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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ。左右問・スガからガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

今度は安倍首相が自ら消費税UPで問題発言?! ・・・国民をナメるとミイラになっちゃうぞ!

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 やっと久間氏の「しょうがない発言」が一段落ついたと思ったら、今度は安倍首相
本人が、トンデモ発言(?)をしてしまった。(・o・)


 安倍首相の「消費税を上げないなんて、一言も言ってませんよ」発言が、大きな波紋
を広げつつある。

 参院選前に消費税アップをほのめかしたことで、自民党の幹部、候補者から新たな
逆風が生じるのではないかと懸念する声が。 <自民党幹部は、「参院選を前に余計な
ことを言いやがって…」とお怒り?(・・) (ゲンダイネット6日より)>
 野党も、一斉にツッコミを入れ始め、メディアでも大きく取り上げている。

 これに対し、安倍首相本人や内閣はあわてて火消しに走りつつあるが、あいまいな
表現しかできず、新たな火種になりそうな感じに・・・。


 政府や自民党では、08年以降に消費税アップすることは既定路線になっているの
だが。安倍陣営は、ともかく07年の参院選が終わるまでは、消費税アップの話は
オモテに出さないようにと決めて、ここまでしのいで来た。

 ところが、安倍首相が自ら<民主党を批判したいがために>消費税論議を持ち出して
しまったことから、ミイラとりがミイラになる可能性も出て来た。(@@。

* * * * *

 コトの発端は5日夜、日本テレビ系のニュース番組「ZERO」のインタビューで、
安倍首相が「この秋に抜本的な税制改正をしなければいけない。消費税を上げない
なんてひと言も言っていない」「私は決して消費税から逃げるつもりはない。ただ今の
段階で何%引き上げると言ってしまえば、緩んでしまう」 と述べたことにあった。
 
<そして「小沢さんは、基礎年金に全部税金入れると言っているのに、消費税は1%も
上げないと言っている。これとは、私たちは明らかに一線を画している」と。>

 このいきなりの安倍発言に、党内からも「参院選前に軽々しくそんなことを言って
は困る」などの懸念や反発の声が続出したらしい。<TV等で目撃> 党幹部や候補者
にしてみれば、ただでさえ、逆風の選挙なのに、ここに消費税問題が加わったら、
たまったもんじゃないという感じがあるだろう。<今まで自民党が大敗している参院選
は、消費税や税金がらみの話が多いだけに尚更!(>_<)>

 これに対し野党は、もし秋に消費税増税を決めるつもりがあるなら、「参院選で国民
に信を問う必要がある」(共産党・志位氏)参院選の争点にしないのは「詐欺行為だ」
(民主党・菅氏)と批判。
 また、社民党の福島代表は「(消費税を)引き上げでどれほど生活が困窮するか、
国民の暮らしが全く分かっていない安倍首相の『ボクちゃんのボクちゃんによるボク
ちゃんのための政治』そのものだ」と述べた。

* * * * *

 これはマズイと思ったのか、安倍内閣はあわてて火消しに。(**)
 塩崎官房長官が、6日午前中に「財政見通しの数字がそろってない段階で、薄っぺらい
議論は混乱を招くだけなのでやらない方がいい」と語り、参院選で争点化する考えがない
ことを強調。
<ここで「薄っぺらい議論」って言っちゃうのが、エリート・ボクちゃんの塩崎くん
らしいとこかも?(ーー;)>
(首相も語ったたように)消費税を上げることになる場合は次の衆院選の争点として、
国民に信を問うことになるとの見解を示した。<毎日新聞6日より>

 また、尾身財務大臣も、6日の会見で「秋口に消費税を含めた歳出・歳入一体改革を
進めると言っており、総理の発言は従来からの国会答弁の線と全く同じものと考えて
いる」「歳出削減の手は緩めないとの基本線はしっかり守っていきたい」とフォロー
を試みた。<ロイター6日より>


 さらに、安倍首相自身も6日夜、テレビ東京の報道番組で「まだ決まっていないと
いうことは上げない可能性もあるのか?」と問われ、「十分に(上げない)可能性は
ある。歳出をもっと切り込める」と述べ、歳出削減の徹底で税率を据え置くこともあり
得るとの考えを示した。<時事通信 7日より> 

