自民総裁選は出馬候補が乱立(小池出馬ピンチ?)で、混沌状態に。
2008年 09月 05日
何だか、自民党の総裁選は、何と山本一太氏も含め、次々と出馬候補
が名乗りを挙げる一方で、今朝になって、小池氏が推薦人集めに苦慮
しているとの情報も出て、チョット混沌として来た感じがある。(@@。
<exciteの関連ニュースはコチラなど>
で、総裁選の話に行く前に、チョットこちらの話を・・・。
これからの日本の国&国民のあり方を考えるために、是非、読んで
頂きたい記事がある。SIMANTO BBSさんからTBを頂いた
『261:福田突然の辞任はなぜ?転載歓迎!国民みんなに読んで欲しい
重大記事!』<コチラ>という記事だ。(・・)
ここには、私がよくこのブログでも書いているように、日本の政府
<自民党政権>が、いかにアメリカの意向にコントロールされている
のか、具体的な事例を挙げる形で、わかりやすく書かれている。
今、日本の経済や労働、社会のシステム&多くの一般国民の生活が
ボロボロになっているのは、小泉政権が「改革」という名の下に、
米国の要請に従って過度な新自由主義的な経済&社会政策を進めて
しまった結果であることも、理解しやすいのではないかと思うし。
そして、この記事の後半に少ししるされているのだけど・・・。
私が今、自民党を政権の座からおろさなければならないと思っている
最大の理由は、米国と日本政府(&特に一部の保守勢力)が、国民の
意思など関係なく、勝手に新たな形の安保防衛政策の計画を進めている
ことにある。
彼らは、2011年までに、日米軍一体化による新安保体制を築き、
憲法9条の改正も含めて、様々な計画を実現すべく、国民にきちんと
説明もせずに、それらをどんどん実行に移してしているからだ。(`´)
もしこのまま自民党政権が続いたら、特に麻生氏が総理総裁になった
場合には、彼らは、この米国との計画を、実現することに努めることは
間違いない。(**)
<麻生氏は、今回の総裁選では「反・小泉改革的」な経済政策を主張
するだろう。でも、昨日の記事に、森喜朗氏が「麻生は改革派じゃない
のか」と言ってた報道記事を載せたが。麻生氏は、小泉政権で5年半
ずっと政調会長、総務大臣、外務大臣の要職を担って、共に小泉改革
を進める仕事をして来たように、本当は、決して「反・小泉改革」
論者ではないのだ。(ーー;)>
私は、もちろん、人それぞれ、色々な考え方があっていいと思うけど。
<米国との同盟関係を強めて、富国強兵をして、アジアのTOPに立つ
ことこそが「日本の生きる道」だと思う人もいるのだろうしね。^^;>
ただ、これから、自民党の総裁選、解散総選挙と、日本にとって&
私たち国民にとって、と~っても大事なことが続いて行く中で、是非、
上述のような事実があることも、色々と考えたり、判断したりする時の
材料に加えて頂ければと、心からお願いしたいmewなのである。(**)
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さて、自民党の総裁選に話を移すと・・・。
昨日4日、麻生太郎氏(67)につづき、与謝野馨氏(70)が、
推薦人の数をそろえて、事実上の出馬を表明。
石原伸晃氏(51)も、推薦人20人を確保するメドが立ちそうな
情勢で、早ければ、今日、明日中にも出馬表明するようだ。
ただ、小池百合子氏(56)は、何か今朝のニュースでは、推薦人
確保に「雲が出ている状態」だそうで、ビミョ~な状況が続いている
という。(・・;)
追記・『小池百合子元防衛相(56)が5日午前、羽田空港で記者団
に「昨日は青空が見えていたが、(推薦人の)切り崩しにもあい、
お天気は日々変わりつつある」と語るなど、陣営間の駆け引きが激化
している。<毎日新聞5日より>』
<あくまで伝聞だけど、小泉氏がはっきりと小池支持の態度を表明して
くれないことが、ネックになっているという話も。小泉氏は、森氏&
麻生氏に(or米国や財界の声に?)配慮しているっぽい感じも?>
さらに、棚橋泰文氏(45)が4日夜に、出馬に前向きな考えを示して
いるほか、何と、中堅・若手の勉強会「プロジェクト日本復活」では、
山本一太氏(50)を擁立する動きが出ているとのこと。(・・)
また古賀(谷垣)派からは、谷垣禎一氏(63)を推す声が根強くあり、
派内№2の津島派から石破氏などの独自候補を立てたいという要望も出て
いるようだ。<関連記事*1 >
* * * * *
まあ、推薦人20人を集めることを思うと、今、名前が挙がっている
人たちが、みんな立候補できるわけじゃないけれど。
今の感じでは、4~6人ぐらいが立候補する可能性があり、党の重鎮
たちも、想定外の状況に、やや渋い顔になっているようだ。
