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日本がアブナイ!

福田陣営vs.超保守派AHA~N。人権擁護法案で対立か?+ドリカム復帰、橋下続報

【TBが不調で、お返しが遅れがち&不能なところがあります。すみません。
「何度でも」しつこくお願いしちゃいますけど。どうかもっと政治に関心を
持ってもらって、本当の民主主義の国にならえるように。どうか当ブログ&
リベ平ブログへのアクセス&ご支援、PRをよろしくお願いします。m(__)m】

 最新の記事・・・11月分はコチラ、12月分はコチラ 

 昨日の中休みコーナーで紅白の初出場組について書いたのだけど。
ドリカムことDream Comes Trueが、12月からMステと紅白で復帰
するのは、嬉しいニュースだった。(~~) <吉田美和さんが、9月に
最愛のパートナーを亡くされてから、活動をお休みしていたので。>

 当ブログでは、まだ2回ながらお正月に、このブログ的にいいな~と
思う歌詞の歌を紹介しているのだけど。06年はSMAPの反戦歌(?)
「triangle」(コチラ)で、07年はドリカムの「何度でも」(コチラ
をアップしていた。(・・) <07年はイノシシが崩れちゃったけど。^^;>

 「何度でも」の歌詞には、色々な面で励まされた人がた~くさんいると思う
のだけど・・・。
 mew的には、今、日本は本当に大きな分岐点を迎えているし、今年は
本当に重大な参院選もあったので、このブログでも、何度でも何度でも、
しつこく(?)「日本はアブナイ!」と訴えようとt。
 そして、「平和で平穏な国&生活の大切さ」「国民の力で政治や自分たち
の生活を変えよう!(だから、政治に関心を持ってね~(・・))」などとアピー
ルし続けたいと思って、この曲を選んだのだった。

 久しぶりに、じ~っくり歌詞を読んだら、今、まさに「終わりのない
やり場のない怒りさえ、 もどかしく抱きながら どうしてわからない
んだ?伝わらないんだ?」という心境になってしまう日もあったりする
のだけど。<政治の流れ、政治への無関心さ、社会の色々な事件などに>

「喘ぎ嘆きながら自分と戦ってみるよ。10000回だめで望みなくなっ
ても、10001回目は来る」って信じて、今日もブログを書いてみたい。(~~)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 最初に、前記事の続報を一つ

 橋下弁護士が大阪府知事選に出馬するという話は、正式に事務所が
<タイタン。爆笑問題の太田夫人が社長>が、否定したという。

 何か以前、参院選だかの立候補の打診があった時「議員なんかになっ
たら、子供たち(何と、今7人^^;)を養っていけない」と言ってたと
いう話をきいたことがあったけど。
 12月だけでTV出演が37本あるとかで<年末の録りだめもある
かな?>事務所的にも「ジョ~ダンじゃない(`´)」って感じかもです。
 せいぜいタレント業に精を出して下さいませ。(・・)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 ところで、以前コチラの記事で、福田首相&陣営は、前に米国、
後ろに野党、左に公明党、右に党内外の超保守勢力に囲まれて、
四面楚歌の状態だという記事を書いたのだけど。
 今回は、その超保守勢力のことを書いてみたい。(**)

 福田首相&陣営は、参院選大敗を受けて、党内の建て直しや
信頼回復のために、「大きな経済格差を生んだ小泉改革の抑制」や
「安倍政権が進めようとした超保守的政策(改憲、軍事強化、国家再興
政策)を抑制」して、少し落ち着いた感じの国政を行なうように努めて
いる。<mewもこの方針には賛成だ。(~~)>
 でも、この福田陣営の方針に批判的な議員たちの動きが徐々に強まっ
ており、いつ「福田おろし」に発展するか、わからないような状況に
ある。(・・)harahara

 いわゆる新自由主義や小泉改革を支持していた党内外の勢力(財界
なども) からは、このままでは改革が後退してしまうと批判が出始め
ているし。<改革推進派がグループを結成したり。喜八さんの記事参照>
 今月の2、3日には、小泉改革派ではないが、財政再建&社会保障の
ためには消費税アップが必要だと主張している党四役の谷垣政調会長
が、特別会計の埋蔵金を使えばいいと主張する中川元幹事長とやり合っ
たりもしており<*1>、衆院選を控えて「党のマニフェスト作りが
大変になりそうだ」とぼやく議員もいるときく。

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 さらに、4日には、ついに自民党内+αの超保守派議員たちが、正式
に勉強会(という名の政策グループ)を立ち上げた。<*2>

