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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ。左右問・スガからガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

安倍・麻生密談の夜・・・安倍首相は、麻生氏とのタッグで、自民党の右傾化を目指す!


 右から、右から、安倍がやって来る~  麻生は それを 右で受け止める~♪

 不意にやって来た~ いきなりやって来た~ 私はそれを 真ん中で受け流す~?(@@♪

<参院選前日に続き、再登場・・・の原曲は、ムーディ勝山の「右から左へ受け流すの歌
コチラにyou tube映像が)>

* * * * *

 NHKは、今朝からのTOPニュースで、何故か繰り返し「安倍首相が、麻生外務
大臣を中心に人事を考える」ということを伝えている。<*1>

 麻生氏は、おそらく自民党実質№1の立場である「幹事長」に就任すると考えられて
いるのだが。<官房長官or副総理待遇の外務大臣の場合もあるかも?> 
 安倍首相は、麻生氏と完全にタッグを組んで、安倍政権&自民党の立て直しを行な
おうと考えているようで、内閣改造や党内人事も麻生氏と相談しながら決めていると
いう。

 麻生氏は、昨年の秋の総裁選に出馬して、安倍氏のライバルとして戦い、それ以来、
ポスト安倍の最有力候補だと言われ続けている。
 でも、彼は同じく総裁選に出馬し、その後は安倍氏と反目し合っている谷垣氏とは
異なり、総裁選中から「もし安倍氏が総裁&首相になったら、できるだけ協力する」と
明言。実際、安倍氏の首相就任後も、外務大臣として入閣して、安倍政権をサポート
し続けており、今回も安倍首相の続投を支持することを早くから表明していた。
 
 まあ、そこには麻生氏なりの計算や思惑なども色々あるとは思うけれど。この二人は、
実のところ、同じ改憲&国家再興勢力の仲間であり、国づくりに関する根本的な考えは
ほとんど一緒なのである。
 
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 先週、たまたま、とても興味深い記事を見つけた。

 3月に産経新聞に連載されていたらしい『安倍政権 孤独と苦悩』と題の記事なの
だが。「上・塩爺の喝 腹固まる≪最後まで守るよ。私が選んだ閣僚なんだからね≫」
中・ 密談「軸足右に」≪今の自民党は、どっちを向いているのか分かりにくい≫」

<面白い記事なので、とりあえず、「中」は今日の記事のMore部分にアップしてしまおう!
・・・ちなみに、下が見つからないですよね。(・・)>


 その「中」の記事に、今年2月の深夜、安倍氏と麻生氏の間で交わされた密談について
書かれていた。

『会話は自民党への政治路線へと流れ、麻生が「小選挙区が定着したことを考えると
自民党は最大でも右から6割の支持者の声を反映する真の保守政党になるべきじゃない
ですかね。結党したころは少なくともそうだったはずだ」と熱を込めると、安倍は身を
乗り出した。
「その通り。今は右から左まであまりに幅広くて、どっちを向いているのか国民には
分かりにくい」

「自民党は右、左の2割を差し引いた保守中道を目指す」という、一時自民党内で有力
だった保守中道路線から、いかに軸足を右へずらしていくかという問題意識は安倍と
麻生に共通だった。このことを確認できただけで、安倍にとってこの夜の極秘会談は
成功だった。話は弾み、2人が別れたのは、日付が変わる直前だった。』


 そう。・・・安倍氏と麻生氏は、いかに自民党の軸足を右側にずらし、右側からの
支持者の声を反映する政党にするか、右側からの支持をできるだけ集め、憲法改正や
国家再興を実現するか・・・それをメインに考えているのである。

 私は、このブログで再三、再十?にわたり、安倍氏は改憲&国家再興勢力に担がれて、
それらを実現するために、首相になった(させてもらった)と書いて来たのだけれど。
 実は、麻生氏も、その改憲&国家再興勢力のひとりである。彼は、あの超保守的な
政治団体「日本会議」の国会議員懇談会の会長を務めており、国づくりの基本的な
方向性に関しては、安倍氏とほぼ同じ考え方なのだ。

