薬害肝炎法に国民の力を実感。but 新テロ特措法に国民不在を実感。
2008年 01月 12日
激減してしまう、3連休がやってまいりました。^^;
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昨日11日には、午前中は、今国会の中で一番嬉しかったことが、午後
には、一番哀しかったことがあった。
嬉しかったことというのは、もちろん、当ブログでもかなりこだわっ
て来た薬害肝炎の被害者の救済法案が成立したことである。(~~)
そして、哀しかったことというのは、やはり、これも当ブログでずっと
こだわって来た新テロ特措法案が、衆院再可決という特異な方法で成立
してしまったことである。(>_<)
<昨日は、たまたま午後1時頃、時間ができたので(ブログの修正や
TB送信などをしつつ?)、57年ぶりの衆院再可決という歴史的瞬間
を目にしておこうかと、ネットで衆院TVを見ていたのだけど。
何だか、その光景を見ているうちに、哀しいというより、日本の政治
に対するある種の失望感みたいなものがどんどん大きくなって来て。
薬害肝炎の救済法案の喜びもすっ飛んで、ガ~ッカリと落ち込んで
しまったところがあった。_(__ )_
<おまけに、小沢氏が議決の時に議場におらず、大阪にお出かけすると
いう、またまたわけのわからない余計なことをしてくれちゃったために、
もうサイテ~って気分に。(ーー;)>
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
さて、まず午前中に参院本会議で、薬害肝炎の救済法案が成立した
わけだけど。
これを受けて、つい1ヶ月前まで、あれだけ責任を認めるのに抵抗を
示していた政府は、正式に「国の責任を認め、おわびする」旨の首相
談話を発表した。(・・)
つい1ヶ月前、政府との和解交渉が決裂して、絶望感に打ちひしがれ
涙していた原告の人たちも、昨日の法案成立の瞬間にはうれし涙を流し、
会見の時には、「やっと苦しい闘いの日々から解放される」という安堵
感と喜びゆえに、心からの笑みを浮かべていた。
この法案が間に合わず、十分な治療も補償も請けられずに亡くなった
人たちもいることを考えると、心が痛んでしまうところもあるのだが。
原告団の人たちには、本当に本当によかったね、と申し上げたい気持
ちでいっぱいである。(@_@。
コチラの記事にも書いたように、この薬害肝炎の問題は、まだ全て
が解決したわけではないし。これからも、ウォッチし続けなければいけ
ないとも思っているのだけど。<マスコミ&国民の皆さまも、是非、
ウォッチ&後押しを続けて下さいませ。m(__)m>
でも、この法案成立が、全面解決に向けた大きな大きな一歩になる
ことは間違いないだろう。(・・)
また、今回のような形で解決することができたのは、原告団や支援者
の闘い&努力もさることながら、ここぞという段階で、マスコミ&国民
が強く後押しをしてくれた力も大きく作用したと思う。
このように「民主主義の力」が働いて、国会や政府を動かしたという
ことが、私にはさらに嬉しく感じられることでもあった。(*^-^*)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
でも、その喜びもつかの間・・・。
午前中の参院本会議では、新テロ特措法案は野党による反対多数で
否決されたのだけど。
午後に行なわれた衆院本会議で、2/3の議席(320票)を大きく
上回る340票の賛成を得て再可決され、とうとう法案が成立して
しまったのだった。(ーー;)
<この瞬間、つい「あの05年の小泉総選挙の時に、あんなに自民党を
大勝させなければ」と悔やんで(恨んで?)しまったことは、言うまで
もない!(`´)>
海上自衛隊が行なって来たインド洋での給油活動や、この新テロ特措
法には、色々な問題があって、ほとんど何もクリアになっていないのに。
また、今後のためにも、日本の国際貢献のあり方を、国民レベルでも
考えて、国会でもきちんと話し合ういい機会だったのに。
そして、衆院での再可決という方法は、よほどのことがない限り、
安易に用いられるべきではないものなのに。<だからこそ、57年も
用いられなかったとも言えるわけで。>(-"-;)
でも、薬害肝炎の件とは対照的に、こちらの問題では、民主主義の
かけらさえ見えないところがあった。(ノ_-。)
政府与党は、世論調査では、新特措法も再可決も反対の方が多かっ
たのに、「そんなの関係ねぇ」とばかりに、強行策を実施。
<アメリカに誉めてもらえればいいのよね。(・・)>
、
しかも、実際には、マスコミも一般国民の多くも、ほとんどスル~&
限りなく無関心に近い状態の中で、この法案成立&衆院再可決が行な
われてしまった感じもあり・・・
いずれにせよ、国民不在の感がいなめない状態だったからである。(-_-)
* * * * *
特措法案の件も、衆院再可決の件も、私たちの国のあり方を大きく
左右するかも知れない、本当に本当に重大な問題だったのだ。
そして、もしマスコミがもっと取り上げて、国民が関心を抱いて
いたなら、政府与党や野党の対応もかなり違って来たことだろう。(・・)
もし政府与党がきちんと国民に実態や必要性を説明をした上で、それ
に賛成する国民が多ければ、それはそれで構わない(いたし方ない?)