『設立総会は、東京・永田町の憲政記念館で開かれ、自民党議員29人
と無所属の平沼赳夫・元経済産業相が出席。代理出席は29人だった。
最高顧問に平沼氏、会長に中川氏が決まった。設立趣意書には、
<1>伝統・文化を守る<2>疲弊した戦後システムを見直す<3>
国益を守り、国際社会で尊敬される国にする――などの項目を盛り
込んだ。会の正式名称は、決まらなかった。
 平沼氏は「日本に健全な保守が成立することが望ましい。改革は
やらなければならないが、文化や伝統を大切にする姿勢は必要だ」
と述べた。中川氏は「自信と誇りと謙虚さを持って進んでいく」と
語った。[読売新聞4日]』

 そもそも、ただの勉強会で設立総会なんて大げさなことを行なう
はずもないしね~。(・・)
『中川氏は、福田政権を「全面支援する」としている。しかし、・・・
党執行部は、勉強会が「反福田色」を強めることを懸念している。・・・
伊吹幹事長は4日の記者会見で「勉強は結構だが、党の結束を乱さない
ようにやって欲しい」とクギを刺した。(同上抜粋)』とあるように、
これは、対福田陣営の色合いが強い政策グループなのである。(**)

<*2に出席議員のリストがあるが。ここには安倍っち仲間や麻生シン
パも少なくない。また、準備会合には、安倍氏の実弟の岸信夫氏も参加
しており、安倍、麻生氏もこの会と連携していると考えていいと思う。>

* * * * *

 コチラの読売ウィークリー12/4)の記事にもあるように、自民党
内で国家観の近いANA(麻生、中川、安倍)に、郵政民営化反対で
離党し無所属になったものの、自民党内外の超保守系議員たちのアニキ
分である平沼赳夫氏を加えた「HANA」が、本格的に活動をスタート
させようとしているのだ。
 そして、彼らは、2010年までの憲法改正や安倍氏が志半ばで終わっ
た国家再興政策<集団的自衛権の容認、海外派兵&軍事力強化、教育改変
戦後レジームからの脱却など>を、進めたいと考えているのだろう。

<中川氏いわく「麻生さんとこの前いろいろ話した時、『HANAがいい
ですか、AHAN(アハ~ン)がいいですか』と言ったら、『バカ者、HANA
に決まっているだろ』と言われた(笑)」そうだが、うちのブログでは、
「AHA~N」と呼ぼうかな?(@_@。>

 中川氏らは、自民党をやめる気はなく、党内で保守勢力を結集し、
彼らを支持してくれそうな財界や思想&宗教団体の力をバックに、また
政権の中枢をとることを目指すつもりのようだ。
 そして、平岡氏は党の外で、新党を作り、民主党などから保守的な
考えを持つ議員を引き入れて、保守勢力をさらに拡大して行く意向
を持っている。

 そして、その超保守勢力が、人権擁護法案を巡って、早速、福田陣営
と対立することになりそうなのだ。(・o・)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
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~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 

 ちなみに12月4日~10日は、「人権週間」なのだが。<12月
10日が、国連が世界人権宣言を行なった「世界人権デ~」なのね。>
 法務省人権擁護局のコチラの写真を見て、イメージ・キャラクターの
「人KENまもるくん・あゆみちゃん」を見て、「わお(・o・)」と。<思わず、
バボちゃん!(・・)! の友達かと思っちゃった~。^^; しかも、人権感覚
ワースト首相だと思われる小泉くんと一緒に活動しているなんて。(-"-;)>

 この「人権週間」に合わせたのかどうかは、わからないのだけど。
 3日、自民党で、2年半もの間、休眠状態だった「人権調査会」が
会合を行ない、「人権擁護法案」に関する議論を再開したというニュー
スを見て、チョット驚いてしまった。(゚Д゚) <*3>

 確かに、この法案に積極的だった古賀氏や二階氏が党の幹部(四役)
になったこと&これに反対だった安倍氏&超保守派が失脚したことを
考えれば、自分たちが党のTOPにいる間に、早く法案の作り直しを
して成立させようと動くのは、不思議ではないかも知れないのだけど。
<しかも、古賀氏は、この法案を作った方が、選挙には有利だと考えて
いるらしい。ちなみに、公明党もこの法案には賛成している。>

 でも、この人権擁護法案には、党内の人権リベラル派や日弁連など
の専門家や識者、諸団体から反対、慎重論が多いし。何より党内の保守
派議員は、かなり強く反対の姿勢を示し続けているため、衆院選を控え
て、党内に対立の火種を起こすことにつながりかねないからだ。