<それじゃあ、言ってることが小沢代表と一緒じゃ~ん。(゚Д゚) それだと、与党
として無責任なんじゃないの~???(・・) ただし、参院選に大負けした場合は、
自民党は次の選挙まで消費税アップの話を持ち出せなくなるかも知れないけど?!>

* * * * *

 後述するように、政府や自民党の税務調査会などでは、もう近い将来、消費税アップ
することは既定路線になっているのだが。安倍陣営は、ともかく07年の参院選が終わ
るまでは、それをオモテに出さないという方針でやることに決めていた。

 ところが安倍首相は、民主党を批判したいがために、墓穴を掘ってしまうことに
なったのだった。
 安倍首相は、近時、民主党が今度の参院選で「消費税据え置き」に政策転換をして
来たのを見て「民主党は、現実的に財源を考えていない。こんな無責任な政党には政権
与党を任せることはできない」と盛んにアピールし始めていた。

<1日に行なわれた党首討論でも、民主党は政権公約で、基礎年金部分は全額税で
まかなう一方、消費税率は引き上げないと明記している。首相は「新たに16兆円が
必要になる。消費税を上げずにできるわけはない」とかなり強い調子で民主案を批判
していた。(毎日新聞2日抜粋+目撃)>

 でも、そうなると「じゃあ、自民党は今後の財源をどうするの?」という話になって
来る。そこで、安倍首相の「私は消費税から逃げない」「消費税を上げないとは言って
いない」の発言につながってしまったのである。(・・) miira?

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 このブログでも、以前に何回か書いているのだが・・・。
 小泉政権下での政府の税制調査会は、昨年8月の段階で、もう消費税アップの方向
で話がまとまっていた。しかし、いざ9月に中間答申を出す段になって、急に報告
提出がストップ(延期)されてしまった。
 安倍陣営、安倍自民党にとって、不利だと判断されたからである。

 昨年秋にコチラの記事にも書いたように、1・総裁選で安倍氏と戦っていた谷垣氏
が消費税アップを提唱していたこと、2・07年参院選の争点にされると自民党に不利
になること、3・経済界から消費税を上げる前に法人税の優遇やコスト削減策(労働
法制など)を優先するように要望されていたことなどから、「ともかく07年秋に
抜本的税制改革の論議を行なうまでは、消費税の増税は考えていない」という方向で
コトを進めようと決められたからだ。

 でも、そのお約束を安倍首相自身が破ってしまったので<しかも、逆風の参院選の
直前に>、尚更に自民党の中からも批判や反発の声が出てしまうのである。

<ちなみに小泉政権下で税調会長を務めていた石弘光氏は、バランスのとれた税制&
増税を主張。法人を優遇し過ぎることにも疑問を呈しており、安倍ブレーンとも見解
が合わないところがあった。
 そこで、安倍氏は自分が首相になってから、成長戦略のために法人優遇を唱える
本間正明氏を会長に迎えて、新たな税調を作った。(でも、頼りにしていた本間氏は、
官舎で愛人女性と半同棲していたという疑惑で、昨年末に辞任することに。(--) )>

* * * * *

 正直を言えば、私は条件つきながら、近い将来、消費税を10%ぐらいに上げる
ことになるのは、やむを得ないと思っている。
<上げた分は年金&社会政策(医療、福祉、教育)に使うと目的を限定することが
条件。もしできるなら、物品限定(飲食料品、日用品は外すとか)か一定価格以上の
ものにかけるとかいう形にして欲しい。また、その前に法人税の過度な優遇をやめ
たり、低所得者への控除を増やすなどの措置をとって欲しいとも考えている。>

 だから、民主党が以前は消費税アップ(3%程度)の政策を掲げていたのは現実
的だと思ってたし、小沢代表が急に参院選の公約で「消費税据え置き」の政策を
決めたのには、ちょっと驚く部分もあった。<これは党内でも、もめていた。>
 すでに基礎年金の半分を国庫負担も決まっているだけに、どこかでその財源を
増やす必要があるからだ。

