終戦記念日に思う・・・「平和ボケ」を守るために、今、「平和ボケ世代」が目覚めるべし!
2007年 08月 15日
今日8月15日、日本は62回目の終戦記念日を迎える。
今年は、何十周年に当たるわけでもないのに、8月にはいってから、例年に
増して、TVで戦争に関わるものを扱っているように思うのは、私だけでは
ないだろう。(@_@。
NHKでは、sengo62というテーマで、戦争や憲法に関する特集番組を次々と
放映しているし。民放でも「はだしのゲン」など戦争に関わるドラマが作られ
たり、夕方や夜のニュース番組でも、特別なコーナーが設けられたりしている。
特に今年は、今まで口を閉ざしていた戦争体験者、戦地で戦った兵士などが、
カメラの前で、あえて自らの体験を語るというものが増えているように感じた。
本来であれば、そのまま墓場まで持って行きたいと思うような忌まわしい記憶
も少なくないのではないかと察せられるのだが。あえて封印していた記憶を
ひもとく決意をした人が少なくない。(・・)
TVメディアが戦争関連のことを多く取り上げるようになっているのも、戦争
体験者が戦争の悲惨で残酷な実態を語り、、口ぐちに「ともかく戦争だけは、絶対
してはいけない」と訴えるのも、今の日本のアブナイ流れを察知して、どんどんと
危機感が募らせているからではないかと思われる。
* * * * *
正直なところ、私自身、あまりに急激なアブナイ流れに、まだ十分にアタマ
とココロがついていけてないところがある。^^;
こうしてブログを立ち上げ、約2年にわたり「アブナイ」「アブナイ」と
アピールしているものの、どこかまだ半信半疑の部分があるのだ。
というのも、私はまさに「平和ボケ」の世代だからである。
私は、最近つくづく、自分は日本のいい時代に生まれ育って来たな~と思う
ことがあるのだけど。私は、日本が経済的にも社会的にも戦後の復興を遂げた
あとで育ち<受験戦争は激化してたけど?^^;>、思想闘争なども影を潜めて
おり、まさに平和な状態が当たり前の、安穏&お気楽極楽の時代を謳歌して
来たのである。<その意味では、まさに戦後レジームの恩恵を受けて来た子
だとも言えるかも知れない。>
そして、少なくとも80年代まで、よもや日本が自衛隊を海外に派遣したり、
武力行使や戦闘の支援をしたりするようになるとは夢にも思わず。90年代初期
にPKO法案でもめた時には、チョットした危機感は覚えたものの、ここまで日本
国民が何十年もかけて守り続けて来た平和な状態やシステムが、一気に崩される
はずはないと、どこかで思いこんでいるところがあったのではないかと思う。
<憲法の話はまた何回も書くと思うので、今回は割愛するが。
実のところ、私は小さい頃から、憲法改正には反対ではなかったし。また活動
の範囲を自国の領土内の防衛に限るのであれば、自衛隊の存在を憲法に明記する
ことも検討すべきではないかと考えていた。
その背景には、これだけ平和主義を尊ぶ日本の国民が、自衛隊にそれ以上の
活動を許容するはずがないと信じ込んでいる部分があったのだ。>
* * * * *
90年代ぐらいから、いわゆる超保守系の人たちの中には、日本人は「平和
ボケ」しているからダメだと。そのように、危機感が欠如しているようでは、
世界の流れにはついていけないし、自国の防衛も難しくなると。<だから、近隣
諸国への対策も考えて、防衛力や安保体制を強化すべきだと。>また、経済大国
&先進国の一員として、国際社会での責任が果たせないと。<だから、もっと
積極的に、自衛隊の海外派遣や活動の拡大を行なうべきだと。>アレコレ主張する
ようになっていた。
でも、私はその頃、まだ「な~に言ってんだか」と思う部分の方が強かった。
まあ、これは今でも思うことだが、「平和ボケのどこが悪い?」と開き直る
ところさえあった。
だって、「平和ボケ」でいられるということは、それだけ日本が平和な状態を
長く続けて来た証のようなものであるのだから。妙に、戦争や軍事に関する危機
感を煽る方がおかしいと。(ーー;) あえて彼らの言動をシカとするようなところ
もあった。
それに、私は今でも、特に子供たちには、平和が当たり前の安穏とした日々を
送って欲しいと願う気持ちがある。
<このブログにも少し書いたが、「自分たちが大人になる頃には、戦争に行かなく
ちゃいけなくなるのか」とか「本当に日本はミサイルやテロの標的になっている
のか」なんて子供たちにきかれると空しく&哀しくなってしまう>。そのためにも、
ここは大人が頑張らなくちゃという思いを強く抱いたりする部分もある。
* * * * *
BUT!21世紀にはいってから、いきなり米国&日本で生じたアブナイ流れ