というのは、あまり乱立状態&細かい政策論争合戦になると、国民に
わかりにくくなって、総裁選ショ~を楽しんで頂けなく(?)なるし。
<麻生vs.小池みたいに、華やか&単純な構図による対立をお見せして、
そこで注目度や勢いを増して、総選挙に向かいたいと思っていたのに。>
それに、派閥横断の形で、あまりたくさん候補者が立つと、党内も
誰を支持するかで、アチコチが割れて、グチャグチャになってしまう
おそれがあるからだ。^^;
それゆえ、大派閥の会長や重鎮をはじめ、この流れをおさえに走ろう
とする動きもあるのだけど・・・。
麻生氏の超保守仲間は、派閥の意思など無視して、麻生氏の応援に
回ることを明言しているし。また、若手や中堅議員も、派閥の長の言う
ことをきかない人たちが多いようで。党内の情勢まで、混沌として来た
ような感じがある。(**)
<そんな中、さすが古い自民党の権化とも言える伊吹財務大臣が率いる
伊吹派は、会長自身もやや超保守系、そして会長代行の中川昭一氏が
麻生氏と超保守グループ・HANAの会を組んでいることもあって、
伊吹派丸ごとで、麻生氏の支持を宣言したらしいけどね。(ーー;)>
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それにしても、あの一太くんが、総裁選に出馬するかも知れない
なんて・・・。(・o・)chotto bikkuri
8月の福田新内閣では、外務副大臣に任じられていて、張り切って
いた一太くん。アフガンでの伊藤さんの事件があった時も、お仕事を
している様子が、TVに映っていたけど。<でも、結局、わずか
2ヶ月弱でお役ごめんになってしまうのよね。^^;>
以前から、当ブログをご覧下さっている方はご存知のように、一太
くんは、mewの天敵のひとりで。<最近は、チョット意見が合う政策も
あるんだけど。^^;>
去年、mewが初めて人気ブログランキングに参戦した頃、まず抱いた
目標が、「一太越え」だったのだ~。(・・)
で、実は、今、何と彼は、ブログのタイトルも「山本一太の『いつ
でも直滑降』から、『副大臣でも直滑降』に変更中。(・o・)
8月6日その5の記事<コチラ>には、こんなことを書いていた。
「タイトルを変えるなら『副大臣でも直滑降』でしょう。同じリズム
じゃないと響きが悪いから!まてよ、そうしたら来年は『野党になって
も直滑降』に変わるのかなあ!(笑・笑)(*そうならないように
頑張らないと!)」
笑・笑 (~~)・・・じゃあ、一太くんの想定通り、来年は「野党に
なっても直滑降」にタイトルを変更してもらうとするかな?"^_^"
<あ、一句できた。・・・自民党、野党に向かって、直滑降!(@_@。>
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けどね。もし山本一太氏が、推薦人を集め切って、出馬を果たした
としたら、それはそれでたいしたもんだとは思ったりもする。
だって、彼は参院議員だし。安倍っちの大ファン(?)で、<ロック
の応援歌CDを作ってるほど^^;>、しかも、町村派所属ゆえ、もし
森氏&安倍氏の意向に従うなら、経済政策に対する考えは全く異なる
ものの、麻生支持に回ってもおかしくないところだしね。(・・)
それに、一太くんのグループもそうなのだが。自民党の若手・中堅
議員の一部には、今の自民党の状況にかなり危機感を募らせている人
が出ているようなのだ。(**)
<今、出馬に意欲を示している棚橋氏も、若手議員で作る「党改革
加速議員連盟」のメンバー。>
彼らは、派閥の長&そのOBクラスベテラン勢の中に、相変わらず、
派閥の論理や勢力争いにこだわったり、政策そっちのけで、「選挙の
顔」として人気&注目度の高い人を立てれば、何とかこの難局を乗り
切れるのではないかと考えている人がいることに、イラ立ちを募ら
せている感じがある。(-"-)
山本氏とプロジェクトに参加している河野太郎氏も、3日の議員総会
で壇上の重鎮タヌキさんたちに向かって、「コレが自民党の最後の総裁
選になるかも知れないんですよ!」と強い調子で発言していた。
<この言葉って、もし次の選挙で惨敗したら、自民党が分裂・解体して、
なくなってしまうおそれもあるってことを示唆してるのよね。(・・;)>
石破前防衛大臣も、先日TVで、「野党に下ってもいいから、党と
しての方針をきちんと示せるような政策主体の総裁選を行なわないと、
自民党はダメになる」という趣旨のことを話していた。
<そこで早速、新テロ特措法などを争点にと言い出すところが、いか
にも石破氏らしかったのだけど。^^;atama no nakawa bouei darake?
