人気ブログランキング | 話題のタグを見る

日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

麻生が、平沼無条件復党を望む発言。「小泉&平沼の板ばさみ」になる安倍首相はどうするのか?

<前記事のつづきを、自分のミスで消してしいました。(ノ_-。) 
とりあえず、もう一つ書いておいた記事をアップします。m(__)m>

  9月に書いた記事の一覧はコチラ


『首相、農相交代で「緊張感持って」と指示』<読売新聞4日>
・・・ まず、オマエが緊張感を持てよ!(`´)

『新体制の下、士気を高めて信頼回復に努める』<時事通信4日>
・・・首相が交代しないと、もう士気も信頼も高まらないのよ。(ーー;) 

 もし、私が超保守系の人間でも、思わずこんな風にツッコンでしまい
たくなりそうな今日この頃・・・。(・・) 
 このままじゃ、2010年までの憲法改正なんて、とても実現しそう
にないと、イラ立っている者も少なくないかも知れない。
<まあ、自民改憲反対派の私にとっては好都合なんだけど。(^^ゞ>

* * * * *

 超保守の大先輩・中曽根前首相が、行政改革などで自身のブレーンと
して活躍した瀬島氏の死去に関し、「残念ながら今の安倍首相の周り
にはそういう人は見当たらない」と指摘。
 それに対し、安倍首相は「多くの方々に、それぞれの識見や個性を
生かしていろいろと助言や支援をしてもらっている」と反論したそう
だけど。[*1]

<確かに、それがいいか悪いかは別として、中曽根氏や小泉氏には
様々な経験やルートや(悪)知恵を持っている実践派のブレーンや
スタッフがいたけど。安倍氏のブレーンやスタッフには「机上の空論
ロマン」を語るような識者やお友達しかいないのよね~。^^;>


 また、この件は改めて書きたいと思うが、4日には参院選の神奈川
選挙区で2選目を果たした小林温氏が、公設秘書が公選法違反
(買収)で起訴されたのを受けて、議員辞職。<公明党の松あきら氏
が繰り上がり当選。>
 これも安倍自民党の再出発への逆風になりそうな感じである。[*4]
 
* * * * *

 そんな中、「誰か安倍の代わりに改憲&国家再興の道を進められる
やつはいないのか?」「麻生じゃ、イマイチだしな~」「やっぱ、ここ
は保守本流の帝王(?)・平沼しかいないんじゃないか?」
・・・というような話が出ても、不思議ではない。

 というわけで、・・・なのかわからないけれど。^^;
 4日、こんな記事が各紙で出ていた。

『自民党の麻生太郎幹事長は4日の記者会見で、郵政民営化反対議員の
うち復党が実現していない平沼赳夫元経済産業相(無所属)の処遇に
ついて、「基本的に私自身は(復党に)異存はない」と述べた。さらに
「誓約書を取ってうんぬんするつもりはない」と明言、復党に条件を
付ける考えがないことを強調した。平沼氏は民営化に賛成する誓約書の
提出を拒み、復党の障害になっている。
 これに関連し、平沼氏周辺は「安倍晋三首相から三顧の礼で迎えられ
たら戻るかもしれないが、平沼氏は次の衆院選を保守系無所属で戦うと
決めている」と語り、早期復党に否定的な見方を示した。
[毎日新聞9月4日]』

『平沼氏の復党の意思を確認するかどうかについて、麻生氏は「特に
改めて(確認する)、ということはないような気がするぐらい気心は
知れている」と語った。[朝日新聞 4日]』

麻生氏は、31日にTV番組でも、平沼氏復帰について語っている。
[*2] これを受けて安倍首相は、「今後、よく党側とも話し合っていき
たい。私はその話はまだ聞いていない」と述べていた。

* * * * *

 以前、ブログのどこかに書いたと思うけど。
 私は、昔、もし自民党が改憲を成し遂げようとする場合には、平沼
赳夫氏を首相&総裁の座につけるのではないかと、思っていた。
 何か見た目からして、いかにも「保守~!」って感じだし。ど~ん
と構えて、しっかり筋を通す政治家であり、党内外の保守勢力からの
信頼も厚いからだ。
<国家観は、私と140度ぐらい違うんだけど、ひとりの政治家と
しては、評価したくなるような感じの人である。>