<ちなみに麻生氏は、吉田茂元首相の孫であり、学習院育ちで華麗なる麻生財閥の
御曹司でもある。皇室や多くの政治家と親族関係にあり(姻戚関係含む)、安倍氏
とも遠縁に当たる。安倍氏よりは14歳も年上で、彼よりは現実的にものを見る目が
あるようにも思われるが、根本的な考えは同じようだ。(詳細はコチラのwikipediaで)>

 そして、もしかしたら安倍氏はこの密談で、同じ政治意思を共有する者が近くにいる
ことを心強く思うと共に、麻生氏への信頼感をかなり深めたのではないかと思われる。

* * * * *

 首相就任以来、アレコレうまく行かず、当初は70%あった支持率がどんどん低下
して行く中、安倍氏はやはり色々と心が揺れ、孤独感を覚え、苦悩していたようだ。
 安倍氏にとっては、政界の親がわりの森前首相や兄貴分の中川幹事長が、彼を心配
するあまりに、人事やら何やらに口をはさんで来るのも、苦痛なことだったかも知れ
ない。<公の場で「閣僚が首相を尊敬していない」とか言われるのもね~。まさに、
半人前扱いって感じだもんね。^^;>

 そんな中、同じ安倍内閣の中で、自分と同じ思いを共有する経験豊かな先輩の存在
は、彼には本当に大きな支えに感じられたかも知れない。

 * * * * *

 そう言えば、参院選の当日もそうだった。

 7月29日の参院選当日の夕方、安倍首相の親分&兄貴分の森前首相や中川幹事長ら
が、安倍氏の将来を思い、惨敗の場合は退陣をした方がいいと判断。中川氏がその話を
するために官邸に出向いたところ、そこには先に麻生氏が来ていた。
 麻生氏は、少し前から「参院選の結果で、安倍首相の去就を考える必要はない」との
認識を示していたのだが。この日も、早い段階で安倍氏が続投することを確認し、自分
が支えると、わざわざ言いに来ていたのだ。(@@。
 これで気持ちを強く持てたのか、安倍首相は中川氏に退陣する気はないことを改めて
伝え、その夜のうちに、TVの取材で「続投宣言」を行なった。^^;


 安倍氏は、もう森氏や中川氏の声には、あまり耳を貸すまいと。今度は、本当に自分の
思う通りに人事を決めて、自分の思う通りに国政を進めようという思いが強まっている
のではないかと思われる。<言うことをきいて、特にいいことがあったわけでもないし。
却って、中途半端な状態になってしまって、ストレスも溜まっているだろうし~。(・・)>

 そして、その「自分の思う通りに」の第一歩が、麻生氏を幹事長などの要職に置き、
麻生氏とタッグを組んで、自分の使命だと考えている改憲&国家再興の道を少しでも
進めて行くことであると。ともかく次の衆院選までに、自分のやれることはすべてやっ
た上で、国民の審判を仰ごうと・・・。
 それが、安倍首相が考える政権&自民党の立て直し策であり、逆転を賭けての大勝負
の始まりなのではないかと思われる。


 ただ、果たして自民党の議員のどれだけが、安倍氏らが思うように右側に軸足を移す
ことを「よし」とするか、また一般国民のどれだけが、安倍氏らが期待するほど右側
から自民党を支持しようとするのか・・・
 私は、安倍氏&仲間たちは、やはり世間を見誤っているように思えてならない。(>_<) 


     <そのうち、つづきを>               THANKS

p.s.

 とりあえず、新しいPCを立ち上げたものの、VISTAもBIBLOも初めてだし。何か見た目も
使い勝手も今までとかなり違う感じなので<IE7とやらも使いにくいし、以前のソフトで
使えないものもあるし^^;>、アタフタ状態のmewです。
 PCが得意でない&ほとんど独学の私が、これを使いこなすには、かなり時間がかかって
しまうかも~~~。(-_-;) <で、今回は結局、旧PCで記事をアップすることに。^^;>

 昨夜は、折角、大井に行ったのに、またPC代が遠のいてしまったし~~~。(ノ_-。)
 最終Rで、本村が1着になってくれれば、かなり潤ったんだけどな~。<きっと誰もわから
ない話だろうけど。(^^ゞ>

