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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガからガラガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

防衛省&海自&石破のウソに怒!+時代の変化を感じる小泉麻耶、警官の銃使用など

【やはり、日本はこのままじゃアブナイと実感させられる今日このごろ。
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最近の記事一覧・・・2月分はコチラ
*印のついた関連報道記事は、文末のMore部分にアップ。

 昨日は、イージス艦事故の航海長聴取の件の詳しい話が明るみに
なるにつれて、マジにムカついた&呆れてしまっていたのだけど。(-"-)

 同時に、社会系のニュースで、よきにつけ悪しきにつけ(?)ミョ~
に時代の変化を感じさせられてしまった1日でもあった。<小泉麻耶
退学訴訟、警察官の銃使用事件、日体大水泳部訴訟に関して、後半で
取り上げてみたい。>

<個人的には、川崎競馬のエンプレス杯で7歳牝馬のサヨウナラが
重賞初制覇したこと&笠松のクインオブクインが3着に頑張った&
MY高額ワイドに貢献したことや、わが(?)大井&南関のエースである
内田博幸騎手が南関ラストランだったことも、印象深いことだった。
(川崎での壮行式も、チョット冷たい感じだったかも~。(-"-;)>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 さて、イージス艦「あたご」の衝突事故が起きてから10日めになる
のだが・・・。私は、事故そのものはもちろんだけど。今、下手すれば、
事故以上に防衛省&海上自衛隊、そして石破防衛大臣に対して、大きな
怒りを覚えると共に、あきれ果てているところがある。(゚Д゚) 

 というのも、昨日も少し書いた、航海長をへりで連れて来て聴取した
件の詳細が明らかになって来て・・・、防衛省も海自も石破大臣も、
思いっきり「ウソつき!」だったことが、わかったからである。

 詳細は*1を見て頂きたいのだが。ただでさえ、海上保安庁の本格的
な捜査や聴取を受ける前に、キーパーソンとなる事故当時の当直士官
である航海長を、ヘリで防衛省に連れて来ちゃうということ自体、
すご~く問題だと思うのに。<隠蔽工作やクチ裏合わせが疑われても、
仕方ないよね。(`´)>
 
 石破防衛大臣をはじめ、関係者はそのことを語らず。<石破氏も
「海上保安庁に捜査を委ねていて、自分たちは乗員とは接触できない
状態だ」とか言ってたし~。(>_<)>
 しかも、それがバレたら、今度は事前に海保に了承を得ていたと
発表。<それも「けが人をおろすので、説明のために幹部もひとり
連れて行く」と伝えたということで、何の説明のために、誰を連れて
行くのか明らかにされていないような言い回しなんだけど。>

 でも、その事前連絡をしたという話も、ウソであった可能性が高い
ことが、判明しつつあるのだ。<増田防衛事務次官も、昨夜になって
事前連絡の確認がとれないと。そして虚偽だったのかと問われ「指摘
の点は排除できない」と答えていたという。*>

* * * * *

 しかも、あれだけ「国民にきちんと説明を」「防衛省の改革を」
と言っていた石破防衛大臣までグルになっていたというのだから。
 彼とは、考えは半分以上合わないけど、ひとりの政治家としては、
評価していただけに、もうガ~ッカリである。(ーー;)

 まあ、石破氏が、事前連絡について、どうきいていたかはわから
ないけれど。でも、彼が海保の捜査前に、航海長に会っていたのに、
そのことを隠していたのは事実だし。
 昨日の国会では、もう開き直ったような感じで。これまでは、それ
なりに一生懸命に、質問した議員や国民に向けて説明しようとして
いたのに「結果論として、・・・不適切だった」と、淡々と原稿を
読み上げる形で答弁を行なっており、本人も辞任する覚悟はできた
のかもな、という感じがした。(-_-)

* * * * *

 それにしても、誰かが「自衛隊=自己防衛隊」と呼んでたように、
彼らには、かなりの自己保身&隠蔽体質があることはわかってはいた
けれど。
<「なだしお事件」の時は、航海日誌を書き換えたりまでしていたし。
インド洋の給油活動の「イラク転用疑惑&ライス利権の燃料購入疑惑」
では、給油量の数字をごまかしたり、航海日誌を破棄したor破棄した
ことにしちゃったりとかしてるしね。(`´)>

「なだしお事件」で、隠蔽&無責任体質をかなり批判されて。去年から
さんざん様々な不正の問題が出ていて、今回も2人の一般国民が犠牲
になるような事故を起こしておいて・・・。
 この期に及んで、まだそういうことをやっちゃうのかと。もう、
ホ~ント情けないやら、嘆かわしいやら。(ノ_-。)

