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2006年を振り返って(2)~安倍に追い風の北朝鮮問題&恋愛(?)詐欺師の小泉が退陣

 7月には、ヒデの引退、北朝鮮ミサイル実験、昭和天皇メモ、イラク空自活動、
そしてここからどんどん総裁選モードにはいって行く。
 8月は、戦争&原爆、亀田興毅、加藤氏放火事件、小泉氏の靖国参拝、後半からは
安倍氏の政権構想の記事が続いた。
 そして9月には、小泉ー竹中路線を振り返る記事をちょこっと書いたが、あとは
ほとんど安倍氏関連だ。<東京都教職員の国旗、国歌判決もあった!>


 プライベートな部分では、私にとって今年最大のイベントはサッカーのワールドカッ
プであり、そして今年最大のニュース&ショックだったのは(中田)ヒデの引退だったり
するのだが・・・。<でも、何かそれもずっと前のことのように感じてしまうけど。>

 もうこの頃になると、小泉前首相の影は薄い。6月の国会終了後、アメリカ、ロシア・
サミットと卒業旅行に出かけ、あとはメイン・イベントである終戦記念日の靖国参拝を
成し遂げるだけとなった。
 そして8月の加藤氏の実家への放火事件自体もそうだが、その後の小泉氏、安倍氏や
政界マスコミその他の反応は、私に大きな怒りと失望感を与えた。<これじゃあ、日本
は本当にダメになるかもと思ったりもした。>

 10月に核実験があったので記憶がかすんでしまっていたが、そう言えば、7月の
北朝鮮のミサイル実験の時も、それなりに騒動になっていたな~と思い出した。
 これが、日本政府が表立って右傾化して行く大きなきっかけになったような感もある。
これまで慎重に配慮して言動して来たのに、何だか「待ってました」とばかりに、防衛
面を中心に、無思慮で過激、強圧的な発言が飛び交うようになり、やれ経済制裁だ、
国連決議だと始まった。そして、ある意味では、その中で最も活き活きしていたのは、
安倍晋三氏だったかも知れない。

 他のブログやコメントなどで、(半分ジョークながら)あのミサイル実験は日本or
米国が依頼したのではないかと書く人がいたが。本当にそう思いたくなるぐらい、
このミサイル実験が、安倍氏にとっても、タカ派的or戦後体制を嫌悪する勢力にとっても、
大きな追い風になったように思う。これがなかったら、安倍氏もあそこまで堂々と右傾的
な政権構想を発表しにくかったかも知れないと思える部分もある。

 ただ、核実験や拉致問題への対応も含めて、安倍氏が威勢よく、強気のリーダーシップ
を発揮しているように<一般人から頼もしい感じに>見えるのは、北朝鮮に関わる問題の
時しかなかったようにも思う。
 でも、国際的に見れば、北朝鮮問題に関しては、ミサイルの時も、核実験の時も、日本
はいきり立っている割には、ややカヤの外に置かれている感じがある。米中がダイレクト
に交渉、協議する機会が増えれば増えるほど、日本の存在感が薄れて行くのだ。<12月
の六ヶ国協議でもそうだった気が。>


 一度、小泉政権をきちんと振り返る記事を書きたいと思いつつ、機会を失ってしまっ
ていたのだが・・・。もうこの時期になると、何を今さらという感があったりして^^;。

 ただ、昨年も書いたのだが、小泉氏はおそらく21世紀の100年を振り返った時、
日本の歴代首相の中でもワースト3にはいることになるのは間違いないと思う。
 安倍氏が国家体制の面で、戦後レジームを打ち壊そうとしているが、小泉氏はその前
に日本が戦後育んで来た民主主義のあり方と、日本らしい(修正された)自由主義の
あり方をぶち壊してしまい、折角ここまで築き上げて来た日本の国政、外交、経済、
社会の体制、状況を大きく変えてしまった首相だからだ。

 私はこの言葉は好きではないのでブログでもふだんでも使わないのだが、今回だけ
あえて使うとすれば、彼は竹中氏と共に「国を売ったペテン師、詐欺師」だと言っても
いいと思う。それも、自分の悲願だった郵政民営化の実現させるためにである。
 彼は国民のことなど、何も考えていなかったのである。自分の願望を達成するために
それに賛同してくれるアメリカとタッグを組んで、日本を、国民の生活をガタガタにして
しまったのだ。
 
 小泉氏の負の遺産に関しては、また来年、安倍政権の問題として取り上げることに
したいが。私が最も悔しく腹立たしく思うのは、何故、小泉氏を5年半も首相の座に
置いてしまったのかということだ。 
 何か国民が「恋愛or結婚詐欺師」に引っかかってしまったような感もある。

