国会は、まるで「安倍主権」。日本の民主主義を守るためにも、安倍自民党にNO!を。
2007年 06月 30日
<ホ~ント安倍っちのお陰で、時の過ぎるのが早いこと。(-"-;) >
今月はブログを始めて以来、過去最高のアクセス&クリックを頂きました。
有難うございます。m(__)m 早く安倍政権に(^^)/~~~byebyeして、もう少しゆったり
とした気持ちで1年が過ごせるようにしたいものです。
そのためにも、ともかく参院選までは、p(*^-^*)q がんばっ♪です。
* * * * *
とはいえ、正直なところ、29~30日、通常国会が事実上、終了して、ド~~~ッ
と疲れが出てしまった感じがある。_(__)_ datsuryokukan tte kanji
今日は昼過ぎまでグダ~~~ッとしていて、ブログを書くのも休んじゃおうかな~
とか一瞬、思ってしまったのだが。<夕方から仕事アポがはいっちゃったし~。(--)
それまでJRAに没頭しようかな~とも思ったり?!(・・)>
でも、「それでは、いかん!」と、何とかワードパッドを立ち上げたところだ。
安倍官邸&自民党(+公明党)は、確実に法案を通して、少しでも早く参院選の準備
にはいれるようにするために、今週中に予定していたすべての法案を成立させることを
決め、29日~30日にかけて、見事なほどに最後まで「数の力」で押し切った。
前記事でも書いたけど、最終日に成立させた社保庁改革法案&年金特例法案、政治
資金規制法案は、委員会で強行採決。そして、まさに「最後のとどめ」という感じで、
最後に成立させた「公務員天下り規制法案」は、強行採決どころか委員会採決さえすっ
飛ばして、<中間報告の形で>本会議に持ち込んで、そのまま可決してしまった。
率直な話、まさか21世紀にはいって、こんなヒドイ、非民主的な国会を見ることに
なるとは思いもしなかった。
野党の幹部が、口々に「こんな国会、今まで見たことない」と言うが、私も政治の
専門家ではないものの、おそらくこんなことは今までなかたのではないかと思う。
かつて自民党が衆参とも圧倒的に強くて、一党独裁に近いと言われていた頃でも、
ここまで横暴なことはしていなかったという声もきく。
だって、安倍内閣が・・・いや、安倍官邸が国会をコントロールしているんだもの。
議院内閣制なのに、政権与党の自民党でさえ、首相周辺の一部の議員しか法案作りや
チェックに関与していないし。国会運営だって、官邸の言うがまま。「何日までに
法案を出して、何日までに成立させよ」に従って、ろくに審議もせずに、いくらでも
強行採決をしても構わないと言うんじゃね~。これじゃあ、国会は単なる官邸の付属
機関&議決マシーンに過ぎなくなってしまう。
こんなの国民主権の国のやることじゃないもん。
少なくとも今国会に関して言えば、まるで安倍主権の国のような感じさえする。(-"-;)
どうしたら、国民にこの安倍政権の横暴さが伝わるのだろう。・・・・・(--)
*****
今朝、ある自民党議員が、こんなことを言っていたのを見て、アぜ~ん(・o・)とさせ
られた。
「野党は慎重審議をって言うけど、どうせ時間をとって審議したって、結局は採決で
反対するんだから同じことだろう」と。
こういうことを公の場で言える国会議員がいること自体がアンビリバボーなことなの
だけど。きっとコレが、安倍首相&仲間たちや、彼を支持する自民党議員の一部の本音
なのだと思う。
少し前に、TBSの時事放談で、民主党の黄門様こと渡部恒三氏が、こんな話をして
いたことがある。<彼はかつて自民党の最大派閥・竹下派の七奉行のひとりであり、
自民党の国対委員長を務めていた。その時の部下に、小泉純一郎氏がいた。>
『竹下元首相は「選挙で数をとった時ほど、国会運営では野党の意見や要望を聞き
入れるようにしなさい」と言っていた。
もし今のように、国会運営も数の力で押し切ってしまい、ろくに審議もせずに強行
採決してしまうなら、委員会の審議などいらなくなってしまう。それでもいいのだっ
たら、選挙で各院の過半数をとった時点で、もう政府与党案が可決されるという結果
はわかっているのだから。政府与党の出した法案は、国会の審議など行なわないで、
すべて最初っから議決を行なってしまえばいいということになってしまうだろう。
でも、それでは、民主主義の国家ではない。』
仰せの通り!(@_@
そして、かつて自民党が国民の大多数から支持を得て、長期政権を保てていたのに
は、このような配慮があったからなのではないかと感じたりもした。
* * * * *
それは、渡部氏も言っていたが、もちろん政府与党は、自分たちの出した法案は、
結局のところ最後には、数の力で可決して成立させるつもりでいるのだけど。でも、
