「平和で平穏で楽しい生活が一番!」 今はアンチ超保守&安倍政権の立場から、mew基準の(時に偏向した?)視点で、政治や競馬、スポーツなどについて書いています。写真は溺愛馬トロットスター


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故・山本孝史議員の遺志~惨禍を繰り返さず、民主主義の成熟と定着を~

最新の記事一覧・・・12月分はコチラ、1月分はコチラ

今朝、熱いお汁のはいった器を持ち損ねて、手指+αをやけどをして
しまって<中身も散乱~(>_<)>バタバタしており、記事のアップが
す~っかり遅れてしまったですぅ。<最近、マジにぼ~っとしてるん
ですよね~^^;>

 やけど自体はそんなにヒドくはないのだけど。まだ、ちょっと思うように
キーボードが打てない状態<得意の一本指打法でカバ~(・・)>&あまり
時間もないので、今日は、いつかアップしようと思っていた故・山本孝史
議員(民主党参院)が書き遺した「感謝の言葉」と共に、彼について、
少し書きたいと思う。

* * * * *

 山本氏については、昨年亡くなって以来、何度も書いたor書きかけた
のだけど。なかなかうまく記事がまとまらず、アップできないままで
いた。
 、
<山本氏の姿を思い出すと、色々な感情がこみ上げてしまったり。また、
私は、近しい人を含め、ガンになった&他界した人がかなりいるので
(幸い、手術や治療で助かった人も何人もいるけど)。山本氏のことと
共にガン医療のことを書こうとしていて、そうするとアレコレの考えや
思いがあふれ出て来てしまい、アタマやココロの中が収拾がつかなく
なってしまったりするところがあったりで。ゆえに、今回はガン医療の
ことはパスして、別の視点でお伝えしたい。>

 以前に書いてあったものや他のところからのコピペと、新たに書き
加えたものとが混在するので、チョット読みにくい記事になって
しまうかも知れないのだけど、ご容赦下さいませ。m(__)m
 
* * * * *

 後述するように、山本氏は自らがガンに侵されながら、それを公表
し、がん対策基本法案を早期成立させたことで知られているのだけど。
 もともと大学時代から交通遺児救済のボランティア活動に参加して
いて、卒業後に財団法人交通遺児育英会に務めていた。<山本氏は、
幼い頃、お兄さんを交通事故で亡くされている。>
、おそらく、彼は本当に困っている人たちに対して、何かをしたいと
いう思いが強かった人なのではないかと思う。
 そして、自らがガンになってから、死と向き合って、おそらく精神
的に葛藤しながら、最期の瞬間まで、議員活動を続けて来て。がん患者
や家族のケアや、被爆者対策、自殺者対策などの政策、法案にも関わっ
て来た。

 それらのことにも、私は大きな大きな敬意を覚えるのだけど。
 今年1月12日の告別式で、山本氏が書き遺した「感謝の言葉」と
いう一文が参列者に手渡されたのだが。<あとで全文を掲載>それを
読んでいて、その締めくくりの部分で、私はハッとさせられると共に
さらに胸がギュ~ッとなってしまったところがあった。

『戦後も60年以上が経過し、日本が再び誤った道に進もうとして
いるように思えてなりません。惨禍が繰り返されることのないことを、
また、日本社会において、民主主義が成熟し定着することを願って
やみません。』

 山本氏は、死を目の前にして、ガン対策のさらなる推進はもちろん
だけど、最期の一文で、日本のアブナイ流れに危惧感を抱き、再び
誤った道に進まないようにと、そして日本社会での民主主義の成熟
定着することの願いを書き記しており・・・。

 私は、それを見て、全く同じ思いを抱いていることに、すごく共鳴
できることがあったし。そして、僭越ながら、「あ、この人は、本当に
国や国民のことを思う、まさに本当の国会議員だったんだ」ということ
を強く思わされたところがあったからだ。

<近時、党利党略、私利私欲を優先して動く国会議員たちの姿を見て
いると、尚更にそう思ってしまうかも。(-"-)>
 
 それで、さらに山本氏への敬意が深まると共に、何かせめてその
思いは何とか守りたいという気持ちにもさせられたりもした。

 もちろん、微々力しかない私にできることは、本当に限られている
のだけど。せめて、このブログで平和で平穏な国&国民の生活が守れる
ように、そしてそのためにも日本に真の民主主義が根付くように、
自分なりに訴えて行きたいと改めて思ったmewなのだった。(@_@。

<民主主義が成熟すれば、そして国民が他人の立場にも心を配れる
思いやりを忘れなければ、平和な国や生活も守れるし。病気や生活
などに苦しむ人の救済対策も行なうことができると思うし。
 そして私は、日本人は、そのような思いやりを持っている国民で
あると信じている!(・・)>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 山本孝史氏は、49年生まれ。立命館大学在学中から交通遺児救済の
ボランティア活動に参加し、卒業後に財団法人交通遺児育英会に就職。
 93年に日本新党から衆院議員に当選し、衆院2期を務めたあと、
01年からは民主党に所属し、参院議員として活動していた。
<詳しい経歴その他は、コチラのwikipedia 、コチラの本人のHPで>

 05年末に自分がガンに侵されていることを知り、06年
5月、参院本会議の代表質問で自らがガンであることを公表した上で、
当時、民主党が国会に提出していた「がん対策基本法案」の早期成立を
訴えたことで知られている。
 この山本氏の訴えをきっかけに、民主党と、その後に自公与党が、
それぞれ出していた法案を一本化。与野党が協力して、議員立法の形
をとり、6月に衆参両院で、全会一致の形で同法案が成立した。

