地方競馬からは、日本の歴史や、今の地方軽視&使い捨ての政策や風潮の影が見えて来たりもする
2007年 08月 19日
アップしたです。】
日曜日に競馬がないと、ヒマじゃ~~~!!!(゚Д゚)
・・・っていうか、ツマンナ~イ。(・o・)
いや、本当はその分の時間、他にやるべきことが色々あるのだけど。
でも、午後の競馬タイムは何かその気になれず、ダラダラとTVやネット
を見てしまっている。_(。。)_daradara
<いくつかの地方競馬はやっているんだけど。私は今、D-netにはいっ
ていないので、参加できないし~。(ノ_-。)>
昨日は折角、大井に行ったのに。現地で中止だとわかって、ガク~ッと
来てしまった。(-"-;) <用があって午前中に家を出た&中止の決定が
遅かったので、ネットとかでお知らせが見られなかったのね。大井までの
往復時間と費用がムダになちゃったじゃ~ん。(ーー;)>
他人の不幸を利用するのは気が引けるが<私自身もJRAは大切だし>、
地方競馬側の立場になれば、今回のJRA開催中止は「ラッキー」と思う
部分もあった。
財政が逼迫している地方競馬場では、年に2回、お盆休みと年末年始の
お休みが、大きな稼ぎ時&存続のための大きな鍵になるからだ。そして、
JRAが土日に開催しないとなれば、その分のお客さんが地方競馬に流れ
て来る可能性が高い。
<大井は、もし昨日、開催していたら、入場者倍増&20億は売り上げが
あると見込まれていたようだ。(*1)(・・) 簡易キット、常備しておけ
よ~。でも、やっぱJRAが買い占めちゃってたのね。(ーー;)>
お陰で、競艇が入場者&売り上げ倍増だったみたいで、それはそれで
よかったのかも知れないけど。
まあ、でも大井は何とかなるとして、金沢や旭川が中止になったのは、
かなり痛い(>_<)と思ってしまう。<ばんえいや水沢や高知は売り上げが
上がっているといいな~。>
* * * * *
ここを読んで下さる方々の中に、競馬に興味がある人がどれぐらいいる
かはわからないが・・・。
まあ、mewは単なる「馬好き」&「競馬好き」であるのだけど。(^^ゞ
ただ、私が地方競馬を応援するのには、近時の日本の地方軽視、弱者
切捨ての流れや、物だけでなく、人や馬に対してまで「御用が済んだら
ポイッ」という感じの「使い捨て」みたいになっている時代に抵抗を示す
意味もあったりする。(ーー;) hougan biiki dashi~?
<だって、後述するように、それまで地方自治体に貢ぐだけ貢がせておい
て、売り上げが悪くなったら、廃止って感じで。競走馬たちの大部分は
処分されちゃうし。数多くの競馬関係者(直接&間接含む)も職や生活の
場を失って、困窮させられてしまう人が多いという実情があるから。
まさに御用が済んだら、ポイッて感じでしょ?(・・)>
競馬の世界を見ていると、今の日本の経済や産業、社会のあり方や問題
点、地方格差の問題なども、かなり色濃く反映していたりするのである。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
それに、日本人は、本当に古くから色々な形で馬と共に生活して来て
<移動や戦のため、農耕、運搬などなど>、今でも多くの地域のお祭り
などでは、馬を飾ったり、馬を用いた技芸や競走などを行なったりする
行事が残っている。
<昭和30~40年台ぐらいまでは、まだ身近に馬がいて、農耕や運搬
(馬車含む)などに使われていた地域もあるときく。>
中央競馬は、もともと国策的に、欧米の娯楽の真似っこ&軍用馬のため
の馬の改良、育成なんかも奨励するために作られたものなのだけど。
地方競馬場の場合は、馬との生活の延長線上で、農閑期に自分たちの馬
を競い合わせたり、庶民の楽しみのために行なったりするところから誕生
したところが多く、もともとは、地域に根ざした伝統娯楽だと言えるとこ
ろもあるし。
その意味でも、mewは馬や競馬を大事にして欲しいと思う気持ちが
強かったりするのだ。
<もう軍用馬とか農耕馬とかはいらなくなってしまって、観光用とか
乗馬か競走馬の必要しかなくなってしまったけど。乗馬や競走馬は、昔
のように生活して行く上で、ど~しても必要な馬ではないかも知れない
けど。でも、そのために馬と共に生活して、大事にして苦楽を共にして
いる人たちがいるわけだし。もし競走馬がいなくなっちゃったら、もう
日本の馬の生産とかは成り立たなくなっちゃうし。どんどん馬と縁が
切れてしまって、馬のいる風景なんかも見られなくなっちゃうと思う
んだよね~。>
* * * * *
さらに話が脱線しちゃっていい?
mewがドラマ「北の国から」で、一番印象に残っているかも知れない
のが、「笠松のじっちゃん」(だっけ?)とずっと苦楽を共にして来た馬と
の話だ。(2~3話にわたっての、お話になってたと思う。>
<コチラにあらすじが書かれているブログがあったのでリンクしておく>、
大友柳太郎氏が演じる偏屈な老人「笠松のじっちゃん」のとこに老齢の
馬がいて、雪の中で遭難しかけたゆき子と純を見つけ出して、救ったり
もするのだけど。でも、その後に、おじいさんはお金の必要ができて、
自分の分身のような存在の馬を食肉業者に売ることに。それで、哀しみ
のあまり泥酔して、川に転落して自分も亡くなってしまうのだ。(ノ_-。)
その時のじっちゃんの台詞をネットで見つけた~。
「今朝早く業者がつれにくるってンで、ゆんべ御馳走食わしてやったン
だ。そしたらあの野郎、察したらしい。今朝トラックが来て、馬小屋から
引き出したら、入り口で急に動かなくなって、おれの肩に、首をこう、
幾度も幾度もこすりつけやがった。見たらな。涙を流してやがんのよ。
こんな大つぶの。こんな涙をな。十八年間オラといっしょに、それこそ
苦労さして用がなくなって。オラにいわせりゃ女房みたいなあいつを。
それからふいにあの野郎自分からポコポコ歩いてふみ板踏んで、トラック
の荷台にあがってったもンだ。 あいつだけがオラと、苦労をともにした。
あいつがオラに何いいたかったか。信じてたオラに。何いいたかったか。」
昔、mewが行ったことのある某国の田舎の方でも、おうちのヨコに
馬小屋があって、まさに馬と共に一緒に働き、生活して、家族のように
している家がいくつもあったのだけど(畑の開拓なども馬と共に行なっ
て来た歴史があるようだ)。
きっと多くの日本人も、そうやって馬を大事にして、単に利用する
だけでなく、苦楽や生活を分かち合って、「共生」して来たんじゃない
かと思うんだよね~。(・・)
かなり話が脱線してしまったので、ここでチョットお休みすることに。
後半は、夜か明日アップすると思うですぅ。
<本当に、つづく> THANKS
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