事実を知りながら、何もしなかった安倍内閣の泥舟対応+ザル政治資金法を強行採決
2007年 06月 14日
深夜、早朝に来て下さっている方々には申し訳ないのですが ご容赦下さいませ。m(__)m
参院選に向けて、mewサーバーも増強したいと思うので、ご支援よろしくです。m(__)m
もしexciteのメンテナンスが午前10時まで続いたら、14日は更新できなくなる
おそれがあるので、今のうちにとりあえずの更新をしておきたい。
~ ~ ~ ~ ~ ~
まず13日、衆院の政治資金規正改革法案が、予想通り(?)、強行採決された。
審議はわすか7時間。お得意の「委員長職権で採決日程を決めて、GO!」という
パターンである。
与党案は、領収書添付は5万円以上、適用は資金管理団体のみ。<コチラ参照>
民主党案は、領収書添付が1万円超、適用はすべての政治団体。
与党案だと、経常経費を5万円未満の支出に分割したり、自分が届け出ている他の
政治団体の支出につけてしまえば、領収書を添付しなくて済んでしまうことから、
抜け穴の多いザル法になってしまう。<ザルにもなってない。穴のあいたバケツ?>
そこで民主党は、与党に修正協議を呼びかけて、「1万円超がイヤなら、せめて
すべての政治団体に適用するようにしよう」と譲歩案を出したが、与党はこれに
応じず、ろくに審議もしないまま、早く参院に送って今国会で成立させるために、
とっとと強引に採決してしまった。(>_<)
これじゃあ、何のために国会があるのかわからないよね。(ーー;)
すべてはワガママ王子が「わたしの内閣が、この法案を作りました」という
ために。(コチラの記事参照)>
<尚、民主党は土地のほかに株式等の取得も禁止する法案を出していた。また、
小沢代表は、法律が成立した場合、自己の政治団体で取得している土地を売却すると
述べた。>
* * * * *
安倍首相は13日、党本部で開かれた自民党の全国政調会長会議で、
『「長い年月に先送り、隠ぺいされてきた問題をすべて私の内閣で解決する決意だ」と
表明。「戦後レジーム(体制)から脱却する使命を帯びた私の内閣でこそ、この問題は
解決できる」と力説した。』という。<共同通信 13日>
何をおっしゃるウサギさん・・・<顔はウサギさんというより、ジャイアント・
ウサギに近くなってるけど?、それにこんなところまで、戦後レジームを持ち出す
んかい!(ーー;)>
* * * * *
私は、この不明記録の問題が生じたのは、安倍政権のせいだとは思っていない。
でも、安倍首相が、遅くとも2月までには、この事実を知っていたのに、あえて
それを公表せず、特に対応しようともせずにいたことを、そして5月にマスコミに
騒がれてあわてて、付け刃の「姑息」な対応策を打ち出して来て、却って国民を
混乱に陥れていることを批判しているのだ。
そして少なくとも、今年のはじめから5月末にかけて何ヶ月間は、安倍首相も
この問題を先送りして隠蔽しようとして来たひとりなのだ。
安倍氏は、11日の参院決算委員会で、「この事実をいつ知ったのか」と問われて、
「いつでしたかね~~~。・・・今年に、・・・昨年か、今年にはいってからですね。
・・・民主党のご指摘もあって、説明を受けたことを覚えています」
と何だか古~い記憶を思い出すかのようなそぶりをしながら、結局のところは、
昨年末か今年はじめには、この事実を知っていたことを認めている。
<ところが「何故、事実を知った時に、すぐに公表して対応しなかったのか」との
質問には、グダグダと質問と観点のズレた答弁をして、挙句の果てに
「私は数字を知っていて、隠していたなんてことはありませんよ!」と語気を荒げて
プチ逆切れしてみせた。(-_-)>
民主党は昨年6月に社保庁長官にこの問題を調査するように要請。だが、長官は
「早急に把握する」と答えたものの、まともに対応しなかった。そこで民主党は、
昨年12月に議員に連名で衆議院に調査を要請したのである。
<省庁の役人は、野党の議員には内部の情報を出したがらないので、このような
方法をとったのではないかと思う。>
そして、今年2月に衆議院の調査結果が出たのであるが、もうその報告書の中には
約5000万件の不明記録があることが、書かれていたのだった。
<こういう調査結果は、もっと早い段階で、安倍首相や柳沢厚労大臣の方に報告が
あげられるのが通常である。ここには書かないけど、私は柳沢大臣はもっと早い段階
で、この問題を知っていたと思う。>
そこで、2月には民主党の長妻議員が「多数の不明記録があるので、このこの事実を
公表して、『緊急事態宣言』を出して、調査を行なうべきだ」と提言しているのである。
しかし、安倍氏は「国民の不安をあおるのはよくない」と取り合わず、結局、特別
に対応策を講じようともしなかった。
このことを公にせずに、社保庁改革法案を成立させて、参院選で「私の内閣が今までの
内閣が手をつけられなかった問題の多い社保庁を解体しました!ねんきん定期便も作り
ましたし、あんしんして年金を受けられます」とでもアピールするつもりだったのだろう。
それが5月末の社保庁改革法案の審議の際に、民主党がまたこの問題を指摘したら、
今度はマスコミが大きく取り上げたので、参院選に不利だと思って、あわてて対応策を
講じたのである。
<それを「わたしの内閣で・・・」と言われてもね~。(-"-;) >
じゃあ、もし5月末にこの件が公表されていなかったら、安倍首相はどうする気
だったのだろう?
おそらく社保庁内では、コソコソと少しずつ、名寄せや統合を進めただろうとは思う
が、それには何年もかかっただろうし。<おそらく「ねんきん機構」に移行するまでに、
何とかなればいいやぐらいの感じで。>
そして、今まで通り、たまたま通知を見たり、相談に行ったりして「納付記録が
合わない」とわかった人たちだけが、優先的に調査してもらう形になったのだろう。
でも、「領収書がなければダメ!」「時効の分は払えない!」という状況が続いた
のではないだろうか?
それで、よくも「わたしの内閣で・・・」と言えるもんだと思う。
まずは「もう少し前から知っていたけど、みんなに言わなくて、何も対応しなくて
ゴメンナサイ!」が先なのではないだろうか?
* * * * *
また13日も、参院厚労委員会では、アレコレ新たな事実が出ているし。
あとでチェックしたいが、TVでは柳沢厚労大臣があまりにごまかし&しどろもどろ
の答弁で、長妻議員に「それはウソだ」と指摘されてた場面が映ってたし。
私は、国民のためにも、今後の年金システムのためにも、ここは一呼吸おいて、もう
一度きちんと調査をしたり、対応策を立て直したりした方がいいと思うんだけどな~。
<もちろん、これは可能だときちんとわかっているところから、どんどん救済策を
講じて行く必要があるとは思うけれど。>
このままだと国民がNOVAウサギ(?)にだまされて、泥船に乗ったタヌキみたい
になってしまうのではと、心配になってしまうmewなのであった。
<かちかち山参照>
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