政権交代の時代に向けて、民主も自民もここからの体制作りが大事 +琴光喜&朝青龍
2007年 08月 01日
忙しそう。政界もアレコレ動いていて、目が離せなそうだし。
まずはお盆休みを目指して、p(*^-^*)q がんばっ♪かな?
中越沖地震の被災地のことが、ずっと気がかりなのだが・・・。
<政府与党は、選挙結果とは別に、本当に早く対応してね!>
しかも、また九州、四国地方に台風が上陸しそうなので、それも心配だ。
そんな中、新大関の琴光喜はじめ出島、土佐ノ海ら力士13人が、刈羽村を激励
訪問し、避難所近くでちゃんこの炊き出しや相撲体操を行なっていたニュースの映像は、
心温まるものがあった。<また琴光喜がイイ人っぽいので、尚更に?!>
お年寄りの方が「長く生きて来てよかった」と。子供たちも喜んでいる姿が見られ、
いい活動をしたのではないかと思う。
他方で、相撲界では、横綱・朝青龍の巡業ズル休み(?)の問題が大きくなって
いるが。私は、彼の行為が批判されるのは当然だとは思うし。巡業の大切さも理解
しているけれど。<でも、最近ムリに行なっている場所もあるという話も。^^;>
今、相撲界は若い新弟子が激減していること、外国人力士がかなり増えて、上位で
相撲界を支える存在になっていることなどを考えると<けど、ガチンコ勝負化が進んでいる
のに、休みがほとんどなく、休養や帰国もままならないことなどを思うと>、少し相撲界や
巡業のあり方も、見直して行かなければならない時期に来てるのかな~と思ったりする。
本場所でいい取組を見せて、これから相撲ファンや力士になりたいと思う人を増やして
行くためにも、一考の余地があるのではないだろうか?
この件は、機会があったら、また書いてみたい。
* * * * *
さて、政界の方も、昨日31日は、とても書ききれなそうなぐらい、色々なことが
あったのだが・・・・。
私は、特定の支持政党がないバリバリの無党派層であるのだが。( ̄ー ̄)ibarukoto?
日本が自由&民主主義国家として、国民の意思を反映する形で、バランスのとれた
国政を行なって行くためには、やはり常に政権交代が可能な政治環境が調っていなけれ
ばならないのではないかと考えている。
ひとつの党が長い間、政権を握っているのは異常なことだと思うし、また官僚、特定
の団体、組織などとの癒着や、おごりも生じるし。自分たちの都合に合わせる形の、
時に独断的&バランスを失った政治も行なわれやすいわけで。
「何か問題があれば、政権を交代させちゃうぞ!」という国民からのプレッシャーが
あった方が、不正にも敏感になるし、もっと国民の声に耳を傾けるような政治にもつな
がると思うのだ。
そのためには、いつでも政権交代ができるように、政権を担えるだけの大きな党が
2つ必要だし、今はそれが自民党と民主党になるのではないかと思う。
<ただし、私は完全二大政党制ではなく、二大政党+2~3の政党という形がいいと。
また参院は、さらに多様な民意を反映する形があってもいいと思っている。>
その意味では、もちろん、まずは民主党に、国民が政権を任せてもいいという政党
なって欲しいし<それで、民主党をかなり応援しているところがある>、自民党にも
もう一度、きちんと体制を立て直して欲しいと思っていたりもする。
<本当は、政界再編が進んで、もう少し国民にわかりやすい形の二大政党ができた
方がいいし、重要法案は党議拘束をゆるやかにして欲しいとも思うのだけど。>
で、今度の参院選の結果が、その政権交代への道の第一歩になったのではないかと
も思うのだ。<まだ、本当に小さな一歩なんだけどね。>
* * * * *
31日には、民主党の小沢代表が役員会に顔を見せ、政権交代に向け、改めて意欲
を示した。また、記者団に対して、安倍首相が退陣しなかったことには、「常識では
考えられない」と批判した。
民主党については、また改めてゆ~っくり、アレコレ書きたいのだが・・・。
今度の参院選では大勝したとはいえ、その大きな要因は安倍自民党のエラー連発に
ほかならないし。
では、民主党は今、政権与党を担えるだけの体制が調っているか・・・と考えると、
これにはクビをかしげたくなる人が、まだ多いのではないかと思うのだ。
議員の考えがバラバラなのは、自民党とて同じことなのだけど<だから、総裁が
求心力を失うと、途端に不満、批判が続出する>。
もし安倍首相が衆院解散に打って出る時には、今度こそ、憲法改正を争点にして
来ると思うので、民主党内でも考えをある程度まとめておかなくてはいけないし。
おそらくは秋の臨時国会で最大の焦点になる「テロ特措法延長」の戦い方に関しても
色々難しいものはあるし。
国民やメディアは、民主党が、政党として、また各議員がどのような言動をする
のか、じ~っと見ているのではないかと思う。
次の衆院選では、自民党も敵対心をオモテに出して、マジに必死で戦って来るだろう