 小泉氏は確かに魅力的なイイ男だ(私の好みではないが)。明るくて気さくな感じ
で、言語表現やパフォーマンスの能力にも優れ、私たちを楽しませてくれる。
 長い不況が続き、国民の間に閉塞感が生じ、ストレスが貯まる中、そんな彼が登場し、
旧態以前としたものや現状(の構造)を打破せんと、「改革」という言葉を使って、夢や希望を
語るのを見て<当時は強力ナパートナーの田中真紀子氏もいたし>、国民がついつい彼に
意を託してしまったのは仕方がない面があるのかも知れない。
 彼はまたマメでもあった。 <これは、結婚詐欺師の常套手段なのだが?> 国民に
定期的にラブレター(メルマガ)を送り、200回近くタウン・ミーティングを行なっ
て、国民とコミュニケーションをとろうともした。<近時になって、メルマガやTM
には国民の税金が多額に使われていたこと、TMの多くにやらせがあったことが判明
したが・・・ ^^;> 彼は国民の方を見て、国民と意思を交わすふりをし続けたのだ。

 それでも、もしもう少し早い段階で、国民が小泉氏の政策の問題に気付けば、ここ
までヒドイことにはならなかっただろう。
 だが、国民の多くはそれにすっかり騙され、5年以上も彼に支持&票を貢ぎ続けた。
彼はその陰で、国民の財産を売り、生活の基盤も切り崩していたのだが、国民の多くは
それに気付かず、<気付いても目をつぶっていた人たちもいる(議員やメディアとか)>、
たまになされる忠告や批判にも耳を貸さず、おまけに最後には「小泉劇場」を楽しんで、
大量議席&郵政民営化という夢の実現をプレゼントしてあげたのだった。
 
 でも、彼は一般国民のことなど全く見ていなかったのである。自分の悲願のために、
国民を利用したに過ぎないのだ。<それこそ、親友ブッシュの手土産のためなら、安全
性が確認できなくても、米国産牛のの輸入解禁をとっとと決めてしまう人なのだから。>
 そして、御用が済んだら、国民はポイ!・・・あとは安倍任せで、我関せずである。
彼が去ったあと、多くの国民は彼が残して行った負の遺産に生活をムシばまれ、苦しむ
だけだ。

 これが映画か小説などのフィクションの話なら、その主人公には「お見事」と拍手
してしまいそうな感じもある。でも、これが現実の世界の自分の国の首相&国民の話
なのだから、怒りを通り越して、哀しく情けなくさえ思ってしまう。(-_-;)


  マスコミにも問題があった。彼らもまた、小泉氏のキャラクターに目をつけ、政治家タレント
のように面白おかしく扱い、それがますます国民の関心&人気を高めてしまったのだ。
  それでも、きちんと首相としての政策や言動の問題点をチェックして、批判すべきものは
批判すればまだよかったのだが。そのメディアとしての重要な役割を果たそうとはしなかった。
これでは、まるで小泉氏の広告媒体だ。
  小泉氏に、国民のことや国益を考えず、自分の意向に反する自民党議員や官僚を無視し、
党内民主主義を壊し、議会制民主主義も壊して、自分の好きなように政治活動&言動を続け
させた大きな要因の一つには、マス・メディアの堕落があったように思われる。


 私は、せめて次の安倍政権ではそうならないようにと願っていた。
 国民も少しは、小泉政権の問題に気付き始めていたし、メディアも小泉劇場がもたらした
総選挙の結果に、反省を示した部分もあったからだ。

  だが、国民はしばらくの間は、若くてさわやかでソフトなイメージに見えるらしい安倍氏を
支持していた。メディアもまた、その役割を忘れ、安倍氏ヨイショを続けていた。

< つづく>                 THANKS

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by mew-run7 | 2006-12-31 08:57 | 政治・社会一般 | Comments(10)
Commented by 三輪耀山 at 2006-12-31 23:34 x
>私はこの言葉は好きではないのでブログでもふだんでも使わないのだが、今回だけあえて使うとすれば、彼は竹中氏と共に「国を売ったペテン師、詐欺師」だと言ってもいいと思う。

貴方はそう言う言葉は好きでなかったかも知れない。
けれど、その表現は私がブログの中で何度も何度も繰り返していた表現だった。

私は保守的な思想の持ち主で、保守政党に願いを託したかった。
けれど、そうする事が自分の最も大切な中軸、汝の良心に忠実であれ、同胞を愛して見捨てるな、そう言う掟とぶつかった。

苦しかったけど良心に従った。そして今はわかった。
たやすく自分を売らぬ事。たやすく他人を売らぬ事。思想や理念に対しても自分を売らぬ事・・・。
今なら貫けそうな気がするのです。そんな気がする。

有為転変・・・けど今の自分は前よりもずっと自由だと思えます。
Commented by mew-run7 at 2007-01-02 15:02
三輪耀山さん、コメント有難うございます。

レスが遅くなって、すみませんでした。

私は特定の思想もなく、その知識もありません。
でも私なりに色々な角度からものを見たり、勉強したり
しながら、色々と考えてみたいと思っています。
結局は、ある種の人間としてのポリシーや良心・・・自分が
よいと信じるものに従って判断することになるのだと
思いますが・・・。同時に、自由で柔軟性を持ったアタマ
と心をキープしたいとも思っています。

三輪耀山さんのブログが再開して、嬉しかったです。
また色々なことに気付かせて頂いたり、勉強させて
頂きたいと思います。

今年もよろしくお願いいたします。m(__)m
そして、より自由になられた中で、より一層のご活躍を
されることを願っています。
Commented by お玉おばさん at 2007-01-03 10:55 x
明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願い致します。
今年も怒濤の一年になりそうな予感です・・・

