安倍本人も「使命」続投宣言?+赤城は二重計上で法違反+目指すは、投票率60%超え
2007年 07月 27日
もアップしました。
【国民新党のCMも、何か笑ってしまうところがある。「そこのキミたち。mewと一緒に戦おう!」
何か安倍っちが「自分の改革に抵抗がうんたら」とか、「使命を果たす」とか言い出してるの
だけど。mewは「正々堂々、抵抗勢力」として戦うもんね。<国民新党も、裏切って安倍っちに
力を貸したりしないでね。(・・)> 「戦う、愛のクリック」をよろしくです。m(__)m】
参院選の投票率がどうなるか・・・私もそうだが、各党ともかなり気がかりなようだ。
参院選は、衆院選より投票率が低い傾向にあるのだが<04年は56.57%>。
特に「亥年」の参院選は、春の統一地方選とぶつかることから、投票率が低い傾向に
あり、前回の亥年だった95年参院選は、44.52%を過去最低を記録した。^^;
詳しい話は後半に書くとして、与党は「60%なら30議席台で惨敗」と予測。
しかし、50%台前半なら、接戦の選挙区をとって善戦できるかも知れないという見込
みも持っているらしい。
私はコチラの記事で、「目標はあくまで自民党系候補の当選を40人割れさせる
こと」だと書いたが、その目標実現のためには、「投票率60%超え」が大きな要素
になる。
どうか皆さん。選挙に行って下さい!29日に予定のある人は、27日、28日に
期日前投票を。(o^-^)口 投票率60%、何とか達成させましょうね。(^^)/ お~!
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何か赤城農水大臣が、またまた政治団体の収支報告書の問題が発覚したようだ。
しかも今度は、同じ領収書のコピーを2箇所の事務所で使った2重計上で、明らかに
法にのっとらない形の「不正経理」「法違反」である。
こちらも詳しくは後半に書くが・・・。赤城氏はもう救いようのない状況になって
いるけど、安倍首相は参院選以降にケジメをつけるのだろうか?
それに、たぶん赤城氏以外も、かなりいい加減な収支報告をしているのだろうけど。
こういう問題が明るみになるようにするためにも、やっぱり政治資金規正法を再改正
して、もっと広い範囲で領収書添付を義務付けした方がいいかかな、っと思った
mewなのだった。(~~)
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26日、「おっ(・o・)」と思うようなニュースを目にした。
安倍首相と本当に仲がいい下村官房副長官が、26日に都内で街頭演説した際に、
「与党が何議席になっても、安倍晋三首相の退陣はあり得ないということは実際はない。
やはり大敗すれば、首相は責任を感じる」と述べたというのだ。
この後、下村氏は記者団に対し、発言について、「(陣営を)引き締めるためであり、
首相退陣うんぬんを言ったのではない」と真意を説明。さらに、「大敗はあり得ないと
思っており、首相が責任を感じる状況は生まれない」と語り、火消しに務めたが。
どうも安倍首相の続投擁護論に批判の声があることから、それをカバーしようと
して 墓穴を掘ってしまったようだ。^^;
もしかしたら、「党内から退陣論が出ないように、頼むから、大敗はさせないで
くれ~」という思いもあったのかも知れない。
* * * * *
一方、安倍首相自身が、26日付け発行のメルマガで、参院選後の続投に意欲を示す
メッセージをアップ。どうやら、いかなる状況でも、退陣しない気持ちがあるようだ。
『教育は子どもたちの将来のためにある、という原点に立ち戻り、現場の刷新を進めて
いく教育再生。
憲法は、国のかたち、理想を物語るもの、という原点に立ち戻り、新たな時代に対応
した日本の役割や守るべき価値を書き込むための憲法改正。
こうした「原点からの改革」には、大きな抵抗は避けられません。
しかし、子どもたちの時代の日本、50年先の日本をつくりあげることは、私たちの
