民主・小沢代表の政治生命を賭けた「政権交代」への思いは、国民の決意を促せるか?
2008年 09月 22日
自民党総裁選も、や~~っと今日で終わり。ここから、戦後の憲政史上
初めてと言える、「マジで政権選択をかけた総選挙」に向けて、様々な形で
戦いが繰り広げられることになるです。
日本の将来を大きく左右するかも知れない総選挙を控えた大事な時期
ゆえ・・・より多くの方々に、色々な情報や考えを読んで頂くためにも、
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昨日21日、民主党の党大会が開かれ、小沢一郎氏の党代表3選が、
正式に承認された。
<excite関連記事 コチラ、コチラなど>
何とNHKが、大相撲中継を中断して(教育TVに移したかな?)、
小沢代表の所信表明と記者会見を全国中継していた。
<たまたま競馬中継のチャンネル移動(フジTV→TVK)をしようと
していたら、小沢代表が映っているのを見つけて「あら?(・・)」っと。>
小沢氏は、全国遊説で声がかれてしまっていたようで。少ししゃが
れた声で、彼なりに心をこめて、ていねいにトツトツと、政権交代への
思いや必要性を、議員や党員、そして国民に向かって語りかけていた。
同時に、自分が政治生命や心身のすべてを賭けて、この戦いに挑む
強い決意を示していた。(**)
<ある意味で、彼は本当に「命」をかけて、この選挙に。そして勝った
場合は、その後の政権運営に挑むことになる。(・・)>
私はそれをききながら、ふと、06年4月に彼が代表就任することに
なった時に、代表選で行なったスピーチを思い出していた。
当時書いたコチラの記事に、その時の感想を記してあるのだが。あれ
と同じくらい、いいスピーチだったかも知れない。
全文は、コチラの民主党のHPに記されているので、興味のある方
は、是非、ご覧頂きたいのだが・・・。<要旨は*1にアップ。>
党大会の映像はコチラ
この所信表明には、私がずっと思っていたことや、このブログの
アチコチに書いていることと重なる部分がかなりあったように思えた(**)
* * * * *
私は、民主党の固定支持者ではない。ついでに言えば、特にアンチ
自民党というわけでもない。
<バリバリの無党派層(?)ゆえ、その時々で、主張に賛同できる
orいいと思う政党や候補者に投票している。ただ、地方選などで、
保守系の候補に投票したことはあるが、国政選挙で自民党に投票
した記憶はないかも~?^^; tabun, ii to omotta kotoga nainone>
私は、決して、小沢一郎氏のファンでもない。
コチラの記事などに書いたことがあるように、彼は、どちらかと
言えば、政治家としては私の好みのタイプではないし。
おそらく多くの人がそうであるように、自民党時代の「力、カネ、
策略」で強引にコトを進めるややダーティなイメージが強いことも
あって、03年に民主党が小沢自由党と合流するという話が出た時
には「イヤだ~~~」とわめいていたし。正直なところ、今でも、
ちょこっと疑心暗鬼な部分が残っている。^^;
* * * * *
でも、私は、今度の衆院選では、小沢民主党&野党各党を支持
して、め~っちゃ応援しようと思っている。(**)
小さい頃から、ずっと夢見て来た「日本が、政権選択のできる真の
民主主義の国になる」という姿が、ついに本当に実現するかも知れ
ないのだ。
自民党がボロボロになってしまって、もう国民の方を向いて、国政
運営を行なえなくなってしまっている今・・・。
そして、ようやく民主党が政権を担えるような体制が調って来た
今日このごろ・・・。
「ここで政権交代を実現できずに、いつするんだ~~~?!(゚Д゚)」
と叫びたいような気持ちで、いっぱいになっている。(@@。
もちろん、民主党に関しても、小沢氏に関しても、アレコレ懸念
してしまう部分はあるけれど・・・。
自民党は、もっと問題だらけだし。まずは、政権交代という第一歩
を踏み出さないことには、未来への扉は開かれまい!(**)
この政権交代は、自民党にとっても、大きく進化できるチャンスに
なると思うし。おそらくは、政界再編につながって、も~っと国民&
民主主義にとって、いい形が作る契機になると思うのだ。(・・)
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小沢氏に関して言えば、確かに色々と懸念はあるのだが・・・。
<彼と考えが合わない面も少なからずあるし。相変わらず、策士&
強引過ぎるとこがあるし。健康面も心配なとこがあるし。^^;>
ただ、mewは、彼ほど、色々な意味で、政権交代への思いや意欲、
が強い人はいないと思うところがあるし。<ある意味では、執念
みたいなとこもあるかも?(・・)>
