安倍支持率ダウンで、史上最悪の森レベルに?+久間発言の波紋が広がる&胸が痛む被爆者団体の怒り
2007年 07月 03日
もしかして安倍っちの支持率とmewの支持率は、反比例するのかも~?(@@ 安倍内閣の
支持率がさらにダウンすべく、(そして最後はノックダウン!)がんばっ♪です。】
安倍内閣の支持率低下、不支持率上昇が止まらない。
朝日新聞の調査では、支持率が28%(前回31%)、不支持は48%(前回48%)。
内閣支持率が2割台に落ち込むのは、調査方法が異なるが、森内閣以来だという。(*1)
また、毎日新聞の調査では支持率は32%(前回同)、不支持率は52%(前回44%)
で、こちらは不支持が5割を超えたのは森喜朗内閣の01年2月以来とのこと。(*2)
これらはまだ、久間大臣の問題発言が十分に報じられていない状況での調査だったので、
さらに内閣への不支持が上昇する可能性もあるように思う。
それにしても、あの悪名高かった森前首相の内閣と並ぶ数字だなんて・・・。( ̄Д ̄;)
<ちなみに、安倍氏も小泉氏もかつていわゆる清和会(旧・森派、現・町村派)に属して
おり、特に安倍氏は、森氏の秘蔵っ子であった。(・・)
ちなみに、最近「あの悪代官みたいな人」と言う人がいて、大笑いしてしまった中川幹事長も
旧・森派である。・・・早く清和会の自民党支配を終わらせなくちゃだわ!(*_*)>
調査の中身を見ると、安倍自民党の年金対策や公務員改革法案は、あまり評価されて
いないようだ。また先月あたりから、女性の支持がかなり減っているのが目につく。
安倍氏が首相に就任した時に、いかに女性が安倍氏の問題点に気づくかせるかが鍵だと
書いたことがあるのだが。大事な参院選を前に、気付いてもらえてよかった~。♪
<ただ、他の調査を見ても、民主党の支持があまり上がっていないのよね~。^^;
しかも、相変わらず女性からの支持が低いとの情報が。(-"-;) ここから、どうやって
存在感をアピールできるかが、大きな課題になりそうだ。>
【追記・支持率に関しては「らんきーブログ」さんも取り上げている。
また、こちらのブログでは、今、ひそかにウワサになっている「参院選前に万景峰号で拉致
被害者が帰国か?」という話の情報リンクも載せている。
安倍自民党が奇跡的な逆転をおさめるには、「もう拉致被害者の帰国しかない」とか、
私が耳にしたものの中には、「何か北朝鮮がらみで新たな動きがある」か、「国内でにわか
テロでも起こすしかない」というような物騒な話まで出ているようだ。(-"-;)
拉致被害者がひとりでも多く帰って来てくれるのは、私も嬉しいが。ただ、もしそれが現実に
なったからと言って、「安倍首相&内閣、安倍自民党の国政や本質の問題点が消えるわけでは
ない」ということを、強く主張しておきたいと思う。
逆に言えば、もし安倍首相&周辺が、そのようなことで選挙で逆転できると思っていると
すれば、いかに国民をバカにしているかということになるのではないだろうか?】
* * * * *
久間防衛大臣の「しょうがない」発言の波紋がさらに広がっている。
細かい話は後述するが・・・。
久間氏は1日の昼になり、地元の長崎で謝罪をし、事実上、発言の撤回を行なった。
また安倍首相は、2日になって首相官邸に久間大臣を呼び、厳重注意を与えると共に、
記者団に「日本は唯一の被爆国であり、たいへんな被害を受けた長崎・広島の被爆者の
気持ちを傷つけることがあってはならず、誤解を与える発言は厳に慎んでもらいたい」
<NHK2日より>と述べた。
でも、安倍首相はもちろん?、久間大臣を辞任させる気はない。久間大臣は、一両日
中に自公与党幹部に説明に赴くことになり、これで、安倍首相も自公幹部も、この問題
の幕引きをはかりたい考えであるという。
だが、それは、あまりにも甘い考えだろう。(ーー;)
野党は批判の声を強めており、4党で安倍首相に久間大臣の罷免要求を出すことに
決めた。<*3>また自公与党内からも、次々と不満や批判の声が出始めている。
そして何より、長崎や広島の被爆者団体や市民の怒りや抗議がおさまっていない。
その怒りや嘆きは、全国の被爆者や平和団体、そして平和を願う市民にも広がっている。
<特に長崎の被爆者5団体が、久間大臣に今年の平和式典に出席しないようにと求める文書
を出したこと、そして長崎・広島で抗議の座り込みを始められたという報には、胸が痛む思いが
する。また長崎の新市長になった田上氏は、3日に上京して、3日にも上京して安倍晋三首相と
久間防衛相に直接、抗議する考えを示した(*4)・・・久間氏には、その怒りの大きさや重みが
わかっているのだろうか?(ーー;)>