世代に課せられた責任であり、いかなる抵抗にさらされようとも、改革から逃げること
は許されません。
今、こうした改革へのチャレンジは、一歩一歩確実に動き始めています。
いかなる状況にあろうとも、原点を見失うことなく、改革を着実に前進させていくこと。
私は自らの使命を果たしていきたいと思います。(晋)』<官邸メルマガはコチラ>
一昨日の記事<コチラ>で、安倍首相が、国家再興のアピール&推進をするための
オモテの顔としての役割を与えられ、仲間たちと共に、その「使命」の実現すること
を第一に考えているという話を書いたが・・・。
安倍氏は参院選でそれを訴えられなかった分、メルマガで、その思いを語ったの
だろう。
これを裏打ちするように、塩崎官房長官は27日の記者会見で『「安倍政権は
『美しい国造り』を掲げ、改革実行を約束してきた。さまざまな抵抗もテーマによって
はあるが、国民に対する約束は果たさなければならない」と述べ、選挙結果にかかわ
らず退陣は必要ないとの認識を改めて示した。<時事通信 27日>』
そして、ここでわかることは、安倍氏&仲間たちにとっての「改革」とは、「戦後の
日本の体制を変えて、自分たちが理想とするような国づくり」を行なうことであり、
そのために、憲法改正と教育再生の実現を重大な使命だと考えているということだ。
安倍氏は、96年に衛藤晟一氏(今年、強引に復党&参院選に立候補させた同士)と
栗本慎一郎氏と『「保守革命」宣言-アンチ・リベラルへの選択』という本を出して
いるのだが。
要は彼らは、「自分たちは、日本に革命を起こすのだ」「それが自分たちの使命なの
だ」という、いわば革命の志士、明治維新の志士のような気持ちでいるのであろう。
しかも、この自由民主主義国であるわが国において、あえて「アンチ・リベラルへの
選択」というタイトルをつけて来ることに、彼らの挑戦的な思いが伺える。
でも、幸い、今の世なら、民主主義=国民の力で、一部の者や団体の勝手な思いに
よる改革、革命を、止めることができる。日本は、国民のものなのだから。
サヨクがどうの、組合がどうのではなく、わたしたち一般国民が、彼らの抵抗勢力
になればいいのだ。(~~) <そんな勝手な使命、果たさせてあげないもんね。>
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さて、投票率の話のつづきであるが・・・。
自公与党は、あえて国会を延長し、参院選の投票日を1週間ずらす戦法に出た。
29日は夏休みにはいっているため、投票率が下がって組織力のある自公与党に有利
になるし、少しでも投票日をあとにずらして、年金問題や松岡氏の自殺&政治とおカネ
の問題による逆風っを和らげようとしたからである。
また投票時間を早く切り上げる(最大のところは4時間早く終わる)投票所が、前回
よりも3割増えており、何か投票率を下げよう、下げようとしているかのようにさえ
思えてしまう。(ーー;)
しかし、逆風和らげ作戦は、7月にはいってからも久間発言や、赤城大臣の事務所費
問題などなどのため、効を奏さず。(・・) わざわざ国会延長&強行採決をして成立させた
公務員改革法案も、国民にはさほど注目、評価されず。
また、22日までで期日前投票を行った有権者が約400万人と、前回の1.5倍に
達していることがわかった。
与党には「期日前投票の増加も、必ず投票する人が前倒ししただけ。最終的には50%
前半に止まる」(公明党選対幹部)との観測も出ているが、野党側はさらなる上昇を見込
んでいる。
与党内では、「60%を超えたら惨敗だ」(自民党閣僚経験者)「60%なら30議席
台で惨敗」(選対筋)との悲観論がある一方、「夏休みで投票率が伸びなければ、与野党
互角の10カ所程度の1人区で全勝も可能だ」(公明党選対幹部)として、50%台前半
なら組織力に勝る与党が踏みとどまるとの見方がある。民主党では「60%超で大勝」
(幹部)と強気の見方も出ている。<毎日新聞、時事通信26日より>
