良識のない閣僚&器の小さい首相はいらない。+宮本氏訃報コメントでの中曽根・安倍の差
2007年 07月 20日
ルしている。まずは、自分たちの一票で日本を変えるための行動を起こそう!そして、
いつかはこの平和への思いを世界中に。皆さまの行動&ご支援よろしくです。m(__)m】
最初に津久井弁護士さんや「わんばらんす」さんから、インターネット規制に関して緊急の
アピールのTBを頂いているので、ご覧頂きたい。
ブログを含め、ネットやメディアの言論の自由がどんどん規制されたら、日本の民主
主義が崩壊してしまう。それこそ最も「日本がアブナイ!」ことだと思う。
* * * * *
ところで、今回は、政治家の良識や度量について書こうと思っているのだが・・・。
その前に、早速、また良識のない閣僚や政治家(候補)の言動が相次いでいる。
何かこういうのって、政策がどうのとかいう次元ではなく、ひとりの政治家として、
いや、ひとりの社会人として(しかも40~50代にもなって)、「何だかな~」
という話で。それが自分の国の首相や閣僚だと思うと、ホント情けないというか、
哀しくなって来てしまう。(ノ_-。)
これじゃあ、日本の社会も、子供の教育もよくなるわけがないよね。(ーー;)
まずは、麻生太郎外務大臣のトンデモ発言から。
『麻生太郎外相が19日、富山県高岡市での講演で国内外の農産物の価格差について
触れ「7万8000円と1万6000円はどっちが高いか。アルツハイマーの人でも
分かる」などと発言した。
参院選富山選挙区(改選数1)に立候補している自民現職の決起集会で、日本の
農産物が高価格だとされることに対し、1俵1万6000円の日本の米が中国では
7万8000円で売られているとして、「アルツハイマー」を引き合いに出した。
決起集会には高齢の支持者もいたが、麻生外相は年金問題について「この問題は
30年後の話。今払っているやつが心配するのは分かるが、おたくらは関係ないんだ」
と語った。<共同通信 19日>』
(-_-;)huu 。。。もう政治家の発言の重みに関しては、書き飽きて来てるので割愛
するけど。麻生くんも、小さなものまで含めると、かなり失言が多いんだよな~。
<しかも差別的な感じのものが、少なくない。>
安倍政権が終わっても、次が麻生政権じゃ先が思いやられてしまう感じだ。・・・
やっぱ、早めに自民党には政権を降りてもらいましょ~かね!(・・)
* * * * *
赤城農水大臣は、19日夕になって、顔の絆創膏の理由を「きょう国会内の皮膚科に
行き、吹き出物の一種と言われた」と説明した。17日の会見での対応に関しては、
「ぶざまな姿を全国にさらさなければいけないことがショックで、無愛想な対応になっ
てしまった。反省している」と話したとか。<毎日新聞 19日より>
(-"-;)huu 。。。ぶざまな姿をさらすのがショックで、無愛想になっただって?
ガキじゃないんだから、ガキじゃ~。(゚Д゚)
最近、何か個人的にイヤなことがあると教室で憮然としていて、当てられても
答えようともしない、「何かあったの?」ときいても「別にぃ~」とかいう態度の悪い
ガキが増えているらしいのだけど。
それと同レベルのガキンチョを、日本政府の閣僚にするのはやめて欲しい。(ーー;)
* * * * *
前記事で、「美しい国」論を批判をした高知の自民党候補の話を書いたのだが。
安倍首相は、20日から予定していた参院選の四国遊説で、高知県だけ訪問を見送る
ことになったという。「首相もさすがに応援できないと判断した。意趣返しだ」(自民
党幹部)と見られているそうだ。<読売新聞 18日>
まあ、確かにあんなことを言われては行きにくい部分もあるだろうけれど。^^;
ご機嫌を損ねたのも、間違えないところだろう。
それにしても、あえて「意趣返し」とアピールをしなくてもね~。<他の報道記事にも
載ってたので、幹部がわざわざ言ったのだろう。・・・ちなみに「意趣返し」とは
「仕返しをして恨みを晴らすこと。報復」の意。(大辞林)>
何か一国の首相として、器が小さ過ぎるというか、情けなくなってしまう気が。^^;
そして、オマケ(?)であるが。参院選の東京選挙区候補・丸川珠代氏(自民党)は、
3年前に米国赴任から帰国後、この4月まで転入届を出すのを忘れていたため、今回の
参院選の投票権がないのだという。<マスコミも連れて、期日前投票に行ったら、選挙
人名簿に名前がなかったので、投票できなかったんだって。(・・;)しかも、この3年間
全く投票に行っていなかったのもバレてしまったようで。(>_<)>
今回は<たぶん、たまたま?>自民党の議員や候補の報道が続いてしまったわけだが。
ともかく、政党にかかわらず、少しまっとうな、良識のある社会人を政治家に、そして閣僚に
選んだりするような国になることが、先決かも知れないとも思う今日この頃だ。(-_-)
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本題が後半に回ってしまったが・・・。^^;
18日に、共産党の宮本顕治元議長が98歳で亡くなった。ご冥福をお祈りしたい。
正直なところ、私は、ブログに自分の意見を書けるほど、宮本氏に関してはあまり
知らないのであるが・・・。<安倍氏と同じ山口県出身だということも、今回の他界
の報道で初めて知ったぐらいで。>
ただ、戦前、共産党の活動をしていたがために、治安維持法違反で逮捕され、拷問