<02年に国会提出した時は、報道に対する監視、勧告規定などが
あったため、メディア、マスコミ関係者が大反発して、結局、廃案に。
報道関係の規定を削除して、改めて05年に国会提出しようとした時は、
党内で反対が多く、提出を断念している。>

* * * * * 

 人権擁護法案について詳しいことは、wikipeddiaや、法務省HP・
賛成派(コチラ)、日弁連HP・慎重派(コチラ)、サルでもわかる?
人権擁護法案HP・反対派(コチラ)などを参照して頂きたいのだが。

 私もこの法案(05年のもの)には、反対である。
 人権侵害に困っている人を救済するというのは、大事なことだと
思うのだけど。人権擁護委員の選定の仕方、人権侵害の定義&判断基準、
権限などに問題があると思うからだ。

<司法機関(裁判官、検察官、警察官など)でもない人が、人権侵害に
当たるか否かを判断したり、強制的な調査の権限を持ったりするのは
危険なことだと思う。一つ間違えれば、国の政府や地方行政、有力者
などに都合の悪い人、気に入らない人に圧力をかけるのにも利用される
など、逆の意味で人権の抑圧、侵害につながるかも知れないし<これを
平成の治安維持法と呼ぶ人もいる>。そうなれば、「このブログもアブ
ナイ!」なんてことになるかも~~~。(XX)>

* * * * *

 そして、3日の自民党の人権委員会の場には、反対派の保守派議員も
出席して、強く反論したようだ。
『会合には安倍前首相に近い下村博文前官房副長官や古屋圭司衆院議員
らが駆け付け、「歴史的な経緯を無視して人権を一つの価値観のように
扱うのは間違い」などと主張。若手議員で作る「伝統と創造の会」会長
の稲田朋美衆院議員はこう声を上げた。「総選挙に向けて一丸となって
いくべき時期に、党内を二分するような議論はどうなのか」<朝日4日>

 また、翌日の超保守派勉強会の会合でも、『席上、自民党の人権問題等
調査会が3日に新たな人権救済制度を設ける人権擁護法案を巡る議論を
始めたことが話題になり、「知らないうちに会議が開かれた」などと疑問
視する声が上がった<読売4日>』という。

 超保守派の議員が、この法案に何でこんなに反対するのか?
 それは、*4にアップする「世界日報」の記事を見るとわかりやすい
のだけど。そこには、私と同じような理由もはいっているものの、もの
を見る角度がかなり違うし、私が思いつかないような発想からも反対
しているのである。^^;

 もともと超保守派の中には、「現憲法は国民の人権を認め過ぎだ」
「国家が国民をもっと統制できるようにした方がいい」と主張する人
が少なくない。<それで、憲法12条も改正して、人権を規制しやすく
しようとしている。>
 だから、こんな法案ができたら、国民の人権を制約しにくくなって、
彼らの統制のとれたピラミッド型の国家観は、実現しにくくなって
しまうと思う人もいるようだ。(-"-;)
<彼らが嫌いな日教組や労組や人権団体などの解体もしにくくなるし?>

 そして、超保守orウヨ系の議員、識者、人たちがかなりこだわって
いるのが、「人権擁護委員や救済対象に国籍条項が設けられていない」
つまり日本国民に限られていないということである。<古屋氏の上述の
言葉は、それを表わしていると思っていいだろう。>

 このような法案ができたら、彼らがあまり好まない(?)在日韓国、
朝鮮、中国人などを人権面で不当に利することになると。<有事など
の際に、彼らの言動を規制できなくなるという見解も見たことがある。
・・・私には、こういう発想は一生、できそうにないのよね~。(ーー;) >

 また、この法案を悪用されると、北朝鮮に関係する機関や人たちへの
制裁や圧力なども行ないにくくなるし、「拉致問題の解決に支障を来たす
おそれがある」と主張する人も少なくない。(**)
 
* * * * *

 いずれにせよ、もし古賀氏らが来年の通常国会に、人権擁護法案を
出そうなどとしたら、超保守派は大抵抗勢力となり、マジで「福田おろ
し」の反乱を起こしそうな感じもある。(・o・)

 ・・・というわけで、政府与党<福田自民党>と野党との攻防も大事
なのだけど。自民党内の福田陣営vs.超保守派勢力&小泉流の改革勢力の
バトルも、なかなか興味深いと思ってしまうmewなのであった。(@@。

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*1

『霞が関に「埋蔵金」はあるのか――。政府・与党内でそんな論争が続いている。きっかけは自民党内の財政再建重視派が、歳出削減で財源を捻出(ねんしゅつ)するとした民主党の参院選公約を「根拠のない『埋蔵金伝説』」と批判したこと。これに自民党内の成長重視派が「埋蔵金はある」と反論。福田首相は4日、「埋蔵金あればいいけどね。それはその時のお楽しみ」と記者団をけむに巻いた。