だからって、まともに審議をしなくていい、野党や国民の声をきかないでいいという
わけではない。
十分に審議をすることによって、国民に法案の内容を知らしめることもできるし、
法律の解釈を確定して行ったり、問題点が明らかになって修正したり、色々と重要
な効果がもたらされるのである。それにもし野党も賛成できるような法案が作れる
なら、そうできるに越したことはない。それは、国民の多くが納得できる法律を
作ることにつながるからだ。
国民やマスコミの反応を見ながら、まだ理解が得られていないと思えば、次の
国会まで継続審議にしたり、いったん廃案にしたりすることも少なくない。
それこそ、あの郵政民営化に関しては暴君だった小泉前首相でさえ、自分も国対の
経験があるからか、05年の総選挙で大勝したあと「大量の議席があるからこそ、
謙虚に国会を運営しなくてはならない」と、できるだけ拙速な審議や強行採決は避け
ようとしたところがあったのだった。<まあ、本人が他の法案に興味がなかったこと
もあるのだが。お陰で共謀罪は成立をまぬがれ、教基法改正、防衛省法案、社保庁
改革案などなどはすべて、強行採決されずに、継続審議か廃案になった。>
でも、安倍政権は違うのだ。彼らは、自分たちの作った法案を、そのまま押し通す
ことしか考えていない。本当は審議なんて必要ないと思っているし、国民が法案の中身
を知る必要もないと思っているし、ごちゃごちゃ問題点を指摘する野党なんてウザイ、
ジャマな存在でしかないのだ。
もし世間から非難されないなら、たぶん審議など行なわず、全部、強行採決しても
いいと思っているのかも知れない。<実際、年金特例法案など、当日or1~2日前に
いきなり提出した法案を、わずか数時間の審議だけで採決したことが、何件かあったし。>
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
ちなみに29日には、首相官邸で、集団的自衛権の行使に関して検討するための政府
の有識者会議「安全保障の法的基盤に関する懇談会」の第3回会合も開かれていた。
会議の冒頭、安倍首相は「米国が弾道ミサイルで甚大な被害を受けることになれば、
わが国の防衛に深刻な影響を受けることは間違いない。日米同盟がより効果的に機能
するとの観点から重要なテーマだ」と強調したという。
政府は2003年、MDシステム導入決定時の福田康夫官房長官談話で「あくまでも
わが国を防衛することを目的とするもので、第三国の防衛のために用いられることは
ないことから、集団的自衛権の問題は生じない」と表明している。
しかし会議では、米国へ向かう弾道ミサイルの迎撃について協議し、「日本のミサ
イル防衛(MD)システムを用いて迎撃すべきだ」との意見で一致。
会議終了後、メンバーの1人の北岡伸一東大大学院教授は「日本が何もできないよう
な法制度はおかしいというのは全体のコンセンサスだ。『迎撃すべきだ』ということに
ついて異論はなかった」と指摘したそうだ。(゚Д゚)
* * * * *
北側氏は、今の法制度がおかしいというのは「全体のコンセンサス」で「異論は
なかった」と言うが、それは当たり前のことだろう。この有識者会議のメンバーは、
集団的自衛権に賛成の者しか選ばれていないからだ。
マスコミや政治に関心がある人の多くは、みんな、そのことを知っている。それ
でも、イケシャーシャーと「異論はなかった」と言ってしまう北側氏のお顔(ツラ
とも言う)の皮の厚さもスゴイと思うが。
それでも、もしそれを知らなければ、国民の中に「会議で専門家の人たちがみんな
賛成なら、やはり重要なことなのかも」と思う人がいるかも知れない。^^;
<だから、マスコミの報道の仕方が大事なのだ。>
そして安倍首相は、こんな非民主主義な方法で、集団的自衛権は憲法で禁じられて
いるとする政府解釈を変えてしまおうとしているのである。
でも、おそらく安倍首相にとっては、これが理想の形の会議&国家像なのだろう。
元首たる天皇を象徴として戴き、国家の最高権力者である首相が、自らが国家の
ためにいいと考える提言を行なう。
それに対して、周囲がアレコレ理論づけをしながら、「その通り!」と支持する。
国民にも、首相を信頼し、それに従う。こうして思い通りの国づくりを進めて行く
・・・それが、彼にとって「美しい(ピラミッド型の)国」なのである。
それじゃあ、北朝鮮とほとんど変わりないのにね。(ーー;)
何かまとまりのない文になってしまったが・・・。
ともかく早く、民主主義をどんどん壊して行ってしまう安倍政権は終わりにしな
ければ!次の参院選では、ど~しても「安倍自民党にNO!」を。(**)
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