えっ、丸山氏も出馬?! + 松岡・水道光熱費問題の追及を!+国民投票法案の続報
2007年 03月 09日
ここ1~2日、「何か誰かもう1人有名人が都知事選に出る準備をしているらしい」
「ヤジ馬ワイドでも、そんな話が出ていたよ」という話が伝わって来ていて、
「え~っ、一体、誰、誰?」と推理ごっこをしていたのだが・・・。
どうも、丸山弁護士のことだったようだ。(誰も当たってなかった。^^;)<*1>
TVで見たのによれば、「都政を任せたいと思う人がいないので、自分が出ることを
考えた」そうだが・・・。<その気持ちは、わからなくもない。>
う~ん。でも、「丸山氏が出た場合、どうなんだろう?」とつい思ってしまう。
政策にもよるだろうけど。やはり、知名度がある分、リベラル系無党派層や政治無関心
層の票を持っていく可能性が高いと思われ、却って石原氏に有利になっちゃうんじゃない
かな~?(--) ・・・と、憂いてしまう部分も大きい私であった。
* * * * *
前記事(コチラ)の国民投票法案の審議に関する続報を少し・・・。
委員長が職権で8日に開会を決めた衆院の憲法調査特別委員会は、結局、民主、社民
が反発して出席しなかったため<委員会室の入り口まで来て、抗議していたという>
委員会を開かないまま流会した。<*2>
この日は、15日に公聴会を行なうことを採決する予定だったのだが。最初から、
与党で強行採決というのでは、あまりにも強引な印象を与える上、民主党と完全決裂する
ことを意味するので、公明党が強い懸念を示したようだ。
自民党は、1週間予定をズラして、22日公聴会、29日採決、30日衆院通過と
いう日程で再調整する考えのようだが、野党の反対が続けば公明党がさらに慎重対応を
求めることも予想されるため、安倍自民党の対応が注目される。
この件については、改めて別稿で書きたいが。
公明党は、もともと自公だけで国民投票法案を成立させるのは望ましくないと考えて
おり<改憲反対の議員や支持者が多いので、公明党が自民党に加担したために、改憲の
手続法が成立して、改憲への道を進ませてしまったという印象を与えたくない>、
自民党が強引に国会運営を進めることには、かなり慎重な姿勢をとるものと思われる。
このような面でも、民主党が反対に回ったことは大きく、「本当によく決断してくれ
たな~」と思う私であった。
* * * * *
コチラの記事でお伝えした松岡農水大臣の水道光熱費問題の続報を。
『松岡利勝農水相は7日午後の参院予算委員会で、自らの政治資金管理団体が無償である
はずの光熱水費を収支報告書に計上していた問題に関し、「報告すべき点は適切に報告
している。それ以上の内容の開示は現行制度が予定しておらず、控える」と詳細の公表を
拒否した。その上で「各党で協議し、どう報告するか(新たな制度が)決まれば従う」と
述べた。芝博一氏(民主)らへの答弁。芝氏は「不誠実だ」と納得せず、週内に報告する
よう求めた。この後の参院予算委理事懇談会で各党間で取り扱いを協議することになった。
<時事通信7日>』
このあとの共産党の井上議員の質疑でも「適切に報告」を20回以上も繰り返した
とか?!(・・)
朝日新聞や日刊ゲンダイの記者は、松岡氏の議員会館の事務所には、水道の蛇口が
一つしかなく、浄水器もついていないことを確認したそうで。
でも、仮に浄水器を使っていようと、石油ストーブを使っていようと、それらの費用
は、水道光熱費には当たらないという。適切かどうかというレベルではなく、政治資金
収支報告書への虚偽記載&違法な報告である可能性が高い。
民主党の小沢代表は8日、「閣僚は野党のわたしたちより、はるかに重い責任を負っ
ている。何も問題がないなら、国民に公表していい(はずだ)」と語り、松岡氏は公表
すべきだとの認識を示した。
同党の菅代表代行も「(松岡氏は)国民に納得できる説明をしないといけない。それ
ができないなら閣僚の職にとどまることは不適切だ」と強調。「場合によっては強制力
を持った証人(喚問)という形で呼ぶことにもつながる」と語った。<時事通信8日より>
この件に関しては、超高額所得ながら「庶民の味方」のみのもんた氏も「朝ズバッ!」
でかなりお怒りだったが。民主党がどうの、みの氏がどうのという前に、やはり、これは
国民みんなで怒るべきことなのではないかと思う。
<特に今、mew同様に、確定申告の準備に追われて苦しんでいる人は尚更?!(**)>
だって、政治資金は寄付する方も、もらう方も税金が課せられない特別扱いのおカネ
なのだし、私たちの税金から出ている政党交付金も含まれているのだから。こんな多額
のいい加減な報告を放置することは許されないだろう!
