目標はあくまでも当選者40人割れ。国家再興の使命優先、国民軽視の「安倍政権にNO!」を。
2007年 07月 26日
野党も苦節ン十年、やっと選挙で与野党逆転をするという画期的&大きなチャンスが目の
前に。mewも含め、「力戦奮闘」で頑張りますので、ご支援よろしくです。m(__)m】
参院選まで、あと3日。(@_@。
メディアでは、自公与党の苦戦を伝えているが、まだ投票する政党や候補者を決めて
いない人も3~4割いるとのこと。
あまり与党苦戦の報が多いと、当初は「今回は自民党にお灸をすえないと」と思って
いた人も「あまり自民党が惨敗するのもな~」と思って翻意したり、「もう野党が勝つっ
て決まったなら、いいや」と棄権してしまったりする人も出るかも知れない。(-_-)
民主党の小沢代表が、自党の候補者に「気を緩めないように」と何度かメールを送っ
ているようだが、本当に最後の一瞬まで気を抜いてはならないと思う。(**)
そもそも選挙の結果、単に与党が過半数を割るわけでは意味がないのだ。
自民党は、すでに不足分を補うために、4~7人ほど他党や無所属の議員、候補者を
引き入れる準備を進めている。選挙後も秋の臨時国会が始まるまでに、会派or政策の
連携する形も含めて、アチコチに何でもありのすさまじい攻勢をかけることだろう。
だから、自民党系候補の当選者数を、最多でも44人以下、できるだけ40人以下
に抑えないと、本当の意味で、与野党逆転は生じないかも知れないのである。(・・)
もし、ここでセーフになったら、彼らはまた秋から、国民の状況や意見など軽視して
好き勝手なことを始めるだろう。<ギリギリの状態なので、尚更、突っ走るかも?^^;>
今度の参院選は、日本にとって本当に大事な大事な選挙になる。
もし、日本の政治や自分の生活の現状に不満や疑問のある人、安倍自民党は問題がある
かもと思う人は、ぜぇ~たいに棄権せずに、その思いを投票に託して下さいませ!m(__)m
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
前記事の「何故、安倍氏はやめようとしないのか」という話のつづきになるが。
もともと安倍氏が自民党総裁&首相になれたのは、改憲&国家再興勢力が、オモテ
向きの顔として、彼をお神輿に担ぐことを考えたからだ。
<衆院当選はまだ5回、「大臣」の経験もなく(小泉采配で官房長官、幹事長を1年
ずつだけ)、党内では年齢も議員年数も下の方で、明らかに実績も能力も不足している
のであるが。この勢力の一員だった岸信介元首相の孫で、本人も国家再興への意欲が
強いこと、容姿も悪くなく(?)ソフトなイメージで国民から人気もあることから、
オモテ向きの顔にするにはGOODだと思われたのだろう。>
だから、安倍氏の首相としての「使命」は、様々なブレーンや支持団体が計画した
政策や法案を、国民にアピールしたり、実現したりすることにある。
安倍氏が提唱する「美しい国づくり」、「戦後レジームからの脱却」もすべては
その計画に基づいたものなのだ。
* * * * *
そして、安倍氏&仲間たちは、この参院選でその「使命」を果たすべく、もっと
「美しい国づくり」や、その二本柱である「憲法改正」「教育再生」などをアピール
して、大きな争点にするつもりでいた。
それで勝てたなら、思い切って、それらの政策を進めることができるからだ。
もちろん、本人たちも早く改憲したいと思っているし、米軍再編との絡みもあり
何とか2010~11年には、憲法改正を成し遂げなければならない。
早く自分たちの理想とする国家を作って、富国強兵するためには、教育システムや
内容をどんどん変えたり、自衛隊活動&安保システムを強化しなければならない。
だから、自民党のマニフェスト「155の約束」<コチラ>では、TOPの第一章に
「美しい国の礎を築く」を置き、約束の001番めは、「新憲法制定の推進 」にした。
<「平成22年の国会において憲法改正案の発議をめざし国民投票による承認を得る
べく、新憲法制定推進の国民運動を展開する」と。>」と。そして、002~010が
教育再生、011~016に集団的自衛権を含む安全保障を記し、その3つをメインに
訴えて戦おうと考えていたのである。
<正直なところ、「年金」や「政治とおカネ」や「格差是正」などは、「ど~でも
いい」とまでは言わなくとも、本人たちの頭や心の中では、二の次、三の次であった
ことは間違いない。>
* * * * *
ところが、余計なことに、5月末に年金納付記録問題が表ざたになった上に、
松岡氏の自殺をきっかけに「政治おおカネ」の問題が再燃し、想定外の逆風が吹き
始めた。そのために、公明党の発言力も強くなり、とても憲法改正をメインの争点
にできる感じではなくなってしまった。<7月にはいっても、アレコレ閣僚の問題が
続いたので、尚更に。>
しかも、このままでは、とても過半数をとれそうにもない。
塩崎官房長官は24日の『街頭演説で「政権を選ぶ選挙の時には、両方がこの国を
どうするかをはっきり出してないといけない。『安倍自民党』になって国をどうするか
というビジョンも方法論も出しているが、彼ら(民主党)は対処療法だ」と首相の
悔しさを代弁しているようだった<毎日25日>』という。
つまり安倍首相&仲間たちは、こう思ったのだ。「国づくりや改憲など、自分の
目指す政策を訴えられない国政選挙なんて、意味や価値がない。」「自分たちとは
関係ないところで生じた小さな問題で、選挙に負けたからと言って、自分たちの崇高
な国家ヴィジョンが否定されたわけでもない。」「なのに、何で自分たちが悪くない
ことで、退陣しなければならないのか?」と。^^;
<これは民主党や、バックにいる自治労などの労組や日教組の陰謀だ。彼らが、
自分たちの改憲や国家再興の計画をジャマするために、やっていることなのだ。
(選挙演説でも、やたら民主党&労組の批判をしまくっているでしょう?)