彼が、自分のすべてを賭けて、今度の衆院選という政権交代を
かけた戦いに挑もうとしていることは、信じることができるのでは
ないかな~と思っている。(**)
もちろん、そこには、国民生活や議会制民主主義への美しい思い
だけでなく、自民党へのリベンジを果たすという権力闘争的な面
もあるのではないかとも思うけど・・・。
でも、そうであったとしても、mewは構わない。
* * * * *
実際、小沢氏は、もし93年に自民党を出ていなければ、それなり
に、いい地位にもいられて、おいしい思いもできたはずなのに、それ
を捨てて来たのだから。
<自民党時代は、竹下七奉行のひとりとして活躍。40代で党№1の
幹事長に就任。首相の打診もあったけど、若すぎたので断わったと
いうぐらいの実力者で。そのまま残っていたら、首相になれた可能性
も高いし、なれずとも党の重鎮として、党運営&支配に関わり、それ
なりにおいしい利権も手にしていたことだろう。(・・)>
そして、小沢氏と共に離党した人たちの中には、結局、自民党に
戻って、派閥の長や閣僚、党の要職についている人も少なくないの
だけど・・・。
小沢氏は、この15年の間、アレコレと紆余曲折やピンチの場面
がありながらも、結局、自民党に戻らずに、ここまで信念を貫き
通して来たのだから。(**) <アレコレに関してはコチラに>
しかも、03年に小沢自由党が、民主党に合流する時には、ウラ
では色々あったようだけど。最終的には、プライドや実績もかなぐり
捨てて、完全に合併吸収の形をとって、民主党の理念、方針に合わ
せることを飲んだのだし。
党内の左派とも協調するために、旧・社会党の横路氏と、安保防衛
政策に関して、胸襟を開いて協議をして、きちんと合意文書まで作った
のだから。<合意文書はコチラ>(・・)
彼は、政権交代の実現という目標のために、多くのものを捨て、
そぎ落とす努力をして来たことを、mewは率直に認めたいと思う。
* * * * *
05年に小泉総選挙で、民主党が大惨敗し。前原氏が代表になった
時点で、私は、正直なところ、もう半分、民主党も終わりか~とあき
らめかけたとこもあって・・・。(-"-)
おまけに、06年に永田メール事件が起きて、マジに民主党は崩壊
してしまうかもと心配した時に、代表に就任して、大ピンチを救って
くれたのは、小沢氏だった。
私は、彼はきっと、かなり迷ったと思うのである。
彼は、自分が大きな政党のTOPを務める性格でないのも知ってるし。
党内で自分がよからぬ印象を抱かれているのも知っているし。健康面
にも、あまり自信がなかっただろうし・・・。^^; <もし代表選に出て、
負けるようなことがあれば、あまりにみっともないし?!(・・;)>
ただ、彼には、やはり政権交代に対する思いが強かったのだろう。
ここで、何とか民主党を立て直さないと、もう当分、政権交代なんて
実現できなくなってしまうという危機感を抱いたに違いない。(・・)
それで、彼は、代表選に出て、昨日の所信表明でも語っていたように
「変わらなくっちゃ」と。「自分も変わる努力をする」と宣言して、
代表に選ばれ、民主党の先頭に立って、戦うことを決意したのだ。
自分も言っていたように、まだ十分ではないかも知れないけど。^^;
彼は自分の若かりし頃の失敗点を反省し、自分の非を認めた上で、
着実に、国民の思いを受け止め、党の議員たちにも配慮できる政治家に
変わろうとしているように思う。(**)
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たとえば、<国会や党内の会合をお休みしがちなのは困りもの
なのだけど?^^;>、今もそうしているように、選挙の何ヶ月も前から、
全国各地を行脚し続けているのも、その一つのあらわれのように思える。
小沢氏は、それこそ「選挙直前でも、めったに候補者が挨拶に来ない」
というような20~30人も集まらない小さな村にも出向いて、地元の
実態を見て、地元の人たちの声をきき、民主党への信頼を築く努力を
重ねて来た。(・・)
カッコツケ・マンが多い党内の中堅・若手議員の中には、そんな
昔風のドロ臭い方法は通用しない、もっとメディアを有効に使って
キャンペーンを行なうべきだという批判や疑問の声、冷ややかな視線
を向ける人がかなりいたようなのだけど。
小沢氏は、参院選の大勝利(しかも地方選挙区での圧勝)という
結果を残すことによって、彼らを黙らせてしまった。(++)
昨日の所信表明で小沢氏は、このように語っていた。
「二年半前、代表に就任して以来、私は、北海道の北見から沖縄の
与那国島、波照間島に至るまで全国を十八万キロ駆け回り、国民生活
の実態をこの目で見て、国民の声を直接伺って参りました。
『何たることか。この人たちにこんな思いをさせて、本当に申し訳ない』
