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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

特措法延長を前に、イラク首相は空自は不要と明言!~「なし崩し」の活動拡大を許すな!+NHKマイルC


  あ~あ、連休が終わっちゃった~。(・o・) 仕事に行きたくないよ~。(--)

 6日には中央競馬で、NHKマイルCがあったのだが。われらが大井の内田博幸騎手が、
ピンクカメオで、初めての中央GI制覇を!今日は、大井開催をサボって、中央に乗りに
行ったのも許してあげよう! ウッチ~、おめでと~!(~~)
<レースが終わってから、思い出す競馬格言・・・「同厩舎、二頭出しは人気薄から」X2・・・
NHKマイルの感想を文末のおまけコーナーに追記>

 しかも、三連単は何と974万円の重賞最高配当に!(・o・) コレをとっておけば、もう
少し仕事が休めたかも知れないのにな~。(?_?)souiu koto janaidesho~!

・・・とも言ってもいられないので、頑張らなくっちゃですね。(また多忙っぽいし~。^^;)

 そして、参院選まで、あと2ヶ月チョイ! ブログも頑張らないとです!p(*^-^*)q

 今日から、国会後半の審議もスタートする。安倍首相が力を入れているもの<問題が
多いものでもある>では、教育関連法案とイラク特措法の審議が衆院で行なわれる。
 参院の国民投票法案の行方も気になる。<7日は福岡と札幌で地方公聴会の予定>

~ ~ ~ ~ ~

 私は、この中でも、イラク特措法延長の件は、しばらくの間、しつこく取り上げて
行きたいと思っている。
 ここには、安倍首相の軍事拡大路線や、憲法9条や日本の軍隊&国際貢献のあり方、
集団的自衛権の問題など、重要な要素がたくさんつまっているからだ。

 ちなみに、イラク特措法自体に関しては、これを2年延長することに関して、次の
ような問題点が指摘されている。<野党だけでなく、自民、公明からも疑問の声あり> 

 1・もともとイラク攻撃自体が誤りであった上、占領政策も失敗。他国が次々と
 撤退する中、今後も自衛隊を派遣する「正当性」があるのか? 
 また、空自の派遣を(2年も)延長する「必要性」があるのか?

 2・航空自衛隊のイラクでの活動内容は、「憲法9条やイラク特措法に違反」して
いるのではないか?


 で、これらに関して、チョコチョコ書いて行こうと思ってたら・・・6日の東京新聞
に、1の「必要性」に関して、注目すべき記事が出ていた。(・o・) <*1>

 何とイラクのマリキ首相が、共同通信のインタビューで「今年中にも日本の部隊は
必要なくなる」「年内にも日本部隊の派遣が終わるよう望む」と言明したというのだ。
そして、日本には経験と技術を生かした文民による復興支援を求める考えを表明した
という。

<安倍くん、どうするの? イラクは、もう派遣は必要ないって言ってるよ。(・・)>

 7日からの審議で、この点を野党がどう追及するか見ものだ。

          * * * * *

 安倍首相は、この連休にインド洋に派遣されている海上自衛隊、イラクに派遣され
ている航空自衛隊を激励に訪れ、と~ってもご満悦そうであった。<コチラ参照>
 また、訪米の際には、ブッシュ大統領にイラク特措法延長を閣議決定したことを報告
している。

 今回の延長に関しては、民主党をはじめ野党はもちろん、自公の与党内の議員や識者
などからも批判や疑問の声が出ているのだが。安倍自民党は、おそらく、数の力で押し
通してしまうだろう。(-_-;)

 それは、単に米国の要請があるからというだけでなく、もともと安倍氏自身が、日本
の軍事力の増強、拡大を目指しており、自衛隊の海外派遣や活動内容を拡大することに
積極的な姿勢を示しているからである。
<この1月に、NATOで、「今や日本人は国際的な平和と安定のためなら、自衛隊が
海外で活動を行うことをためらわない」と演説してるしね。>


 でも、たとえこの法案は通ったとしても、私はここで自衛隊の海外活動や国際貢献に
ついて、考えることにはすごく大きな意味があると思う。

 安倍首相は、今後さらに、自衛隊の海外派遣活動を増やして行きたい意向がある。
そして、そのために海外派兵の恒久法を作ったり、集団的自衛権の解釈&適用の見直し
を検討したりして、自衛隊の派遣や武力行使をしやすくするような準備を進めている。

<ベルギー訪問中の久間防衛相は、4日、自衛隊によって、新たにNATOのアフガニ
スタン復興支援を行なうことが可能かどうか、テロ対策特別措置法見直しや新法制定を
含め幅広く検討する考えを示したようだ。*2>
 
 私は、日本が自衛隊も含めて、積極的に国際貢献をして行くことは望ましいと考え
ている。そして、おそらく多くの日本人も、そうなのではないかと思う。

 ただ、もし国際貢献を行なうのは望ましいとしても、どういう地域でどのような活動
を行なうのがいいのか。武力行使はどこまで許すのか。誰がどのようにチェックするの
か・・・などの点をよ~く考えなければいけないと思うのだ。

