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次々とくすぶる疑惑と不満<衛藤復党+安倍本人にも口きき&違法献金疑惑+松岡疑惑など>

<多忙のため、しばらくの間、記事に対するコメントの受付をお休みにします。>

 安倍内閣&自民党(+公明党)で、様々な不満や疑惑がくすぶり続けている。

 安倍氏の同志・衛藤晟一氏の復党問題もスンナリとは行かず。松岡農水大臣の光熱水
費疑惑はさらに深まり。そして、さらに安倍首相本人の口利き疑惑や、安倍氏&複数の
閣僚も絡む違法献金問題も指摘され、アチコチでキナ臭い煙が立ち始めている。
<このままだと、安倍内閣がいぶされて、燻製にされちゃうかも?(・・)>

* * * * * 

9日、自民党の衛藤晟一氏の復党が正式に決まった。

 安倍首相は、9日夜の記者会見で、衛藤氏の復党に関して、「そんな不満くすぶっていません
よ。誰かいます?特定の人物。いないですよね、いないんですよ。」とたたみかけるように言って、
妙な笑みを浮かべていたのが・・・。(日テレ・ニュース9日)
 安倍氏が思ったよりも、この復党への風当たりは大きいようだ。

  9日に開かれた衛藤氏の復党を決めるための党紀委員会では、批判が続出。通常は全会
一致の形をとるのに(昨秋の復党の時も全会一致)、今回は2時間の討論後、異例の表決に
なった。<*1>
 当日の出席委員は14名は賛成7、反対7と割れ、委任状で賛成の意思を示していた欠席
委員3名の票を足して、ようやく賛成10、反対7と僅差で復党が決まることになった次第だ。
 笹川委員長は、 「全会一致というようにですね、軽々しくできる政治の状況にはない、と私は
判断しました」「10対7、これのご判断はまたマスコミの人がやられたらいいのでは。きょうの
党紀委員会で円満丸く収まって、後は何にもなしというわけにはいかないかもわかりませんね」
と渋い顔だった。(TBS)

 衛藤氏の復党に関してはコチラの記事にも書いたが、安倍氏がやや強引に衛藤氏の復党を
決めようとした背景には、衛藤氏が以前から安倍氏と歴史問題などに関して共に活動して来た
親しい間柄であることに加え、比例区で立候補させれば、全国組織を持つ福祉団体の票を集め
られることがあると考えられている。
<中川幹事長は9日、「(復党には)各種団体の強い推挙があり、民意があることに一定の理解
をいただいた結果だ」と述べていた。(時事通信9日)>


 しかし、自民党では、郵政造反・落選組の復党は参院選後まで認めないことに決まっていた。
同じ落選組で参院選で岐阜選挙区から出馬する藤井孝男元運輸大臣も、自民党の推薦は得ら
れることになったものの、無所属のまま立候補して、当選したら復党することになっている。また
同じく落選中で復党を希望する八代英太前衆院議員は、参議院山梨選挙区の候補者公募に
応募。最終面接まで残ったが、結局選考から外れる結果となった。

 そのような状況の下、落選組の中で、衛藤氏ひとりが復党を認められ、さらに参院選比例区で
自民党候補として出馬させることには、党内からも、「復党の基準が曖昧だ」「安倍首相と親しい
間柄だということだけで、優遇されていいのか」という批判が根強い。
<特に落選した人たちが所属していた派閥の議員や、個人的に親しい議員から見れば、衛藤氏
だけが優遇されることには、大きな不満が生じているようだ。>  

 またコチラの記事の最後の方や*2にもあるように、衛藤氏の立候補は、彼の地元でる大分
での参院選での得票や選挙活動に大きな影響を与えるだけに、連立与党を組み、選挙協力を
行なう公明党からも、いまだに疑問や不満の声が出ている。
 公明党は、新たな復党問題で、与党への支持が減り、地方選も含めた選挙活動、選挙協力が
予定通りに効を奏さなくなることも懸念しているようだ。
 さらに公明党は、安倍自民党が与党単独で採決、議決を行なってでも、強引に国民投票法案
を成立させようとしていることにも、警戒感を強めている。<慰安婦問題も気がかりのようだ。>
 もうアチコチ不満だらけなのである。