 ただ、確かに小沢氏が言うように、経済格差がなかなか是正されず低所得者層
の税や諸負担が増えている中、ここで消費税を上げて、国民への負担をさらに
増すことは望ましくないし、消費意欲低下、景気回復への影響が懸念されるのも
事実である。<特に、中小規模の企業、店などへの影響が心配される。>
 それゆえ、もし民主党が主張するように他で財源が確保できるなら、当面は
消費税据え置きも致し方ないかな、と思う部分もある。
<もしくは、上述したように国民生活に大きな影響がないものに限定する形で
上げるとか。ただ、あまり条件をつけると、逆にコストがかかるのよね~。^^;>


 その意味では、政府or与党が消費税を上げること自体には反対ではないのだが。
 安倍政権は、目的税にする気はないようだし、それに今よりさらに法人優遇を
行なおうとしているし。ともかく経済格差への対応をほとんどしようとしないまま
国民の負担を増やして行く政策をとるようでは、とてもじゃないけど賛成できない! 

 しかも、今回の件でも明らかになったように、本当はと~っくに消費税を上げる
方針を決めているのに、「参院選まではオモテに出さないように」などとセコイこと
をするのは、明らかに国民を愚弄する行為で、許しがたいものがある!(ーー;)

 ともかく小泉政権に続いて、安倍政権もいかに国民をだまくらかして、自分たちの
思う通りの国政を進めて行くかしか考えていないところがある。
 
<実は安倍っち自身は、小泉氏に比べれば、はるかに正直ものなのだが。(タヌキ
政治家になるには、まだ経験不足の未熟者なのかも。)だから、今回も含めて妙な
問題が色々起きるし、ウソやごまかしがバレやすいのだけどね。(^^;>

 でも、何より安倍自民党の問題点は、この消費税の件も含めて、すべてにおいて
国民の方を向いていないことにあるだろう。

 やはり参院選では、「安倍自民党にNO!」なのである!(@@。

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報道記事は↓Moreの部分に







*1

消費税に関する首相発言(5日夜の日本テレビ「ニュースゼロ」から)

 司会 年金問題は財源の問題も重要だ。財源の議論はどうするのか

 安倍 議論をして抜本的な税制改正をしなければいけない。この秋に、と考えて
いる。そのときに足りない分を消費税にするのか。(中略)私は決して消費税から
逃げるつもりはない。しかし、今の段階で何%上げますということになってしまったら
そこで緩んでしまう。(中略)
 私たちは、秋に抜本的な改正を行うと申し上げている。消費税を上げないなんて
ことは一言も言っていない。小沢さんは、基礎年金に全部税金入れると言っているのに、
消費税は1%も上げないと言っている。これとは、私たちは明らかに一線を画している。

 
 参院選に向けた舌戦が本格化するなか、消費税率引き上げを示唆する安倍晋三首相の
発言が飛び出し、新たな争点に浮上する可能性が出てきた。「抜本的・一体的な税制
改革」は首相の持論だが、選挙戦で税の話題はタブーとされてきただけに、与党内
には争点化することへの懸念も根強い。一方で、消費税論議から「逃げない」かどう
かも、有権者の関心事項に加わりそうだ。

「上げないとは一言も言っていない」という5日夜の首相発言は、官邸や与党も想定
外だった。

 6日もテレビ、ラジオに相次いで出演した首相は、「基礎年金の国庫負担率引き上げ
の財源、国と地方の税のあり方など秋以降の税制全体の改革議論の際に決めていく」
との公式論を強調したが、「参院選のテーマになるか」と問われると「どういう姿勢
で臨んでいくかはテーマになる」と述べた。

 首相発言の予兆らしきものはあった。最近の街頭演説で必ず強調するのは「責任」。
「政権を担うこととは何か。実行できることしか言わないということだ」と力説する
裏には、民主党の政策を「無責任」と印象づける戦略がある。

 1日の小沢一郎代表との党首討論会では、民主党の公約からは35兆円に上る歳出
増が見込まれるとの試算を出し、「消費税率を上げずにどう財源を作るのか。極めて
いい加減な話だ」と批判した。消費税論議から「逃げない」と言うのは、自然の成り
行きだった。

