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福田所信表明を見て・・安全モード&八方美人のタヌキの煙に注意


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  今日3日から、国会では、各党の代表質問が始まる。

 今回は、その前提となる福田新首相の所信表明(1日に実施)に
ついての感想を書いてみたい。<全文はコチラ(官邸HPより)>

 私は、まず、やはり組閣同様に「うまいな~」と感じた。
 と同時に、チョット「あざとい」ような「狡猾な」感じも受けたし。
かなり八方美人的で、百花繚乱的な内容にも思えた。

 そして、ホンネを言えば<あまり失礼な表現は使いたくないのだけど>
「やっぱ、タヌキじじいだな~」と。「国民がケム(煙)にまかれない
ようにしなくちゃ」とも思ったりもした。(・・)

<(何かに引っかかちゃったらしいけど)それこそ長井秀和風に、
「気をつけろ!(ーー;)」と言いたいような感じにもなる。>

* * * * *

 何が「うまい」と思ったかと言うと・・・

* 具体的な政策や小難しいことはヨコに置いて、一般国民に、落ち
 着いた雰囲気や、安定感、安心感を与えることに 主眼を置いたこと

* 安倍カラー、小泉カラーを消しつつも、保守派や改革派を含め、
 種々の立場、考え方の人に配慮を見せ、国民に「自分たちのことを
 考えてくれている」と思わせるようにしたこと


* 民主党の理念や政策と重なるような方針、言葉を多用して、
 政府与党と民主党の対立軸をぼかしたこと

 ・・・あたりだろうか?(・・)
 
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 私は、この所信表明は、おそらく一般国民をメインのターゲットと
して行なわれたものなのではないかと思ったりもした。
<民主党へのけん制みたいな意味もあるとは思うけど。>

 今、福田政権に求められているのは、所信表明にもあるように、
まずは、政府与党(特に自民党)に対する信頼感や、国政、生活に
対する安心感を取り戻すことである。
 福田氏が党総裁&首相に選ばれたのも、そのような役割に期待
する面が大きかったからだろう。

 そこで、福田首相はおわびや自戒の言葉からはいって、野党との
協調路線を望み、まず、謙虚な姿勢を示すことから始めた。
そして、中身はないけど(?)、落ち着いた色合いの包装紙に、
きれいにくるまれた品(耳障りのいい言葉)が並べられて行く。
 それらを、なんとな~く聞いていて、「何だか今までよりも、
国民のことを考えてくれるのではないか」「今までより、安心できる
政治や生活が待っているのではないか」という気にさせられた国民も
少なくなかったのではないだろうか?(・・)
 
* * * * *

 民主党の鳩山幹事長は、「華がない」と言っていたが。小泉氏、
安倍氏と強いカラーの政権が続いて、国民の中には辟易としている
人もいるだけに、派手な色合いの華や妙に目立つ華は却って不要
なのである。
 それよりも、福田氏の年齢や経歴、キャラクターなどを活かし、
地味ながらも落ち着いた雰囲気をかもし出した方がいいのである。


 また世間では、「政策の具体性に乏しい」「やりたいことがわから
ない」などという批判の声も出ていたけど。
 もともと福田氏には、そんなに明確な政策ヴィジョンはないようだし。
たぶん細かいことは、閣僚や官僚、党の部会にお任せにしそうな感じが
する。

 それに、 はじめての「ねじれ国会」ゆえ、民主党の出方や国会運営
の仕方など状況を見なくては動きにくい部分も大きい。それゆえ、この秋
の臨時国会では、ともかくテロ特措法(給油新法)は通そうと考えている
ものの、あとは民主党の出方や国会運営の状況を見ながら・・・という
作戦なのではないかとも思う。(-"-)
 
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 また、この所信表明を見ると、八方美人と言おうか、全方位外交と
言おうか<実際、福田氏の外交は全方位っぽいのだけど>、あっちにも
こっちにもチョットずついい顔を見せておこうという感じが、すごく
伝わって来る。

 それは、むすびに記された「老いも若きも、大企業も中小企業も、
そして都市も地方も」という言葉からもわかるし。それこそ、右にも
左にも、上にも下にも(?)、男にも女にもという感じで。・・・
ここまで全ての国民にケアをして、「若者が明日に希望を持ち、お年
寄りが安心できる『希望と安心の国』を目指すなんて、ある意味では
す~っごく「美しい国」が作れそうな感じがしてしまう。(・・)>

 
 まあ、小泉氏のように、何でもかんでも「改革」路線を力強く主張
していない分、新自由主義的な改革推進派には不満が残るかも知れ
ないし。安倍氏のように、憲法改正や国家再興的な施策などが示され
ていない分、超保守&ウヨ系の人は、不満を覚えるかも知れないの
だけど。

 でも、とりあえず「改革の継続や成長路線」も盛り込んでいるし。
日米同盟の重視や米軍再編の遂行、特にテロ特措法など自衛隊の海外
活動&国際貢献のところはかなり強調してるし。保守系がこだわる
「徳育」という表現も入れて、それなりにアチコチに配慮している
のがわかる。