とも思うけれど。・・・でも、政府は、曖昧&マヤカシっぽいことを言う
にとどまり、国会の質疑でも、国民に対しても、まともに説明しよう
ともしなかった。(-"-;)
他方、もし疑問や批判を呈する国民が多ければ、野党ももっと国会
などで自衛隊の活動や法案の問題点を追及することもできただろうし。
政府与党も、そう簡単には再可決に踏み切れなかったこだろう。
それこそ国民の後押しが大きければ、野党は首相の問責決議案を出し
て、解散総選挙に追い込むことまで考えていたのだし。
私個人は、この自衛隊の国際貢献のあり方(新テロ特措法案や恒久法
など)は、これらをメインの争点にして、国政選挙をやるだけの価値が
あるぐらいの重大な問題だと思っていたりもするのだけど。(**)
国民から追い風を受けられなかったこともあって、民主党&野党側は
問責決議案を出すなどの全面対決は、見送らざるを得なくなってしまっ
たし。^^;
別記するように、民主党の対応のマズさも大きかったとは思うのだ
けど。
ともかく、マスコミの扱いも、国民の関心も、野党側の勢いも・・・
何か全てが尻つぼみ状態になって行った感じで、「何だかな~」と
思っているうちに、この日を迎えてしまったのだった。(**)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
それでも、せめて、コトが決まってしまった後でも、TV報道番組
などで、特措法や衆院再可決の問題点を論じてもらったり、野党側が
アピールしたりして、国民にチョット考えてもらえればよかったの
だけど。
そして、当然にして民主党の小沢代表が、先頭に立って、それをなす
べき立場であったのに。何とその小沢氏が議決の時には議場から退席
して、大阪府知事選の応援にお出かけを。(゚Д゚)haa
こういう大事な時に、またまた、わけのわからない余計なことをして
くれちゃたっために、報道陣や与党側にツッコまれる材料を与えてしまい、
報道の時間もかなりそっちに割かれることになったし。民主党も含め、
野党側からも批判が出るし。・・・しかも、安倍っちが何だか嬉しそう
に小沢氏を批判しているのを見て、さらに両者にムカついてしまったり
もして。(`´)
【これ(mew注・小沢退席)には、野党もぼう然としており、共産党の
志位和夫委員長は「歴史的暴挙を与党がはたらこうとしているときに、
それに優先する仕事などはあろうはずはないと思います。はっきり
言って驚きました」と述べた。
一方、新テロ対策特措法の成立に「職を賭して」と語りながらも、
途中で政権を投げ出した安倍晋三前首相も「その一番大切な日に、
なぜ棄権された意思表示を放棄されたのかなと。『本当は賛成なん
じゃないか』という人もいるんですが、どうなんでしょうか」と述べた。
<FNN11日より>】
* * * * *
しかも、ワタシ的には、衆院で再可決が行なわれたことは、もっと
大注目されてもいい<それこそ大騒ぎされてもおかしくないような?>
ことだと思うのに。
何かTVの報道の仕方も「57年ぶりに歴史的な・・・」とかタイ
トルをつけたり、説明したりしている割には、ニュースの取り上げ方も
小さかったし。<トップニュースじゃないとこも、結構あったみたい
だし。^^;>
あれじゃあ、国民も「ふ~ん、そうなんだ~」ぐらいにしか思わず
に終わっちゃうよな~・・・と、ますますガッカリしてしまうところが
あったりもして。(ーー;)
何か哀しいやらムカつくやら、ガッカリするやら、超ブル~な気分
になっているmewなのである。_(。。)_
<つづく>
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