* * * * *

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<報道記事などは、↓Moreの部分にアップ>





*1

『安倍総理大臣は、今月27日にも行う内閣改造と自民党の役員人事について、麻生外務大臣
を中心に人事を考えたいとしており、麻生氏を重要ポストで処遇することを念頭に人事構想を
練ることにしています。

 安倍総理大臣は、参議院選挙で自民党が大敗した結果を受け、秋の臨時国会に備えて、
人心を一新するため、今月27日にも内閣改造と自民党の役員人事に踏み切る方針です。
 このため、この夏は別荘で休暇を取ることはせず東京にとどまり、来週19日からインドなどを
訪問する準備を行うのと並行して、人事に向けた検討を進めています。人事について、安倍
総理大臣は、周辺に「麻生外務大臣を中心に人事を考えたい」という意向を伝えており、麻生氏
を重要ポストで処遇することを念頭に置いています。
 また、安倍総理大臣は、人事に臨む方針について、「派閥の推薦を受けずに内閣の改造を
行うという方針に変わりはない」と繰り返しています。これについて、自民党内では、「これまで
どおり『安倍カラー』を前面に出すべきだ」という意見がある一方で、難局を乗り切るには、挙党
態勢を整える必要があるとして、各派閥の意向に配慮すべきだという意見も出ています。安倍
総理大臣としては、今度の人事を通じて求心力を回復し、政権の立て直しを図りたいとしており、
党内の動きや意見も慎重に見極めながら人事構想を練ることにしています。NHK13日>』

~ ~ ~ ~ ~ ~

*2

【安倍政権 孤独と苦悩・中】 密談「軸足右に」】


『≪今の自民党は、どっちを向いているのか分かりにくい≫

 薄く霧が立ちこめる2月のある夜、外相、麻生太郎を乗せた車は、都内某所の車寄せに静かに滑り込んだ。薄明かりが灯るロビーで、麻生を出迎えたのは首相、安倍晋三。「こんな夜分に申し訳ない」とあいさつした安倍に、麻生は「お呼びならいつでも駆けつけますよ」と笑顔で応じた。

 ソファに腰をおろした2人の話題は外交から内政、そして政局へと移っていった。14歳も年下であるだけにやや遠慮がちの安倍に対し、麻生はこう切り出した。

 「ちまたでは春の内閣改造なんて騒がれていますが、どうですかね。ずいぶんとエネルギーを使う割に得るものはどれほどあるのか…。しかも切られた閣僚に一生恨まれることになりますよ」

 安倍「そう、エネルギーの割にね…。難しいですよ」

 さらに、会話は自民党への政治路線へと流れ、麻生が「小選挙区が定着したことを考えると自民党は最大でも右から6割の支持者の声を反映する真の保守政党になるべきじゃないですかね。結党したころは少なくともそうだったはずだ」と熱を込めると、安倍は身を乗り出した。

 「その通り。今は右から左まであまりに幅広くて、どっちを向いているのか国民には分かりにくい」

 「自民党は右、左の2割を差し引いた保守中道を目指す」という、一時自民党内で有力だった保守中道路線から、いかに軸足を右へずらしていくかという問題意識は安倍と麻生に共通だった-。このことを確認できただけで、安倍にとってこの夜の極秘会談は成功だった。話は弾み、2人が別れたのは、日付が変わる直前だった。

■不信感払拭

 安倍が麻生との会談を設定したのには理由がある。

 厚生労働相、柳沢伯夫の1月末の「女性は産む機械」発言などで国会は混乱。自民党内からも安倍内閣に手厳しい声が続いていた。

 そんな中で飛び出したのが、自民党幹事長の中川秀直が2月18日の仙台市で講演した際の「閣僚や官僚は首相に対し絶対的忠誠心、自己犠牲の精神が求められる。忠誠心のない閣僚は去るべきだ」との発言だった。中川からみれば、安倍への援護射撃のつもりだったようだ。だが、安倍は激高した。

