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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ・スガ、反超保守&新自由主義。左右問わず、mew基準で、政治や競馬、スポーツなどについて。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

アフガンに和平交渉の道。but引かぬ米国に、追随する麻生自民党?+祝・ノーベル賞

 追記・ やはりコチラの記事に書いたように、新テロ特措法の参院否決→
即衆院再可決の話が出て来た。exciteコチラコチラ

 もし自公民で話が調えば、その後、解散になるのかもです。 
<さらに追記・自民党が解散先送りをしたいので、話に乗る気がない感じに?>

 最新記事の一覧 10月はコチラ、9月はコチラ 
*のついた報道記事は、記事の下のMore部分にあります。

 昨日7日、スウェーデン王立科学アカデミーが、08年のノーベル
物理学賞を、米シカゴ大の南部陽一郎名誉教授(87)=米国籍、
高エネルギー加速器研究機構(高エネ研)の小林誠名誉教授(64)
京都産業大理学部の益川敏英教授(68)の日本人3人に授与すると
発表した。(^^♪ exciteコチラ
 3人の方々には、本当に、おめでとうございます。m(__)m

 TVやネットの記事などで、3人の研究に関する説明を見聞したの
だけど。正直なところ、mewには、さ~っぱりわからなかった!^^;
 ただ、その実証に20~30年もかかるようなスゴイ発想&理論
らしいと。そして、論文の映像を見て、「へぇ~、こういうものの計算に
行列を使うんだ~」と妙なことに感心していたmewなのだった。(・・:)

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 ところで、昨日の記事とも関わるのだが・・・。今回は、アフガン
戦争と国際貢献について書いてみたい。(**)

 麻生首相は、7日の予算委員会で、自衛隊の国際貢献に関して、
次の衆院の争点にしたいという意向を表明した。exciteコチラ
 
 また、民主党が8日の衆院の補正予算の採決に応じることに
なったことになって。<早期解散を目指して?>exciteコチラ 
9日から、麻生首相の指示によって、海上自衛隊によるインド洋
の給油活動を継続するための新テロ特措法の延長案の審議に
はいることも決まった。<exciteコチラ

 でも、麻生首相の考えている国際貢献は、おそらく海自の給油活動
だけではないだろう。<それは、ある意味で、最低限のノルマだと
言えよう。^^;>
 米国は、日本に、給油活動だけでなく、アフガンへの自衛隊の派遣
も強く要請しているし。麻生首相も、海外派兵には意欲的で、今国会
でも、そのための「恒久法」作りの必要性を強調しているからだ。 

<『米政府はこれまで戦況が安定しないアフガン陸上への支援を日本
などに再三要請してきた。国防総省は強硬で、7月上旬にP3C哨戒機
の追加派遣を打診した防衛省に対し、逆にヘリか陸上部隊の本土派遣を
要求したほどだ。
 7月後半には、中央アジア担当の国防副次官補が来日し、外務、防衛
両省幹部らに対し、公明党の反対で政府が見送った本土への部隊派遣を
再検討するよう求めていた。[産経新聞7日より]
 尚、陸自は、アフガン派遣用にヘリ改造する計画をしている。^^;>

* * * * *

 しかも、昨日、米政府が、アフガンに戦闘部隊を派遣していない日本
や北大西洋条約機構(NATO)加盟の同盟国に、アフガンの国軍育成
のための費用として、少なくとも約170億ドル(約1兆7000億円)
の負担を求めていることが明らかになった。(゚Д゚)

<ちなみに、日本はアフガンに既に総額14・2億ドルの財政支援を
実施し、5・5億ドルの追加支援を表明しているという。>

 米国は、もう7年にわたるアフガンでのタリバンとの戦いが泥沼化し、
兵士の数でも戦費でも、アップアップの状態になっている。(-"-)

<天木直人氏のブログによれば、米国はイラクとアフガンの軍事費だけ
で、毎日6000億円から1兆円もかかっているとか。_(。。)_)>

 しかし、もはや意地になっている米国防省は、勢力を増すタリバン&
反政府勢力に対抗するために、来春から、さらに1万人の兵力を増員
することも計画しているらしい。^^;
 それゆえ、日本を含め、他国に様々な圧力をかけてでも、アフガン
への兵力や戦費を他国に拠出させたいと考えているのだろう。(`´)

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 でも、ここで、麻生自民党が、今までのように米国追随の政策を
続けて、自衛隊を送ったり、多額の金銭を支出したとすれば、これ
ほど愚かなことはないだろう。(ーー;)  

 それは、私に言わせれば、決して「国際貢献」とは呼べないものだ。
単に米国の戦争ごっこへのお付き合いであり、いわば「米国貢献」で
しかない。(`´)
 
 しかも、今、アフガン政府や関係諸国は、いかにこの無為な戦争
を終わらせるかを考えて、少しずつ動き始めているところなのだ。

 アフガン政府は、タリバンとの協議による停戦&和平を要望して
その道を探っているところなのだが・・・。
 この5日には、サウジアラビアの国王が、アフガン政府とタリバン
の仲介役に乗り出し、先月下旬に和平交渉をスタートしたという
ニュースが出ていた。<*1>(・・)