##そっか~~三輪様復活なのね。(*^_^*)                             
Commented by 三輪耀山 at 2007-01-03 18:18 x
>お玉おばさん様
もう、自分のブログであからさまに「アメリカは日本を敵だと思ってるよ」と・・・そう言う事まで口走るようになってしまった、元右翼としか言えない私です。(前までは思ってても言わなかったんですが)

まあ、ですが核武装賛成と言うのは相変わらずで、こればかりは永遠に方向変換無しみたいですが。(笑)

ところで、三輪は最近加古川、尼崎付近に良く出没しております。
兵庫のお方は会うチャンスあるかも知れませんですね。
Commented by お玉おばさん at 2007-01-04 11:20 x
mew-run7さんのところなのに、三輪様にお返事させて頂いて申しわけありません。m(_ _)m護憲の一点というよりアメリカが敵だ~の一点で集えるようになりそうですね・・ちょっとお玉の所も突風に晒されました・・まあ私が稚拙な文章だから伝わらないんでしょうけど・・mew-run7さんのおっしゃる自由で柔軟性を持った頭と心、肝に銘じてこれからも頑張りたいですね。
Commented by Count_Basie_Band at 2007-01-04 13:50
TB、ありがとうございました。

あの売国奴たちが行った所行に未だ気付いていない人達が大勢いるようです。催眠から醒めていないのですね。

「ぬぬぬ」さんのところでもコメントしましたが、我々が半世紀掛けて築き上げた「総中流か社会」こそ、古代から宗教家、政治家、経済学者が求めて来た夢の社会だったのです。カール・マルクスも生存していれば涙を流して絶讃したでしょう。
この言葉を未だに揶揄する似而非インテリも少なくありません。曰く「英国で中流といえば貴族階級のすぐ下を言う。タダのサラリーマンや商人や工員を中流とは呼ばない」と吐かします。
そりゃそうでしょうよ。英国では学齢期に達した子供を全員収容できる学校設備がないのです。だからニートが120万人を超えています。日本のニートは少なくとも中等教育を終えているのが殆ですが、彼の国では初等教育も受けることなく、無学文盲のママ痲薬に耽っています。
原因は、安倍内閣がやろうとしている「学校バウチャー制度です。そんなことも知らないお粗末な政治家官僚に天罰を!
Commented by ホラフキ at 2007-01-04 21:57 x
まっ…自民だろうが民主だろうが誰が総理やっても批判はおこる
そんなもんだ

まあ民主主義に幻想持ちすぎだな

自民党支持者をアホ呼ばわりするのはどうかと思うぞ
そういう見下すようなネガティブキャンペーンじゃ人の心は動かないよ

端から見てると右翼とやらと一緒であたまが凝り固まってるようにしか見えないし
Commented by mew-run7 at 2007-01-05 07:30
お玉おばさん、コメント有難うございます。

あけましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いいたします。

安倍氏が改憲を参院選の争点にするとか。
本当に怒涛の1年になりそうです。

私自身も色々と勉強して進化しつつも、信念でも
ある「平和で平穏な生活を」という思いを、愚直
に叫び続けたいと思っています。
Commented by mew-run7 at 2007-01-05 07:31
Count_Basie_Bandさん、コメント有難うございます。

こちらこそTB有難うございます。

今年こそスウィング・モードでウキウキ気分になりたい
のですけど。法律も経済も「何だかな~」ですね。

古きよきものを活かしつつ、新たなものを取り入れて。
一億総中流、平和で平穏な生活を。私はそれが理想
だと思うのですが。<日本で言うと、70年代~80年
代前半ぐらいでしょうか?>

イギリスは、保守的な部分も強い国ですが、行き過ぎた
自由主義の弊害に気付いた国で、早くから修正された
自由主義を取り入れて、労働者や一般市民の生活の
ケアを行なったところなのに。
それをぶち壊したのがサッチャー政権であり、
<レーガン、中曽根も同じ>いまやアレは失敗だったと
いう評価も多い中、何でよりによってサッチャー政権の
真似をしたがるのか、理解に苦しむです。

国民も自分の生活がかかわっていることなのですから
早く気付いて欲しいと思うです。
Commented by mew-run7 at 2007-01-05 07:31
ホラフキさん、コメント有難うございます。

凝り固まった感じを与えたとしたら、反省したいと
思いますが。

でも、国政は私の人生、生活にも大きな影響を与え
ますから。私が望む「自由&民主主義を基調とした」
「平和で平穏な生活を」壊すような過度な保守主義
や新自由主義政策には、反対の声を上げ続けたいと
思っています。

それは政権与党が自民党であろうと民主党であろうと
総理が誰であろうと同じことです。

自民党の政策に賛同して、自民党を支持する人は
それでいいと思います。でも、それらをな~んも
考えないで、XXがカッコイイ、面白いで票を
入れられるのは、いい迷惑です。それで、あとから
医療費や公的サービスの低下などで、文句をいう
人は、何をかいわんやでしょう。


「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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