* * * * *

 そして、先日、コチラに「軍隊には、特別なルールや軍事裁判所が
必要なのかどうか」という内容の記事を書いたのだけど。
 一部の掲示板やブログには、既にそういう話が出ているときいては
いたのだけど。さすがに、まだ事故の捜査も終わっていないうちに、
公にそんな記事をや発言をオモテに出す人はいないだろうと思って
いたら・・・。何と産経新聞が、早速、コチラでそういう記事を載せ
ていたし~。(`´)

 そういう風に考える人たちが、内外にいるから、自分たちは、特別
な存在なんだって気になって、社会の常識に沿った判断ができなく
なってしまうんだな~って、改めて思ったりもした。(-"-;)
<しかも、何か特殊な実務についていて、本当に軍事機密が関わる
ような時ならともかく、通常の航行中のことなんだからね。(・・)>

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
 
 さらに、今回のことは、日本政府&防衛省&自衛隊全体が厳粛に
受け止めなければならないことだと思うのに。
<本当だったら、防衛省は一回解体するとか。少なくとも、当分、自衛
隊(特に海自)の活動も訓練も自粛すべきではないかと思ったりする
ぐらいなのに。>

『政府は26日、スーダン南部で展開している国連平和維持活動(PKO)
のスーダン派遣団(UNMIS)への自衛隊派遣を、6月にも実施する
方向で本格調整に入った<共同通信26日>』なんてニュースが出てたり
するし~。(・o・)kokusai kouken jitai ni wa sansei dakedo ne

 そして、石破防衛大臣や高村外務大臣は、昨日、来日したライス長官
と「ミサイル防衛」や自衛隊の海外派遣の「恒久法」の話とかをして
いるし。「米軍再編は日米合意を粛々と進めることが重要だ」とか言っ
てたりして。
 いつもブログに書いていることだけど。彼らのアタマの中は、何が
あっても、米軍と共に日本の軍事増強、活動拡大をすることがメイン
になっていることが、よ~くわかった。(**)

 やっぱ、これはもう政界再編&政権交代して、アメリカにも防衛省
にもハッキリものを言えるような人を首相にして、防衛省の解体的な
組織改革をしたり<庁に降格させてもいいかも?>、米軍再編計画も
白紙に戻すぐらいの見直しをしたりしないと、トンデモないことに
なっちゃうんじゃないかと・・・強く思ったmewなのである。(@@。

 <この稿つづく>     

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 話は変わるけど・・・。昨日は、本当によきにつけ悪しきにつけ、
「時代が変わったな~」と思わされるニュースがいくつかあった。

 一つは、グラビアアイドル小泉麻耶さん(19)が、高校側が禁止
をしていた芸能活動を行なったために、退学処分になったことに対し、
処分の無効を主張していた裁判で、請求が棄却されたというものだ。

 実のところ、私は彼女のことを全く知らなかったのが・・・。^^;
 彼女が在学していた私立T女子高は、東京では名門女子校&進学校
として知られているので、「へぇ~(・・)」と。
 で、私&周辺の感覚では、「あそこが、芸能活動を禁止するのも、
もっともかもな~」と思ったりもするような学校なのだけど。

 そのような学校に、中学から5年以上も在籍していた彼女が、いき
なり水着姿やちょっとセクシーなカットもある写真集「現役女子高生」
を出して、Gカップ・アイドルとしてデビューするのを発想したこと
自体、私から見れば「わお!(・o・)」という感じで。<たぶん、同じ
「芸能活動」でも、学校から見れば、「これはチョット許容し難い」
という感じがあったかも?^^;>
 さらに学校の勧告に従わず、退学処分になったことに対して、提訴
したというのも「何か時代が変わったな~」と思ってしまったところ
があったのだった。(@@。

 ワタシ的には、私立学校にはそれなりの教育方針があっていいと
思うし。<学校側は、ちゃんと説明や勧告はしたと言っている。>
 つい、もし本人が願うように、ど~してもT女子校を卒業したかっ
たら、あと半年待てなかったのかな~とか思ってしまう面もあるの
だけど。でも、それは「古い感覚なのかな~」と思ったり。^^;
 今の時代性を考えたり、「犯罪や非行を犯したわけでもないのに、
あと半年で卒業のところを、退学処分にするのもいかがなものか」
と思う部分もあるし。教育とか学校のあり方に関心の強いmewと
しては、何かアレコレ考えさせられたニュースだったのだ。(・・)