 最初に「伝説」という表現を使ったのは、財政再建派の与謝野馨前官房長官が会長を務める党財政改革研究会の11月の中間取りまとめ。「国の財政には歳出削減の余地があり、増税せずに財政再建が可能だ」などとする民主党の主張を「具体的な根拠がなく、『霞が関埋蔵金伝説』の域を出ない」と皮肉った。

 だが、成長重視派の中川秀直元幹事長は1日の講演で、国の特別会計にある積立金や余剰金を念頭に「40兆~50兆円の埋蔵金がある」と指摘。これにすぐさま財政再建派の谷垣禎一政調会長が「どこにそれだけの埋蔵金があるのか。社会保障の財源は一過性のものではだめだ」と強く反発した。

 これに対し、首相は4日、記者団に「埋蔵金を探しに行きましょうか、一緒に」「(埋蔵金が)あるかないかという議論をする前にムダを削ることに全力をあげる方がいい」と語った。
<朝日新聞 4日>』

*2

『自民党の中川昭一・元政調会長や島村宜伸・元農相ら保守色の強い有志議員は4日、派閥横断の勉強会を発足させた。

 今後、対中外交や北朝鮮の拉致問題、人権擁護法案などについて積極的に発言していくと見られ、党執行部からは警戒する声が出ている。

 設立総会は、東京・永田町の憲政記念館で開かれ、自民党議員29人と無所属の平沼赳夫・元経済産業相が出席。代理出席は29人だった。最高顧問に平沼氏、会長に中川氏が決まった。設立趣意書には、<1>伝統・文化を守る<2>疲弊した戦後システムを見直す<3>国益を守り、国際社会で尊敬される国にする――などの項目を盛り込んだ。会の正式名称は、決まらなかった。

 平沼氏は「日本に健全な保守が成立することが望ましい。改革はやらなければならないが、文化や伝統を大切にする姿勢は必要だ」と述べた。中川氏は「自信と誇りと謙虚さを持って進んでいく」と語った。

 席上、自民党の人権問題等調査会が3日に新たな人権救済制度を設ける人権擁護法案を巡る議論を始めたことが話題になり、「知らないうちに会議が開かれた」などと疑問視する声が上がった。

 中川氏は、福田政権を「全面支援する」としている。しかし、出席者には9月の総裁選で麻生太郎・前幹事長を支持した議員が多く含まれ、党執行部は、勉強会が「反福田色」を強めることを懸念している。メンバーは、安倍前首相とも志向が近い。伊吹幹事長は4日の記者会見で「勉強は結構だが、党の結束を乱さないようにやって欲しい」とクギを刺した。

 平沼氏は次期衆院選後、新党結成も視野に自民、民主両党の橋渡し役を務めるとしている。勉強会が政界再編の震源地になるのではないかとの観測もある。

 4日の総会の出席者は次の通り(代理出席を除く。敬称略)。

 【自民党】奥野信亮、萩生田光一、高鳥修一、西田昌司(以上、町村派)山口泰明、戸井田徹、馬渡龍治(以上、津島派)清水鴻一郎(古賀派)中川昭一、古屋圭司、中野清、小島敏男、江藤拓、鍵田忠兵衛、中曽根弘文、中川義雄(以上、伊吹派)松本純、薗浦健太郎、赤間二郎、鴻池祥肇、浅野勝人、塚田一郎(以上、麻生派)西本勝子(高村派)島村宜伸、水野賢一、武藤容治、山中あき子(「あき」は火へんに華)、永岡桂子、佐藤正久(以上、無派閥)
 【無所属】平沼赳夫  <読売新聞 5日>』

*3

『人権擁護法案の提出に向け、自民党内で推進派が本格的に動き始めた。党人権問題等調査会を2年ぶりに立ち上げ、かつて廃案になった政府案に修正を加えて来年の通常国会に提出をめざす。だが、党内の意見対立が根深い法案で、3日の初会合にも「保守派」を中心に反対論者が結集して異論を唱えた。党執行部が再提出でまとめようとすれば、党内対立の芽となることは必至の状況だ。

 安倍前首相が消極的だったこともあり、再提出に向けた動きは封印されていたが、福田政権発足で「潮目」が変わった。推進派の古賀誠選挙対策委員長、二階俊博総務会長らが党執行部に座り、党幹部の一人は「再提出できるならやってしまえばいい」。