 まあ、それが、平沼氏は小泉氏の郵政改革法案に反対して離党。
 平沼氏とはあまり仲が良くない中川幹事長が、昨年秋の離党者
復党を認める際に、「郵政民営化賛成」の誓約書を出すことを求めた
ため、平沼氏はそれに応じず、今でも無所属を貫いているのだが。
<そもそも保守本流は、米国追従ホイホイにならず、もっと地方も
含めて、国の民の利益を守ることを考える人が多いのでは?>
 でも、もし誓約書などの条件がつかず、安倍首相をはじめ党幹部
が三顧の礼で迎えるなら、平沼氏も戻る気になるかも知れない。

* * * * *

 麻生氏は、党幹事長に就任した27日に「(小泉前首相に)
ぶっ壊された後の党をどう立て直すかが使命だ」と述べて、脱・小泉
自民党を宣言。彼は、小泉氏やその政策に気を使うつもりは、ほとんど
なさそうな感じだ。

<菅選対局長は、麻生氏に、次の衆院選での小泉チルドレンの処遇に
関して、30日の古賀派議員懇談会で「『君の仕事はクビ切りをする
ことだ』といわれた」と打ち明けたという。[*3]>

 安倍氏も以前から平沼氏を慕っており、共に活動することが多かった
ので、おそらく個人的には、平沼氏の復党を心待ちにしているところも
あるのではないかと思うのだけど。
 問題は、小泉氏や財界、米国との関係をどうするかということだろう。
彼の場合、と~っても複雑に立場にあるのだ。(-"-;)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

中休みも兼ねて、「クリック・コーナー」を。( ^^) _V atsusa burikaesu
「今は最後まで読む時間がない」「長文を一気に読むのは、しんどい!」
「でも、応援クリックはしてあげようかな」という方は、コチラで。
<できれば、あとで時間がある時に、残りも読んで下さいね~。(~~)>

人気blogランキングへ
   
にほんブログ村 政治ブログ


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


 コチラの記事にも書いたように、安倍氏と麻生氏は、自民党の軸足
を右寄りに移して、いわゆる保守本流の政党として立て直すことを
考えている。
 しかも、参院選の結果から考えて、自民党は「改革路線」一辺倒
ではなく、国民の生活&地方対策を重視した政策に変えて行かない
と、次の衆院選では、改憲発議に必要な2/3どころか、過半数を
維持することさえ危なくなってしまうかも知れない。

 また、参院選の前までは、党内に「小泉復活待望論」も根強くあっ
たのだけれど。今回の「地方&生活者からの反乱」が、「小泉改革の
負の遺産である」との認識が広まりつつある中、今さら、小泉氏を
もう一度担いで衆院選を戦うことは難しいと思われる。

 それゆえ麻生氏としては、仮に安倍氏か麻生氏が首相を務めると
しても、平沼氏に復党してもらって、保守派の党員の柱になって
もらい、自民党の保守本流化をさらに進めたいところであろう。

 しかし、安倍氏の場合は、手放しで「そうしよ~」とは言いにくい
立場にある。

* * * * *

 安倍氏は、本当は経済政策にはさほど興味はなくて<経済はよく
わからないらしいという説も^^;>、もっぱら憲法改正&国家再興の
方にアタマが行っているのだが。彼は、もともと心根の優しい人だし、
弱者保護や社会政策の方に心が傾いているように感じられることも
少なくない。
<敬愛する祖父の岸・元首相も、ライバルの社会党対策があったもの
の、社会保障や地方政策にかなり力を入れていたと言われている。>

 だから、もしかして本当は、新自由主義的な小泉改革路線をすごく
いいとは思っていないかも知れないのだけど。<ただし、官僚政治
打破&組合潰しはやりたい。>ただ、安倍っち仲間には、改革推進
派が多いし、やはり何と言っても、小泉氏&財界&米国のことを
容易に裏切ることができないという思いがあるだろう。

* * * * *

 安倍氏が若くして総裁になれたのは、ひとえに旧・森派の先輩の
小泉氏が首相の時に幹事長や官房長官につけてくれて、自己の後継者
として育ててくれたからにほかならない。<それがなければ、もし
総裁になれたとしても10年後かもっと先だったかも?(・・)>

