「姑息」な対応策では、あんしん遠く+小泉氏の責任追及も、飯島氏に睨まれてどこかへ?
2007年 06月 13日
は、14日のAM1:00~ 最長9時間のメンテナンスを行なうという。(ランキン
グ的には、チョット痛いかも~?(・・))でも、参院選前にサクサク行ってもらわないと
困るしね。・・・深夜はおやすみになりますが、ご支援よろしくです。m(__)m 】
* * * * *
いきなりだが、皆さんは、「姑息」という言葉の意味をご存知だろうか?
実は私は、ず~っと「ヒキョ~」だとか「ズルイ」という意味だと思っていたの
だが。^^; <そういう人が6~7割いるらしい。>
もしかしたら、このブログのどこかにも、そのような意味でこの言葉を使ったこと
があるかも知れない。<安倍は「姑息な」手段を使うとか。>
でも、「姑息」という言葉は、本当は「その場しのぎ」という意味なのだそうだ。
<知人が教育TVの番組で見たのを教えてくれた。・・・知らなかった~。(・o・)>
『 姑息・・・[名・形動]《「姑」はしばらく、「息」は休むの意から》一時の間に
合わせにすること。また、そのさま。一時のがれ。その場しのぎ。(大辞林より)>』
けど、思うに、年金納付記録の問題への対応の仕方を考えると、やはり安倍首相は
と~っても「姑息な」手段を使っているのではないかと。
姑息違いながら、結果オーライかな?(・・)
* * * * *
やはり「姑息な」対応策はうまく行かないようで、相変わらずドタバタ。
社保庁内に、11日午前に開設したフリーダイヤル「ねんきんあんしんダイヤル」
には、24時間で何と約47万件の通話が殺到。しかし、180人の職員で対応でき
たのは、わずか1万7千件と、28件に1件だけだった。^^;
これでは、なかなか「あんしん」できない。
<この視察に行った片山さつき議員の態度のエラそ~だったこと。(>_<)>
安倍首相や柳沢厚労大臣は、早速、人員の増加を指示。社保庁は、急遽、電話オペ
レーターの募集を行なっているようだが<時給1050円~だって>。まったくの
素人が応対して、さらなる確認ミスやトラブルが起きたらマズイのでは、と懸念して
しまう部分がある。
そこで、困っているお仲間の安倍首相&柳沢大臣を何とかサポートしようと思った
のか、日本経団連が産業界からも人員を派遣し、政府を支援する方針を示している
という。塩崎官房長官は、「会社の社会保障の事務処理に精通された方々がたくさん
いる。それを含めて対策を練っている」と述べ、受け入れに前向きな姿勢を示した
というが、こういうところで経団連に借りを作るのも感心しない。
<秋の国会にはWE法案などを国会提出する予定があるので、尚更に。>
安倍内閣&官邸は、もう少しまっとうな方策が考え付かないのであろうか?
<何か電話相談だけで、当面、20億円の予算が必要だとか? 尾身財務大臣は、
補正予算も検討すると言っていたが、安倍氏はこれを否定。ここら辺も内閣の中で
ちゃんと協議が調っていない感じ。
ただ、いずれにしても使われるのは、国民の税金なんだからね!(ーー;)>
~ ~ ~ ~ ~ ~
「今は最後まで読む時間がない」「一気に最後まで読むのは、しんどい!^^;」けど、「応援クリック
はしようかな」という方のために。<でも、できれば余裕のある時に、残りも読んでね。(・・)>
人気blogランキングへ
にほんブログ村 政治ブログ
~ ~ ~ ~ ~ ~
先週、ちょっと驚いたのは、安倍首相が第三者委員会<領収書などの証明のない
人が、他の形で納付を証明するのを判断する機関>よりも先に、総務省の下に
この問題の検証委員会を作ったことだった。<松岡前検事総長が座長に>
確かに、この問題の原因を究明するのは大事なことなのだが。それよりも、国民
への対応策を優先すべきなのではないかな~と。何か国民の怒りの矛先をそちらに
向けたいがために、検証委員会を先に作ったのかと思ったりもしていたのだった。
