長崎市長、滋賀県知事への脅迫+長崎市長選の「仕打ち」とは?

 
  5月に、はいった。(*_*)
 国会も連休明けから、あと1ヶ月チョット。そのあとは参院選に突入となる。
 ここからの2ヶ月余りは、もしかしたら日本の将来を大きく左右するかも知れない、
本当に本当に大事な時期になるのではないかと思う。

 でも、今日は国政についてではなく、長崎の市長選の話を中心に書いてみたい。

 先に、とても残念&ムカつく記事があったので、そのことから書くと・・・。

 30日、先日の長崎市長選で当選した田上富久市長に関して、その当選や選挙の問題点を
批判する電話が、長崎市役所に1日数件かかっていたことがわかった。その中には「市長を
やめろ」「選挙をやり直せ」というものもあり、市が長崎県警に相談。県警が、身辺警戒や自宅
周辺のパトロールを行なっているという。<*1>
 実は先週、滋賀県の嘉田由紀子知事の後援会事務所の留守番電話に、「長崎のような目に
遭いたくなければ、新駅をつくれ」という脅迫がはいっていたという報道があって<*2>、かな
り腹が立っていたのだが、その怒りがさらに増幅してしまった。(-- 〆)

 ともかく、こういう卑劣な脅迫行為は、許すべきではない!
 そして、政治家はもちろん、マスコミ一般国民or市民も「コワイわね~」と言うだけでなく、もっと
怒りを見せるべきだと思ったりもする。そういう暴力行為や、暴力を背景にした脅迫行為は世間
が許さないという風潮を作って行くべきだと思うからだ。

<逆に本人たちは、淡々と仕事をこなして欲しいと思うが。暴力や脅迫の連鎖を止めるためにも
多少、神経質になってでも、しっかり情報収集や警備をして欲しい。>

* * * * *

 ただ、長崎市長の銃撃事件やその後の市長選、また滋賀県の新駅建設凍結の件に関し
ても、考えなければならない問題が本当に色々とあるように思う。
<滋賀では、県知事選は反対派、県議会選も反対派多数になったが、新駅建設が予定
されていた栗東市は、市長も賛成派が当選、市議会も賛成派が多数とねじれ現象が起き
ており、地元の経済、産業の事情が浮き彫りになっているように思う。>

 たとえば、これらの背景には、いまだに経済・産業不振が続く地方格差の問題や、
地方行政と地元業者の関わり方の問題があるし、変な話、多くの暴力団が経済的に困窮
しているという問題も絡んで来る。
 これらについては、またいつか機会があったら書きたいが。税金のムダ使いも、行政
と業者の癒着もよくないし、暴力団もなくなった方がいいのは確かなのだが。ただ、地方
の建設業者や住民が、実際に仕事がなく、経営や生活が困窮しつつある実情を考えた時に、
(暴力団もしかり?)正論やきれいごとばかりではなくて、現実に即した対策を講じて
行かないと、私は今後、新たな問題や犯罪、銃の流出などがどんどん増えて来るのではない
かと危惧している。

<長崎の伊藤前市長を銃撃した暴力団幹部も組織も、経済的に困窮していたと言われている。
また暴力団部は建設業とも関わりもあるようだ。20日に相模原で、同じ組の兄貴分を銃撃した
事件も、みかじめ料などの集金が順調に行かず、上から厳しく対応されていたことがきっかけに
なったという。また暴力団ではないが、加藤紘一氏の実家を放火した犯人も、思想的なもの
だけでなく、経済的に困っていたことが犯行&自殺を決意させる大きな要因だったと、検察側が
訴訟の中で指摘している。>
 
* * * * *

 ところで、長崎市長選は、伊藤一長氏の他界後に補充立候補をした2名、横尾誠氏
(40・伊藤氏の長女の夫・西日本新聞記者)と田上富久氏(50・元・長崎市統計課長)
との一騎打ちの形になり、田上氏が78,066票、横尾氏が77,113票と1000
票も差がない接戦の末、田上氏が新市長に当選したわけだが・・・。

 投票率が過去最低55.14%であったのだが、思いがけない事件が起きて、市民の
中にはどちらに入れていいか困って、棄権した人も少なくなかったという。
 また、無効票が1万5千票以上(投票者数の約7%)あり、期日前投票で伊藤氏の名
を書いた人が多かったと報じられていたが。当日にあえて伊藤氏の名を書いた人もいた
ようだ。
 そして、何より白票が5119票もあったということに、市民のとまどいがよく現れて
いるようにも思えた。さらに無効票の中には、「市長の息子」「市長の後継者」と記載
したり、田上、横尾両氏の名前を混合して書かれたものもあったという。

 このような報道を見ると、市民の中に、もう一度選挙を行なって欲しいと思う人が
いるのも、わかるような気がする。意に反して、無効票になってしまった人も何千人か
いるのだし。だいぶ落ち着いたところで、きちんと候補者の話をきいて、じっくり考えた
上で、改めて投票を行いたいと思う人もいるだろう。
<かと言って、脅迫めいた電話をかけるのは、許容できないが・・・。>
 
 
 私は田上氏個人には、TVや新聞などで見る限り、いい印象を抱いているし。是非、
行政経験や庶民感覚を活かして、新たな形の市政を行なって欲しいと願っているが。
 ただ、伊藤氏の長女の「仕打ち」発言もあったせいか、田上氏は世襲はよくないと
思って、市政や市民のことを考えて立候補を決断したイイ人、横尾氏側は安易に世襲を
考え、同情票を誘おうとした「???」の人たちというような構図が作られているよう
な感じを受けることもあり、「う~ん(--)、いかがなものだろう」と思う部分がある。