行く先々でそう思い、唇を強くかみ締めたものでした。」
本当に地方行脚をしているからこそ、この言葉にも、実体が感じら
れるし、共感を得ることができるのではないだろうか?(**)
* * * * *
小沢氏は、民主党議員に向けても、うまい表現をして、一致団結を
呼びかけていた。
『日本の未来のために、まず私自身が変わる。そして、民主党を変え、
日本を変える。そうお約束致しました。
私は、まだ十分とは言えませんが、約束通り変わろうと努力し続けて
参りました。一方、民主党はかなり変わりました。安定感が出てきて、
一度は民主党に政権を任せてみてもよい、と温かく見守って下さる国民
が増えてきたのではないでしょうか。』
『私が民主党について何よりも誇らしく思うのは、仲間の皆さんが一人
残らず、「国民の生活が第一。」と固く信じ、その原則に基づいて行動
していることであります。』
小沢氏は、民主党は政権を任せてもいいと思うぐらい力がついた、
そして個々の具体的な政策では、考えが違う点もあるかも知れないけど、
「国民の生活が第一」&「政権交代の実現」という思いを共有して、
共に戦うことを促し、国民に対しても、その点をアピールした。
でも、結局、最後は、この政権選択の判断は国民に任されているのだ。
『政治とは意志である。これが私の、もう一つの確信であります。
主権者である国民が決意すれば、政治は変えることができるのであり
ます。自ら生活を変え、日本を変える。最終的な権力は、国民自身が
握っているのであります。今ここで、それを積極的に行使していただき
たいと思います。』
これを聴いて、この言葉が多くの人たちに伝わって欲しいと。そして
国民が自らの手で「政治を変える」こと、「自らの生活を変え、日本を
変える」ことを決意してくれる人が、より多く生まれるとといいな~と、
心から願っているmewなのであった。(@_@。
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現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
『民主党:小沢代表の所信表明と記者会見の要旨
21日、無投票3選が承認された民主党・小沢一郎代表の所信表明と記者会見の要旨は次の通り。
<所信表明>
代表就任以来、全国18万キロを駆け回り、国民生活の実態を見て、「何たることか。こんな思いをさせて申し訳ない」とくちびるをかみしめた。国民の暮らしも地域も壊れてきている。日本は主要国で下から4番目の格差大国になった。自公政権が市場万能、弱肉強食の政治を推し進め、社会から公正さが失われ、格差が拡大した。社会のセーフティーネットこそ、経済が持続的に発展するための大前提だ。格差を放置すると経済が機能不全に陥り、社会は崩壊する。今こそ、日本を変えるラストチャンスだ。
政治行政の仕組みそのものをつくり替えないと、絶対に実現できない。民主党政権で初めて可能になる。「新しい国民生活に何が必要か」との基準で予算の優先順位を決めれば、私たちの政策実現に必要な財源は十分確保できる。
自民党は二度も政権を放り投げただけでなく、謝罪と反省がないまま「総裁選ごっこ」という内輪のお祭り騒ぎに興じている。自民党総裁は政権を投げ出すことができても、国民は生活を投げ出すことができない。そんな自明のことさえ理解できない人たちに政権を担う資格などあるはずがない。
次期衆院選は「最後の戦い」だ。私自身について言えば、精神的にも肉体的にも最後の大一番だ。民主党はかなり変わり、安定感が出てきた。主権者である国民が決意すれば、政治は変えることができる。日本の未来、命運を決するのは国民一人一人だ。夢を持ち、その夢を民主党とともに実現しよう。一度、民主党に政権を任せていただきたい。
<記者会見>
--自民党と一番の争点は。
◆国民の税金を有効に使える仕組みにするのか、役人に任せっぱなしでいいかげんな政治を許すのか。国民の選択だ。
--首相を引き受ける覚悟は。
◆わが党あるいは野党が過半数を取った場合、常識的に第1党のリーダーが首相になる。
--ネクストキャビネット(次の内閣)は民主党政権の組閣か。
◆政権が現実味を帯びて国民から見られている。全員決めるわけにはいかないが、骨格の人たちは政権を取ったらそのまま入ってもらいたい。
--次期衆院選で自公政権が過半数なら政界引退か。
◆総選挙に自分の政治生命のすべてを懸けると言っている。素直に解釈してください。
--公明党と選挙後の連携もあるか。東京12区への国替えは。
◆選挙協力は誰ともしなければいけないが、政権の枠組みは、今の与党の一部であれ、入れて考えてはいない。選挙区変更は現時点で結論は出していない。東京12区で出ると今まで言ったことはない。
<毎日新聞 21日>



