、本質的に信長タイプの
政治を行なうのはムリかもとも思うです。
個人的には、米国、東アジア、どちらの支配下にいる必要も
ないと思います。他国云々はさておき、日本はまず自立した国に
なって欲しいと思います。
私はアメリカという国自体は嫌いではないですけど。ただ、彼らの
考え方は、社会のあり方は、日本には合わないと思いますし。
何でもアメリカべったりでは、まさに戦勝国の言いなりになって
いるだけですので。少しずつその状態からは、卒業して欲しい
と思っています。
そして、日本は地理的にも、民族、文化、歴史的な交流の面
でも、東アジアの一員であることは確かだと思うので、そのことは
重視すべきだと思います。
EUのいくつかの国々がそうであるように、古くからライバル関係
にありながらも、譲歩すべきところは譲歩して、お互いの利益の
ために、いい関係を築いて行けるようになるといいな~と思って
います。中国も徐々に変わっていますし、さらに自由主義化、
民主化が進むと思うので、そうなる日は近いのではないでしょうか。
はじめまして。これからも、よろしくお願いいたします。
安倍氏は「有害実行」ですか?
では、私たちは「無害実行」を目指します。
私の考えは、2つ上のレスに記したような感じです。
私は、中国はどんどん変わっていると思いますし、
お互いの国益を考えたら、お互い自立しつつ尊重し合って
いい関係を築いて行く方がいいと思っています。
でも、日本が変に国家主義的になったら、うまく行かなく
なってしまうかも知れないと危惧しています。
>米国、東アジア、どちらの支配下にいる必要もないと思います。
え?私は「中国や朝鮮」と書きましたよ?東アジアにまで範囲を広げたら、話がおかしくなってしまいます。不自然です。
>EUのいくつかの国々がそうであるように、
洗練されたヨーロッパ諸国と、
言論の自由も無い、法治国家でもない、中国共産党支配国や金日成支配国を、同列に扱うのはかなり無理がありますよ!
>譲歩すべきところは譲歩して、お互いの利益のために、いい関係を
日本は戦後60年間、まさにその姿勢でやってきたではありませんか。
一方的に譲歩し続けるのは、もう嫌です!
>中国も徐々に変わっていますし、さらに自由主義化、
民主化が進むと思うので、そうなる日は近いのではないでしょうか。
表面的にはそうでしょうが、構造的にはなんら変ってません。
日本は、もっと冷徹に、シナや朝鮮に対応する方がうまくいくと思います。
もちろん米国に対しても。
>え?私は「中国や朝鮮」と書きましたよ?・・・失礼しました。
長~い歴史の中で、国はどんどん変わって行くと思います。
日本もしかりでしょう。私たちは、そのほんの小さな一コマ
にしか生きていませんけど。私が生きて来たほんの何十年の
間にも、劇的な変化が起きています。
政治体制や言論の自由等で言えば・・・
<日本だって、つい60年チョット前には、軍部が政権を握り
言論の自由があったとは言い難かったように思いますが。>
EUの中には、つい20年前にはバリバリの社会主義&強圧
な政治を行なっていた東欧の国もはいっています。
韓国も20年ちょっと前は、強圧的な軍事政権下にあって、
そこから急激に自由&民主化が進んだわけですし。
国というのは、短期間でこんなに変わっちゃうのかな~と
驚くことが少なくありません。北朝鮮も、10~20年後
には、大きく変化をするかも知れません。
中国も私から見たら、かなり変わって来ています。
その中で、日本が時代に逆行することは避けたいな~と
切に思っています。
mew-run7 さんは、日本がおかしな方向に行かないかと心配されているようですが、大丈夫ですよ。むしろ普通の国になろうとしているだけで、
今までが異常だったのですから。
レスが遅くなって、すみませんでした。
日本も含め、世界各国がいい方向に変わるといいですね。
どんどん変化のスピードが速くなりそうなので、私自身
ついて行けるどうか心配な今日この頃です。
何をもって「ふつうの国」と呼ぶのか・・・その基準が
難しいように思います。
私も自営のために軍隊を持つことは否定しませんし、主権
国家として独立性をもった政治を行なえるようにと望んで
いますが。ただ、そうなった時に、日本が国民の自由や
主権をきちんと守って行けるのか、ふつうの国のつもりで
度が過ぎてしまい、また過ちを犯さないか・・・それを
懸念しています。
そもそも戦後60年間のあり方を否定しようとすること
自体、おかしいと思うのです。その60年も含めて、日本
の歴史であり、今の日本があるわけですから。