 また、6日には、国連のアフガン代表や、米国の一番の同盟国で
あるイギリス軍の駐アフガンの最高司令官も、タリバンとの戦いでの
勝利は困難だとして、対話による解決を提言したという報道もなされ
たばかりだ。<*2>

 アフガンの現状を考えれば、おそらく、この停戦&和平交渉を望む
声は、関係各国に広がって行くのではないだろうか?(**)
 
 そうであるなら、米軍のアフガン攻撃に協力するような活動は、
却って、アフガンを和平への道から遠ざけることにもなりかねない。

 だから、もし麻生自民党が、そのような自衛隊の活動の是非を衆院選
の争点にするというのなら、私たち国民は、今こそ、はっきり「NO!」
と言うべきではないかと思うのだ。(**)

 私はそれよりも、できるならば、日本政府、または政治家やNGO
関係者などが、アフガン政府とタリバンの和平交渉の一翼を担って
欲しいと願っているのだが・・・。<日本は、アフガンでの戦闘に
参加していない分、他国よりも信用があるしね。(・・)>

 それこそ、本当の「国際貢献」になるのではないだろうか?"^_^"

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~

 私個人は、初期の頃から、米国のアフガン攻撃には、反対の立場
だった。(・・)

 というのも、私は、米国がNYテロ事件を首謀&実行したアルカイダ
を捕獲すべく、彼らのいる地域を攻撃することは、理解できたのだが。
 米国が、初日からタリバンを標的にして、市街地にもミサイル攻撃
や空爆を行なって、一般国民がどんどん巻き添えになって行くのを見て、
「それは、おかしいんじゃないか」と思ったからだ。(-"-;)

 私は、米国が「テロとの戦い」の最大の標的にすべきは、アルカイダ
であるはずだと思うのだが。米国は、彼ら<特に指導者のビン・
ラディン>の捕獲に精力を傾けているとは思えないし。
 実際、もう彼らは、アフガン領土内にはいないと言われている。^^;
 
 それよりも、米国が躍起になって攻撃しているのは、むしろタリ
バンの方だろう。 、
 彼らは、もともとソ連のアフガン侵攻を食い止めたことで、米国
から評価され、遠まわしに武器や資金の支援も受けていたようなの
だが。米国の指示に従わず、アルカイダを差し出さなかった&米国に
抵抗したので、「テロリストの仲間」扱いされることになったのだ。

<米国の言うことをきかないグループには、対ロシア&資源的に重要
な場所の支配権は任せられない&中東関係や宗教問題なども絡んで、
あいつらは排除してしまえということになったのだろう。(-"-)>

* * * * *

 でも、その大きなとばっちりを受けたのは、アフガンの一般国民
なのである。(ーー;) 

 彼らは、米国に対して、何をしたわけでもない。でも、タリバン
政権に支配され、タリバンと同じ地域で生活していたがために、
米国&仲間の軍隊に、7年もの間、攻撃をされ続けて。何万人もの
同胞を殺傷され、生活の場を破壊され。今も十万人以上の国民が、
難民化して、自分の国や地域に帰れずにいる。(-"-)
 
 いつまでも攻撃が止まないので、国や地域の経済や生活の復興も
ままならず。貧困や病苦にあえいでいる人も多い。しかも、日々、
恐怖に脅えて過ごし、さらに仲間が殺傷され・・・。
 彼らの中には、米国&仲間の軍隊への憎しみが募って、敵視する
者もだんだん増えて来たという。この外国の軍隊が出て行かない
限りは、自分たちの国に平穏な日々は戻らないと思うからだ。(・・)

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 駐アフガニスタン英軍最高司令官が、この戦争に悲観的になっている
のは、一時、かなり勢力が衰えたと言われるタリバンが、また勢いを
盛り返して、支配地域を拡大しているからだろう。(-"-) *3

 それは、実はタリバン自体が増えたからではないのだ。
 アフガンの一般国民が、今までタリバンと敵対していた部族も含めて
タリバンに協力して、反政府勢力として、米軍や外国部隊と戦うように
なっているからだと言われている。(・・)

 そうなると、今度は、米国はタリバンの味方をする一般国民まで
テロリストの仲間としてみなし、彼らを攻撃するようになる。(>_<)
 彼らの多くは、もし米国がこんなに長く攻撃を続けなければ、ふつう
の生活をしていたはずなのに。ある意味では、米国の政策が、彼らを
テロリストにしてしまったのである。(ーー;) 
<ついでに、さらに民間人を巻き添えにするようになったので、今年
1~8月の間に、米軍主体の多国籍軍の空爆などによる民間人の死者
は577人となり、昨年の同時期よりも100人多くなっている。>
 
 そうなると、さらに米国などの軍隊への反感が募り、次から次へと、
タリバン&反政府勢力が増えて行き。一般人による爆発テロなども多発
するようになって、ますます収拾がつかなくなっているのである。(-"-)

 それでも米国が意地になって、攻撃を続ければ、アフガンの情勢は
もっと悪循環に陥ることだろう。(`´)
  