ところが、11日に、会見をした下村博文官房副長官は、この検証委員会について
『「関係者の果たした役割、責任追及も検証の対象になる。(歴代)大臣も例外では
ない」と述べ、菅直人民主党代表代行、小泉純一郎前首相ら歴代厚相の責任も検討対象
になるとの見方を示した。<産経新聞11日>』と。
また、安倍首相も『「どこに責任があったのか、また政治的な責任はどうだったか
ということをですね、考えなければならないと思っています」(TBS11日)と
と発言したのを見て、「ほ~~~ (@@。」と。
そこまで言うなら、やって頂こうではないかと。
特に、小泉氏は厚生族の議員で、厚生大臣も計3年、首相を5年半行なっていて、
年金改革法案など社保庁、年金関係のお仕事もかなりしていることから、彼の責任も
検証してくれるなら、悪くないかも知れないとも思ったのである。
<でも、実は、もしかして、菅直人氏の責任追及をするため&参院選対策のために、
小泉氏サイドに事前に了承を得て、強気の姿勢を見せているのかな~とも思う部分
もあったのだ。>
* * * * *
ところが、小泉氏サイドには何の了承も得ていなかったようで・・・。
12日に都内で講演を行なった小泉前首相の主席秘書官だった飯島勲氏が、「安倍
内閣は小泉内閣の継承者であることは事実だが、一つ一つの手法は相当違うかなと感じて
いる」「批判以外の言葉がなかなか見つからない」と厳しい指摘を。<TVで目撃>
また、検証委員会で小泉氏の責任も問うと言っていることに対して、「基礎年金番号
の法案を成立させたのは(当時の)小泉厚相だというのは紛れもない事実」とする一方、
「(記録漏れは)実務の問題。何の責任を取るべきなのか理解に苦しむ」と。「全く
よくわかんない。政策の失点はなし。実務の話を大臣や長官が責任というのはナンセン
ス」と批判的な発言をしたのである。<北海道新聞、TBSより>
そうしたら、12日になって、安倍首相がいきなり方向転換を。
『安倍首相は、歴代の厚生労働大臣の責任の検証は、社会保険庁など実務者に対する検証
を終えた後で行う考えを示しました。
「政治責任がどこにあったかという議論よりもですね、まず実務的にどこにあったかと
いう議論は当然しなければいけないと。そしてその後ですね、政治的な責任はどこに
あったかということを考えるべきではないでしょうか」(安倍首相)<TBS12日>』
まあ、言っていることは正当だけど。11日に言ってたことと、違うじゃん。
TVニュースの伝え方もそうだったが、飯島氏の発言をきいて「マズイ」と思って
あわてて方向転換したんじゃないかな~って、つい思いたくなってしまう。
そうだとしたら、情けないよね~。(-_-;)
* * * * *
ちなみに飯島氏は、参院選に関して、過半数に必要なのは64議席だが、自民党の
獲得議席を「40前後」、公明党は「(改選数の)13は無理。11ぐらい」で、
「現状では過半数を10から12、13議席割れて大変な事態に陥る」と予想して
いた。<国民新党や無所属を引き込んでも足りないだろう、と言っていた。>
まあ、飯島氏のことだから、何の意図もなく言っているとは思えない部分も大きい
のだが。
でも、「この予想が当たってくれたらいいな~(^^♪」とついつい思ってしまう私
なのであった。
p。s。 PCのご機嫌が斜めで、資料になる大きなPDFファイルが開けないので、例の
近現代史プログラムの話のつづきは、後日に書くです。
THANKS
【下の2つのランキングに登録しています。安倍政権や今の日本の問題点をより多くの人に
伝えたい&クリックが増えると、と~っても励みになる(^^♪ので、できるだけ2つともクリック
して頂けると嬉しい&有難いです。組織票はないので、ブログを読んで下さる方々だけが
頼りです。よろしくお願いいたします。m(__)m 】
↓ 参院選まで、何とか25位枠に残りたい!皆さまのご支援が、頼りです。 m(__)m
人気blogランキングへ
にほんブログ村 政治ブログ