こんなサヨク勢力の妨害に屈してはならない。自分たちの国家ヴィジョンを
訴えずして、大事な使命を果たさずして、やめられるものか?・・・ぐらいまで
思ってるかも?(・・)>
* * * * *
そう、彼らは国民が「今は国家再興よりも、まずは生活の安定を求めている」こと
に、また「国家云々の使命以前の問題として、安倍氏に首相としての能力、指導力が
ないのでは?」とクビをかしげていることに、気付いていないのである。(-"-;)
そんな安倍首相や仲間たちに、次の参院選では、国民の考えや気持ちをしっかりと
教えてあげるためにも、「安倍自民党にはNO!」なのだ。(@_@。
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『参院選で劣勢が伝えられる与党で、負けても安倍晋三首相(自民党総裁)の続投を支持する意見が相次ぐなか、首相の遊説にも公示前に言及した「総裁責任論」を封印し、政権維持に意欲をうかがわせる変化が生じている。首相は一貫して勝敗ラインは明示しておらず、逆風を戦い抜き、選挙後も国政を担当する「決意」を前面に打ち出してきた。【佐藤千矢子】
首相発言は、各報道機関の世論調査で与党の苦境が報じられた先週後半ごろから変わり始めた。
19日の鹿児島県霧島市の演説で、首相は同市出身の元大関・霧島が引退後に半生をつづった著書「踏まれた麦は強くなる」を紹介しながら、「踏まれた麦は強くなる。私も厳しい逆風の中だが、正々堂々と政策を訴え、戦い抜く覚悟だ」と強調。さらに「たくさんの皆さんにお集まりいただき、厳しい状況なだけに本当にうれしい。国民の意見に真しに耳を傾け、今後の政策に反映させていかなければならない。決意を新たにした」と続投への意欲も表明した。
以後、「決意を新たにした」は毎回のように演説の前半で語られ、25日の北陸3県の遊説でも首相は「国民の切実な声に耳を傾けながら今後の政策に反映をさせていかなければいけない決意を新たにしている」(福井県)と力説した。首相周辺は、首相の今の心境について「自民党の獲得議席が30議席台でも退陣しない」と解説する。
もともと首相は、今回の参院選を「政権選択」選挙と位置づけていると受け取れる発言を繰り返してきた。1月4日の年頭記者会見で「私の内閣として憲法改正を目指していきたいということは、当然、参院選でも訴えていきたい」と述べ、憲法改正を参院選の争点に掲げた。首相の意識は、自民党の中川秀直幹事長が「参院選は政権の中間評価の選挙」(6月24日のテレビ朝日の番組)と語ったのとは程遠いものがある。
7月1日には首相は「参院選で、私と小沢さんとどっちが首相にふさわしいかも国民の考えをうかがうことになる」(21世紀臨調主催の党首討論)と踏み込んだ。だが本来、憲法改正などを問う「正攻法」で戦いたかったという首相の思いは、年金記録漏れ問題や相次ぐ閣僚の不祥事の前に空回り気味だ。12日のNHK番組では、小沢氏と「どっちが首相にふさわしいか」から「どちらが本当のことを言っているか」と言い換えた。首相は政権選択選挙のような意気込みを示しながら、そうかと問われれば、進退に直結するだけに明言を避けざるを得ないという、ジレンマに陥った。
ついに塩崎恭久官房長官が24日の会見で「参院選は政権選択の選挙ではない」と発言。塩崎長官は同日の街頭演説で「政権を選ぶ選挙の時には、両方がこの国をどうするかをはっきり出してないといけない。『安倍自民党』になって国をどうするかというビジョンも方法論も出しているが、彼ら(民主党)は対処療法だ」と首相の悔しさを代弁しているようだった。
<毎日新聞 25日>』