 ただ、小泉氏を継ぐ条件は、彼の改革路線を継承して行くことに
あった。それが財界からも大きな支援を受けられる要件になっている
し。もちろん、小泉・竹中氏に郵政民営化&その他の規制緩和による
市場&マネー開放を促した米国から支持を受ける大きな要素にもなっ
ている。
 そして、財界や米国は、憲法改正にもと~っても協力的なのだ。(-"-)

 小泉氏は、昨秋の11人の復党の時に、かなり機嫌を悪くした様子
だったという。
 それなのに、ここで誓約書もとらずに、平沼氏を復党させたら、
かなり気を悪くするに違いない。信長チックに無情なところのある人
ゆえ、安倍氏を裏切り者&自分の敵としてみなすこともあり得る。

 今年に入ってから、週刊誌や夕刊紙などでは、何度も「小泉新党」
の話が出ているのだが。安倍・麻生氏の対応や党運営の仕方次第では、
本当にチルドレンや改革推進派を引き連れて、党を割ることもあり
得なくはない。
<個人的には、そうなってくれると、政界再編も進みやすいし、
政治的にも面白いと思ったりする部分もあるのだけど。(・・)>

* * * * *

 たぶん、麻生氏は今回の平沼氏に関する発言をしてみて、まず
党内がどのような反応を示すか、様子を見ようとしているのでは
ないかという感じもするのだけど。
 
 安倍氏の求心力がかなり低下してしまった今、もし党の立て直し
には平沼氏の復帰が必要だという声が大きくなれば、安倍氏は「小泉
+α or 平沼氏」のどちらを選ぶか、大きな決断を迫られることに
なるかも知れない。(@@。

                    THANKS


 【下の2つのランキングに参加中です。
mewなりに、政治や社会のことなどを書き続けたいと思っているので、
頑張れ~と思って下さる方は、励ましのクリックをお願いします。m(__)m
できれば、2つともクリックして頂けると、と~っても嬉しいです。(^^♪
 組織票はないので、記事を読んで下さる方々だけが頼りです!】

                  
↓ 25位枠にギリギリ残留!ご支援よろしくです。 m(__)m

人気blogランキングへ
   

にほんブログ村 政治ブログ
 
↑新ブログ急騰で、ついに一位陥落~。(ノ_-。) 応援、よろしくです。m(__)m


【*印の報道記事は↓Moreの部分に】




*1

『安倍晋三首相は4日夜、中曽根康弘元首相から首相の周りに故瀬島龍三氏のようなブレーンがいないと指摘されたことに対し、「多くの方々に、それぞれの識見や個性を生かしていろいろと助言や支援をしてもらっている」と反論した。首相官邸で記者団の質問に答えた。

 中曽根氏は同日、行政改革などで自身のブレーンとして活躍した瀬島氏の死去に関し、「非常に強い意志と高い知恵をもって助けてくれた」と評価した上で、「残念ながら今の安倍首相の周りにはそういう人は見当たらない。政治は、周りに人材を集めることがスタートの一番大事なところだ」と語っていた。[時事通信社 4日 ] 』


*2

『自民党の麻生幹事長は31日、テレビ朝日などのインタビューに答え、郵政民営化法案に反対し、離党した平沼赳夫氏らの復党問題について「復党を望んでおられる方であれば、復党は基本的には全然間違えていないと思う」と述べ、受け入れに前向きな姿勢を示した。平沼氏は「郵政民営化を含む政権公約に反した場合は議員辞職する」という内容の誓約書の提出を拒んで自民党に復党せず、いまだに無所属を通している。

 麻生氏は、誓約書について「私の場合は人物本位。紙に書いてどうのこうのは興味ない」と同様の手続きは行わない考えを示した。すでに復党した議員らの公認問題については「基本的には次の選挙は勝てる候補者を選ぶ。それをどうやって選ぶか、いろいろ考える」と語った。

 これに関して、安倍首相は31日、首相官邸で記者団に「今後、よく党側とも話し合っていきたい。私はその話はまだ聞いていない」と述べた。 <朝日新聞 1日>


*3

『自民党が参院選で大敗し、「年内解散」もささやかれる中、2年前の衆院選で大量当選した1回生議員「小泉チルドレン」が危機感を募らせている。麻生太郎幹事長ら自民党新執行部は、1回生を厚遇する考えはなく、現職議員を優先してきた公認制度にもメスを入れる方針をチラつかせる。戦々恐々のチルドレンに打つ手はあるのか-。