 この時の訴えに関して、今年1月の告別式での弔辞で、民主党の小沢
代表は「がんに侵されながら、不屈の精神で法の成立に心血を注がれた。
参議院での代表質問は、憲政の歴史に深く刻まれるだろう。代表として
本当に誇りに思う」と述べていた。

 その後も、病気と闘いながら、全国のがん患者やその家族たちと
連携しながら、さらにガン対策を進めるため活動。昨年(07年)の
参院選にも比例出馬し、体力的に大変な中、街頭で必死の訴えを続け
ており、その映像が今でも頭から離れない。
 比例当選後も 最期まで「自分のできること」をと頑張っておられ、
がん患者や家族の励みになっていたのだけど。残念ながら12月22日
に、他界されることになった。

* * * * *  

 参院では、23日の本会議で、山本孝史氏(民主)の哀悼演説を行な
ったのだが。<山本氏の奥様もいらしていたようだ。>
 山本氏と親交があった自民党の尾辻参院議員会長が涙を流しながら
故人をしのんだ。
 尾辻氏は厚労相時代に山本氏と予算委員会や厚生労働委員会などで
論争する一方、山本氏が力を注いだがん対策基本法や自殺対策基本法
の成立に向け、与野党の垣根を越えて共闘したのだという。

 尾辻氏は演説で、「最も手ごわい政策論争の相手だった」と山本氏
をたたえた。さらに、山本氏が病を告白し、がん対策基本法の早期成立
を訴えた2006年5月の国会質問を引用し、「すべての人の魂を揺さ
ぶった。今、その光景を思い浮かべ、万感胸に迫るものがある。あなた
は社会保障の良心だった」と声を詰まらせ、議場ではもらい泣きをする
議員も多かった。<読売新聞 23日より>

<きっと多くの国会議員も、考えは違えど、本当は国や国民のことを
思って活動しようとする気持ちが、心のどこかにはあるのだと思う。
 今、日本が、将来を左右する大事な岐路を迎えている時に、それを
思い起こして欲しいな~と願っている。・・・ただ、国家先にありき
の人は、考えが違っちゃうんだよな~。(ーー;)>
  
* * * * *

 そして最後に、山本孝史氏が書き遺した「感謝の言葉」の全文を
アップして記事を終えたいと思う。

『謹啓  皆様には、これまで私の人生において公私共にご支援を賜り、
厚く御礼申し上げます。 お先に黄泉の国へ参らせていただきます。
多大なるご迷惑をお掛けいたしますこと、衷心よりお詫び申し上げます。

 アメリカ留学で「死の教育(デス・エデュケーション)」という学問
領域に触れたのは1979年のことです。帰国後も研究を深めたいと思い
ましたが、交通遺児育英会や国会議員の仕事が忙しく、できませんでした。

 箴言家のフーコーは「人は、太陽と死を直視できない」と、看破しま
したが、自分自身も、死と向き合う勇気がなく、本格的な「死の社会学」
の研究から遠ざかってしまいました。

「良く死ぬとは、良く生きることだ」と、頭では理解していても、死の
受容は難題です。しかし、がん告知を受けても、割と冷静でいられたのは
「どれだけ長く生きるかではなく、どのように生きるか」を考えなければ
ならないと、自分に言い聞かせたからだと思います。

「一日一生、一日一善、一日一仕事」。そう言い聞かせて、新しい一日
一日を重ねて参りました。 私が、あしなが運動を通して同士の皆さんと
歴史に残る仕事ができたこと、また、国会議員として、薬害エイズ、臓器
移植法、年金、介護保険、自殺対策基本法など、国会議員の先頭に立って
厚生行政の推進に関与できましたことは、大きな喜びです。

 特にがん対策基本法では、本会議で「がん患者」であることを公表し、
皆様を驚かせることとなりましたが、法案も成立し、残された時間は、
がん患者の先輩から引き継いだバトンを手に、がん医療の水準向上の
ために頑張らせていただきました。

 そう考えますと、がんに罹ったことも、本会議場での公表も、私に
課せられた使命、天命のようにも思えます。これも、国会議員冥利に
尽きるのではないかと思っています。ご期待にお応えできなかった政策
課題もがん対策を始めたくさんありますが、どなたかが引き継いでくだ
さることと確信いたしております。

 戦後も60年以上が経過し、日本が再び誤った道に進もうとしている
ように思えてなりません。惨禍が繰り返されることのないことを、また、
日本社会において、民主主義が成熟し定着することを願ってやみません。

 末筆ながら、皆様のご健勝をお祈り申し上げます。 大変幸せな充実
した人生でした。みなさん、本当にありがとうございました。
 さようなら。  謹白                                                        山本 孝史         』

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『胸腺がんで昨年12月に58歳で死去した民主党参院議員の山本孝史さんの哀悼演説が23日の参院本会議で行われ、尾辻秀久・自民党参院議員会長が演壇に立った。06年5月の参院本会議でがんを告白し、がん対策基本法成立の大きなきっかけを作った山本さん。「演説はすべての人の魂をゆさぶった」「命を削って立法者の責任を果たした」。演説で何度も声を詰まらせる尾辻氏の姿に、議場の与野党議員も目頭を押さえた。

 尾辻氏は党派を超え、山本さんとともにがん対策や自殺対策に奔走した間柄。社会保障の論客だった山本さんが民主党参院幹事長を務めた04年の参院選で、年金が争点となり民主党が躍進したことに触れ「民主党が参院第1党となる礎となった。自民党にとって最も手ごわい政策論争の相手だった」とたたえた。

 傍聴席には山本さんの写真を抱えた妻ゆきさん(56)の姿も。記者団に「命の政策は党派は関係ない。山本は『政治は想像力だ』といつも言っていました」と語った。<毎日新聞23日>』
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by mew-run7 | 2008-01-24 16:44 | 政治・社会一般 | Trackback(12)
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