<太田代表は9日の記者会見で「与党の単独採決は今は考えていない。民主党が加わることが
自然な形だ」と述べ、自民党内の強硬論をけん制した。公明党の風間昶・参院国会対策委員長
も9日の自民党側との協議で「30日が道府県議・政令市議選の告示日なので、その前に採決
すれば、ハレーションが起こる」と指摘し、自民党側が想定する29日の衆院憲法調査特別委員
会での採決を先送りするよう求めた。(読売新聞9日より)>

 
 松岡農水大臣の光熱水費用の問題でも、だんだんと党内の議員や公明党から、「もうかばい
切れない」「このままでは地方選の足を引っ張ることになる」という不満の声が出ている。
 この件はTVのニュース&ワイド・ショーもかなり取り上げており、あまり政治に関心のない層にも
知られることになってしまった。このまま何の説明もなければ、疑惑は深まるばかりである。

 かと言って、おそらく松岡大臣は国民が納得行く説明をすることは困難であろう。仮に個人事務
所の光熱水費を資金管理団体の経費として付け替えていたとした場合、それも虚偽記載として
違法になる。また佐田前行革大臣が付け替え疑惑で辞任していることから、松岡大臣も辞任せざ
るを得なくなるおそれが大きい。>
 安倍首相が早めにしかるべき対処ができなければ、この問題を引きずったまま地方選に突入
することになるかも知れない。


 さらに7日の参院予算委員会で、安倍首相と久間防衛相がそれぞれ代表を務める自民党
支部と、伊吹文部科学相の秘書官が会計責任者の同党支部が、2004~05年、厚生労働省
の補助金を1年以内に受けた団体から政治献金を受けていたことがわかった。
 政治資金規正法では、国から補助金を直接受けた団体は交付の決定から1年間は政治献金
が禁じられており、同法に抵触する疑いがある。<*>
 
 これは共産党の井上議員の指摘によって明らかにされたことであるが、同議員は9日の予算
委員会でも、安倍首相が代表を務める自民党山口県第4選挙区支部が2002年1月、国の
補助金を受けている県内企業から50万円の献金を受けたと政治資金収支報告書に記載され
ていることを取り上げた。
 安倍氏はこれに対し、「会計責任者に問い合わせてみなければ、答えようがない」と答弁した。
 また、井上氏は首相が官房副長官時代、地元・山口県の有力支援者のために口利きをした
ことを示すメールを入手したとして、事実関係をただした。首相は「全く記憶にない」などと答えた。
<読売新聞9日より>

 県連支部への献金の問題については、正直なところ、安倍氏らが違法な献金を知っていたか
どうかは疑問に思う面もあるが、ただ自民党が団体への補助金交付の見返りに献金を受ける
という、民間業界で言えばバックマージンのようなことを常態的に行なっていたのではないかと
いう疑惑が広がる可能性もある。

 安倍氏の口利き疑惑に関しては、まだ詳細がわからないので、この件については、来週以降
の委員会質疑やメディア取材による続報を待ちたいと思うのだが。<何かこの時期に、メールと
きくと、つい永田メール事件のトラウマが・・・。^^;>
 口利き疑惑と言えば、松岡農水大臣もいまだに疑惑が消えていないようだが<コチラ参照>
もし、安倍氏自身にも本当に疑惑があるのなら、その時にはもう不満が「くすぶる」ぐらいでは
話は済まなくなってしまうだろう。下手すれば、FIRE(掛詞)に発展してしまうかも知れない。

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<*1~3は↓More の部分に>







*1

『自民党は党紀委員会を開き、郵政造反の落選組でははじめてとなる衛藤晟一前衆院議員の
復党を決めました。委員会では反対意見が噴出したため、異例の採決となりました。
 「全会一致というようにですね、軽々しくできる政治の状況にはない、と私は判断しました」
(自民党党紀委員会 笹川委員長)
 衛藤氏の復党を審査する自民党の党紀委員会は、笹川委員長が異例の票決による決定を
宣言。その後、各委員が意見を述べましたが、「復党の基準が曖昧だ」「落選組の中で何故
衛藤氏だけが復党の対象になったのか」などと異論が噴出し、一時は9日の決定を見送るべき
という意見も出されました。
 2時間の議論の結果、採決が行われ、賛成7、反対7という結果になりましたが、3人の欠席
者の委任状が復党に賛成だったため、結局、10対7の僅差で衛藤氏の復党が決定しました。