* * * * *

 この悪循環を断ち切るためには、やはり、もう協議によって停戦&
和平の道を切り開くしかないのではないだろうか?(**)

 実際に、アフガンで過ごし、ナマの状況を実感しているアフガン
の大統領や政府の要員、駐アフガンの国連代表、アフガン駐留の
英軍の最高司令官が、そのように考えるのだから、尚更に、それが
最良の策なのではないかと思える部分がある。(・・)

 それとも、米国は、あくまでも自分たちに歯向かうものは、すべて
「テロとの戦い」の対象として、最後のひとりを叩き潰すまで、攻撃
をやめない気でいるのか?^^;
 そして、政府&自民党は、米国がそう考える限り、いつまでも米国
を支持して、米国のいう「テロとの戦い」に協力して、それを「国際
貢献」だと言い続ける気なのか?(`´)

* * * * *

 給油活動についても、政府自民党は、給油はテロリストの海上阻止
行動のために行なわれていると言っているのだが。でも、テロリスト
の艦船の航行を阻止したという、実績の報告がなされていない。^^;
<やむなく(?)、日本の石油タンカーが海賊に襲われるのを警備する
のにも役立っているとアピールする人もいるのだが。それは「テロとの
戦い」や「国際貢献」とは言わないだろう。(-"-;>
 
 しかも、高村前外務大臣は、かつて海自の給油が、アフガン攻撃を
行なう米艦船に提供されていたことを認めていたのだが。<これは憲法
9条に違反するおそれもある。> 今も情報公開が十分なされていない
し、他国の補給艦を経由して、攻撃用の艦船に給油される場合もある
ので、実際、何に使われているかよくわからないのが実情なのだ。(・・) 
 
 この件は、また書く機会もあるかも知れないと思うのだけど・・・

 どうか上述のようなこともアタマに置いた上で、今後の麻生自民党
の主張の当否を判断して頂けるといいな~、と思うmewなのだった。(@@。

                         THANKS   

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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか
」も必見!(**)

さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
 






『ロンドン(CNN) サウジアラビアのアブドラ国王は先日、アフガニスタン政府とイスラム原理主義勢力タリバーンの戦闘グループとの和平交渉を仲介した。消息筋が5日、匿名を条件に語った。


この歴史的協議は9月24─27日の4日間、イスラム教の聖地メッカで行われた。アフガンからの出席者はタリバーンの代表団11人とアフガン政府関係者2人、米国に敵視されている元イスラム過激派戦闘員司令官の代理1人を含む17人。国王はアフガンからの出席者らとイスラム教の断食月明けを祝い、アフガンの治安改善に取り組む姿勢を示した。タリバーンの指導者であるオマル師は欠席した。


タリバーンの代表者は協議で、国際テロ組織アルカイダとのつながりは既にないと明言。出席者らは、アフガン和平達成の方法が戦闘ではなく対話だとの見解で合意したという。


これまでパキスタンを通じてアフガン情勢に関与することが多かったサウジが直接関与に転換し、敵対関係にあった出席者を取り込んで和平協議を主催したのは重要な動き。

パキスタンの政治面の弱さや、アルカイダの成長を抑制する必要性が認識されたとみられている。 CNN5日>』

『  国連アフガニスタン支援団(UNAMA)のカイ・エイダ代表は6日、記者会見し、激化する反政府武装勢力タリバンと駐留多国籍軍との戦闘について「軍事的に(タリバンには)勝てないことは分かっている。政治手段以外に勝つ方法はない」と述べた。

 アフガンの治安は悪化の一途をたどり、駐留外国軍の死者数は2001年の米軍による攻撃開始以来、最悪。エイダ氏は「結果を出すためには対話するしかない」と訴えた。

 駐アフガン英軍司令官も5日付の英紙などに対し「この戦いには勝てない」と主張。「アフガン軍が対応できるレベルまで(タリバンを)弱めるのが目的で、タリバンに交渉の用意があるなら戦闘は終結に向けて前進する」と述べている。(共同)<産経新聞7日>』

『 【欧州総局】5日付の英紙サンデー・タイムズ(電子版)は、駐アフガニスタン英軍最高司令官がイスラム原理主義勢力タリバンとの戦闘について「我々はこの戦いには勝てない」と悲観的な見方を示したと報じた。

 カールトンスミス司令官はインタビューで「英国民は決定的な勝利を期待すべきでない。その期待値を下げることが必要だ」と主張。「我々の戦いは、アフガン軍が対応できるレベルまで(タリバン勢力を)弱めるのが目的。タリバンが交渉の席に着く用意があるなら、それこそが戦闘終結に向けた前進だ。国民も不愉快には思わないだろう」と述べた。

 駐アフガン英軍部隊は現在、南部ヘルマンド州を中心に約8000人が展開。01年の駐留開始以降、英兵の死者数は100人を超えている。同紙によると、ヘルマンド州知事は「英軍が展開しているのに、タリバンは州の半分以上の地域を支配している」と指摘した。

<毎日新聞 6日>』
by mew-run7 | 2008-10-08 08:20 | 平和、戦争、自衛隊

by mew-run7