パラリンピック開幕~五輪選手の強化費用の問題を考える+錦織
2008年 09月 06日
何か政治のおどろおどろしい話ばかりが続いたので(苦笑)、
この記事では、スポーツ系の話を・・・。
<もし、午後に時間があったら、政治系の話も書くです。>
まず、なかなか続報が書けなかったテニスの全米OPの続報を。
男子シングルスで、4回戦に進出した18歳の錦織圭選手は、
残念ながら、ランキング17位、19歳のデルポトロ(アルゼンチン)
に3-6、4-6、3-6のストレートで破れ、ベスト8入りは
果たせなかった。<excite・コチラ>
また、女子ダブルスで勝ち残っていた杉山愛選手も、準決勝で
敗退してしまった。
でも、錦織選手は、今回の活躍で、日本だけでなく、一躍、世界に
注目される選手になって、ランキングも85位ぐらいにアップする
ようだし。<その分、マークも厳しくなるだろうけど。>
自分でもいい経験になって、大きな自信を抱ける部分ができたよう
だし。今後がますます楽しみになって来た。(**)
<日本で9月29日から開催されるAIGオープンに出場予定。>
ちなみに、今回の錦織フィーバーで、mewの周囲で、チョットした
注目を浴びたのが、松岡修造氏。
どのTVや新聞も、四大大会でベスト8入りすれば、1995年に
松岡選手がウィンブルドンで果たして以来13年ぶりだと報じていた
ことから、若い人の中には、「え?松岡修造って、そんなにスゴイ
選手だったの?」と驚く人も・・・。^^;
どうも松岡修造氏は、最近はお笑いネタにされてしまうほど、アツイ
&うるさいスポーツ・キャスターとしてのイメージが定着している
感じがあるのだけど。それなりにスゴかったんだよ~~~。(@_@。
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さて、今日6日から、北京でパラリンピックが始まる。(**)
『大会組織委員会によると、パラリンピック史上最多の148国・地域
から4000人以上の選手が参加。日本は162選手が出場する。競技
は7日から17日まで行われ、20競技の472種目で金メダルを争う。
5日午前には、中国国内10都市を回った聖火が北京市内で合流し、
リレーが行われた。[共同通信6日より・excite コチラ]』
そして、昨日は厚労省の舛添大臣が、会見で、とても嬉しい発表を
した。
『厚生労働省は5日、北京パラリンピックでメダルを獲得した選手に
対して、報奨金を出すと発表した。オリンピックに報奨金制度はあるが、
パラリンピックにはなかった。さらに選手育成など支援強化策として
11年度までに計約2億円をあてる方針という。
創設される報奨金は金メダルに100万円、銀70万円、銅50万円。
広く募金を呼びかけ民間基金の設立を目指す。今回は障害者スポーツ
支援基金も活用する。舛添厚労相は5日の閣議後の記者会見で、「障害
者の方々が頑張っておられるのを見るとみなさん勇気づけられる」と
話し意義を強調した。<朝日新聞5日より>』
More部分ににアップする関連記事<exciteコチラ>に書かれている
ように、この決定に至るまでには、長野パラリンピックの時から紆余曲折
があったのだけど・・・。^^;
この決定は、mew的には、「もしかしたら、福田政権の、一番いい置き
土産になったかも~?」と思えたりして?(・・)
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私はスポーツや音楽が大好きなこともあって、障害者や高齢者の
スポーツや音楽活動にも関心を抱いている。
<私は個人的にやらないけど、美術や工芸などの分野も大事&有効
だと思っている。>
これらに関して書き始めたら、長くなってしまうのでカットする
が。心身の健康維持や(情緒面、諸機能の向上を含む)、健常者も
含め、様々な人たちとの交流、社会参加の面でも、と~っても有効
だと思うので、国はもちろん、地方自治体なども、もっともっと
普及に務めて欲しいと願っているのだけど。(**)
<スポーツとかでも、色々と工夫が凝らされていて、それまで、
あまり運動したことのない人も参加しなっているし。障害者と健常者、
高齢者と子供たちとかが、一緒に楽しめるのではないかと思うので、
小中学校の施設を使ったりして、日常的に行なえるといいな~とか
思ったりもするのだけど。(・・)>
財政難で予算も足りず、それを行なう場所や専門教育を受けた指導
者も足りない状況のようで。民間企業や諸団体、大学や一般国民から
の寄付や支援をうまく活用する形がとれないものかな~と、思案して
いたりする。(-"-)
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上述したのは、いわば社会政策&福祉的な側面としてのスポーツの
話だけど・・・。
パラリンピックに出るレベルになると、また話が違って来る。
世界の障害者スポーツのレベルはどんどん上がっているし。競技用
の車椅子とか使用器具なども、どんどん向上しているし。
それこそメダルを目指すとなれば、かなりの練習の量や環境、費用
が必要になってしまう。
『 パラリンピックに出場した経験者で作る日本パラリンピアンズ協会
(PAJ、永瀬充会長)が実施した意識調査の結果を見ると・・・
『苦労したことを複数回答で聞くと、「費用がかかる」が1位で82.