 「内閣の結束が一番大事な時期に逆効果じゃないか」

 安倍は記者団にも「幹事長の心配には及ばない」と、不快感を隠そうともせず、中川が22日に「ちょっと言い過ぎました」とわびたものの、わだかまりは残った。

 実は中川発言には伏線があった。中川は2月7日夜、赤坂の料亭で前首相の小泉純一郎、前総務相の竹中平蔵と会談した。この際、小泉が「首相の権限は絶対だ。忠誠心のない奴は去ればいい」と言い放ったのだ。強力なリーダーシップで5年半も政権を維持した小泉らしいせりふだった。

 このころ、自民党内では「麻生は安倍を支えるふりをしてハシゴを外す気ではないか」とささやかれていた。昨年末に麻生派(為公会)を立ち上げ、増員工作を続けていることも他派閥を疑心暗鬼に陥らせた。

 そんな雰囲気を察知したのかどうか、中川は2月21日深夜、麻生を会合に誘った。麻生は、中川が遠回しに麻生の意向を探りにきたのだと感じ、不快感を込めて言った。

 「ニューYKKって知っているか。山崎拓(元副総裁)、加藤紘一(元幹事長)、それに小泉の代わりに古賀誠(元幹事長)だ。おれがこいつらと手を組むと思うのか」

 新YKKの動きは、反安倍色を帯びている。その加藤と麻生は以前から路線が合わないばかりか、性格的にも合わないことは、政界では周知の事実だ。それだけに、中川の動きは、麻生には心外だった。

 麻生が機嫌を損ねているという話はしばらくして安倍にも伝わった。政治路線がほぼ一致する麻生の存在は安倍の政権運営にとって欠くことができない。その麻生が抱いた不信感を早急に取り除かなければならない-という安倍の思いが、冒頭の安倍-麻生極秘会談のきっかけだった。

■新YKK

 2月7日の小泉-中川会談があった料亭で、もう一人の大物政治家の姿が目撃された。かつての小泉の盟友である山崎だった。

 山崎が小泉-中川会談に同席したかどうかは定かではない。ただ、このころから、山崎は小泉の3度目の訪朝について口にしなくなる。さらに、なぜか党内で、参院選後の「小泉再登板説」も下火になっていった。それと、歩調を合わせるように、山崎は昨年末からひそかに進めてきた新YKKの動きを公然化させる。このため、自民党内には、安倍を降ろして小泉再登板をねらっていた山崎らの勢力が、その気のない小泉を見限り、みずから反安倍の動きを開始したとの見方も広がった。

 実際に2月19日には新YKKが会談、3月12日には国対委員長の二階俊博を加えて4人の会合が開かれた。この席で二階をのぞく3人は「参院選に負ければ安倍政権は行き詰まる」との認識で一致した。

■反安倍鮮明

 その2日後、山崎、加藤はCS放送の「朝日ニュースター」に出演。山崎は「小泉さんの靖国参拝で中韓との関係が非常に深刻になった。加藤さんや古賀さん、高村(正彦元外相)さん、福田(康夫元官房長官)さんらと力を合わせて日米中新時代を作っていくべきだ」と述べ、反小泉、反安倍色を鮮明化させた。

 加藤が安倍包囲網の核に位置づけるのが、自らが昨年夏に立ち上げた議員連盟「アジア外交・安保ビジョン研究会」だ。安倍外交に批判的な講師を招いてほぼ毎月勉強会を開いており、衆参議員20~30人が固定メンバー化しつつある。

 安倍はこの動きに無関心を装うが、心中は穏やかでないようで、会合の度に出席メンバーを逐一報告させている。安倍はかつて歴史教育議連や、平和靖国議連、再チャレンジ議連など数々の議連を作り、「仲間」を増やしていっただけに、「逆手に取られた」との思いもあるようだ。

 政権6カ月で芽生えたこのような動きを見て、かつて加藤に宏池会(旧宮沢派)を追われた麻生はこう語った。

 「左と右が真ん中を取り合う綱引きを続けているのが自民党の現状だ。保守政党はどうあるべきか、どっちも譲らないから、いずれ火を噴くのは間違いない。ひょっとして案外近いんじゃないかね…」 =敬称略 (石橋文登)』

<たぶん産経新聞 3月21日に掲載>
by mew-run7 | 2007-08-13 08:06 | 安倍政権に関して

by mew-run7
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