 調査会は仕切り直しにあたり、古賀氏側近の太田誠一元総務庁長官を会長に起用。党四役や青木幹雄前参院議員会長らを顧問に迎え、3日の党本部での初会合で、ずらりとひな壇に並べた。重厚な布陣で反対派を押さえ込む狙いだった。

 だが、会合には安倍前首相に近い下村博文前官房副長官や古屋圭司衆院議員らが駆け付け、「歴史的な経緯を無視して人権を一つの価値観のように扱うのは間違い」などと主張。若手議員で作る「伝統と創造の会」会長の稲田朋美衆院議員はこう声を上げた。「総選挙に向けて一丸となっていくべき時期に、党内を二分するような議論はどうなのか」

 党執行部のかじ取りも定まっていない。調査会は年明けから週に一度のペースで会合を重ね、再提出を認めるかどうか最終判断するが、伊吹文明幹事長も会合のあいさつで「人権という言葉が独り歩きしてはいけない。しっかり研究していく必要がある」と述べるにとどめた。
<朝日新聞 4日>』

*4

『人権擁護法案/党略的な動機を厳に慎め
 人権擁護法案を再び国会に提出しようとする動きが出ている。鳩山邦夫法相が衆院法務委員会で「問題点をクリアできる方法を考え国会に再提出したい」と答弁、これを受けて自民党内では人権問題等調査会(太田誠一会長)に伊吹文明幹事長や青木幹夫前参院議員会長らを顧問に加え、再提出への体制づくりが進められている。

公平さを著しく欠く
 法案を制定すれば国政選挙に有利に働くというのが推進派の人々の主張である。だが、同法案は「人権擁護」が恣意(しい)的に利用され「言論弾圧」や「逆差別」を招きかねないとの批判を浴びたものだ。単なる修正で「問題点」をクリアできるものではない。党利党略的な動機による安易な制定は厳に慎むべきである。
 差別や虐待などの人権侵害が生じれば速やかに救済するのは民主主義社会の基本であり、人権擁護の仕組みづくりも不可欠だ。にもかかわらず政府が二〇〇五年に人権擁護法案の再提出を目指した際「問題点」があり過ぎると批判され、再提出を断念した経緯がある。

 同法案を先取りするものとして鳥取県は〇五年秋、人権擁護条例を制定したが、ここでも批判が噴出し、結局、〇六年六月の施行を無期限停止した。何が問題だったのか、政府・与党関係者はいま一度、想起しておくべきである。

 第一に、人権侵害の定義を「不当な差別、虐待、その他の人権を侵害する行為」と曖昧(あいまい)に表記し、不当な拡大解釈の恐れが強かったことだ。

 例えば、東京弁護士会は過激性教育を行った教員の処分や音楽教諭に国歌の伴奏を命じたことも「人権侵害」としている。国歌伴奏は今年二月、最高裁で合憲判決が下されたが、それでも「人権侵害」の主張を撤回していない。

 あるいは「慰安婦」問題で「民族差別、女性差別を扇動する問題発言」と指弾され講演会を開けなかった評論家もいる。このように人権侵害の定義が曖昧だと、人権擁護の下に逆に「言論弾圧」がまかり通りかねない。

 また法案は「人権侵害を助長、誘発する行為」も禁止するとし、「助長」「誘発」が何とでも解釈できる素地を残していた。

 第二に、新たに設ける人権委員会には司法も持たない強権が与えられていたことだ。

 人権委は人権侵害の「特別救済手続き」として関係者への出頭要請と事情聴取、関係資料の「留め置き」、立ち入り検査などの権限を持ち、それには令状は必要なく、拒否すれば罰金も科す。令状もなく立ち入るのは警察も持たない強力な「公権力」で、司法を無視した巨大な権限を与えていた。

 現行の司法体制では人権侵害として告発すれば、検察が調べて事件性があれば控訴し、裁判所で裁判官と検事、弁護士の三者によって審判が下される。だが、法案では人権委の委員の「独断」で決定が下される仕組みで、公平さを著しく欠いている。

 第三に、人権委の委員の選定に国籍条項がなく、「市民団体」などから選ぶとしていたことだ。これでは北朝鮮の拉致事件に関与した外国人でも「市民団体」に加わっていれば委員に選ばれかねない。外国勢力が「公権力」を行使することになれば、国家の在りようが根底から揺らぐことになる。


許されぬ安易な再提出
 こうした批判に対して与党内では人権侵害の定義に「違法性」を加え、国籍条項を設けるなどの修正が検討されているが、問題はそれだけではないのは明らかだ。安易な再提出は許されない。 <世界日報 11月28日>』
by mew-run7 | 2007-12-06 04:20 | 自民党について