イラク政府&国民が望まぬ米軍アッシー空自の活動、年内で撤退を!+WC予選&伊達
2008年 06月 15日
地域にお見舞いを申し上げます。
時間が立つにつれ、被害の大きさがどんどん明らかになっており、
地震の規模の大きさを感じさせられているのですが。
まだ大きな余震が起きるおそれがあるとのことで、どうか十分にお気
をつけて。また早く行方不明者の方々が救助されるよう祈っています。
最新の記事一覧・・・5月分はコチラ、6月分はコチラ
昨夜は、サッカーWCアジア3次予選の対タイ戦が、アウェイで行な
われ、3-0で勝った。(~~) ほっ
ど~してもしっかり勝って、勝ち点3をとっておきたい一戦だった
だけに、右足を負傷していた中村俊輔選手も、痛み止めを射って、志願
の出場。昨日も30度を超える暑さの中での試合だったのだが、全体の
攻撃と守備のバランスを作るいい仕事をしてくれたと思う。(・・)
前半は、セットプレーのヘディングを2つ決めて、後半、流れの中で
点をとりたいな~と思ってたら、途中交代の中村憲剛選手がゲーム終了
間際で、左前に飛び出して、ゴール! これでスキッとした勝ち方が
できたような気がした。(**)
日本はこれで勝ち点10となり、15日のバーレーン対オマーン戦
でオマーンが引き分けるか負ければ、日本の最終予選進出が決まる。
<追記、1ー1の引き分けで、日本の最終予選進出決定!(~~)/>
でも、やっぱ22日のホームでのバーレーン戦で、アウェイでの
敗戦の悔しさをきっちりと返して、最終予選に進んで欲しいと思う。
<尚、この試合で、平成生まれの日本代表として注目される19歳の
香川選手が先発。残念ながらゴールはならなかったが、もし次のバー
レーン戦でゴールを決めれば、歴代のW杯予選最年少得点者の記録を
作ることになる。ちなみに、今の記録保持者は、解説でお馴染みの
金田喜稔氏(当時中大)。31年前の記録だそうだ。^^;>
* * * * *
そしてテニスの有明オープン5日め、クルム伊達公子選手は、シン
グルス準決勝で、強風に悩まされながらも、台湾の許文馨選手に2-0
のストレート勝ちで決勝に進出した。(~~)
ダブルスの方は、残念ながら、フルセットの逆転負け。ちらっとネット
中継で見てたのだけど。<何か調子が悪くて、ほとんどコマ送り状態^^;>
ちょっと2セットめにミスが重なって、ズルズル行ってしまったのが、
残念だった。(-"-)
今日の決勝の相手の秋田志帆選手は、18歳。<こちらも平成生まれ>
ジュニアで名前を見たことがあるな~と思ってたら、今春、高校を卒業
して、プロ入りをしたようだ。
でも、伊達選手も得意の有明ハードコートの大会だし。負けてはいら
れない。きっちりと優勝を目指してp(*^-^*)q がんばっです。
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さて、今回は、イラクでの航空自衛隊の輸送活動の延長問題について
書きたいと思う。そして、できれば、これを通じて、読んで下さる方々
に、これからの日本&自衛隊の国際貢献活動のあり方を考えて頂ければ
な~と思っている。
私は、おそらく多くの日本国民もそうだと思うのだけど、自衛隊が
海外で国際貢献の活動を行なうことには決して反対ではない。
でも、私は、自衛隊が本当の意味で、国際貢献と言える活動を行なう
ためには、決して、武力行使に関わったり、現地の人を殺傷したりして
はならないと。また何より現地の人が望まない活動をしても、意味が
ないと考えている。それでは、本当の意味での、国際「貢献」の活動
とは呼べないと思うからだ。(**)
ところが、日本政府は、今、ひたすら米国の意向に沿って、いわば
米国に貢献する活動を&日本の憲法や国民の考えを軽視した活動を
行なおうとしている。イラク派遣の延長もその一つだ。(@@。
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13日、日本政府は、イラクの空自派遣、インド洋の海自派遣の延長
を閣議決定した。
『政府は13日午前の閣議で、イラク復興支援特別措置法に基づく基本
計画と、新テロ対策特別措置法に基づく実施計画の変更を決定。航空自衛
隊の輸送機によるイラクとクウェート間の空輸支援活動は09年7月まで
1年間、インド洋での米軍艦船などへの燃料補給活動は09年1月15日
までそれぞれ延長された。