 ただ、政権内の動揺は小さくない。塩崎恭久官房長官は6日午前の記者会見で、
「消費税の話だけをやるような薄っぺらい議論はやらないほうがいい」と指摘したが、
発言が消費税論議の「火消し」に回ったと受け取られると、午後の会見では「税の話
を全くしないというのでは政治にならない」と強調。報道陣の質問をさえぎりながら、
発言の修正に努めた。

 政府・与党には苦い思い出がある。平成10年の参院選で、橋本龍太郎首相(当時)
が恒久減税をめぐる発言を二転三転させ、大敗の結果、退陣した。参院自民党幹部は
「具体的に踏み込めば踏み込むだけ損だ」といまなお警戒心を隠さない。

 政府・与党内で綿密な打ち合わせがないまま、首相が発言することへの懸念もある。
6日夜のテレビ番組では、消費税率を結果的に引き上げない可能性に言及する場面も
あった。

 民主党は消費税全額を基礎年金財源に充てるが、税率は当面引き上げないと公約して
いる。一昨年の衆院選では、年金財源として消費税率引き上げを主張していたが、
「小沢氏の判断」(幹部)で方針転換した。政策の整合性を問われることは避けられず、
こちらも逃げずに説明することを求められる。<産経新聞 7日>』

『民主党の菅直人代表代行は6日、福井市での記者会見で、安倍晋三首相が秋以降に
消費税率引き上げを含めた税制改革の検討に入るとの考えを示したことについて「首相
は『上げないとは言っていない』と言うが、無責任な対応だ。参院選前にきちんと案を
出さなければ国民への詐欺行為だ」と批判した。
 共産党の志位和夫委員長は記者団に「参院選で国民に信を問う必要がある。秋からの
議論で消費税を上げ、後で追認せよというやり方は絶対に許されない」と強調。
 社民党の福島瑞穂党首は「参院選が終われば消費税率を上げるとの明確な宣言だ。
引き上げでどれほど生活が困窮するか、国民の暮らしが全く分かっていない『ぼくちゃん
政治』そのものだ」と述べた。<(共同)東京新聞 6日>』

『参院選公示を目前に控え、先送りされてきた消費税引き上げ論議に焦点が当たり
始めた。安倍首相が5日、税率について「消費税を上げないとは言ってない」と発言
したためだ。野党は早速、「上げるなら、選挙前に明示すべきだ」と反発を強め、
首相側は火消しに躍起だ。6月からの住民税アップで重税感が広がっていることも
重なり、選挙戦に影響を与える可能性も出てきた。

 「消費税を上げないとは一言も言ってない。一言も言ってませんね」。首相は5日夜、
日本テレビの番組でこう語った。

 さらに首相は「小沢さん(民主党代表)は基礎年金全部を税金でと言っているのに
消費税は1%も上げないと言っている。私たちは一線を画している」「税制改革は近い
うちに信を問うことになる」とも強調。税率引き上げに前向きともとれる発言を繰り
返した。

 これに対し、民主党の菅直人代表代行は6日の会見で「発言は極めて重大。上げる
なら上げるときちんと選挙前に言うべきだ」と主張。同党は9日発表のマニフェスト
に財源を明記して反撃する構えだ。社民党の福島党首は「参院選が終わったら消費税
を上げる宣言だ。国民の暮らしが分かっていない安倍首相の『ボクちゃんのボクちゃん
によるボクちゃんのための政治』そのものだ」と批判した。

 首相は民主党が財源論から逃げているとして、その「いい加減さ」をたたく戦略
だった。
 ところが、自民党も基礎年金の国庫負担引き上げ財源の不足分については、秋以降
の抜本的な税制改革に先送り。税率据え置きを掲げる民主党を「非現実的」とたたけば、
首相自身にも跳ね返るというわけだ。

 ジレンマに陥った首相側は火消しに走った。首相は6日夜のテレビ東京の番組で
「消費税を引き上げない可能性もあるのか」との問いに一転、「それだって十分可能性
がある」。塩崎官房長官は6日の会見で「今までと変わったことを言っているわけでは
ない」と強調。公明党の北側一雄幹事長は同日、大分市で記者団に「消費税問題から
逃げるつもりはまったくない。論議すればいいが、今何%とか言える状況じゃない」
と語った。<朝日新聞 7日>
by mew-run7 | 2007-07-07 10:36 | 安倍政権に関して

by mew-run7
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