<けど、やっぱり、保守ウヨ系の議員や国民からは、福田氏は批判し
まくられちゃうかも知れないかな~?^^; >
 
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 最後に、私が今回の所信表明で関心を持っていたことの一つに、果た
して「自立と共生」という言葉をどこまで使って来るかということが
あった。

 というのも、 既にマスコミ等でも報じられている通り、これは
小沢一郎氏が、93年に新生党を作った時に掲げた党の理念の言葉でも
あるし。96年に鳩山兄弟と菅直人氏らが元祖・民主党を作った時の
政党の基本方針でもあり、今でも民主党がよく使っている言葉である
からだ。
<「これが民主党だ! 自立と共生の市民中心型社会へ」(著・五十嵐
ふみひこ・元・民主党選対本部長)という本もあるぐらい。(・・)>

 福田氏は、総裁選の時もこの言葉を使っていたのだけど。その時に
民主党が上述の点を指摘していたので、どうするかな~と思っていたら、
見事にメイン・テーマのような感じで、臆面もなく?、キーワードと
して何回も使って来たのには、敵ながら「あっぱれ」という感じも
あった。(・o・)

<福田氏いわく、「政治家は似たような言葉を使っている。誰が言うか、
どういう状況で言うかで意味が全然違う」そうだが。
 でも、mew的には、他の政党のテーマを使うのはチョット失礼な気も
するし。「福田氏&自民党は、プライドがないのか~?(ーー;)」と言い
たくなる部分もあったけど~。>

* * * * *

 でも、私はここが福田政権の一番イヤなところ、したたかで狡猾な
ところなのではないかとも思う。

 福田氏は、もともとやや中道寄りで、リベラル(社会政策に配慮
する自由主義)だと言われていて、民主党の基本方針に近いところが
あるのだけど。
 福田氏&仲間たち(?)は、あえて民主党に近いような政策方針を
打ち出したり、民主党が参院選で使ったような言葉を用いたりして、
民主党との対立軸をぼかしてしまおうとしているように見えるからだ。

<自公の連立協議でも、民主党&野党が既に提出or提出予定のものと
同じような法案を出すことを検討していたし~。(-"-;)>

* * * * *

 両者の対立軸や違いがなくなれば、民主党&野党は、国会で攻めに
くくなるし。国民にとって違いがわかりにくければ、どちらがいいのか
取捨選択が難しくなる。<となると、与党が有利?>
 
 また、あまり考えに違いがなければ、民主党に協議や協力を呼びかけ
やすくもなる。
 自民党内には、「これから3年もの間、衆参ねじれの状態が続くよう
では、とても政権運営をやって行くのは困難だ」という声がかなり出て
おり、何とか民主党との協力体制を築けるように、できれば大連立まで
持って行けるようにという考えを持っている人が少なくない。
 そのためには、政権与党である自民党の方からでも、歩み寄って行っ
てしまうのである。(・・)
<まあ、大ライバルの社会党や、天敵だった公明党と連立を組めるわけ
だから、そんなの朝飯前ってやつかしらん。(^^ゞ>

しかも、もし民主党が協力や協議の要請を拒んだ場合は、おそらく
衆院選の時に「民主党は、国民のことや国益よりも党利党略を優先して、
政府与党に協力してくれない。こんな無責任な政党に、政権担当能力は
ない」とか批難GO、GOを浴びせたりもしそうな気もする。(ーー;)

* * * * * 

 昨日の記事にも書いたように、民主党&野党側も次々と、自民党が
なかなか動かなかったような事案に対する法案を提出して行こうとして
いるし<昨日も、薬害肝炎患者の救済法案を出してくれたしね(~~)>。
 何と言っても、小沢氏もなかなかの策士なので、そう簡単に自民党の
術中に陥ることはないと思うのだけど。(**)

 私が懸念するのは、むしろ国民の方が福田自民党のケムに巻かれて
しまい、「何か、しばらくは、このままでもいいかな~」と思って
しまうことである。^^;
 
 福田氏自身はそんなに悪くは思えなくとも、実際に、具体的政策を
担うのは、今までと同じ自民党なわけだし。たとえば、あの超ハト派
で温厚な宮沢喜一氏が首相の時に、PKO法案が通ってしまったよう
に。首相が安全そう(?)だからと言って、政府与党のやることが
安全であるとは限らないのである。


 何か思うままに書きなぐってしまったけど・・・。^^;

 とりあえず、まずは、今日からの国会で、福田政権&自民党の問題点
を、野党がどこまで指摘&追及できるのか、注目してみたい。

                     THANKS

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    5年ぶりときいて、「そんなに優勝していなかった~?」とビックリ。


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by mew-run7 | 2007-10-03 11:15 | 自民党について

「平和で平穏で楽しい生活が一番!」アンチ超保守&安倍・菅・維新の立場から、左右ではなく、mew基準の視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書く。写真は溺愛馬トロットスター


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