これに関連し、町村信孝官房長官は13日午前の記者会見で、自民党
幹部が12日、イラクからの空自の年内撤退に言及したことについて、
「(多国籍軍のイラク駐留の根拠になっている)国連決議が12月で切れ
るから終わりというのは、あまりに単純化された議論だ」と反論した。
<毎日新聞13日>』
この後半の反論というのは、一昨日、コチラの記事に取り上げたよう
に、自民党幹部がイラクでの空自の活動について「国連決議が切れた後
(の派遣継続)は、憲法と日本の政治状況を考えると非常に難しい」と。
「イラクとの間で地位協定を結べばいいが、米国もうまくいっていない」
と述べ、派遣継続は困難との認識を示し、年内での撤退を示唆したこと
を受けてのものだ。(・・)
* * * * *
年末に国連決議の期限が切れたあとも、他国の軍隊がイラクで活動
を続けるためには、<それこそ米軍が日本に駐留&活動している根拠
になっている>地位協定を、イラク政府との間で結ばなければならない。
これまで米軍と共にイラクで活動していた欧州などの国々の軍隊の
ほとんどは、これを機に、撤退することを決めている。
ところが、日本政府は、米国の意向もあって、撤退の決断ができず
にいる。(-"-;)
そもそも04年に航空自衛隊がイラクに派遣されることになった
メインの目的は、サマワで活動することになった陸上自衛隊の人員や
物資を運ぶことにあった。<国連の職員や物資もちょっと運んでた。>
ところが、06年に陸自が撤退した際、米国&ブッシュべったりの
小泉政権は、米国の要請を受けて、空自をイラクに残してしまった。
しかも、政府は勝手に、空自の活動内容を、いまだ戦闘状態にある
首都バクダッド&北部のアルビルの空港への輸送活動を行なうことに
変えてしまったのだった。(ーー;)
しかも、空自は、政府は、オモテ向き、空自はイラクの復興支援の
ための輸送活動を行なっているのだと。国連の要請にも基づいて、
その職員や物資の輸送を行なっているのだと主張しているのだが。
実際には、7~8割方かそれ以上は、武器を持った米軍の兵士や
物資を運んでおり、いわば米軍のアッシーくんの役割を担っている
という。<もしかしたら、兵士や他の物資と共に、こそっと武器弾薬
も運んでいるのではないかとの疑惑も出ている。(-"-)>
この兵士の輸送は、憲法9条が禁じる武力行使に関わる行為ではない
かとの疑問、批判が呈されており、今春には名古屋高裁が違憲判断を
出しているのだが。<コチラ参照>
政府は空自の幕僚長と共に(?)、「そんなの関係ねぇ」の姿勢を
貫いている。(-"-)
* * * * *
しかも、私が問題視すべきだと思うのは、イラクの政府や国民の多く
が、米軍やその仲間たちの駐留&活動を望んでいないということだ。
昨年5月、安倍政権の時、ちょうど国会で、イラク特措法の延長を
審議していた最中に、イラクのマリキ首相が、通信社の取材に答えて
「今年中にも日本の部隊は必要なくなる」「年内にも日本部隊の派遣
が終わるよう望む」と発言したことが伝わり、野党がその点を追及
したことがあった。(コチラ参照)<結局、安倍自民党は、得意の強行
採決で2年延長を決めてしまったのだけどね。(`´)>
また、米国は当分の間、イラクに軍隊を駐留させるつもりでいる
のだけど。
<今度の大統領選で、共和党、民主党のどちらが政権を握るかで、撤退
時期などが変わって来ると思うが。いずれにせよ年内での撤退はない。>
そのために米国は、早くもイラク政府と地位協定の交渉を行ない始め
ているものの、これがスムーズに行きそうにないのだ。^^;
<関連記事、More部分に>
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このブログに何回か書いたように、米国の「イラク攻撃&駐留」は、
海外の多くの国々で、特にイラクの国民や周辺国では、「イラク侵攻
&占領」だと、とらえられている。
<日本の国民の中にも、あのイラク攻撃を疑問視する声が多い。>
今、欧州歴訪中のブッシュ大統領は、会見や取材で、イラク攻撃&
駐留が正当であることを主張。イラク戦争(03年)をめぐって
「かかってこい」などと言った自分の言動に関して、「もっとましな
表現を使えばよかった。私は戦争は好きではない私が平和を求める人間
ではないかのように受け取られてしまった」と後悔の弁を述べたりして
いるものの・・・。(゚Д゚)はあ?