そうしないと、安倍首相らは、「国際貢献」の大義名分のもとに、どんどん自衛隊を
戦える組織に仕立て上げ、近い将来、自衛隊員自身が殺傷されたり、また自衛隊が他国
の領土で他国の人を殺傷したりする日が訪れる可能性が高くなるからだ。

<この稿、つづく>

~ ~ ~ ~ ~
         
 この他に気になったニュースをいくつか・・・。

 6日は朝からTV(「報道2001」「サンデープロジェクト」)に登場。「報道2001」では、
自作の「憲法改正の歌」まで披露し、改憲への意欲を示していた中曽根康弘・前首相で
あるが。<思いっきり、コチラに書いた「復古主義」改憲をアピールしていた感じで、
何だかな~と思ってしまったのだが。^^;>

 ただ、この発言は「正しい!」と思った。

『中曽根康弘元首相は6日、安倍晋三首相が集団的自衛権の行使を一部容認するとの
憲法解釈変更を行う場合には、衆院解散・総選挙により、国民に信を問う必要がある
との認識を示した。中曽根氏は「(何らかの形で)首相として国民の了承を得ること
だけは1回やっておかなければならない。選挙が一番良い。解散して問うべきだ」と
指摘した。<共同通信 6日>』*3

 ↓の記事でも書いたが、その時々の首相の意向で、勝手に集団的自衛権など
憲法9条に関する政府解釈を変えるほど、危険なことはない。
 自民党の昔の政治家は、超保守的な人もいたけど。民主主義の何たるかも、ちゃんと
意識していたように思う。それに引き換え、最近の若者〔50~60代?)は・・・。(--)


 安倍首相が、発足を決めた集団的自衛権の研究のための有識者懇談会に関しても、
コチラの記事参照>、メンバー13人中12人が、参考人として呼ばれた国会での
発言や論文などで政府の違憲解釈を批判したり、解釈変更を求めていたことが、共同
通信の調べでわかったという。<* >
 まさに「結論、先にありき」の、あまりにえげつない人選ではないだろうか?

 
 また、前述した久間防衛大臣がアフガン支援の話は、防衛省内でも『現在のような
戦争状態が続いている限り自衛隊派遣は困難との見方が有力』だと言うし。<*4>
米国で提案した、航空自衛隊の防空作戦を指揮する自動警戒管制組織の情報を、米国に
提供することは、『政府が憲法解釈で禁じている集団的自衛権の行使につながるとの
指摘がある』という。
 さらに久間大臣は、アメリカで、外国への武器や技術の移転を制限している日本の「武器輸出
三原則」について「現在のままでいいのかどうか検討する時期に来ている」と述べ、三原則
の緩和に向けた研究を進める方針も示した。<*>


 安倍政権は、放っておくと、イラク特措法の延長の件も含めて、憲法も民主主義お無視。
まさに「なし崩し的」に、自衛隊の活動内容を拡大してしまおうとするアブナイ政権だという
ことを改めて認識させられた連休であった。


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* おまけのスポーツ競馬コーナー *

NHKマイルCは、牝馬のピンクカメオの勝利で終わったのだが。
 終わってみれば、「やっぱフレンチデピュティの仔なので、タフな馬場は得意なの
かも」「安田記念を制したブラックホークとママが一緒だから、東京のマイルは合って
いたのかも」「国枝厩舎2頭出しの人気薄の方だし」「桜花賞は某騎手が下手に乗って
しまったのでは?」「何やかんやでオーナーの金子氏は馬を見る目があるのね~」などと
思ったりするものの・・・。18番頭立ての17番人気だったように、なかなか買える
要素が見つからなかったように思う。
<オーナーの金子氏も、単勝は持っていたけど、あとはワイドだったとか?・・・ でも、
表彰式の時には、しっかりピンクのスーツで登場してたけど。(・・)>

 6日の東京は、朝からかなり雨が降っていたので。実際には、かなり重い感じのタフな
馬場になっていて、先に行った馬は、途中でのめったり、最後に脚に来て、伸びなかった
のかな~と思ったりもする。
 そんな中、ピンクカメオだけが最後にグイグイ伸びたのだが、たぶん馬場適性などが
あったのと、内田博騎手が、一個でも上の順位に、できれば入賞でもという思いで、
外に出して一生懸命に追ったからではないかと思ったりする。<他の騎手より中央GIに
騎乗できる喜びが大きいし、金子氏の馬に乗れるのも嬉しく、アピールしたかっただろう
し。・・・GI騎乗の喜びという意味では、3着の小林淳一騎手もそうだったかも。
彼はチョットお気に入り騎手のひとりなのだが、お手馬のイングランディーレがGIに
出た時、他の騎手に乗り替わりになって、悔しかった~。^^;>

 あ、1・3着馬は体重が軽かったのも、よかったのかも。吉沢さん〔元・騎手の
競馬解説者]が、昔、「馬場がのめりそうな時は、体重の軽い馬も方が有利なことが
ある」と言っていたのを、たった今、思い出した。(笑)
 皐月賞にしろ、NHKマイルにしろ、過去のデータから「荒れるかも」と思って買っ
ているのに、それ以上に荒れちゃうからな~。(>_<) 

