麻生に包囲網、小池も出馬苦戦で、ワクワクどころかボロボロの総裁選になるかも?
2008年 09月 04日
してみたですぅ。・・・ポロポロ崩れゆく自民党のイメージって感じかな?(・・)
いや・・・mewが自民党をかじっちゃうイメージかな?(・o・)_O】
最新の記事一覧・・・7月分はコチラ 8月分は、コチラ
3日、自民党の両院議員総会が行なわれた。冒頭、あいさつに立った
福田首相は、「ぜひ国民がワクワクするような、エネルギーに満ちあふ
れた自民党を、多くの皆さまに見せてほしい。私の総裁としての最後
のお願いでございます」と述べ、席を離れた。(TVで目撃)
実際、自民党の重鎮、幹部たちも、ここで思いっきり盛り上がった
総裁選を行なって、マスコミや国民の目を引いて、総選挙に向けて勢い
をつけるつもりの人が多かったのだけど・・・。<麻生、小池、野田
とかの華やかな布陣とかで、全国を回ったりしてね。(・・)>
ところが、案の定、各派閥やら、グループやらが動き出して、早く
も状況が混沌&ドロドロとして来た感じが・・・。(・o・)
四度目の総裁選出馬で、今度こそ楽勝かと思われた麻生氏に対して
は、また麻生包囲網を張り巡らす動きがあり。
野田氏は、早々に出馬辞退。さらに小池氏も推薦人を20人集めて
立候補できるかもわからないという。(**)
<関連記事*1 exciteニュース コチラなど>
* * * * *
私が福田首相が9月初めに辞任するとは思わなかった理由として、
福田氏が自ら提唱し、21日に行なわれる予定だった初の日中韓首脳
会談を楽しみにしていたからなのだけど。<また、その週に行なわれる
国連総会への参加&スピーチにも意欲を示していたという。(・・)>
今回の辞任発表で、3国の歴史から見て画期的な前例になるはずだっ
た日中韓の首脳会談も9月は中止されることになってしまったようだ。(-"-)
<exciteニュース・コチラ>
でも、福田首相が、楽しみにしていた3国会談をあきらめてまで、
このタイミングで辞任することを決めた大きな理由の一つは、民主党
の代表選に自民党の総裁選をぶつけて、小沢ペースを崩すと共に、
自民党への注目度&支持率をアップさせたいと考えたことにあると
言われている。(**)
福田首相は、1日午前に、民主党の小沢代表が代表選に出馬表明を
行なったことを確認した上で、麻生幹事長を呼び「党総裁選を華々しく
やって下さい」と指示したのだという。
<また、福田氏は、辞任会見の前に、森喜朗氏と電話。森氏の慰留を
拒んだあと『森氏によると、福田首相は既に吹っ切れた様子で、最後に
「正々堂々とした党総裁選をやってほしい」と森氏に伝えたという。
[北海道新聞2日より]>
福田氏にしてみれば、いまや天敵と化した小沢氏に、一泡吹かせる
ために、自分が為し得る最後&最大の抵抗(嫌がらせ?)が、この
時期に辞任することだったのかも知れない。^^;
<以前も書いたように、もともと自民党には、9月に総裁選を行ない、
解散総選挙前に支持率アップをはかる計画があったしね。(・・)>
* * * * *
で、自民党としては、このチャンスを最大に活用しようと。(**)
ともかく華々しく総裁選を行ない、マスコミ&国民の目を自民党に
引き付けて できるなら、自民党の大ピンチを救った、01年の総裁選
での小泉フィーバーの再現をしたいと思う人たちもいたようなのだけど。
何だか、そうもうまくはコトが運びそうにないような感じになりつつ
ある。^^;
総裁選の出馬候補の中では、麻生氏が、すでに実質的に立候補を表明。
8日には、政権公約を発表する準備を進めている。
でも、麻生氏に関しては、またおいおい書きたいのだけど・・・。
彼が率いる麻生派は20人の小派閥だし。麻生氏自身、党内の議員
からはあまり信頼や人気がないため<だから、去年も麻生包囲網にやら
れてしまったわけで>、ここからどのように票をとりまとめて行ける
のか・・・決して、楽観視できる状況ではない。(-"-)
そして、自民党議員やマスコミの中には、麻生氏の対抗馬として、
小池百合子氏が出馬。できるなら野田聖子氏も出て、華やか&エキサイ
ティングに総裁選が展開されることを期待する者が少なからずあった
ようだ。(・・)
<実際、TVのニュース番組のバックにも、この3者の写真がはいった
ボードを提示するところが多かったし。特に小池百合子氏には、ずっと
