会見で解散総選挙にはまともに言及せず。政策より政局、自己チュ~の麻生首相。
2008年 10月 31日
*印のついている報道記事は、文末のMore部分にあります。
昨日30日の夜、麻生首相が、首相官邸で記者会見を行ない、世界的
な金融危機や国内の景気の悪化に対応するための、追加経済対策を発表
した。
また、首相は経済状況を踏まえたうえで、3年後に消費税率を引き
上げることを初めて明言。そして、11月末に行なわれると見られて
いた衆院選については、見送りを示唆したものの、その時期については
「しかるべき時期に自分が決める」として、曖昧、不透明にしたままで
会見を終えた。(-"-) *1 exciteコチラ
会見の詳細な報道記事は、産経新聞のコチラの記事に。
<解散総選挙などに関する質疑応答は(4)(5)の部分にあるです。>
* * * * *
昨夜は帰りが遅かったので、今朝になってから、官邸HPの映像や
アレコレの報道をゆっくり見て、麻生首相の記者会見をチェックしたの
だけど。それらを見て、mewは、思わずつぶやいてしまった。
「麻生、キタねぇ~」(ーー;) (来たね~、じゃなくて、汚ね~だよ。)
だって、結局、解散の時期について、ちゃんと言わないんだもん。(`´)
「解散の時期につきましては、しかるべき時期に私が判断をさせて
いただきます」
「解散の時期については私が決めます。それが答え」・・・だって。
まあ、ある意味では、それだけ「したたかたヤツ」「小ズルイやつ」
だって言えるのかも知れないのだけど・・・。(-"-)
<これも政治家にとって、重要な要素かも知れないんだけどね。^^;>
mew的には、ますますブルーになったというか、気分が重くなったと
いうか、しらけたというか、ムカついたというか。
ともかく、スッキリしないというか・・・。(ーー)
知人が少し前に「ともかく、解散をやるならやる、やらないやらない
って、ハッキリさせろよ!」って怒っていたのだけど。
mewもマジにそうわめきたくなっちゃったし。(・・)
せめて、「来年度の予算が成立するまではできない」とか、ある
程度の目安を言って欲しかったな~と。で、チョット仕切り直しと
いうか、気持ちの切り替えをしたかったのに。
何だかこれじゃあ、何かナマ殺しにされているような気分で、また、
日々イラ立ちが募るだけという感じになってしまった。_(_^_)_
* * * * *
でも、きっとこの会見の発言には、野党だけでなく公明党も、そして
自民党の議員も含めて、衆院選候補、候補者&選挙管理の関係者、マス
コミ等々(等々も麻生風?)の人たちの中には、mew以上に「おいおい」
ってツッコミたくなった人が多いのではないかと思うし。
今頃、「どうすんだよ~」って困ったり、イラついたりしている
人が少なからずいると思うしね。(@@。motto kirawarechau kamo^^;
<産経新聞に『「解散せず」でしらける永田町』っていうタイトルの
記事があったのだけど<*2> ホント議員の中にも、昨日の会見
でしらけさせられた人もいたんじゃないかと思うしね~。^^;
公明党の太田代表も、昨日、麻生首相との会談後、「解散時期に
ついて了解したのか」ときかれて、「きょう解散ということがない
ことについては、了解したといえば了解したということだ」と。
「きょう30日、あるいはあす31日にはない」とかいう答え方を
していて。とまどいを隠せない感じだったようなのだけど。^^;
公明党幹部の中に麻生首相に対して、「一体、誰のおかげで総理に
なれたと思ってるんだ」と怒鳴りつけた人がいるという報道記事が
あったのだけど。<この件も改めて書くと思うけど。とりあえず、前記事の
*1にアップした「スポーツ報知」の記事の中にも記されている。ただし、
自公与党はそんな事実はなかったと抗議。>
思わず「ホントかも~」って思いたくなっちゃうとこもあったりも
する。(>_<)>
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昨日の会見のメインテーマは、もちろん、麻生首相自らが「追加の
経済対策を発表すること」だったわけで。
その個々の具体的な中身に対する賛否はともかく、このような発表
をきちんと行なうこと自体は、大切なことだと思っているのだけど。
<今日、日銀がついになけなしの金利を引き下げることを発表した
のだけど。(0.5%→0.25%)とりあえず、世界との協調体制を示す
ためにもそういう施策を行なうことも重要だと思うしね。exciteコチラ>
でも、正直なところ、昨日の会見では、麻生首相が「解散総選挙の
時期」について、どのような発言をするのかと・・・そこに注目して
いた人も多いのではないかとも思うし。
ある意味では、そちらの方がメインの関心事だったと言える人も
少なからずいたと思うのだ。(**)
* * * * *
それに私は、政府与党が本格的な経済対策を行なうためにも、解散
総選挙の時期をある程度示すことは、大切だったのではないかと
思う部分もある。
もし麻生首相が、「自分がリーダーシップをとって、日本の経済対策
をやるんだ」って、本当に腹をくくる形で取り組む気があるなら。
本当に「政局より、政策だ」と思うなら・・・。
せめて「年内は解散する気は全くない」とか、「今年度内(09年
3月まで)は解散などを考えずに、政府与党一丸となって経済対策に
取り組む」とか言うべきなんじゃないかと。(・・)