 ただ、レースを見ていて、一番強かったのは、やはり2着のローレルゲレイロだった
のではないかと。先行勢が、直線でどんどん脱落して行く中で、最後まで残って、もう
チョットで押し切るところだったのだから・・・やっぱ、「力があるな~」と感じた人は
多いのではないかと思う。
 お父さんのキングヘイローも、GIや大きな重賞ではなかなか勝てず。結局、GIに
勝ったのは、何と短距離の高松宮記念だったのだけど。ローレルゲレイロも、1000m
の新馬戦で圧勝していたとこから見ても、もしかして距離をちょっと短くしたら、勝てる
かも・・・と思ったりもした。



『【シャルムエルシェイク(エジプト東部)=共同】イラクのマリキ首相は四日、エジ
プト東部シャルムエルシェイクで共同通信と単独会見し、イラクでの航空自衛隊の輸送
支援活動について、需要は長く続かないとした上で「今年中にも日本の部隊は必要なく
なる」と言明、日本には経験と技術を生かした文民による復興支援を求める考えを表明
した。

 空自撤収が可能となる時期について、マリキ首相が具体的な見通しを示したのは初めて。
日本政府は、空自派遣を定めたイラク復興支援特別措置法が七月末に期限切れになるのを
控え、同法を二年延長する改正案を国会に提出、成立を目指しているが、イラクが求める
支援の在り方との間で認識のずれがあることが鮮明になった。

 マリキ首相は、イラクに対する日本の経済支援や、陸上自衛隊による南部サマワでの
復興支援活動に謝意を表明。特措法改正案が可決されることを望むとしながらも「友人
には傷ついてほしくない」と強調した。

 また、年内にも「日本部隊の派遣が終わるよう望む」と言明。政府案の派遣延長期間が
二年であることについては「それでも、すべてがうまくいき、治安が改善すれば(空自の)
必要性はなくなる」とし、期限より早く撤収できるとの認識を示した。

 治安情勢全般については、首都バグダッドなどで米軍とイラク軍が進める掃討作戦など
で「状況の改善は目覚ましい」とした上で「テロリストはイラクで中心的な存在になり
つつある。(現状打開には)さらに努力と時間が必要だ」と現実的な見方を示した。
<東京新聞 6日>』

『【ブリュッセル5日共同】ベルギー訪問中の久間防衛相は4日、自衛隊によるアフガ
ニスタン復興支援が可能かどうか、テロ対策特別措置法見直しや新法制定を含め幅広く
検討する考えを同行記者団に示した。近く防衛省内に自衛隊の国際平和協力活動の在り方
を議論する会議を発足させることも明らかにした。ただ同省内では、現在のような戦争
状態が続いている限り自衛隊派遣は困難との見方が有力。<共同通信6日>』

『集団的自衛権行使に関する憲法解釈見直しを検討する政府の有識者会議の13人のうち
12人が、参考人として呼ばれた国会での発言や論文などで政府の違憲解釈を批判したり、
解釈変更を求めていたことが共同通信の調べで5日、分かった。安倍首相は4月25日、
人選に関し「高い見識を持った有識者に各界からお集まりいただいた」と強調したが、
初めから“結論ありき”との見方が一層強まった。<共同通信 5日>』

『 【ワシントン1日共同】久間章生防衛相は1日夜、ワシントン市内で同行記者団と
懇談し、日米間でのミサイル防衛(MD)に関する情報共有について、航空自衛隊の防空
作戦を指揮する自動警戒管制組織(バッジシステム)の情報を、米国に提供することを
検討すべきだとの認識を示した。情報提供については政府が憲法解釈で禁じている集団的
自衛権の行使につながるとの指摘があり、論議を呼びそうだ。<共同通信 2日>』

訪米中の久間防衛相は2日午後(日本時間3日未明)、ワシントンの保守系シンクタンクで講演し、外国への武器や技術の移転を制限している「武器輸出三原則」について「現在のままでいいのかどうか検討する時期に来ている」と述べ、三原則の緩和に向けた研究を進める方針を示した。

 日米で進めるミサイル防衛(MD)の共同開発・生産に関してはすでに三原則の例外措置とされているが、久間氏の発言は一層の緩和に向けて議論を加速すべきだという考えを示したものだ。

 久間氏は「ミサイル防衛については一歩を踏み出した。海賊対策、テロ対策として巡視船などのインドネシアへの輸出を認めた」と述べ、国際環境の変化に応じて三原則の例外範囲を広げてきた流れを説明。さらに「これからの装備品の開発には金がかかる。一国だけではやりにくい。共同研究や共同開発をしなければならない」と述べ、武器の開発・生産コストを削減するために三原則を緩和したい考えを示した。

 三原則は、防衛省や自民党国防族だけでなく、防衛関連産業の求めに応じて緩和されてきた。ただ、なし崩しの武器輸出拡大につなげないためにどのような歯止めを設けるかなど課題は多い。<朝日新聞 3日>』
by mew-run7 | 2007-05-07 06:20 | 安倍政権に関して

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