海自給油のイラク転用疑惑の「?」な説明+金八先生でも「教育バウチャー制度」が問題に

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最近、気温の変化があまりにも激しいので、デリケートな(?)mew
はやや風邪気味に。皆さまもお気をつけ下さいませ。m(__)m

 国会の方は、今日12日、決算委員会が行なわれおり、午前中は民主党
会派の代表で、田中真紀子議員が質問に立っていた。
 今朝の新聞では、「第二の角福戦争」と題して、かなり注目を浴びて
いたようだ。(・・) <*1>

<11日夜にこの件を問われた福田首相は「それはまた、楽しみですね」。
そのうえで「田中さんが総理大臣になるんじゃなかったのかなあ、私がなる
よりも」と皮肉を付け加えたとか。^^;>

 NHKで中継していたのだが、残念ながら、ほとんど見られなかったので、
できたら夜にでも衆院TV(ネット)を見て、チェックしてみたい。

* * * * *

 また、昨日11日には、海上自衛隊の給油活動に絡んで、民主党の原口
議員から、今度はイラク参戦をした米国イージス艦に燃料補給をしたの
ではないかという疑惑が呈された。<*2>

 その質問に対し、石破防衛大臣は「どの戦闘艦なのか、トマホークを
搭載しうる船なのか。まさしくおっしゃったことが、ポイントだと思って
います。現在、調査を致しておりますが、そのことの回答を用意できしだ
い明らかに致したいと思います」との答弁だった<TBS11日より>
のだけど。

 私は、この「回答を用意」という言葉に、妙に引っかかってしまった。


 10日の国会でもかなり深くツッコまれていた米空母のキティホーク
への給油の件もそうなのだけど。
 とりあえず、給油やら航路やらの事実関係は、そのまま踏まえた上で
<さすがに事実を曲げると、国民にも不信感を買ってしまうので?>
いかに「イラク戦には転用していない」と思わせるような答弁をするか
・・・政府与党側は、そのことに懸命になっているように思えるからだ。

 海上自衛隊の補給した燃料が、同じ日に、米補給艦を介して空母キティ
ホークに給油され、キティホークはそのままペルシャ湾に向かって、
1週間後ぐらいにイラク戦に参戦したまでは、日本政府も米国も認めて
いるのだけど。

 米国防省は、キティホークは3日間の航行で、日本から給油された分
を使い切ったので、日本の給油分はイラク戦には使われていないと説明。
 石破防衛大臣に至っては、キティホークは、ペルシャ湾内も含めて、
アフガン戦の海上阻止行動に従事していたと説明をしている。<*3>
<これは専門家から見ても、チョット苦しい説明らしい?>

 また11日には、原口議員が、空母キティホークの年次報告には、
テロとの戦いである「不朽の自由作戦」(アフガン戦)に参加したとは
書かれていないと指摘すると、石破大臣は「それに従事していたとアメ
リカ側から説明を受けている」と答弁している。<TBS11日より>

 書類や資料に記されている事実は認めざるを得ないけれど。その隙間
の見えないところを、「アメリカがそう言っている」ということを根拠に
して、うまく話をまとめて、押し通そうとしているかのように思える部分
があるのだ。(**)

 このキティホークの件については、事実関係の情報を集めているので、
週末にそれをまとめて、私の思うところを書いてみたい。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 話は、全く変わるが・・・。

 昨夜からTBSでドラマ「3年B組・金八先生」が始まった。
 このドラマは、脚本&製作サイドが、できるだけ現実に起こっている
教育問題を取り上げるように努めているのだけど。
 今回は、学校バウチャー制度(学校選択制+学校実績によって予算
配分を変える制度)や学校裏サイト、生徒と教師、教師と教師、親と子
の関係の変化などが取り上げられるようだ。

 この学校バウチャー制度は、安倍政権+教育再生会議が、全国の公立
学校に導入しようとしていた制度なのだけど。<今も再生会議は続いて
いるので、第二次報告書でこの制度を提案するかも知れないが。>
 もう学校選択制自体は、あちこちで導入されていて、いい面もあるの
だけれど、色々と問題や弊害が出て来ている。<近隣の小中学校での
極端生徒数の偏り、学校の風評(悪いウワサ)被害、地域の連帯欠如
(同じ地域に住んでいても、みんながバラバラの学校に通うことによっ
て、子供たちや保護者、地域の人たちとの間の連帯が欠如する)などなど>

 金八先生の勤める桜中学は、東京都の足立区のあたりに存在している
という設定になっているのだけど。その足立区では、すでにバウチャー
制度が導入され始めており、それが今年夏、一部の学校の学力テスト
での不正行為につながったと考えられている。
<各校の学力テストの結果によって、上位校と下位校では、予算が百万
単位で違って来る。>