に私は「え?(*_*;」「まさか(・o・)」「そんな~(@@)」と、アタフタさせられる
ことになった。
こんなはずはない。そのうち、この妙な流れは止まるはず。少なくとも、日本
の国民は、こんな状態を許すはずがない・・・。
でも、コトはどんどん進んで行く。
そう。日本人の「平和ボケ」が裏目に出てしまったのである。
私たちは、あまりに平和な状態が長く続き、それを当たり前のものだと思い
こんでしまうところがあったため、それを守らなくてはならないという意識
や、それを失うことへの危機意識が、鈍磨してしまったかも知れないのだ。
しかも、もしかしたら、ここに至っても、多くの国民が、その「平和ボケ」
状態の中にいるかも知れないのである。
・・・となると、やはり「日本がアブナイ!」(@@。
そして、今こそ・・・この大きな岐路にこそ、「平和ボケ」世代が、「平和ボケ」を守るために
目覚めて、行動すべき時なのでがないかと思うのである。(*_*)
<つづく> THANKS
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平和が続くばかりではなく、日本が見直されて、世界の平和にも
貢献できるんでは、と思います。
パワー全開で、戦争阻止に取り組みましょうね。
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ありがとうございました。
私がお勧めしていた「アベチャンマン」ですが、視聴率がどんどん下がり、7月29日にはミンシュギドラにこてんぱんに倒されてしまいました。私は次は「仮面フクダー」か「アソー13(サーティーン)」の制作を考えていたのですが、どうしてもアベさんが主役を降りるのはイヤだと駄々をこねるので仕方なく「帰ってきたアベチャンマン」を放送することにしました。ここだけの話、来年まで持てばいいほうだと思いますが、これまで通りアベさんの宣伝をよろしくお願いします。
確かに武力を行使する戦争は絶対に良くない!
でも「経済戦争」という言葉があるように、武力を伴わない戦争もあると思います。
競争・切磋琢磨無き所に進歩も無いと思います。競争の行き着く果てが戦争であるような気がします。
競争は悪くないけど、戦争は絶対に良くない。その辺の線引きが難しいですね。
とにかく、戦争絶対反対!
何やかんやで、日本の国民は「やっぱ戦争はイヤだ」って思って
いる人が多いのではないかと。
少なくとも私の周りでは、老若男女ほぼ全員がそうですし。
全国でもそうだと信じたいです。
安倍っちが、アレコレ言って、危機感を高めてくれたことが
かえって皆が平和を保持する大切さ、努力の必要性を考える
のに、いい機会になるといいかな~と思ったりします。
アメリカは、軍の予算や軍需産業その他の維持のために、
また、他民族国家である国内の統制をとるためにも、戦争を
しないではいられない国なのではないかと思う面があります。
<できれば、そのあたりも近いうちに、ブログに書いてみたい
ですけど。>
日本にも、仮想敵を作って保守化を強めることや、日本も
軍需産業で設けたいと思う政治家や財界人がいますけれど。
日本の国民は、平和の大切さを理解しているのではないかと
信じたいです。
「正しい戦争はない」に、心から同感です!(~~)
イッタく~ん、会いたかったよ~。(ノ_-。)うるうる
10+1000、おめでとね~。
何か事務所で、以前は安倍っちのポスターをオモテ(外)に
向けて貼ってたのに、選挙期間にはいってから、内側に向けて
貼りなおして、外から安倍っちの顔が見えないようにしたって
ホント?(・・)
「帰って来たアベチャンマン」というよりは、墓(亡霊)
怪獣シンゾ~ズという感じもするけど。^^;
電波系のビ~コンコイケの扱いが大変かもね~。
アベさんを扱うのも、あとわずかかも知れないので、
思いっきり宣伝させてもらうですぅ。(~~)
はじめまして。m(__)m
確かに世の中は、何やかんやで競争<競うこと争うこと>
からは、逃れられないように思うのです。
共産主義の国でも、結局は、何かで能力を認められて、
よりよい地位や待遇を得ることが、成功&幸福だったり
しました。
<ただ、最低限の衣食住さえ得られればそれでいい・・・
そういう人もいていいと思いますし。彼らにも、生きる
権利は保障されなければならないと思いますけど。>
でも、戦争は、そういう人たちも含めて、どちらの人たち
の命も生活も生き方も奪ってしまう、最悪のものですから。
それこそ、何の罪もない子供たちまで犠牲になるのですから。
私も、戦争には、絶対に反対!です。