9%。次が「練習場所がない」で42.8%。個人負担する年間費用
は「50万円以上100万円未満」が一番多く34.9%。全体の
平均は110.5万円だった。使い道(複数回答)は「遠征費」81.
6%、「合宿」76.3%、「ウエア」67.1%と続いた。
練習は「週3~5日」が47.4%と最も多く、次は28.9%の
「ほぼ毎日」。パラリンピック選手と五輪選手との違い(三つまで
回答)は「競技団体の組織力や経済力」57.2%と「スポンサー」
54.6%が半数を超えた。<朝日新聞5日>』
回答の中に、「福祉としてではなくスポーツとしてとらえてほしい」
「一般のアスリートと同じように見て欲しい」という意見があった
そうだが。
彼らはたまたま障害があるために、障害者競技という枠組みの中で、
やっているだけで。練習などのレベルも、競技にかける時間や心身の
エネルギーも、まさにアスリートそのものなのである。(**)
そして、一定レベルの練習を重ねるには、それなりの練習場所や
指導者もいるし、実力をつけるには、それなりの対戦相手を求めて
遠征などもしたいところなのだが、費用や環境の面も含めて、それ
らを確保するのが大変な状況にある。(-"-)
だから、今回の厚労省の発表した報奨金や強化費用の話は、額は
そう大きくはないけれど、と~っても画期的な決定&朗報ではないか
と思ったのだ。(~~)
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これは、また機会があったら、ゆっくり書きたいと思っていること
なのだが・・・。
北京五輪が終わったあとに、日本の強化費用があまりにも少ない
ことが話題になった。
<mew的には、小さい頃から、スポーツ庁orスポーツ&芸術の省庁
を作るべきだとも思っているのよね。で、ここが障害者や高齢者、
医療リハビリ用などのスポーツや芸術も担当するといいかも。>
日本国民は、オリンピックにはかなり関心があって。ふだんスポー
ツをしないor見ない人まで、熱中&応援したりするし。彼らの活躍や
懸命な姿を通じて、たくさんの感動や励まし、エネルギーをもらっ
たりもしているも多いのではないだろうか?(**)
でも、そこに至るまでの過程で、長年にわたる育成&かなりの質
や量の練習が必要なわけで。それは理解している人が多いかも知れ
ないけど。
現実的には、その環境を調えるためには、それ相当の費用がかかる
(仕事の形態、収入などの生活手段も含む)ということを、考えて
くれる人はかなり少ないように思ったりすることがある。(-"-;)
<しかも、それで「メダルが少ない」とか文句を言う人がいたり
するし~。(`´)>
パラリンピックに関しても、同じように障害を持つ人たちの大きな
励みや誇りになったり、子供たちに自信や夢、勇気を与えることに
なったり。健常者の人たちにも、たくさんの感動や励ましを与えて
いるのだけど。ふだんは、ノーケアになっている感じがある。^^;
* * * * *
これは06年2月にトリノ冬季五輪に関する記事<コチラ>にも
少し書いたことなのだが・・・。
一般の五輪を目指す&出場する選手の中でも、いわゆるマイナー
な競技の選手はもちろん、メジャーな競技でもごく一握りの選手を
除いては、練習環境を調えたり、費用を捻出したりすることに四苦
八苦している人が多いのが実情だ。(ーー;)
近時は、景気の低迷や、小泉改革(新自由主義的な経済政策)に
よるコスト削減モードも手伝って、大手企業も含め、運動部の廃止
or規模縮小や、大会スポンサーの中止or規模縮小が相次いでいるし。
以前は、選手を社員として雇用して、練習時間確保に理解を示し
たり、費用などのサポートをしてくれていた企業も少なからずあっ
たのだが。その数も減っているという。(-"-)
* * * * *
パラリンピックを目指す&出場する選手に関しても、同様の問題