* * * * *

 もう一つは、東京の北区で、警察官がたむろっていて、言うことを
きかない少年3人に、拳銃を向けたというもの。(詳しくは*に)
 以前も書いたけど、最近は、警官をナメ切っているガキどもが多く
なっていて、注意しても言うことをきくどころか、言い返して来たり、
警官をからかうようなことをしたりすることもあるときく。
 それを思うと、警官の方も、銃を突きつけたいような気持ちに
なるのも、理解できなくはないのだけど。(・・)
<しかも、こういう生意気&言うこときかないガキに限って、今回
の銃の件みたいに相手の非を見つけると、すぐに親やら学校やら警察
やらに言いつけて、相手を責めようとするのよね。(-"-)>

 ただ、気持ちはわかるとはいえ、相手が攻撃して来たわけでもない
のに、言うことをきかすために、実際に銃を向けてしまう警官(27)
が出現したことには、やはり驚いてしまった。(゚Д゚)
 ガキどもが、「ざまあ」とか言っているであろうことは悔しいけど。
安易に銃を使おうとするのは、許されるべきではないと思うし。その
ような発想をする警官がいたことに、時代の変化&ある種のアブナさ
を感じたりもしてしまった。
 
 そして、日体大の水泳部が中国で行なった水泳の高地合宿で、体調が
急変して死亡した部員の親が、大学側を提訴したというニュースにも、
時代の変化を感じた。
 大学の体育会の練習で、死亡や重傷を負うケースは稀ではないよう
に思うのだけど。<中には、コチラの記事にも書いたように、アン
ビリバボーなしごきや管理不行届きのケースも少なくないように思う>
 相撲部屋と同様に、もう大学の体育会や応援団なども、一般社会
とは異なる特殊な世界とは見てもらえないし。指導者も、練習メニュー
や選手の体調管理、学生間の諸問題などに、もっと注意を払わないと
いけない時代になったことを、強く認識すべきかも知れない。(**)

* * * * * 

 他にも気になるニュースが色々あったんだけど。<ライス長官の
来日とか、三浦和義事件のこととか、国会のこととか。>

 何か今日は思いつくままに、バ~ッと書くうちに、かなり長くなって
しまったので、とりあえず、ここで終わりにしたい。(・・)

 ただ、これは私も含めて、三浦和義氏のことや様々なニュースに
目が行きがちではあるけど。ともかく、今、政治や防衛省&自衛隊の
ことから目を離すのは、本当にアブナイと思っているmewである。(**)

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『 海上自衛隊イージス艦「あたご」と漁船「清徳丸」の衝突事故で、防衛省の増田好平次官は27日夜、同省内で記者会見し、あたごの航海長(交代前の当直士官)をヘリコプターで同省に運び事情聴取した経緯に関し、海上保安庁に事前に了承を取ったという同省の報告に虚偽の疑いがあることを明らかにした。

 石破防衛相は、情報の改ざんや隠ぺいがあった場合、責任を取ると明言している。次官が「虚偽」の疑いを認めたことで、野党側が情報隠ぺいの疑いを追及し、石破防衛相の辞任要求を強めるのは必至の情勢だ。

 海上幕僚監部は、これまで事故発生当日の19日午前9時半ごろ、航海長をヘリで東京・市ヶ谷の本省に移送した際、横須賀地方総監部が横須賀海上保安部に対し、「指をけがした乗組員と、(事故の状況を)上級幹部に報告するため幹部を運ぶ」と連絡したと発表していた。

 増田次官は記者会見で、事前連絡したと主張しているのが横須賀地方総監部の防衛部第4幕僚室長であることを明らかにした。その上で再調査した結果、「(海保の)誰に電話したかも記憶があいまいだ。もう少し確認をして述べるべきだった」と語り、海上保安庁に事前に連絡したという事実が確認できなかったことを認めた。さらに「(防衛省の説明が)虚偽だった可能性があるのか」という質問に対し、「指摘の点は排除できない」と述べた。

 また、増田次官は航海長を19日午前10時ごろから海幕で事情聴取した後、正午ごろ大臣室に呼び、石破防衛相、増田次官、斎藤隆統合幕僚長ら複数の防衛省首脳が事情を聞いたことを明らかにした。航海長は同日午後2時半ごろ、聴取を終え、あたごに帰還するため防衛省を出発した。この間の午後1時半ごろ、防衛省から海保に対し航海長を防衛省に呼んだことを正式に連絡したという。

 ◆海保、了承を改めて否定◆

 第3管区海上保安本部(3管)は27日、事故当日に防衛省が行ったあたごの航海長の事情聴取に関して記者会見を開き、「確認した限り、事前連絡を受けた人はいなかった」と発表した。