政府高官は2日「これで一つのけじめがついたのではないか」と述べたというが<毎日新聞2日>
この思いや動きは、そう簡単におさまるものではあるまい。
* * * * *
安倍首相や久間大臣の対応を見ていると、「彼らがいかにコトの重大性がわかって
いないか(いかに、それを理解する能力がないのか)」「彼らがいかに国民をナメて
いるか」が伝わって来るように思える。
そして、相変わらずのドタバタ対応ぶりに、安倍首相や周辺スタッフの判断力や指導
力のなさ、バラバラぶりが浮き彫りにもなって来る。
知人たちと話していて、こんな言葉が飛び交っていた。
「あの発言は許せないけど、もし久間大臣がすぐに謝罪、撤回して、安倍首相も注意
していたら、ここまで問題は大きくならなかっただろうし、長崎や広島の人たちも、
こんなにイヤな思いをしなくてよかったのにね」
「でも、あいつらは、参院選が目前に控えていなかったなら、遅ればせながらの謝罪
や注意もせずに、ずっと『問題ない』で押し通したんじゃないだろうか? 結局、あの
発言の何が悪くて、批判されているのかもわかっていないんだよな」
「あまりに鈍感過ぎ!というか、バカ?!」・・・私も、そう思う!(・・)
そして、どうか思い出して欲しい&覚えておいて欲しい。
安倍首相やその内閣、官邸スタッフ、自民党幹部の鈍感ぶり、無能力ぶり、ドタバタ
対応ぶりは、この問題に限ったことではないということを。
彼らには、大事な日本の国政を担う能力や経験があまりにも不足しているのだ。
それを考えても、やはり次の参院選では、「安倍自民党にNO!」という意思表示を
すべきなのではないだろうか?(@@。
<つづく>
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<報道記事は、↓Moreの部分に>
*1
『通常国会が事実上、閉幕した6月30、7月1日に朝日新聞社が実施した第8回連続世論調査(電話)で、内閣支持率が安倍政権の発足以来、最低を記録した。
安倍内閣の支持率
安倍内閣の支持率は28%(前回31%)で、これまで最低だった第4回調査(6月2、3日)の30%を下回り、初めて2割台となった。不支持は48%(前回48%)。内閣支持率が2割台に落ち込むのは、調査方法が異なるが、森内閣以来だ。
内閣支持率は30%に下がった後、34→32→31%と低迷していた。男性の支持が今回、24%(前回36%)と大きく減り、逆に不支持が52%(同50%)と増えた。年代別では20~50代の支持が2割前後と低い。自民支持層の支持は64%と発足以来初めて7割を切り、最低だった。
今国会では、与党が年金時効特例法や社会保険庁改革関連法などを野党の反対を押し切る形で成立させた。年金記録の問題について、安倍内閣の一連の対応を「評価する」は24%で、「評価しない」が59%に達した。民主の一連の取り組みについては「評価する」27%に対し、「評価しない」45%。内閣の対応への厳しい見方が目立つ。
自分の年金に対する不安が「解消していない」は49%(前回54%)で、依然として半数が不安を抱いていた。「解消した」は11%、「もともと不安はない」は30%。
参院選の比例区の投票先を「いま投票するとしたら」と尋ねたところ、民主が25%(前回23%)で、自民の19%(同24%)を上回った。第5回調査で民主が29%と、自民の23%を初めて上回った後、民主が減り、前回は互角だったが、公示まで10日余りと迫った段階で再び差が開いた。選挙区の投票先は自民26%(前回26%)、民主25%(同26%)と接近している。
政党支持率は自民25%(前回27%)、民主16%(同15%)、公明3%(同4%)、共産2%(同2%)、社民1%(同1%)だった。
安倍首相に今後、どのくらい首相を続けてほしいかを尋ねたところ、「しばらくの間は続けてほしい」46%、「続けてほしくない」31%で、「できるだけ長く続けてほしい」は10%だった。
◇
〈調査方法〉 全国の有権者を対象に「朝日RDD」方式で電話調査した。対象者の選び方は無作為3段抽出法。有効回答は1013人、回答率62%。連続調査は5月12、13日から毎週末に実施している。<朝日新聞 1日>』
*2
『毎日新聞は6月30日~7月1日、電話による全国世論調査を実施した。安倍晋三内閣の支持率は前回5月調査と同じ32%だったが、不支持率は8ポイント増の52%で昨年9月の発足以降最悪となった。不支持が5割を超えたのは森喜朗内閣の01年2月以来。年金記録漏れ問題については、74%が「参院選の投票の判断材料にする」と答え、主要争点となっていることを裏付けた。問題に対する政府・与党の取り組みに対しては「評価しない」との回答が63%にのぼった。