 「10対7、これのご判断はまたマスコミの人がやられたらいいのでは。きょうの党紀委員会で
円満丸く収まって、後は何にもなしというわけにはいかないかもわかりませんね」(笹川委員長)
 この決定を受け、自民党は週明けにも衛藤氏を7月の参院選の比例代表候補として公認する
方針です。

 「(安倍首相は)美しい国をつくるんだと新たな決意で臨んでおられます。その一翼を担うことが
出来れば本望だと思っています」(衛藤前議員)
 衛藤氏は安倍総理に考え方が近く、復党は安倍総理の強い意向で進められただけに、党内に
くすぶっている「仲間にだけに甘い」という不満が今回の僅差に表れたものと言えます。
 衛藤氏と同じく落選中で復党を希望する八代英太前衆院議員は、参議院山梨選挙区の候補者
公募の面接に臨みましたが、結局選考から外れる結果となりました。
 「面接をしたことはありますが、自分が面接を受けるというのは就職試験以来ですから」(八代
英太前衆院議員)
 最近では強気の答弁などで安倍総理らしさ=「安倍カラー 」を強調する中、党内では「仲の良い
衛藤氏だけを復党させるのが安倍総理らしさ」だ、という皮肉も囁かれ、火種は残ったままです。
<TBS 9日>




*2

『 郵政造反組で2005年の衆院選大分1区で落選し、9日、自民復党を果たした衛藤晟一・
前衆院議員(59)。大分県では参院選で、選挙区は自民党、比例選は公明党候補を支援し合う
選挙協力があるため、比例選に立候補する衛藤氏は復党の条件として活動拠点を東京へ移す
ことを約束した。ただ、県内の比例選で「晟一」票を投じる支持者も予想され、両党の不協和音
はますます高まりそうだ。

 安倍首相が政治信条の近さから執行部に指示し、特例的に認められた復党。9日夕、党本部
へ駆けつけた衛藤氏は報道陣に囲まれ、衆院議員時代を支えてくれた県内の支持者との別れに
話が及ぶと、「断腸の思い」と神妙に語ったが、その表情は明るかった。
 対照的に、自民党県連と公明党県本部の幹部は渋い表情のままだ。
 参院選で両党は、選挙区で自民党新人の元総務省大臣官房参事官・礒崎陽輔氏(49)、比例
選では公明党の現職・木庭健太郎氏(54)を支援し合う。衛藤氏が比例選に出れば、自民党支持
者の票が衛藤氏へ流れ、木庭氏の得票が目減りする恐れがある。

 公明党県本部の竹中万寿夫代表は「今後、衛藤氏本人や自民党県連から説明を受けたうえで、
(選挙協力が成り立つのか)実効性を見極めたい」とけん制球を投げる。
 自民党県連幹部は「本人から公明党側にしっかり説明してもらわないと理解は得られない」と
不安を募らせる。<読売九州9日>』


*3
『安倍首相と久間防衛相がそれぞれ代表を務める自民党支部と、伊吹文部科学相の秘書官が
会計責任者の同党支部が、2004~05年、厚生労働省の補助金を1年以内に受けた団体から
政治献金を受けていたことが7日、わかった。
 政治資金規正法では、国から補助金を直接受けた団体は交付の決定から1年間は政治献金が
禁じられており、同法に抵触する疑いがある。
 この日の参院予算委員会で、井上哲士議員(共産)が指摘した。
 政治資金収支報告書などによると、安倍首相が代表の自民党山口県第4選挙区支部は、厚労
省が補助金約2100万円を交付した京都市の医療法人から12万円の献金を受けていた。伊吹
文科相の秘書官が会計責任者の同党京都府明風支部は、約940万円が交付された同市の病院
などから計20万円、久間防衛相が代表の同党長崎県第2選挙区支部は、約8500万円が交付
された長崎県諫早市の医療法人から12万円の献金を受けていた。<読売新聞8日>』
by mew-run7 | 2007-03-10 15:12 | 安倍政権に関して

by mew-run7
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