* * * * *

 昨日のドラマもちらっと見たのだが。ちょうど教職員会議で同じよう
なことを懸念している場面が映っていたのだけど。
 今、実際に、学校側は、進学実績をよくしないとor教師や生徒に関し
て悪い評判が立つと、入学希望者が減ってしまうとビクビク状態の
ところも少なくないときく。、
<現実には、他にも校舎や設備が新しいかどうかとか、制服がダサいか
どうかとかイヤな先輩がいるかどうかとか、リーダー格の生徒がどの
学校を選ぶのかとか、アレコレの要素が絡むのだけど^^;>

 確かに、各学校も教師も、常に教育に対する改善努力が必要だとは
思うのだけれど。教育機関もサービス業には違いないのだけど。
 ある意味では、公教育のいいところは、過度に競争意識を持たずに、
色々な子供を受け入れて、一緒にやって行く中で、先生も生徒も、それ
ぞれのペースで学校生活を送ったり、色々なことを体験&学習して
行けるところにあると思うし。
 保護者や子供たちにいかにウケるか、気に入られるかをメインで
考えたり、その結果、だんだん学力や素行のよくない生徒を排斥しがち
or問題を隠そうとするような方向に進んだりするようだと、考えもの
なのではないかと思う。(-"-;)

 また、このシステムが、学校の先生や生徒たちにも、余計なストレス
を与えることにつながることを危惧する面もある。

 そして、実のところ、私の周囲には、こんな風にバタバタしている
公立の小中学校を見て、ムリをしてでも(それこそ借金をしてでも)
私立に通わせた方がいいと思う親が少なくない。^^; <それで、ます
ます公立小中学校が疎んじられる方向に。>

* * * * *

 実は、私は、こういう学校選択制や私立志向は、都市部や近郊特有の
問題かと思っていたのだけど。
 先日、地方在住の友人たちにきいたら、地方でも同様の問題が生じて
いるとのこと。
 昔なら、同じ地域に住む子はみんな同じ公立小中学校に通っていた
のに。今は、親が車で送り迎えをしてでも、隣の地域の小中学校に
通わせたり、2時間近くかけて、大きな町(市)にある私立中に通わ
せたりする家が増えて来たという話をきき、これは全国的に考えなけ
ればならない問題だな~と思ってしまった次第である。(・・)
 
 この件については、また機会があったら書きたいけど。
 今、大きな問題になっている学力の低下への対策<全体のレベルアッ
プも重要なのだけど、全く学習しないor理解できていない生徒の底上げ
や、正常な形で授業を行なえるようにすることも急務>や、いじめや
生徒間トラブルの防止などを考えると、まずはもっと落ち着いた感じで、
公教育を行なえるようにするのが大切なのではないかと思ったりもする。

<それこそ、小泉改革の競争原理で多大な格差&精神的なストレスが
生じたり、安倍政権でイケイケ強引な政治を行なっていたのを、ここで
見直した方がいいと思う人が増えて。福田政権になってから、何かちょっ
と落ち着いた感じになって、ほっとした気分になっている人が多く見ら
れるように?!(・・)>

* * * * *

 福田内閣になってから、あまり教育政策の話が取り上げられないの
だけど。
 渡海文科大臣は、教育への意欲が高いようだし、個人的には<今の
ところ>色々な視点からものを見ることができる人のようで好印象なの
で、是非、しっかり教育の現場の問題点をチェックして、実効性のある
教育改革を考えて欲しい。(@_@。


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<報道記事は↓More部分に>





*1

『衆院決算行政監視委員会は12日午前、福田康夫首相、額賀福志郎財務相らが出席して、2005年度決算などの締めくくり総括質疑を行った。田中真紀子元外相が質問に立ち、福田首相と初対決。小泉内閣で田中氏が外相を更迭された際、官房長官を務めていたのが福田首相。両氏の父は田中角栄、福田赳夫両元首相で、父親同士が「角福戦争」と呼ばれる激しい政争を繰り広げてきた。<共同通信 12日>』

『福田康夫首相が出席する12日の衆院決算行政監視委員会で、田中真紀子元外相が質問に立つ。両氏の父の田中角栄、福田赳夫両元首相は「角福戦争」と呼ばれる抗争を繰り広げた。また、小泉内閣の福田官房長官と田中外相が外交方針や省内人事などで激しく対立した経緯があり、因縁の対決となりそうだ。