し、切り崩しもして来るだろうし。ちょっとスキを見せれば、ツッコミや批判もハンパ
じゃなくして来るだろうし。
それにきちんと対抗して、国民に「民主党に政権を任せてみようかな?」と思わせる
だけのものが示せるかどうか。
秋の臨時国会、衆院選の準備をしつつ、この夏の間に党の体制づくり、意思疎通を
しっかりと行なって欲しいと思う。
~ ~ ~ ~ ~ ~
また、31日には自民党の総務会も開かれ、安倍首相が退陣しないことに対する批判が
続出したという。
加藤紘一氏は「割りを食う青木幹雄参院議員会長が辞任して、敗北の原因を作った側がその
ままというのはおかしい」と要求。
石破茂氏も「『私を選ぶか民主党の小沢一郎氏を選ぶか』と訴え、その結果、小沢氏が勝った。
挙党一致では説明にはならない」と続いた。
野田毅氏は「参院選で政権選択を迫ってしまった。道は一つしかない。ご決断した方がいいの
ではないか」と首相退陣を求めた。
深谷隆司氏も「続投の発表が早すぎる。議論を順序立ててする必要がある」と首相の独断を
非難。「赤城徳彦農相は即刻辞めるべきだ」と農相の辞任も迫った。
谷垣禎一氏は「まず選挙の総括をしっかりやらないと党が結束する形にはならない」と述べる
にとどめ、福田康夫氏は発言しなかった。
中川秀直幹事長は「参院選の総括は8月中に結論を得たい」と引き取り、政治とカネの問題を
巡り党の内規改正の検討に着手する考えを改めて示した。<日経31日より>
* * * * *
自民党の総務会というのは、党の運営や、国会活動<政策、法案などをチェック>を審議して
最終的に決めるところで、常設の機関としては、党内で最高の意思決定機関である。それだけに
党内の実力者が集まっているところでもある。
特に昨年9月、安倍政権になってからの総務会のメンバーは、かなり能力があってバランスの
とれた議員たちが集まったので、それなりの働きをしてくれるものと期待していたのだけど。
実際には、多少は批判や問題を指摘する声が出たものの、結局は安倍官邸の意向どおりに
政策や法案を認めてしまうことが多くて、「何だかな~」とガッカリさせられていた部分もあった。
自民党は時に一党独裁のような感じで、長い間、政権を担って来たわけだけど。ともかく党内
に色々な考えの議員がいたし(限りなく左に近い人から極右まで?)、党の中で、各地方や産業
を代表する形で戦う面や、派閥間の争いやらもあり・・・それが、ある意味で党内の議論を活性
化させて党内民主主義が働き、より多くの民意を反映したり、バランスをとったりする役割も
果たしていたからだ。(・・) <昔は、自民党の中に、いくつか政党があって、そこで政権交代が
行なわれているような感じもあった。>
でも、21世紀にはいって、「自民党をぶっ壊す」と宣言した小泉前首相&総裁が登場。彼は
党の悪しき慣習やシステムを変えようとしたのは悪くなかったのだけど、自民党のいい部分で
あった「党内民主主義」も破壊してしまったのだ。(ーー;)
郵政民営化や過度な改革路線に反対、慎重な議員が多かったこともあり、官邸主導でトップ
ダウン方式の党内運営、国会対策を行なう方向に進んで行き、党内の声に耳を傾けたり、党内
の議論を軽視するような体制を作ってしまった。
それは結局、全国各地、各産業などの国民の状況や声を軽視することにもつながって、今の
地域&産業格差を拡大することにもつながったし。<で、地方の自民党支部、支持組織も弱体
化。支援者も離れて行き、今回の参院選での地方敗戦の結果にもつながるのだけど。>
また、自民党内の政策のバランスを失わせることにもなってしまっているようにも思う。
しかも、それを横で見ていた安倍首相も、小泉流の官邸主導&トップダウン方式の国会&党の
運営をしたいと思ってしまったようだ。しかも、安倍氏の場合は、小泉氏と異なり、側近にいいアド
バイザーやスタッフがおらず、ボクの官邸も内閣も、若く経験の乏しいお仲間中心だったので、
それが暴走につながってしまったようなところがある。(ーー 〆)
だから、自民党にももう一度、体制を立て直して欲しいと思うのだ。
* * * * *
次の衆院選がいつになるかわからないけれど・・・。
改憲&国家再興勢力は、ど~しても2011年までには、憲法改正を実現させたいと考えて
いるので。<これを逃すと、しばらくの間、チャンスが遠のいてしまうだろう。>
それを考えると、2010年ぐらいまでに、2回ぐらい衆院選があるかも知れないし。その年
には参院選もあるし。
これから3年ぐらいの間に、政界再編も含めて、政治の世界はすごく大きく動くのではないか
と思う。
そして、今からチョットずつ体制が調って行って、3年後には、将来まで続く形の政権交代
可能な政治環境が出来上がるといいな~と、願っているmewなのだった。
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