 伊藤氏の長女は、夫・横尾氏の落選を受けて、挨拶の場で「本当ににありがとうござい
ました。父・伊藤一長はこの程度の存在でしたか。父は浮かばれないと思います。残念です。
父の愛する長崎でこんな仕打ちを受けるとは思いませんでした。・・・こんなことを言って、ごめん
なさい」と発言。これに対して、「市民に対して、仕打ちとは何か」「市長の遺族としてのおごりだ」
などという批判が強く出ているようだ。

 確かに、私も人前でこのような発言を行なったことは、決して感心できるものではないと思う。
 ただ、私は、この「仕打ち」という言葉は、市民に対してというより、おそらくは伊藤氏の支持者
だった人たちの一部に向けられたものなのではないかと考えているところがあった。

 つまり、伊藤氏を支援し(もしかしたら伊藤氏の世話になったこともあり)、横尾氏が出馬を決め
た際には、支援や協力をする姿勢を見せた人たち(議員や政党関係者、諸団体、後援会関係者、
市役所などの市政関係者など)の中に、オモテ立ってorウラ側で、田上氏の擁立や支援に回った
人が少なからずいたのではないかと。そして、彼女はそのある種の裏切り行為を「仕打ち」と表現
したのではないかと推察したのである。
 
 そして、この補充候補擁立劇の背景には、長崎市役所の裏金問題、総額37億円に上る
「見積もり合わせ」の問題や、業者との癒着の疑惑などがあったことは否定できないのでは
ないかとも考えている。

<「見積もり合わせ」は、職員544人が800以上の業者に約1万5千件の見積書偽造を指示し
て、約37億公金が拠出されたもので、官製談合の色合いが濃いという批判が出ていた。
 ちなみに、長崎県内では県庁をはじめ、複数の市役所で裏金や資金流用、不正受注の問題
などが次々と発覚している。>

     <つづく>
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<報道記事は↓More の部分に>

                                



*1

『現職の伊藤一長市長が射殺されたのに伴い、補充立候補により長崎市長選に初当選した田上富久新市長(50)に対し、当選直後から市役所に脅迫めいた電話が相次ぎ、県警が田上市長の身辺警護を始めたことが二十九日、分かった。

 市秘書課などによると、市長選の投開票日翌日の二十三日から、実名や匿名で一日数件の電話がかかるようになった。

 田上氏への激励もあるが、「田上市長は辞めるべきだ」「もう一度選挙をやり直せ」などと田上氏の当選や選挙制度を批判する内容が多く、中にはすごみの利いた声で「(田上氏は)おかしいんじゃないか」と脅迫めいた電話もあったという。

 このため市は長崎署に相談。同署はこれを受け、田上市長の自宅周辺のパトロールなど警備を強化しているほか、市長が公式行事に出席する際は私服警官を付けるなど警戒を強めている。<長崎新聞 4月30日> 』

*2
『滋賀県栗東市に計画される新幹線新駅の建設凍結を掲げる嘉田由紀子知事に対し、「長崎みたいになりたくなければ新駅をつくるように」などと脅迫する内容の電話があったことが分かった。県警は知事の周辺警備を強化するとともに、脅迫の疑いで捜査している。

 県などによると、23日午前10時ごろ、大津市内にある知事の後援会の留守番電話に聞き取りにくい男の声で十数秒間、録音されていた。後援会から連絡を受けた県秘書課は、長崎市で伊藤一長市長が銃撃されて死亡した事件の直後であるなどとして23日午後、県警に届け出た。

 嘉田知事は昨年7月、新幹線新駅の計画凍結を訴えて当選。推進を求める地元の栗東市などと協議を続けている。

 嘉田知事は25日、記者団に対し、「このことで(新駅問題に対する)政策がぶれることはない」と話した。 <朝日新聞 25日>』

*3
『職員五百四十四人が八百以上の業者に約一万五千件の見積書偽造を指示し、総額三十六億七千万円の公金が拠出された長崎市の「見積もり合わせ」問題。「官製談合」の色合いが濃いこの手法に対し、伊藤市長が十三日の記者会見で発表した関係職員の処分は、懲戒ではなく「口頭厳重注意」だった。

 会見の席上、市長は「不適正な見積書について再検証したが、すべての契約金額は妥当」と話し、見積書偽造の指示については「談合ではない」と強く否定した。

 だが、見積書偽造で芝生グラウンドの整備を請け負ったある業者は「見積書の不正は簡単に見破られない。(見積もり合わせは)競争原理が働かないからもうけは大きい」と証言する。百二十九万円で受注し、利益率は76%。「社内でも話題になったほどのもうけ。安く受注した別の工事現場の経費を肩代わりした」と付け加えた。

 市幹部は「(見積書偽造は)緊急性があるものが多い」と年度末の予算消化の意味合いを強調したが、ある業者は「職員から『三月に緊急ということで発注する』との電話を一月に受けた」と、市側の“アリバイ工作”を暴露する。

 「不正な見積書偽造では単一業者の判断で購入価格が決まる」-。市経理事務外部調査委員会(委員長・伊藤浩子弁護士ら四人)は昨年十二月、こう指摘した。

 しかし、同日の処分発表で市契約監査室は「(見積書偽造は)信頼できる業者に頼んでいた。だから価格は適正」と釈明。「預け」「書き換え」についても「手続きは不適切だが損害はない」との主張を繰り返した。 <長崎新聞 2月14日>』
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by mew-run7 | 2007-05-01 11:14 | 民主主義、選挙