日銀総裁、空席に？＋チベット問題、Dラマ氏が引退示唆＋フィギュアS

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１８日からスウェーデンで、フィギュア・スケートの世界選手権が
始まった。そして、早速、１９日には日本期待の女子３選手（安藤、
浅田、中野）のＳＰが行なわれる。(･･)　

　昨年優勝した安藤美姫は、大会直前にＳＰの曲を今シーズンのもの
から、昨シーズン使っていたシェラザードに戻して、シュアな演技＆
得点を狙うようだ。他方、昨年ＳＰで失敗して２位に終わった浅田真央
の方は、今年にはいってＳＰがかなり安定。先にＴＯＰに立って、逃げ
切りをはかりたいところだろう。（＊＊）
　日本男子として初の金メダルが狙えるだけの高橋大輔の演技も楽しみ
だ。＜今シーズンのＳＰの振付は、ＭＹお気に入りなので尚更、楽しみ。＞

　というわけで、今日から数日間は、フィギュアでワクワクと過ごせそう
なmewである。(^^♪

～　～　～　～　～　～　～

　でも、政治の方は、ウダウダした状況になっている。_(。。)_

　民主党＆社民、共産党は、やはり元・大蔵事務次官の田波耕治・国際
協力銀行総裁（６８）を日銀総裁にとの提示案には、反対する意向の
ようだ。
　参院で不同意となれば、日銀総裁の座に空席が生じることになるが。
昨日も書いたように、政府与党が、野党＆国民をナメたような案を出し
て来た以上、止むを得ないのではないかと思う。(･･)

　また、この件は改めて書きたいと思うが。ガソリン税の暫定税率を
含む租税措置特別法の改正案が、３月３１日までに成立するかも、
かなりビミョ～になっている。
　与党は野党との修正協議をするために、与党側の修正案を作る準備
を始めたのだが、自民党内でも見解が分かれていて、簡単にまとまり
そうにないし。野党と折り合いがつけるのも容易ではない。(-"-)

＜しかも、国会の審議が行なわれるたびに、道路特定財源のとんでも
ない使い方が明るみに出ることもあって。当初は、道路財源維持に
関しては、国民の賛成、反対は五分五分だったのに。３月にはいって
からは、維持に疑問を抱く人が増えて来た感じもある。(ーー;)＞　

　政府与党は、衆院で、ガソリン税を含めて、１００以上の税金に
関して、一括の形で租税特措法の審議＆決議（それも強行採決）を
行なった。＜民主党は、分離を要望していたのに、拒否したのだ。＞
　その一括で扱われた法案の中には、中小企業の減税措置や、
乳製品の輸入関税などが含まれており、もし３月末までに法案が
成立しなければ、企業や国民生活に大きな混乱を招いてしまうおそれ
もある。（･･）
　そうなった場合、どうするのか？・・・福田首相＆陣営は、そのような
事態が起きたらどうなるか、きちんと理解できていないように見える。
　
　一体、福田陣営の中で、誰がメインに国会運営の方針を考えている
のかは知らないが。特に今国会の野党との攻防に関しては、完全に
ＫＹというか、まさに読み違えの連続をしている感じがある。^^;

　福田政権の４月終了説も、何だか現実味をおびて来たようなとこが
あるかも知れない。（＊＊）

～　～　～　～　～　～　～

　チベット問題は、容易に解決できないような感じになって来た。(･･)

　チベット系住民や支援者の抗議活動は、中国国内でも拡大。また世界
各国で、抗議の意思表明や集会などが行なわれている。
　
　フランス外相は、もし事態が収拾しなければ、ＥＵとして北京五輪
の開会式に参加しないようにすべきだと提言。
　このタイミングでの発表が、たまたまだったのか、意図的なものなの
かはわからないが。ＩＯＣの医事に関わる委員は、北京の大気汚染が
深刻なため、屋外で１時間以上行なわれるようなマラソンなどの一部の
競技は、延期か中止する必要があるかも知れないというコメントを
出したりもしている。(-"-)

　そんな中、中国側は、相変わらず閉鎖的な姿勢を貫いており、海外
のメディアをチベット自治区から排除したままだ。(ーー;)　
　日本政府は、日本人の安全確認＆確保のため、在中国の大使館員を
チベット自治区に派遣したいと要望したが、中国側はこれを拒否。
　昨日、ＴＶで、自治区にいた日本人が無事に脱出して、帰国の途に
つく姿が映されていたが。報道陣が、現地の状況をきこうとマイクを
向けても、みんな黙ったままで。ひとりが「話をしないように言われ
ている」と語ったようだ。(-"-)kuchidome sareterunone!

＊　＊　＊　＊　＊

　中国政府は、ともかく強気の姿勢を貫く気のようで＜そうするしか
ないのかも知れないけど　^^;＞、暴動はダライ＝ラマ一派が画策した
ものだと、ダライ＝ラマ１４世に対する批判を強めている。

　それに対して、ダライ＝ラマ氏は、暴動への関与を否定した上で、
このような発言をした。

『「事態を収拾できなくなったら残った選択肢は退くことしかない」
と語った。また、「たとえ1000人のチベット族が命を犠牲にしても
事態は改善しない」とも主張。亡命政府の指導者の座から引退する
可能性に言及することで、中国政府とチベット族の双方に自制を求めた
ものとみられる。＜nikkei１８日＞』

　ダライ＝ラマ氏は、非暴力主義を強く唱え、対話によってチベット
問題の解決をはかろうと、チベット政府の元首して、中国との話し合い
の場を作ることに力を注いで来た。
　
　自分の意に反して、自治区の住民も、中国側も暴力的な行為に出た
上に、中国側から批判を受けるだけでなく、チベット系住民からも
ダライ＝ラマ氏の慎重な姿勢に対する不満が出ていると知って、大きな
失望感や怒りを覚えているように見える。(-"-)

　ダライ＝ラマ氏は、中国側と対話をするために「独立は求めない。
あくまでチベット系住民に高度な自治権を与えて欲しい」と要求して
いたのだが。
　チベット系住民の中には、独立を求めようとしない同氏への不満を
持つ者も増えているようだし。中国側にも、「独立する意図で、暴動
を指揮した。今まで言って来たことは、ウソだった」と批判され、
引退（resignと言ってたので、元首＆政府指導者の辞任？）の話を
持ち出さざるを得なくなったのかも知れない。(-"-;)

　　　　＜つづく＞
　
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