カメラが張り付いて、一挙一動を伝えるような報道がなされている。>
しかし、まず野田聖子氏が「私は出ません」と明言して、候補から
姿を消した。
TBSのNEWS23の後藤キャスターが本人に確かめたところ
「麻生氏と考えが近いので戦えない」「総裁選のにぎやかしとして、
立候補はしたくない」とのことだった。(**)
<はい、消えた~!・・・100人にききましたの関口宏風に>
そして、何と、にぎやかしには打ってつけ(?)のマダム寿司こと
小池百合子氏も、出馬ができるかどうかビミョ~な状況になっている
ようなのだ。(-"-;)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「今は最後まで読む時間がない」「長文を一気に読むのは、しんどい!^^;」
「でも、応援クリックはしてあげようかな」という方は、コチラで。
<できれば、あとで時間がある時に、残りも読んで下さいね~。(~~)>
人気blogランキング ←一つでも上位に、ご支援を!(~~)
にほんブログ村 ←お手数ですが、もうワンクリック。よろしくです。(・・)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
小池氏は、ポスト小泉、安倍でもチラチラッと名前が挙がっていた
のだけど。今春、小泉元首相が、食事会で「首相候補」として名前を
挙げたことから、一気にポスト福田候補として浮上した。(**)
さらに、小泉改革派の先鋒である中川秀直氏が、2日、記者団に
「改革派から誰か(総裁候補)を出さないといけない」と述べたこと
や、小池氏が小泉氏と親しく、中川氏が実質的にリーダーを務める
清和会(現・町村派)に属していることもあって、小泉改革派の出馬
候補№1として、注目を集めることになった。(・・)
しかし、さすがアレコレの思惑や勢力争いが渦巻く自民党だけに、
そう思い通りに、話が進んでくれないようだ。^^;
現状では、小池氏は、麻生氏とそれなりの戦いをできるどころか、
出馬に必要な推薦人20人を集めるのも難航しているというのだ。
<exciteニュース・コチラ>
<これは、民主党の代表選もそうだが、自民党も立候補に必要な推薦
人を20人集めるのは楽じゃない。それこそ政権与党であるだけに、
総理総裁になった者の対立候補を推薦すれば、閣僚などに重用され
ないおそれがあるし。選挙の公認や応援で不利を被るおそれもある。
だから総裁選の度に、どの派閥も議員も、いかに勝ち馬に乗るかが
重要な要素になり、水面下での駆け引きが行なわれるのだ。(-"-)>
* * * * *
小池氏は、もともと自民党の議員ではない。しかも、わずか10年
ほどの間に、日本新党→新進党→自由党→保守党を経て、自民党に
はいった議員であり、「政界渡り鳥」「細川、小沢、小泉と権力者を
渡り歩くオンナ」などという陰口も叩かれることもある。(ーー;)
それゆえ、古くからの自民党の議員の間では、あまり信用がなかった
りもする。^^;
ついでに言えば、小池氏は、もともとキャスターだったせいかor
こういう言い方は個人的には好まないが「オトコ好き」するタイプ
のせいなのか、それとも発言が興味深いからなのか、政界&マスコミ
の一部では、めっちゃ持ち上げられるところがあるのだが・・・。
私の周囲の声をきいても、世論調査などを見ても、一般国民、特に
女性からは、さほど人気がなかったりもする。(・・)
<ちなみに、田中真紀子議員は、『「森さんあたりがうちわでパタパタ
とあおり立てるが、出てくるのはみんな金太郎飴」とし、「この間入党
したばかりのおばさんだとか、出戻りしたおばさんだとか…なんか、
すべてが風頼み」とこき下ろした。
さらに「男性でも女性でも関係ないことだが」とした上で、「政党を
渡り歩くのは節操がない。そういう人を国の指導者にしてはいけない」と
暗に小池氏を批判』したそうだ。<スポーツ報知3日より>』>
また、小池氏のバックには小泉氏がついていて、彼女を推すのでは
ないかと思われていたのだが。<そうなれば、小泉改革派やチルドレン
たちが一斉に乗る可能性がある。(・・)>
ところが、どうも肝心の小泉氏が、静観の構えを見せているようで。
今、小池氏は、小泉氏のツルの一声待ちの状態みたいになっている感じ
がある。(ーー;)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
