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【速報】安倍首相の辞意を表明に思ったこと・・・心身ともギリギリの状況での決意か?+会見のほぼ全発言

12日、安倍首相が、辞意を表明した。(・o・)

 2つ前の「目キョド」の記事にも書いたように、最近、アンチ安倍
っちの私でも心配になるほど、心身ともに疲れている幹事だったので、
もしかしたら、辞任が近いかも知れないと察するところもあったの
だけど・・・。

<何か10日にオーストラリアから帰国した飛行機のタラップを降り
る前に、安倍氏は顔を引き締め、昭恵夫人はいつもよりニッコリと
大きなスマイルを浮かべて、それからいつもより強めに手を結んで
から、階段を降り始めたように見えて。あ・・・もしかしたら、この
二人が首相夫妻として外遊するのは、最後になるのかもな~という
気がしたのだ。(・・)>

 ただ、10日に所信表明を行なったばかりで、正直なところ、まさか
このタイミングで辞任するとは思っていなかったので、何だかまだ
キツネにつままれたような感じだったりもする。(**)

 とりあえず、現時点でわかったこと、また思ったことを速報版と
してお伝えしたいと思う。

* * * * * 

 今日は、午後1時から衆院で代表質問が行なわれる予定になって
いたのだが。安倍氏は昼前に「首相を辞任するので、代表質問は受け
られない」と幹部に伝えたという。
 そして1時前にはニュース速報が流れ、2時から首相本人による
記者会見が行なわれた。

 記者会見での発言内容(ほぼ全発言)に関しては、↓Moreの部分に
アップするが・・・。

 国際公約でもある海自の給油継続に関して中断が生じる可能性があり
約束が実現、職責を果たせない。民主党の小沢代表との党首会談もでき
ないなど、自分が残ることが障害になると判断した。
 参院選の結果として、自分が民意を反映していないというのも大きい。
自らがけじめをつけて、この局面を変え、政治的な困難、混乱を最小限に
するという観点からも早く(辞任を)判断した方がいい。

 まとめてしまうと、おおむね、上述のような理由で辞意を固めたと
いうような説明だった。

* * * * *

 その後、麻生幹事長の語ったところでは、10日の夕方に辞意に
関する話があって、その時は止めたが。結局、この3日間、決意が
変わらなかったようだとのこと。麻生氏は理由の一つに、体調面を
挙げていた。

 与謝野官房長官も、その後の会見で「安倍首相が言わなかった
理由として、体調の問題がある」と話した。
 どうやら永田町では、党内外で、健康、体調不安説がかなり出て
いたようだ。<野党議員の中にも、そのような話はきいていたと
言う人が少なくなかった。>
 TVでは、側近議員の声として「8月下旬頃から、公邸に帰ると、
すぐに横になるような状況だった」「10日に帰国後、公邸で医師
の往診を受けていた」というような情報を伝えていた。

 この中途半端なタイミングでの辞任に対して、党内外、マスコミ、
国民からの批判が大きいであろうから、関係者としては、健康の問題
があり致し方なかったという点を強調したいと考える部分もあるとは
思うけど・・・。
 でも、以前にも書いたように、参院選前から今日に至るまで、スケ
ジュールもかなりハードであったし、しかも閣僚の諸問題、選挙惨敗
に続き、その後もアレコレと心労が続くことが多く、心身ともに疲れ
切って、心身両面の状態がよくなかったのは間違いないだろう。

<健康な人間でもマイってしまいそうなところだし。もし健康に不安
があるなら、尚更、耐えられない状況だったかも。>

* * * * * 

 まあ、実際のところ、辞任の理由は「コレ」という一つのことでは
なく、今年にはいってから想定外の閣僚の失言、金銭問題、自殺や
年金記録問題が続いた上、参院選も予想を上回る大敗をしてしまい、
どんどん自分の構想の歯車も狂い、心労も重なって、追い詰められて
来ていたのではないかと思われる。

 それでも自分の思い描く国家を作るという使命を果たすべく続投を
決意し、もう一度頑張ろうと、自らを奮い立たせたののだろうけど。
 新内閣を決めた直後に、また閣僚が辞任することになったり、次々
と閣僚、自民党議員の金銭その他の問題が発覚。テロ特措法の延長も
困難になった上、衆参ねじれによる今後の国会運営も大変だし。
 続投や平沼氏らの復党の件も含め党内からの批判が続いて、とても
党内もまとまりそうにないことも、その後に展望が見いだせなかったこと
につながったものと思う。


 私は、小沢氏と会談ができなかったこと自体は、辞任の大きな理由
になったとは思わない。
 ただ、もう(首相の)台座のギリギリふちの方に、つま先だけで
立っているような状況になっている時には、チョンと人指し指1本
で押されただけでも、もうこらえ切れずに落ちてしまうもので。
まあ、それが、最終的に辞任を発表しようと決意させるきっかけに
はなった・・・、ということはあるかも知れない。