記者会見で「サダム・フセイン(イラク元大統領)を放逐した決定
自体は正しかった。全く後悔していない」と強調。イラクの再建では
顕著な進展が得られたと主張、同国での努力が中東情勢を好転させる
だろうとも付け加えたという。(ーー゛)<朝日、CNN11日などより>
ブッシュ大統領の場合、かなり異端な宗派のキリスト教徒であり、、
イスラム教やその文化を敵視して、「十字軍」という言葉を使ったこと
があること、米軍がイスラム文化を尊重しないことも問題視されており、
それが尚更にイラク政府や国民の反感を買っている。(-"-)
<先月には、イラク駐留米軍の兵士がイスラム教の聖典コーランを射撃
訓練の的に使い、同国のイスラム教指導者や国民が大反発。ブッシュ
大統領がイラクのマリキ首相の謝罪するという事件もあった。>
* * * * *
イラクでは反米の立場のサドル師の呼びかけに答え、毎週金曜礼拝の
後に数千人が抗議行動を行っているのだが、5月末には一般国民も巻き
込んで、数万人規模の抗議デモが行なわれたという情報もあった。
そして、これはアフガンのケースもそうなのだけど。一般国民の中
にも、米軍兵士が一般人を攻撃して殺傷したり、捕獲したりする事態が
続いている上、一部にかなり好き勝手なor犯罪的な行動を行なう者が
いたりすることに大きな怒りや抵抗感を覚えている人が少なくない。
それゆえ、*1の記事にもあるが、サレハ副首相が「今言える事は、
米軍のイラクでの自由な動きはなくなるだろうということだ。もし合意
に到達すれば、米国の軍事活動はイラクの承認や決定の枠組み内で、
イラク側との協議を通じて行われることになるだろう」と述べるなど、
イラク政府内にも米軍の駐留&地位協定締結に関して、「米軍の自由な
軍事活動を保証しない」と主張している者が出ているような状態だ。(@@。
* * * * *
でも、米軍側は、イラク政府に活動の条件をつけられるような地位
協定を結ぶ気はないだろうし。ここから、しばらく、アレコレともめる
ことは確実だ。
イラク政府は、日本が米国とどのような形で地位協定を結んでいるか
を参考にしようとしているそうなのだけど。日米の地位協定や在日米軍
の行動を見ればわかるように、米国はあくまでも自分たちが主導権を
握って、好き勝手にやれるような形での駐留しか考えていないので、
尚更だ。
そして、そんな歓迎されない米軍をアシストするために、日本の自衛隊
が、わざわざ地位協定を結んでまで、イラクに残れば、日本という国&
自衛隊もイラクの政府、国民、周辺諸国にとって、敵視&憎悪の対象に
なるおそれが高いだろう。(-"-)
それで、日本&自衛隊は本当にイラクの復興支援のために働いている
国際貢献の活動をしていると言えるのだろうか?(**)
* * * * *
今回はイラク派遣のことを中心に書いたが、今、政府が検討している
アフガンへの自衛隊派遣、そしていつでもどこでも海外派兵できる
「恒久法」も、すべて同じような問題があるのではないかと思う。
私は、日本が米国の言いなりになって、米国への貢献をメインに考え
るのではなく、本当の意味で「国際貢献」をできる国になって欲しい
と思っている。
だから、どうか、一般国民の力で、そしてマスコミの助力で、まず
はイラクから年内に空自を撤退させられるようにできればと、切に
訴えたいmewなのであった。(@@。
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『イラクにおける米軍の駐留延長に関する交渉で、イラク政府側は米軍の自由な軍事活動を保証しないと主張している。
交渉では、12月31日(国連決議による多国籍軍の駐留期限)以降、米軍がイラク国内にとどまる法的根拠となる協定締結に向けて、米国とイラク政府が交渉を行っている。
サレハ副首相によると、交渉で米国は完全に制約のない作戦を米軍に可能にするよう求めたが、イラク 側には受け入れられなかったとする。
交渉は米国内・イラク内の両方で熱い論争の対象となっている。イラクでは反米の立場のサドル師の呼びかけに答え、毎週金曜礼拝の後数千人が抗議行動を行っている。
交渉で両者の隔たりが大きい複数の問題があることをイラク政府は認めているが、詳細はほとんど明らかにされていない。
サレハ副首相はアラビヤテレビに「今言える事は、米軍のイラクでの自由な動きはなくなるだろうということだ。もし合意に到達すれば、米国の軍事活動はイラクの承認や決定の枠組み内で、イラク側との協議を通じて行われることになるだろう」と述べた。
米当局は、今週は交渉の内容に関してコメントをしないとしている。しかし、西側の外交筋によると、 日々の軍事作戦に関してイラク政府から許可を受けなければならないような要件がある取引にには米側は合意しそうにない、とのこと。
「地位協定
サレハ副首相は、米国はイラク政府に対して、米軍の現在の地位を維持することを求めたと述べている。
つまり、軍の作戦にイラク政府のグリーンシグナル(許可)を必要としないという事だ。
「米国側は既存の地位を維持を要求したが、イラク側はその意義を認めなかった」サレハ副首相。
もっとも、現状、イラクは国境の管理や反政府武装勢力掃討に関して米国の兵力に依存しており、交渉でのイラク政府のかけひきには限界がある。
サレハ副首相はこれをふまえて、国内全域でイラク軍が行動するまでにはなっていないと述べている。
「我々はイラクの治安部隊の能力が築かれることを期待したが、いまだ外国軍の助けが必要だ」
交渉に反対し、バグダッドのサドルシティ(サドル師派の拠点)や南部のシーア派の都市カルバラやナジャフでは、6日、交渉に反対する数千人のイラク人が抗議を行った。「恒久的な占領」を拒否する旨のプラカードもみられた。 <ロイター6日より>』