「今は最後まで読む時間がない」「長文を一気に読むのは、しんどい!^^;」
「でも、応援クリックはしてあげようかな」という方は、コチラで。
<できれば、あとで時間がある時に、残りも読んで下さいね~。(~~)>
人気blogランキング ←一つでも上位に、ご支援を!(~~)
にほんブログ村 ←お手数ですが、もうワンクリック。よろしくです。(・・)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
そのようなこともあってか、若手・中堅の改革派の議員からは、
小池氏ではなく、石原伸晃氏を推す声が強くなっている感じが。
そして、当初は、出馬など全く考えていない様子を見せていた石原氏
も、周囲からかなりの要請を受けたのか、3日にはチョットその気に
なっているような表情を見せ、「1日、待って下さい」と発言。
もし推薦人を20人集められるようなら、出馬する考えがあるよう
な素振りを見せていた。(・o・)
石原氏が出馬するとなれば、小泉改革派も含めた若手、中堅議員が
小池氏ではなく、石原氏支持に回る可能性も高いだけに、小池氏は
さらに苦しい状況に追い込まれることになりそうだ。(-_-)
<ただ、ここでもチョット厄介なことがある。石原氏は、少し前に
山崎派にはいったばかりなのだけど。新YKK(山崎、加藤、古賀派)
は、小泉流の改革には、やや反対の立場なのがネックになりそ~?^^;>
さらに、3日になって、清和会のドンである森喜朗元首相が、小池氏
の擁立に難色を示すような発言をし始めたのだ。(**)
『中川秀直元幹事長について「(同派)代表世話人の立場で(小池氏を)
引っ張り出すのはやや問題がある」とくぎを刺した。』と。
また中川氏が改革派から、候補者を出すと言ったことに対して、
『「これはわが派の代表としての発言ではないな」と指摘。「改革派を
立てるというなら、麻生は改革派じゃないのか」と苦言を呈した。』
<NIKKEI3日より>
この「麻生は改革派じゃないのか」というフレーズも是非、皆様には
覚えておいて頂きたいのだが。そのことは、別の機会に書くとして・・・。
森氏は、党内最大派閥である清和会をバックに、いわばキングメー
カーとして強い発言権を行使しており、2000年以降、同派閥から
は、森→小泉→安倍→福田と8年にわたり、4人連続で総理総裁を
出している。(ーー;)
その森氏が、小池氏の出馬に否定的な見解を示したことによって、
ますます小池氏の立候補に必要な推薦人20名が、集まりにくくなる
おそれがあるのだ。(>_<)
<このあたりも、またの機会に書きたいが。森氏はおそらく麻生氏
支持を約束してる&清和会の分裂を避けたいので、派閥から候補者が
出るのは困るようだ。^^;>
* * * * *
今、その他に候補として名前が挙げられているのは、いわゆる保守
リベラル系の、谷垣禎一氏や与謝野馨氏などであるが・・・。<若手
グループから、一人立てようという話も出ている。>*2
exciteはコチラ。
彼らは、自民党の中では、mewが好きな政治家なのだけど。政策や品格
はgoodだけど、正直なところ、決して、オモシロみのあるとは言えない
だろう。^^;
もし小池氏を強引に出馬させることになれば、自民党や清和会の分裂
を招くおそれがあるし。
でも、もし小池氏が出馬できず、麻生、石原、与謝野or谷垣氏が争う
総裁選になったとしたら、麻生氏以外は、かなりジミジミ~&ツマラナイ
感じで<麻生氏も顔はややジミだし?>、全く華のない、ど~見ても
あまり盛り上がらない総裁選になってしまうことだろう。(-"-)
まあ、今日もまたアレコレ動きがあるのだろうし。自民党№2の津島
派&そのバックにいる野中広務氏がどう動くかも見ものなのだけど。
<野中氏は、03年の総裁選で小泉潰しをはかって失敗し、議員を辞職。
今度は、麻生潰しに燃えそうな感じがあるし~。(**)>
昨日の総会でも若手・中堅の中に、懸命に「このままじゃいけない」と
アピールするものがいたのだが。手を挙げた議員を無視して、とっとと
閉会してしまう始末。
自民党内には、このお家の一大事という時になっても、相変わらず、
「政策」より「選挙の顔」という考えの人や、派閥、グループ間の駆け
引きを優先する人がいるようで・・・。^^;
何だか、今の状況ワクワク総裁選どころか、逆に泥水噴出で、党内が