そのようなわけで、何とか参院選の投票率60%超えを目指してGO!(@_@。なのだ。
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そして、赤城農水大臣の件であるが・・・。
『赤城農相の政治団体「赤城徳彦後援会」と、農相が代表を務める自民党茨城県第1
選挙区支部のそれぞれの03年分の収支報告書に、郵送代計19万6085円を政治
活動費として二重に計上していたことが分かった。同一とみられる領収書のコピーを
添付していた。赤城農相の政治団体のずさんな政治資金管理が明らかになった。
<毎日新聞27日>』<さらに詳しいことは*1の記事に>
尚、赤城事務所は、二重計上していた事実を認め、報告書の訂正。「事務処理上の
ミスで意図的ではない」と説明している。
当の赤城大臣は、日本産米の中国販売記念式典に出席するため、25日に訪中。
26日午後に帰国予定だったが<実は上述の件は、26日にはもう報じられていた>、
体調を崩したとのことで、帰国を1日延期。
そして、27日午前、北京から空路帰国の途に就いたが、何と赤城氏は取材には
応じず、「健康上の理由」で特別な配慮を求めて飛行機に横付けさせた車で空港を
去ったのだという。(・o・)ara <時事通信、朝日新聞27日より>
安倍陣営は、秋の臨時国会の前に内閣改造、党人事一新で、再出発することを
考えているようだが。コチラの記事にも書いたように、安倍氏が首相である以上、
閣僚や党幹部の失言やおカネの問題は繰り返されることだろう。
残念ながら安倍氏には、首相&総裁として内閣や党を指導する能力や経験が決定
的に不足しているからだ。
安倍氏にその自覚を促すためにも、やはりこの参院選は、「安倍自民党にNO!」
なのである。(@_@。
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*1
『赤城農林水産相(衆院茨城1区)が支部長を務める自民党支部と、赤城氏の後援会が、
03年分の政治資金収支報告書に同じ領収書のコピーを添付して、約20万円の郵便
料金を二重に計上していたことが分かった。朝日新聞の情報公開請求に対して茨城県
が開示した資料で判明した。赤城事務所は二重計上を認め、「後援会の収支報告書に
事務処理上のミスがあった」と説明。26日に後援会の収支報告書を訂正した。
二重計上が発覚したのは、赤城氏が支部長で水戸市に事務所を置く「自由民主党茨城
県第1選挙区支部」と、赤城氏の事務所関係者が会計責任者を務め、茨城県筑西市の
実家を主たる事務所としている政治団体「赤城徳彦後援会」。郵便料金はいずれも、収支
報告書に領収書のコピーなどを添付する義務がある5万円以上の「政治活動費」として
茨城県選挙管理委員会に報告されていた。
支部側は郵便料金について、03年分の収支報告書に「組織活動費(行事費)」の
「案内状発送費」として、9月11日に13万435円と6万5650円を支出したと
記載。領収書のコピー2枚を添付した。
一方、後援会側は「機関紙誌の発行事業費(機関紙の発行費)」の「荷造発送費」と
して、同日に同じ金額を支出したと記載。領収書のコピー2枚を添付した。コピーは
いずれも発行時刻や郵便物の数、おつりの金額、発行ナンバーなどが2団体で同じだった。
領収書は、13万435円が「水戸中央郵便局」、6万5650円が「水戸駅前郵便
局」の発行になっていたが、後援会の収支報告書はいずれも支出先が「水戸市役所前
郵便局」になっていた。
赤城事務所側は取材に対し「03年9月11日付の郵便料金は、支部の経費だった」
と説明。後援会の収支報告書に同じ領収書のコピーを添付して実際にない支出を計上
したことを認め、「事務処理上のミスで意図的ではない」としている。
政治資金規正法では、収支報告書の虚偽記載が認められた場合は、5年以下の禁固、
100万円以下の罰金が定められている。<朝日新聞 26日>』