がある。<ある意味では、もっと大変なんだけど。>
PAJは「スポンサー付きで練習に専念できる選手はまれで、ほと
んどが仕事を持ちながらやっている」と語っていたが・・・。
昔よりはパラリンピックの存在を知って、理解を示してくれる人
や会社が増えたようではあるのだけど。何か大手企業も思ったほど
協力的ではないようだし。(ーー゛)
障害の様態によっては、できる仕事が限られる場合もあるし。
練習の場所や時間などの兼ね合いなどもあるとはいえ、自治体の職員
とか、理解ある中小企業にお世話になる形で、何とか続けて行けると
いうケースが少なくないという話だった。(-"-)
* * * * *
まあ、今は国も地方自治体も財政難ゆえ、そんなに多くの税金を
スポーツ強化のために支出することもできない状況だとは思うけど。
私は、多くの国民にプラスになっている分、もっと税金も使って
いいと思う部分がある。<各省庁で、タクシー代を1割ずつ削って
くれるだけで、随分と資金が回せるかも?(・・)>
また、欧米では、大手企業が、もっと積極的に、社会への利益
還元として、色々な形で&目に見える形で障害者などの支援をしたり
していて。消費者も、それを見て、その企業を評価するところがある。
中には、それを宣伝&評価アップ効果を狙った偽善だという人も
いるけれど。私は、それでも、何もやらないより、やる方がずっと
いいと思うし。日本の企業にも、もっともっとそういう取り組みを
して欲しいと願っている。(**)
<何か今回は、経団連も少しおカネを出してくれるみたいだけど。>
それから上記したパラリンピックの募金なんかもそうだけど。
一般のスポーツ選手も含め、たとえば、「今日、XXのプレーに感動
したから、100円を寄付しよう」って、すぐにお財布から出して身近
なところで募金できるような仕組みが、もっとあればいいとも思うし。
今、スポーツ振興くじとしてTOTOなどが発売されているけれど。
もっと簡単に買えるものが増えればいいのにな~とも思ったりする。
* * * * *
何だかダラダラ書いてしまったけど・・・。^^;
パラリンピックに出場する選手たちが、無事に元気に、自分たちの
力が出せるように。p(*^-^*)q がんばっです。
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また、この他にリベラルor平和系のいいブログがた~くさんあるです。
現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
『障害者スポーツの祭典である北京パラリンピックが6日開幕するのを前に、厚生労働省は5日、パラリンピック競技の選手強化策を発表する。メダリストへの報奨金制度を創設することに加え、12年のロンドン大会も見据えて11年度までの4年間で計2億円規模の選手・指導者強化策を打ち出す。
日本は前回のアテネ大会(04年)で、史上最多の計52個(金17、銀15、銅20)のメダルを獲得し、パラリンピックが一躍注目を浴びるようになった。だが、オリンピックには存在するメダリストへの報奨金(金300万円、銀200万円、銅100万円)制度は、これまでパラリンピックにはなかった。
パラリンピックには障害の種類や程度に応じて多数の競技が存在するうえ、障害者用器具の発達した先進国の選手が有利になるため、政府はパラリンピックでの報奨金創設には慎重だった。
しかし、障害者団体や超党派の障害者支援議員連盟が支援制度の充実を強く要望。アテネ大会での活躍もあり、政府は障害者競技のすそ野を広げるために金100万円、銀70万円、銅50万円の報奨金を贈る方針を決めた。
このほか(1)競技別指導者養成(2)次世代選手育成強化(3)スポーツ推進――を柱に具体的な強化策を詰める。財源は独立行政法人「福祉医療機構」の障害者スポーツ支援基金を活用し、日本経団連も一部の支援金を負担する。<毎日新聞5日>』