これは思想的に右も左も真ん中もなく、一国民として怒るべきことなのだ。
こういう問題が出ると、また「民主党だって小沢代表の不動産が、角田議員の献金が」
と言い出す輩が出て来るわけだが、「それは、それ。これは、これ」で別の問題として
扱うべきであろう。
しかも何度も書くけど、内閣の「閣僚」というのは、日本の行政府のTOPにある
特別な立場だということを、それなりに強い権限もある重要な立場だということを認識
すべきである。そうだから、その発言だって一般の議員よりも注目され、適切かどうか
問題にされるし、おカネの使い方だってそうなのである。
安倍首相も、これが単に一議員ではなく、自分の内閣の閣僚の問題、そして自分の内閣
の信頼性の問題なのだということを認識して、「適切な」対応をとってもらいたいと
思う。
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<*1~2は↓More の部分に>
*1
『テレビ番組などで活躍する弁護士の丸山和也氏(61)が、22日告示の東京都知事選に立候補する意向を関係者に伝えていることが分かった。関係者によると、丸山氏の代理人が8日、都庁の都選挙管理委員会を訪れて立候補届け出書類を入手しており、丸山氏は都政を変えたいとの趣旨の発言をしているという。ただ、周辺には慎重論も強く、立候補に踏み切るかどうかは流動的だ。
丸山氏は兵庫県新宮町(現たつの市)出身。69年に早稲田大を卒業後、司法試験に合格。弁護士業務の傍ら、バラエティー番組「行列のできる法律相談所」に出演。演歌のCDも出している。
丸山氏は89年7月の参院選に、弁護士らでつくるミニ政党「新政クラブ」から比例区に立候補したが、落選している<朝日新聞 9日>』
*2
『衆院憲法調査特別委員会は八日、憲法改正手続きを定める国民投票法案の採決の前提
となる公聴会開催の議決を見送った。野党が強く反発したほか、公明党も慎重対応を
求め、与党内で今後の方針にずれが生じたためだ。膠着(こうちゃく)状態が続けば、
安倍晋三首相が目指す五月三日の憲法記念日までの法案成立は難しくなりそうだ。
中山太郎委員長は八日朝、理事会を招集したが、民主党は中山氏が職権で同日の委員会
開催を決めたことに反発して欠席した。
多くの民主党議員が委員会室前に集まり、公聴会開催の議決に抗議する姿勢を見せた。
これを受け、中山氏は「委員会を開けば、ある種の混乱が起きる可能性もある。強行は
好ましくなく、円満に進めたい」として、同日の委員会を流会にした。
中山氏の判断には、公明党が慎重審議を求めたことも背景にあった。与党単独のまま
当初方針通りに二十二日の委員会採決まで突き進めば、同日告示の統一地方選への影響は
避けられず、公明党の太田昭宏代表は八日朝、自民党の船田元理事に「異常な状態で議決
するのはやめてほしい」と電話で要請した。
自民党は当初予定を一週間ずらし、二十二日に公聴会開催、二十九日に委員会採決、
三十日に衆院通過という日程を想定しているが、公明党内では与党単独採決になお慎重論
が根強い。
一方、民主党は統一地方選や七月の参院選をにらみ、対決姿勢を強める構えで、鳩山
由紀夫幹事長は「一週間延ばしたからいいという話でもない」と強調した。
<北海道新聞 9日>』