なども受け、裁判でも無期懲役の判決を得て、12年も獄中にいた(戦後、治安維持法
が廃止されため釈放された)という話は、しっかり覚えておかなくてはと思った。
このブログでも度々取り上げているが、近時、また共謀罪や自衛隊の監視活動やら、
メディア・ネット規制やら、犯罪捜査や治安維持、人権保護にかこつけて、特定の思想
や言論を規制しようという動きが出始めているからだ。
* * * * *
ところで、その宮本氏の逝去の報を受けて、中曽根康弘元首相が記者団に対して、
このような話をしていたのが、とても印象的だった。
「戦争が終わってから、共産党を背負い、いろいろな困難や妨害にも遭遇しながら
共産党の骨組みを作り、力を伸ばしていった。初めは武力闘争的共産党の指導者だっ
た。しかし、時代が大きく変化していくにつれ、共産党自体も彼の指導で変化した。
国会では野党として自民党内閣に一番厳しい態度を取ってこられた。
私が首相になって間もなく国会で質問を受けたが、かなりよく準備された質問で論理
的に攻めてきた。敵ながらあっぱれだと感じていた」<毎日、時事、TV目撃で編集>
<ちなみに、安倍首相のコメントは「参議院議員を2期務められました。故人のご冥福
をお祈りいたします。ご家族に対し、お悔やみを申し上げます」(毎日18日)^^;>
中曽根氏と宮本氏は、戦後の政界では、ある意味で一番右と左の対極にいたような
政治家であったと言えるかも知れない。<特に自民党は、アメリカの支援も受けて、
日本の共産主義化をいかに防ぐか、それを最大の目的にしていた時代がある。安倍氏
の祖父・岸信介氏も、そのひとりだった。>
でも、中曽根氏も歳を重ねたこともあるかも知れないが、こうして思想的には敵視
し合い、ジャマに思ったこともあるだろう相手に対して、その功績を率直に評価し、
「考え方等は違っても、信念を貫く姿を見て敬意を表していた」と。国会での質問も
「敵ながらあっぱれだと感じていた」とたたえたのである。
宮沢氏が亡くなった際の中曽根氏の話を載せた時<コチラ>も書いたのだが、同じ
政治家として思想は違えど、認めるべきところは認め、敬意を表すという姿勢を示す
中曽根氏には、政治家としての器や度量の大きさを感じるし、<私は中曽根氏とかなり
考え方が違うけれど>そのことに「あっぱれ」と言いたい気持ちになったりもするのだ。
* * * * *
でも、安倍首相には、その器や度量の大きさがない。<というか、小さ過ぎ?^^;>
いくら選挙演説で忙しい中に急にコメントを求められたのだとしても、すぐに的確な
コメントを用意できるスタッフを有していないのだとしても<そして、いくら個人的に
共産党が大嫌いだとしても?!>、「参議院議員を2期・・・」のコメントはない
だろ~と。(ーー;)
<他の報道記事を見ても、これしか記されていなかったので、たぶん、これしか言って
いないのであろう。^^;>
一体どこから参院2回という発想が出て来るのか不思議だが。<要はただの参院議員
としてしか認識していないよ、と言いたかったのかしらん?(・・)>他の政党の核となっ
た党首に対するコメントとは思えず、政治家や社会人としてピントがズレているし、
良識にも欠けるのではないかと思うし、正直なところ、呆れてしまった。(-"-)
<そう言えば、安倍首相は、宮沢氏が亡くなった時も、ピントがズレた発言をしていた。
他の政治家が宮沢氏の経済・外交の手腕を評価し、彼の平和主義の部分を最も多く語って
いた中、安倍首相だけは、PKO法案を成立させた話を持ち出し、「国際貢献への道を
開いた」と、その点を特に評価していたっけ。<目撃>(・・;)>
18日に再開した参院選での応援演説でも、早速、社保庁に関して「あしき労働慣行
が積み重なっている。ぶち壊す」と明言。「(民主党は)労働組合に支持されている
から(社保庁解体に)反対している」と民主党と、これも大嫌いな労組の批判を行なっ
ていたりもした。<朝日新聞 18日より>
<「民主党が反対している」って、もう強行採決で法案を成立させちゃってるのに。^^;
それにメディアも、このあいまいな法案には疑問や批判を呈しているんだよ。それも労組の
ため?(・・)・・・話は変わるけれど、何か「成長か、逆行か」「ぶち壊す」とか、特定の勢力の
抵抗をアピールするとかどんどん小泉手法を取り入れている感じも・・・。^^;>
* * * * *
先日、知人が、「こんなに特定の野党や労組を批判する首相を見たことがない」と
驚いていた。「討論会とか見ていても、何だか相手を批判することがメインの野党の
党首みたいに見えることがある」と。
一国の首相たる者は、自分と考えの異なるもの、自分が嫌悪感を覚えるものの存在
も国民の一部の姿、考えとして認識し、それをド~ンと受け止めた上で、いかに自分
の信念、政策を理解させたり、うまく進めたりして行くかを考えるべきなのではないか
と思うのだが・・・。
まだ器も度量もあまりにも小さい安倍首相には、自分に合わぬものは批判しまくっ
たり、排除しようとしたりすることしかできないのかも知れない。(-"-;)
そして、そんな未熟な安倍首相が率いる政権&自民党には、やはり「NO!」と言う
べきなのではないかと思うmewなのである。(@_@。
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