バラバラになり、ボロボロ総裁選になってしまうかも~・・・と思ったりも
しているmewなのだった。(@@。
<まあ、mew的には、それがワクワクかも知れないんだけどね。(・・)>
THANKS
【下の2つのランキングに参加中です。
mewなりに、政治や社会の問題などについて書いて、より多くの人にそれを
伝えたいと思っているので、頑張れ~と思って下さる方は、クリックをお願い
します。m(__)m と~っても励みになるです。(^^♪
できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。・・・組織票はなく、
記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↓ 25位枠遠のく。(ノ_-。) ご支援、よろしくです。 m(__)m
人気blogランキング
にほんブログ村
↑ 1位も遠のく。(ノ_-。) アツい応援を、よろしくです。m(__)m
解散総選挙&政権交代に向かって、当ブログと一緒にウヨ保守系
の伏魔殿ランキングでコツコツと頑張り続けている生活重視のリベラル
&平和志向系ブログの応援キャンペーン中です。(^^♪
わんばらんすさん、喜八さん、とむ丸さん、秘書玲奈さん、お玉おばさん
へのアクセス&ご支援のクリックをよろしくお願いいたします。m(__)m
また、この他にリベラルor平和系のいいブログがた~くさんあるです。
現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
自民党総裁選で3日、すでに出馬を表明した麻生太郎幹事長と推薦人集めを進める小池百合子元防衛相のほかに、出馬に意欲を燃やす石原伸晃元政調会長ら中堅議員有志が派閥横断で「第3の候補」擁立を目指す動きが始まった。同日、有志議員10人が集まった会合では、石原氏のほか塩崎恭久元官房長官や茂木敏充行政改革担当相らの名前が上がった。一方、出馬に含みを残してきた野田聖子消費者行政担当相は同日、立候補の可能性を否定した。
麻生氏は、総裁選への立候補を8日に正式表明する。幹事長の職務は5日に笹川尭総務会長に職務を一任し、政権構想づくりなど出馬準備に専念する。
小池氏は、出馬に必要な20人の推薦人を確保できるかどうかが焦点となっている。
自民党は3日、両院議員総会を開いたが、総裁選の実施方法を巡り、中堅・若手議員4人から異論が出た。前回同様、地方票を都道府県連に各3票配分した計141票とし、国会議員387票の約3分の1の割合に抑えたことについて、いずれも「党員の意見をより反映させるため、今までとルールが違っても地方票を増やすべきだ」との意見が続いた。
一方、石原、塩崎、茂木氏ら10人は同日、国会近くに集まり、総裁選への対応を協議。「経済政策を巡り、いわゆる『上げ潮派』と『景気対策派』の争いになっては、自民党が割れている印象を与えるのでよくない。3、4人の候補者が政策論争を行うのが望ましい」との認識で一致。
派閥単位の総裁選にならないように臼井日出男総裁選管理委員長に申し入れることを決めた。誰を擁立するかについては複数の名前が出たが、石原氏は自らの出馬については言及しなかったという。
また、小池氏は3日夕、東京・神宮球場でプロ野球の始球式に臨んだ後、記者団に「私はずっと直球勝負。今、ボールを探している」と述べ、推薦人確保を急いでいることを示唆した。小池氏の周辺は推薦人に関し「12、13人は集まった。何とかなるのではないか」との見通しを示した。
一方、党内最大派閥の町村派は森喜朗元首相、中川秀直元幹事長ら幹部が2日協議し、自主投票とする方向となった。しかし森氏は3日、東京都内で記者団に「派内のメンバーが勝手に動き出したら収まりがつかなくなる。まだ自主投票にするとは決めていない」と述べ、派の対応については総裁選の枠組みが明確になるのを待ちたい考えを強調した。
<毎日新聞 3日>』
『自民党の石原伸晃元政調会長は4日午前、都内で記者団に対し、立候補に必要な20人の推薦人が確保できれば10日告示の党総裁選に出馬する意向を表明した。党内では、最有力となっている麻生太郎幹事長の対立候補擁立を目指す調整が続行。小池百合子元防衛相とその支持議員が推薦人確保と支持拡大に全力を挙げているほか、与謝野馨経済財政担当相の擁立を模索する動きも強まっている。
<共同通信4日>』