<もしかしたら安倍首相は、最後に小沢代表と直に会って、自らの
辞任と引き換えに、給油新法への協力を求めるつもりでいたのでは
ないかと、思ったりもするのだが。(もう「職を賭す」発言をして、
小沢氏との会談を要望した9日のオーストラリアでの会見の時には、
そのことがアタマにあったかも?(・・))
 11日には小沢氏が会談を拒否する発言をし(会談ではなく、オー
プンに国会で論戦すべきと)、12日の午前中に大島国対委員長が民主
党側に会談を申し入れた時も快諾を得られなかったようで、最後の思い
も遂げられなかった・・・ということなのかも知れない。^^;>

* * * * * 

 心身がこのような状態になると、本人が幹部に語ったとする言葉に
よれば、「政治的なエネルギーがわかない」という感じになるのも
ムリからぬところがある。

 スケジュールに追われて、外遊をこなし、帰国したその日には、
もう国会が始まって、やむを得ず所信表明演説を行なったものの、
もう総理をやめようという気持ちが強くなってしまったからには、
昨夜や今朝には「もう、しんどい。総理として、国会に出たくない。
総理として、代表質問に答えたくない。」「もうイヤだ」という
思いが募って行ったのではないだろうか?(-"-;) 
<学校や会社に行くのを拒否してしまうような心境にも近いかも>

* * * * *

 あまり時間がないので、とりあえず、ここまでをアップすることに
したいが・・・。


 今日は、「首相というのは、本当に心身ともにタフでないと勤まら
ないものだな~」と改めて思わされた日でもあった。

 そして、先ほど、友人からの電話でも話していたのだが・・・。
 そんな首相という仕事を、自分のペースで5年半も続けた小泉
純一郎氏は、よ~ぽど鈍感か世人離れしたアタマと心の持ち主なの
ではないかと。よくも悪くも100年に1人と言ってもいいぐらい
の稀有な存在なのではないかと、思ったりもした。(@@。

<やっぱ田中真紀子氏の言うように「変人」なのかな?^^;>

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*1

 安倍首相、辞意表明の会見+一問一答 <毎日新聞12日より>

『7月の29日、参議院の選挙が、結果が出たわけですが、大変厳しい結果でございました。しかし厳しい結果を受けて、この改革を止めてはならない、また戦後レジームからの脱却、その方向性を変えてはならないとの決意で続投を決意をしたわけであります。今日まで全力で取り組んできたところであります。

 そしてまた先般、シドニーにおきまして、テロとの戦い、国際社会から期待されているこの活動を、そして高い評価をされているこの活動を中断することがあってはならない、なんとしても継続をしていかなければならないと、このように申しあげました。国際社会への貢献、これは私が申し上げている、主張する外交の中核でございます。この政策は何としてもやり遂げていく責任が私にはある、この思いの中で、私は、中断しないために全力を尽くしていく、職を賭していく、というお話をいたしました。そして、私は、職に決してしがみつくものでもない、と申し上げたわけであります。そしてそのためには、あらゆる努力をしなければいけない。環境づくりについても、努力をしなければいけない、一身を投げ打つ覚悟で、全力で努力すべきだと考えてまいりました。

 本日、小沢党首に党首会談を申し入れ、私の率直な思いと考えを伝えようと。残念ながら、党首会談については実質的に断られてしまったわけであります。先般、小沢代表は民意を受けていないと、このような批判もしたわけでございますが、大変残念でございました。今後、このテロとの戦いを継続させる上において、私はどうすべきか、むしろこれは局面を転換しなければならない。新たな総理のもとで、テロとの戦いを継続をしていく、それを目指すべきではないだろうか。きたる国連総会にも、新しい総理が行くことが、むしろ局面を変えていくためにはいいのではないか。

 また、改革を進めていく、その決意で続投し、そして内閣改造を行ったわけでございますが、今の状況でなかなか、国民の支持、信頼の上において力強く政策を前に進めていくことは困難な状況であると。ここは自らがけじめをつけることによって、局面を打開をしなければいけない。そう判断するに至ったわけでございます。

 先ほど、党の五役に対しまして私の考え、決意をお伝えをいたしました。そしてこのうえは、政治の空白を生まないように、なるべく早く次の総裁を決めてもらいたい、本日からその作業に入ってもらいたいと指示をいたしました。私としましても、私自身の決断が先に伸びることによってですね、今国会において、困難が大きくなると。その判断から、決断はなるべく早く行わなければならないと、そう判断したところでございます。

 私からは以上であります。 <毎日12日>

--参院選直後ではなく、なぜ今、辞任を決断したのか。

 参院選は厳しい結果でありました。そこで反省すべきはしながら、今進めている改革を止めてはならないと思い、私が進めている国づくりは止めてはならないと思い、所信を述べさせて頂きました。しかし、テロとの戦いを継続していくことは極めて重要なことであり、それは私の約束でもありますし、国際公約でもあります。それを果たしていくためには、むしろ私が職を辞することによって、局面を転換した方が、その方がむしろいいだろうと判断致しました。

 --辞めることで、どのような自衛隊活動につながるのか。

 私がなんとしても改革を進めなくてはいけないとの思いで全力を尽くしてまいりましたが、残念ながら私が総理であることによって、野党党首との話し合いも難しい状況が生まれています。そして、党において、今の状況においては新しいエネルギーを生み出して、そのエネルギーで状況を打開し、新しいリーダーの下で状況を打開し、新法を新しいリーダーの下で推し進めていくことの方がいいのではないかと考えました。