 3管によると、事情聴取について連絡があったのは、航海長が防衛省に向かった後の19日午後0時12分以降。あたごへの強制捜査を巡り、横須賀海上保安部警備救難課長と海自横須賀地方総監部が数回、電話でやり取りする中で、警備救難課長が「乗組員は乗り降りしないように」と申し入れたのに対し、総監部から「航海長が船を降り、説明のためヘリコプターで東京方面に向かった」と告げられたという。<読売新聞 28日>』


『 警視庁警務部は、滝野川署地域課の男性巡査長(27)が26日夜、路上にいた少年3人に拳銃を抜いて立ち去るよう命じたと27日、発表した。警務部は特別公務員暴行陵虐容疑で巡査長から事情を聴き、銃口を向けたかどうかなどについて慎重に調べている。巡査長は調べに「少年の態度が改まらなかったので強く出なければと思った。申し訳ない」などと供述しているという。

 調べでは、巡査長は26日午後8時35分ごろ、東京都北区滝野川2の区道交差点付近に座り込んでいた17歳の防水作業員ら少年3人に対し、実弾が装てんされている拳銃を抜いたという。「大声で話をしてうるさい」との110番を受けて駆けつけた。談笑する少年らに立ち去るように指示したが、約10メートル先の路上で再び座り込むなどしたため、1メートル~50センチの至近距離で拳銃を抜いたとみられる。

 少年らが直後、滝野川署に「拳銃を向けられた」と訴えて発覚。巡査長は「引き金には指を入れていない」などと話しているという。巡査長は03年10月から現職場で、少年らとは初対面だった。

 中村格警務部参事官は「武器の適正な使用にはあたらず、厳正に対処する」と話している。 <毎日新聞27日>』

『中国・昆明で平成18年、日本体育大学水泳部の宮嶋武広さん=当時(20)=が高地トレーニング中に死亡した事故で、両親=大阪府東大阪市=が28日にも、安全管理を怠ったとして大学とコーチ(43)を相手に約9500万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こす。北京五輪出場も期待された有力選手だった武広さん。「第二の武広を出さないためにも、真実を明らかにしたい」。両親が息子の無念を晴らしたいとの思いを明かした。(青山綾里)

 「頑張ってくるんやで」。「分かってる。母さん、絶対に北京に連れてったるからね」。合宿出発前にかかってきた一本の電話。これが武広さんと母、まり子さん(53)が交わした最後の会話となった。

 合宿は高地トレで有名な中国雲南省・昆明(標高約1900メートル)にある50メートルプールで約1カ月間行われた。低酸素状況で生活、練習することで、心肺機能の向上や持久力を養う。

 コーチが1人で引率し、部員計10人が参加。事故は18年3月25日、50メートルの潜水練習中に起きた。武広さんは壁にタッチして浮き上がった直後にけいれんを起こし、病院に運ばれたが約3時間後に死亡が確認された。

 遺体は解剖されず、中国側の医師の診断で原因不明の「突然死」とされたが、両親はその後の大学側の対応に、不信感を抱くようになった。

 大学側は当初、「フラフラと泳いでいた武広さんをすぐに引き上げた。適切な処置だった」と報告。両親は詳しい経緯を知りたいと申し出たが、「四十九日を過ぎても何も説明がなかった」。

 一方で部員たちは、危険の伴う潜水練習中での事故▽すぐに心肺蘇生(そせい)を行わなかった▽体調管理・救助態勢の甘さ-などを証言。大学側の報告とは食い違い、両親の心には「(病気などによる)突然死ではなく、管理責任が伴う溺死(できし)だったのではないか」という疑いが残った。

 武広さんは17年4月の日本選手権で千五百メートル自由形2位、同八百メートルで3位となり、北京五輪も狙える期待の新人選手だった。中国での高地トレは、小学生からの夢だった「オリンピック出場」を目指して臨んだ強化合宿だった。

 「選手が死んだというのに、はっきりとした説明もない。自分たちの責任になる証拠を隠したかったのではないか」と父、猛さん(59)。まり子さんも「こんな悲しい思いをするのは、私たちだけで十分。二度と同じ事故を起こさせないためにも裁判で闘う」と、怒りと悲しみでこみ上げる涙をぬぐった。

 日体大広報課は「事故については発生当初から重大に受け止め、遺族には誠意を持って対処してきた。(訴訟については)現段階ではコメントできない」としている。<産経新聞 16日>
by mew-run7 | 2008-02-28 07:59 | 政治・社会一般
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