↑皆さまのお陰で1位復活!(*^^)v 粘るだけ粘るぞ~!お力を!m(__)m
<報道記事は↓Moreの部分に>
『 社会保険庁は12日、加入者や受給者の記録相談に24時間態勢で応じるフリーダイヤル「ねんきんあんしんダイヤル」などに、受け付け開始の11日午前8時半から24時間で、計約47万件の電話があったと発表した。このうち実際に応対できたのは約1万7000件だった。通話が殺到し、ほとんどつながらない状態が続いたことについて、同庁は「夜間も昼間と同じくらいの件数があり、驚いた。申し訳ない」と陳謝。<共同通信 12日>』
『安倍晋三首相は十二日午前、国会内で柳沢伯夫厚生労働相と会談し、年金記録の不備
問題で社会保険庁が十一日始めた「ねんきんあんしんダイヤル」に電話が殺到し、対応
が不十分だったことを受け、態勢を拡充するよう指示した。これを受け、厚労省は人員
拡充に向けた具体的な検討に入った。
首相は「あらゆる手を尽くして国民の年金に対する不安解消のため相談業務を充実する
ように」と柳沢氏に求めた。会談には塩崎恭久官房長官も同席した。
社保庁は十一日、約百八十人のオペレーターで電話相談を受けたが、十分に対応しき
れず、批判が強まっていた。柳沢氏は記者会見で「国民の申し出に応答できるよう態勢を
もっと拡大、増強していく」との考えを表明した。
塩崎氏は記者会見で「初日だいぶ混乱があったようで十分な受け答えができていない。
大変国民に申し訳ない。電話を受ける態勢を早急に拡充していくように厚労相が対策を
練っている」と強調した。
さらに、日本経団連が産業界からも人員を派遣し、政府を支援する方針を示している
ことに関連し「会社の社会保障の事務処理に精通された方々がたくさんいる。それを含め
て対策を練っている」と述べ、受け入れに前向きな姿勢を示した。<中国新聞12日>
『安倍総理は、いわゆる「消えた年金」問題での歴代の厚生労働大臣の責任の検証は、
社会保険庁など実務者に対する検証を終えた後で行う考えを示しました。
「政治責任がどこにあったかという議論よりもですね、まず実務的にどこにあったかと
いう議論は当然しなければいけないと。そしてその後ですね、政治的な責任はどこに
あったかということを考えるべきではないでしょうか」(安倍首相)
安倍総理は、今、歴代厚生労働大臣の政治的責任を追及し始めれば、やるべき議論が
出来なくなってしまうという考えを示しました。
歴代の大臣の責任の検証を巡っては、厚生労働大臣経験者の小泉前総理の飯島秘書官
が「実務の話を大臣や長官が責任を負うのはナンセンス」だと述べています。
また、安倍総理は、尾身財務大臣がこの問題への対応のため、必要があれば補正予算
で対応する、と述べたことについては「補正予算は全く考えていない。予算の範囲内
で全て出来る」と、完全に否定しました。<TBS 12日>』
『小泉純一郎前首相の首席秘書官を務めた飯島勲氏は十二日、東京都内で開かれた道新東京懇話会で講演し、夏の参院選での与党獲得議席について「現状では過半数を十から十二、十三議席割れて大変な事態に陥る」と述べ、年金記録漏れ問題などの逆風が投票日まで続いた場合、大敗するとの見通しを示した。
飯島氏は自民党の獲得議席を「四十前後」、公明党は「(改選数の)十三は無理。十一ぐらい」と述べ、与党全体で過半数に必要な六十四議席に遠く及ばないとの認識を示した。
年金問題をめぐり、安倍晋三首相が歴代厚相・厚労相の責任を検証する方針を決めたことに対しては、「基礎年金番号の法案を成立させたのは(当時の)小泉厚相だというのは紛れもない事実」とする一方、「(記録漏れは)実務の問題。何の責任を取るべきなのか理解に苦しむ」と批判した。
郵政民営化造反組の自民党復党については「小泉前首相は言わないが、そばで見てきた私が何ともいえない気持ちになるのは事実だ」と不快感を示し、「安倍内閣は小泉内閣の継承者であることは事実だが、一つ一つの手法は相当違うかなと感じている」と指摘した。
<北海道新聞 12日>』