 --公約を途中で投げ出すのは無責任では。

 もちろん、私はそのために全力を尽くさなければいけないと考えておりました。しかし、むしろ公約を果たしていくうえで、どういう環境を作ることが必要かと考えたとき、私が職を辞することでその環境ができるのではないか。私が職に就いていることで、成立することにマイナスになると考えました。

 --後継の総裁についてはどう考えているか。

 今日はまだ、そうした決断をしたばかりでございます。まだ、日程的なものを決めているわけではございませんが、なるべく早い段階で、後継の総裁を決めてもらいたいと思っています。後継の総裁については、私がとやかく申し上げることは適切ではないと思いますが、いずれにしても新しいリーダーとして与党を率いて、力強く政策を前に進めていっていただきたいと思います。

 --総理の辞任で、戦後レジームからの脱却などの政策が停滞してしまうとは考えなかったのか。

 続投するに当たって、新しい国づくりを進めていかなければいけない。その中には、戦後の原点にさかのぼって見直しをしてという、戦後レジームからの脱却も果たしていかなければいけないという思いでございます。今まで、教育基本法の改正や、公務員制度の改革等々の、いわば戦後の出来上がった仕組みを変えていく、そういう挑戦をしてまいりましたし、成果も上げてきたと思います。しかし、現在の状況においては、新たな局面の打開を図って、新たなエネルギーで前に進めていかなければ、そうした政策の実践も難しいという状況であろうと判断しましたが、その方向で是非、進んでいってもらいたいと思います。

 --辞任の理由についてテロとの戦いを第一に挙げたが、総理の職責は外交面ではなく、国民生活を背負っている面がある。そういう状況で、月曜日(10日)に続投を決意する所信表明をして、各党の質問を受ける直前に総理の職を辞するのは、国民から見ると逃げていると思われても仕方ないのでは。どのように責任をお考えか。

 総理の職責は大変、重たいものがあると考えています。そして私も所信において思うところを述べたこところであります。しかし、述べたことを実行していく責任が私にはあるわけではございますが、なかなか困難な状況です。この中において、それを果たしていくことが出来ないのであれば、それは政治的な困難を最小限にする、という観点からなるべく早く判断すべきだという決断に至りました。

 --政策を前に進めにくい状況は参院選で大敗した後も変わっていないと思うが、なぜ所信表明後に辞意を表明する決断をしたのか最大の理由と、最終的に決断したタイミングはいつか。

 総理としては常に職責を果たしていかなければいけないということは、常に考えているわけでございます。そして私が、ここは職を辞することによって、局面を変えていかなければいけないと判断いたしましたのはですね、今日、残念ながら党首会談も実現もしないという状況の中で、私の約束をしたことが出来ない、むしろ、私が残ることが障害になっていると、こう判断したからです。

 --政策を実行するのに非常に困難な状況になったというが、困難な状況に陥ってしまった原因などについて、どう分析しているか。そこに至らしめた自らの責任について、反省点など伺いたい。

 もちろん、反省点は多々ございます。前の内閣、また新しい内閣においてですね、安倍内閣として国民の信頼を得ることが出来なかった。これは私の責任であろうと思います。それを原動力に政策を前に進めていくということが残念ながら出来なかったということです。

 --党首会談を理由に挙げたが、今後国会の流れの中で、党首会談が出来るという見通しはなかったのか。また、党首が代われば党首会談が出来るという見通しなのか。

 私が民意を受けていないということが理由の一つとして挙がっているわけでございます。この選挙結果は、やはり大きなものがございます。もちろん、そのうえに立って決意をしたわけでございますが、新しい自民党のリーダーとの間においてですね、率直な党首同士の話し合いがなされると、私はそのように期待しています。

 --総理の強調するテロとの戦いを継続するためには衆議院の再議決をもってすれば党首会談がなくても突破できたという見立てが我々の間では主流だと思うが、それでも党首会談が出来ないとなると、多くの支持があって総理になったのに、説明としては不十分ではないか。本当の心境、あるいは何がこの決断に至ったのかを、総理として最後にぜひ、伺いたい。

 私は、いわばこのテロとの戦いにおいては、中断されてはならないと考えて、先般シドニーで職を賭すという話をしたわけでございます。新法で継続を図っていくという考え方もあるわけでございますが、日程的な関係で、新法ですと、一時的に中断という可能性は高いわけでございまして、そうであるならば、事実上そういう状況が出てくるわけでございまして、そう判断せざるを得ないと考えました。そこで、その時に判断するよりも、むしろ今、判断した方が、党が新たにスタートするうえにおいては、むしろその方がいいだろうと。国民のみなさまに対しましてもですね、混乱を招かないうえにおいては、なるべく早い判断の方が良かったと、決断がいいだろうというふうに判断いたしました。 』
by mew-run7 | 2007-09-12 18:52 | 安倍政権に関して

by mew-run7
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