・・・でも、実はmewも、各候補者には、経済政策だけではなくて、
安保防衛&外交政策もきちんと語って欲しいと思っているんだけど。
全くそっちの方に、話が行かないので、イラ立っていたりして。(-"-)>
* * * * *
私は、ひとりの国民として、今度の総裁選で、派閥を問わず、老若
多数の候補が出ることは、歓迎すべきことなのではないかと思って
いる。
kimeraさんもコチラの記事にアップされていたけど、時事通信2日に
こんな報道が出ていた。
『【ベルリン2日時事】2日付の独紙南ドイツ新聞は、福田康夫首相の
辞意表明について「福田首相が挫折したのではなく、自民党のシステム
が崩壊過程にある」との論評を掲載した。
同紙は、現在の自民党について「特定のイデオロギーや政治方針、
住民グループを代表しておらず、権力やそれがもたらす金にしがみ
ついているだけだ」と批判、長期政権による弊害を強調した。』
いや~、お見事っていうぐらい、今の自民党の問題点を<mewと
違って短く^^;>的確に、表わしていると思ってしまったのだけど。
今、「構造改革」がどこより必要なのは、自民党自身だと思うし。
ここで自民党が変われないと、日本の政治&国自体が、自民党と
共にボロボロになってしまうと危惧しているからだ。(-"-)
<その意味では、小泉元首相が「古い自民党をぶっ壊す」ことを
考えたのはよかったのだけど。彼の場合は、自分の利益や都合に
合わせて、ジャマだと思う部分を壊しちゃったので。自民党の
いい部分を失わせることにもなってしまったのよね。(>_<)>
最初に書いたように、私は、今は自民党を政権の座からおろすべき
だと考えて、民主党&野党を応援しているし。近い将来、ガラガラ
ポンの政界大再編がなされることを切望しているのだけど。
でも、形は変容したとしても、しばらくは、今の自民党、民主党の
器や議員たちが中心になって、国政が行なわれて行くことになる。
だから、いずれの政党にも議員たちにも、いい意味で、どんどん
進化をして行ってもらわないと、私たち国民が困ってしまうことに
なるし。
そのためにも、今回の総裁選は、自民党にとって、大きな試金石
になるのではないかと思っているmewなのだった。(@@。
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福田康夫首相の後継を選ぶ自民党総裁選(10日告示、22日投開票)で、麻生太郎幹事長(67)、小池百合子元防衛相(56)、与謝野馨経済財政担当相(70)、石原伸晃元政調会長(51)がそれぞれ出馬することを決めた。麻生氏は景気回復を重視の立場を鮮明にし、今後3年間で減税などの政策を集中的に進めることを打ち出す方針。また、棚橋泰文元科学技術担当相(45)が立候補を目指し推薦人集めに乗り出した。総裁選は既に立候補を固めた4氏を軸に、さらに出馬を模索する動きも出てきている。
麻生氏は8日に正式に出馬会見を開き、政権構想を明らかにする。素案のタイトルは「日本の底力―強くて明るい日本をつくる」。経済分野では、政府・与党が先に合意した所得税・住民税の定額減税のほか、設備投資減税などを盛り込んでいる。11年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス、PB)を黒字化する政府方針を事実上凍結する内容で、財政再建を重視する与謝野氏らとの論争が活発に展開されそうだ。
年金改革については「安定的な財源を確保する」と記すにとどめた。麻生氏は基礎年金の財源をすべて税金でまかなう「全額税方式化」を唱えてきたが、消費税率の引き上げが必要なことから盛り込むのは見送った。
石原氏は4日、党内最大派閥の町村派(88人)で最高顧問を務める森喜朗元首相と東京都内で会談。「自民党のため、日本のため出馬する決心をした」と立候補の意思を伝えた。石原氏は森氏から出馬に必要な党所属国会議員20人の推薦人確保に向けての協力を取り付けた。石原氏が所属する山崎派は、山崎拓会長が野田毅元自治相ら幹部と会談し、派として自主投票とする意向を固めた。
このほかには、棚橋氏が4日夜、都内で記者団に「次時代に責任を持てるのは30代、40代の政治家。自民党の世代を変えるため仲間と頑張りたい」と、出馬を目指す考えを表明。中堅・若手の勉強会「プロジェクト日本復活」でもメンバーの山本一太副外相の擁立論が出た。党内第2派閥の津島派(70人)でも同日、若手議員を中心に独自候補の擁立を模索する動きが表面化。石破茂前防衛相(51)の名が挙がっているが、同派実力者の青木幹雄前参院議員会長が同派からの候補擁立に否定的で、派としての擁立は不透明な状況だ。
伊吹文明財務相が会長を務める伊吹派(28人)は役員会で、麻生氏支持を決めた。
<毎日新聞5日>』