 11日夜、記者団に論戦への意気込みを問われた首相は「それはまた、楽しみですね」。そのうえで「田中さんが総理大臣になるんじゃなかったのかなあ、私がなるよりも」と皮肉を付け加えた。<毎日新聞 11日>』

*2

『石破茂防衛相は11日の衆院予算委員会で、海上自衛隊がインド洋で給油した米イージス艦がイラク戦争に参加した疑いがあるとの新たな指摘を民主党から受け、同艦の活動実態を調査した上で公表する考えを示した。

 石破氏は10日の衆院予算委で、2003年2月に海自補給艦「ときわ」が米補給艦ペコスを通じて米空母キティホークに間接給油したことを認めたものの、イラク戦争への燃料転用疑惑は否定。政府、与党はこれを機に転用疑惑の幕引きを図る構えだったが、新たな火種となる可能性がある。

 民主党の原口一博氏は「ときわ」がペコスに補給した同じ日に米イージス艦ポール・ハミルトンにも燃料を直接提供し、同艦がイラク戦争に参加した可能性があると指摘。石破氏は「同じ問題意識を持っている。(巡航ミサイル)トマホークを搭載しうる船なのかどうかがポイントだ。(米側から)調査の回答があり次第明らかにしたい」と述べた。<共同通信11日>』

『国会では、11日もインド洋での給油活動を巡って論戦が行われました。民主党は、イラク戦争で攻撃に参加したイージス艦に対し、海上自衛隊が直接、給油していたとしてイラク作戦への転用を質しました。

 「この時期にこのイージス艦が なぜここにいるか、まさにイラク戦争の中核となった船です。大変立派な最新鋭って言っていいような船、直接給油、イラクに使っているじゃないですか。違うんですか」(民主党 原口一博 衆院議員)

 「どの戦闘艦なのか、トマホークを搭載しうる船なのか。まさしくおっしゃったことが、ポイントだと思っています。現在、調査を致しておりますが、そのことの回答を用意できしだい明らかに致したいと思います」(石破 茂 防衛相)

 原口議員はさらに、アメリカ軍の空母キティホークの年次報告には、テロとの戦いである「不朽の自由作戦」に参加したとは書かれていないと指摘しましたが、石破長官は、「それに従事していたとアメリカ側から説明を受けている」と述べました。

 年金問題では、民主党の山井議員は、「宙に浮いた年金」の総額などを明らかにするため、サンプル調査を全国規模に拡げて実施するよう求めました。

 「(調査の規模拡大は)やりながら考え、立ち止まり考え、そしてやっていく。今の私の判断はそういうこと」(舛添要一 厚労相)

 「今みたいな答弁をしていたら 、今までどおりの隠ぺい大臣ですよ」(民主党 山井和則 衆院議員)

 これについて、福田総理は、全国規模のサンプル調査を前向きに検討する考えを示しました。(TBS11日17:10)』


*3

『 海上自衛隊がインド洋で給油した燃料が、イラクでの軍事作戦に転用されていたという疑惑について、アメリカ国防総省は10日、転用を否定する声明を出しました。

 この問題は、2003年2月に、海上自衛隊の補給艦「ときわ」がインド洋でアメリカ軍の補給艦に給油した燃料が、その後、イラクでの作戦に参加した空母「キティホーク」に使われていたことから、民主党などが、「テロ対策特別措置法の枠を超えた転用」だとして追及しているものです。

 アメリカ国防総省が10日に出した声明によりますと、「ときわ」から80万ガロンの給油を受けた補給艦が、「キティホーク」に給油したという事実はあるものの、その後、「キティホーク」はアフガニスタンでの作戦に参加していて、「ときわ」からの燃料はこの作戦の間に使い切った計算になり、「転用されたという懸念は見当違いだ」としています。(11日05:33)

『 海上自衛隊がインド洋で給油した燃料が、イラクでの軍事作戦に転用されていたという疑惑について、アメリカ国防総省は10日、転用を否定する声明を出しました。

 この問題は、2003年2月に、海上自衛隊の補給艦「ときわ」がインド洋でアメリカ軍の補給艦に給油した燃料が、その後、イラクでの作戦に参加した空母「キティホーク」に使われていたことから、民主党などが、「テロ対策特別措置法の枠を超えた転用」だとして追及しているものです。

 アメリカ国防総省が10日に出した声明によりますと、「ときわ」から80万ガロンの給油を受けた補給艦が、「キティホーク」に給油したという事実はあるものの、その後、「キティホーク」はアフガニスタンでの作戦に参加していて、「ときわ」からの燃料はこの作戦の間に使い切った計算になり、「転用されたという懸念は見当違いだ」としています。(TBS11日05:33)』
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by mew-run7 | 2007-10-12 14:21 | 自民党について