■札幌に17人集結

 「われわれみんなが結束すれば、次の総裁選に候補者を出せるだけの力を持っているんだ!」

 8月31日夜の札幌市内のホテルで開かれた若手議員の会「新しい風」の夏季合宿。主宰者の武部勤元幹事長が強調すると、猪口邦子氏や佐藤ゆかり氏ら1回生議員は拍手と歓声を上げた。

 郵政解散で当選した1回生議員83人は当初こそ脚光を集めたが、結束は次第に薄れ、多くは派閥入りした。21人が加入する「新しい風」は「最後のとりで」といえるものの、党内の存在感は薄いのが実情だ。17人も札幌に集結したことは焦りの大きさを物語る。

 杉村太蔵氏の「新しい風にはアナリストも首相秘書官も、元フリーターの私もいる!」という軽口にも、失笑がもれる始末。あいさつもそこそこに会場中を駆け回り、支持者らに名刺を配る議員が目立った。

 参院選は1回生議員に「選挙の厳しさ」を思い知らせた。党執行部が300の小選挙区ごとに参院選得票数を分析したところ、当選圏は70人に過ぎず、1回生議員はほぼ壊滅状態だった。

 加えて麻生氏は、1回生議員を厚遇した武部氏や中川秀直前幹事長の手法に批判的だ。27日の就任会見で「ルールにのっとり、公明正大に党運営をしていきたい」と宣言、政務官や副幹事長などの役職から1回生議員を全員外した。

■武部氏がクビ切り役

 菅義偉党選対総局長も麻生氏に同調。30日の古賀派議員懇談会では「麻生氏に『君の仕事はクビ切りをすることだ』といわれた」と打ち明けた。「クビ切り」が、惨敗が予想される候補者の差し替えを意味するのはいうまでもない。

 党内は「次の衆院選で郵政解散のような風が吹くことはあり得ない。どんな逆風でも240議席を死守する選挙態勢が必要だ」(党幹部)と麻生氏らの方針を支持する声が大勢だ。特に2~4回生議員は「1回生のせいで損な役回りをさせられた」との思いは強く、1回生への風当たりは強まりそうだ。

 そんな1回生議員にとって、武部氏の党改革実行本部長就任は唯一の救いにみえるが、ある党幹部は「武部氏は候補者差し替えの際の説得役として白羽の矢が立った。郵政解散であれだけ冷酷にクビを切ったのだから適役だ」と説明する。

 ここで1回生が結束し、「数は力」であることをアピールできるかどうか。動き次第では、今後の政局を左右する可能性も出てくる。<産経新聞 2日>』


*4


 7月の参院選神奈川選挙区で再選された自民党の小林温(ゆたか)氏(43)は4日、出納責任者らが公職選挙法違反(買収)罪で起訴されたことを受け、江田五月参院議長に辞職願を提出し許可された。同選挙区で次点だった公明党前職の松あきら氏(59)が繰り上げ当選する。

 小林氏は神奈川県庁で記者会見し「有権者の期待に沿えず、深くおわび申し上げたい」と述べた。辞職理由は安倍改造内閣や臨時国会への影響などを「総合的に判断した」と説明した。一方、「政権の枠組みを考えても現時点で辞職を決断した方がいいと判断した」とも語り、繰り上げ当選者が連立を組む公明党の松氏だったことも判断に影響したことを示唆した。ただ、出納責任者の起訴事実は「(買収されたとされる)事務員の業務を具体的に知りうる立場になかった」と無罪を主張した。【山下修毅】

 ◇参院の新勢力分野

 自民党の小林温氏が4日辞職したことに伴う参院の新勢力分野は次の通り。▽民主・新緑風会113▽自民・無所属の会84▽公明20▽共産7▽社民・護憲連合5▽国民新4▽無所属8▽欠員1

 一方、衆院では自民党が4日、玉沢徳一郎元農相(衆院比例代表東北ブロック)が自民・無所属会を離脱したと衆院に届け出た。新勢力分野は次の通り。▽自民・無所属会305▽民主・無所属クラブ113▽公明31▽共産9▽社民・市民連合7▽国民新・そうぞう・無所属の会6▽無所属9 <毎日新聞 4日>』
by mew-run7 | 2007-09-05 04:48 | 安倍政権に関して

by mew-run7
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31