◇年金問題が逆風材料に 女性の「安倍離れ」進む
年金記録漏れ問題を「参院選の投票の判断材料にしない」と回答したのは23%、政府・与党の取り組みを「評価する」と答えたのは32%にとどまった。この問題が政府・与党にとって逆風の材料になっていることをうかがわせ、内閣不支持の増加の一因にもなっているとみられる。
参院選の投票の判断材料にする人を年代別にみると、20代の83%が最も高く、70代以上の57%が最も低かった。若い世代が将来不安を感じ、年金問題を重視していることがうかがえた。
内閣支持を男女別にみると、女性の支持率が32%(前回比3ポイント減)と政権発足以降最低を更新した。不支持率は男性の54%、女性の49%ともに最悪となったが、男性が1ポイント増だったのに対して女性は12ポイント増。女性の「安倍離れ」を示した。
公務員制度改革関連法を成立させるための国会延長については、「成立を急ぐ法律ではなくおかしい」が37%、「参院選を有利にしようとするもので、おかしい」が31%。「法律成立のため必要」は22%にとどまり、否定的な考えの方が多い結果となった。
また、同法が天下り問題の解決につながるかどうかは、「思わない」が68%で、「思う」の26%の2倍以上。国会延長を決断してまで法成立をはかった首相の考えに理解が進んでいないことを示した。
政党支持率は自民が前回と同じ25%、民主は1ポイント減の18%などだった。
<毎日新聞2日>』
*3
『久間章生防衛相が米国の原爆投下を「しょうがない」と発言した問題で、民主、共産、社民、国民新の野党4党は2日、国会内で被爆者団体と緊急の抗議集会を開くなど批判をいっそう強めた。野党各党は「久間氏の謝罪で済む問題ではない」として、3日、首相官邸に出向き、安倍晋三首相に対し、防衛相罷免を求める方針だ。
民主党の鳩山由紀夫幹事長は2日、千葉市内での街頭演説で「社民、国民新、共産党とも一緒に(3日に)官邸に乗り込み、首相に『久間防衛相は辞めるべきだ』と伝えたい」と述べ、ほかの野党と足並みをそろえて、罷免を求める考えを明らかにした。
緊急集会には野党4党幹部が出席。民主党の菅直人代表代行は被爆者らを前に「もし、久間氏が(閣僚を)辞めずに選挙に突入したら『自民党にはその理由だけで1議席もやらないぞ』というくらいの声を出してほしい」とアピール。首相が罷免要求を拒否した場合、参院選の争点に据える考えを強調した。
また、共産党の市田忠義書記局長は「罷免要求と同時に(久間氏を)かばい続ける首相の責任も極めて重大だ」と語り、首相の任命責任も併せて追及する考えを示した。 社民党の福島瑞穂党首も「国のために国民が犠牲になることを『しょうがない』という政治の状況を許してはいけない」、国民新党の亀井久興幹事長も「看過できない」と、それぞれ罷免を求める考えを表明した。<毎日新聞2日>』
*4
『久間防衛相が原爆投下を「しょうがない」と発言したことについて、長崎の被爆者5団体は1日、8月9日の平和祈念式典への防衛相出席を拒否する内容の抗議文を防衛省にファクスで送付した。抗議文で被爆者らは、久間防衛相に「今後、祈念式典の出席をお控えください」と求め、さらに「私たち被爆者は核兵器廃絶を使命として病める体にむち打ち闘ってきた」とし、久間発言はその努力を愚弄していると非難。<共同通信 1日>』
『久間章生防衛相の発言に対し、原水爆禁止長崎県民会議など3団体の約100人が2日、長崎市の平和祈念像前で抗議の座り込みをした。1日開催された「ながさき平和大集会」のため来日していた在韓被爆者の卞蓮玉(ビョンヨノク)さん(71)も参加し、「被爆から62年たっても、いまだ傷は癒えていないのに大臣がそんな無責任な発言をして、心から怒っている」と述べた。 広島でも2日、約30団体が広島市中区の平和記念公園に集合。広島県原水禁など約95人は原爆慰霊碑の前で約30分間「原爆容認発言に強く抗議し、罷免と辞任を求める」と書いた横断幕を手に無言で座り込んだ。同県原水協など約60人は、原爆資料館の下で「久間防衛大臣の発言に強く抗議する」とする横断幕を掲げ、即時辞任を求めた。
県原水協の高橋信雄代表理事は「平和のためには核兵器を使ってもいいというのか」と憤った。<毎日新聞 2日>』
『長崎市の田上富久市長は2日の市議会で、久間章生防衛相が原爆投下を「しょうがない」と発言した問題をあらためて批判し、3日にも上京して安倍晋三首相と久間防衛相に直接、抗議する考えを示した。田上市長は議会終了後、記者団に「一報を聞いたときから信じられなかった。被爆者、市民の思いに配慮が欠けており、反省していただきたい。許さないという思いを伝えたい」と述べた。<共同通信 2日>』