そうすれば、政府与党の国会議員たちだって、選挙準備の計算も
立つし。<スケジュールや資金繰りとか考えることができるしね。>
一定の期間は、精神的に落ち着いて、経済対策を含む国政(国会での
審議、政策立案)に本腰を入れて、取り組めるわけだし。
麻生首相だって、毎日のように解散の話をきかれて、ご機嫌を悪く
せずに、行政府の長としての仕事にまい進できるのだろうし。
マスコミも含めて、一般国民だって、アレコレ考えずに、「今は、
やっぱ、ともかく経済対策が優先だよね」ってムードになるわけで。
私は、麻生首相が、そのあたりの態度をハッキリさせた方が、
与党議員や支持者、マスコミや識者の一部にも評価されたのではない
かと思うし。私自身も、ひとりの国民としては、それなりに評価する
部分もあったと思うのね。(+_+)
でも、昨日の会見の答え方じゃ、ますます先が見えなくなって
しまったようなとこがあるし。
何か自分で「政局より政策」とか何度も言っていて、実際は自分が
一番「政策より政局」に持ち込んでいるような部分があるんじゃない
かとさえ思ってしまう。(ーー;)
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今朝の新聞やTVの報道&コメントを見ても、これでまたいつ解散
総選挙になるかわかんなくなったという見方が強い。(・・)
公明党の中には、いまだに「11月解散、12月初旬選挙」という
声が残っているみたいだし。^^;
他に1月、4月、7月、9月解散説などが出ていて。ここから日々
アレコレ邪推され続けることになるわけで・・・。(-"-)
今後も、ず~っと政局まみれの国政&国会運営が行なわれたり、
政局中心の政治報道が行なわれたりする状況が避けられなくなって
しまうと思うのだ。^^;
まあ、麻生氏みたいに資金潤沢&地元任せで、衆院選に当選する
自信のある人はいいだろうけど。*1にもあるように、多くの議員は
資金繰りにアタマを抱えたり、地元と行ったり来たりが続いたりで、
国政どころじゃない部分があるし。
マスコミだって、いつ選挙があるかわからないから、年末年始の
スケジュールも立てられなくて困っているし。
国会だって、「解散」を念頭においた与野党の駆け引きがメインに
なってしまうから、本当の意味で、国や国民のためになる審議ができ
ないような状態になっちゃうしね~。(ーー;)
何か少し前に、TVで「このままじゃ、みんな疲れて来ちゃう」
という与党幹部の声が報じられていたけど。ホント、そうなりつつ
あるんじゃないかな~と思うし。^^;
しかも、折角、一般国民の間でも「この秋には、ついに政権選択
の総選挙が行なわれるのか」と、いつもより政治や選挙に関心を
持っていた人が多くなっていたのに。何だか、mewの周囲を見てても、
だんだんしらけた感じになって来てて、「もう、どうでもいいや」
って関心を失って来ている人が増えているし。(-"-)
<それが麻生陣営の狙いだったりして。^^;>
その意味では、国政の面だけではなく、民主主義の成熟という観点
からも、麻生首相は、実に罪深いことをしているような感じさえ抱く
ところがあるのだけど。(`´)
* * * * *
でも、次の記事で詳細を書きたいのだけど。昨日の会見で、麻生首相
は、ひらすら曖昧な発言を続けるだけで。(-"-)
解散総選挙よりも、二次補正予算の国会審議や、政治空白を作らない
ことを優先するのかと問えば、それにも曖昧な答え方しかしないし。
確かに、解散は首相の専権事項なんだろうし。麻生氏が、自民党に
古来から生息する、煙幕を張るのが得意な古ダヌキ的な政治家だと
いうことは、わかっていたものの、「こんなのあり~?」って思ってしまう
とこがあるし。
要は、麻生首相は、何やかんや言って、二次補正も解散総選挙
も、選挙情勢や公明党との関係や、国会運営などにおける野党の駆け
引きなどの状況を見ながら、まさに政局的なことをメインに考えて、
判断しようとしているのは明らかだし。(**)
<これはまたいずれ書きたいけど、解散見送りや消費税構想の発表
は、自民党の大スポンサーである経団連や財界の意向をかなり
重視している感じも。消費税は、たぶん今回の経済対策で、何とか
お金を用意してくれる財務省の意向も尊重したかも。^^;>
そのために、自党も含む国会議員たちや一般国民が翻弄されて、
困惑したり、落ち着かない日々を過ごしたりすることになるかも知れ
ないなんてことは、お構いなしなわけで。(ーー;)
麻生首相が、いかに国や国民のことよりも、自分&仲間たちの自己
満足や自己保身しか考えていないか、要はいかに自己中心的なやつ
なのかが、よ~くわかった会見だったのではないか・・・とも思ったりも
したmewなのだった。(@@。
<あまりの怒り&ガッカリ度に、アタマの中をまとめられなくて、
構成や編集を考えるのが難しいので、今回は、時間のある時に&
思いつくままに長々とウダウダと書くことになりそうだけど、
どうか、ご容赦を。m(__)m>
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
*1
『麻生太郎首相は30日、首相官邸で記者会見し、世界的な金融危機や景気悪化に対応するため、全世帯を対象とした総額2兆円規模の給付金支給などを柱とした追加経済対策を発表した。首相は経済状況を踏まえたうえで、3年後の消費税率の引き上げを明言。「11月30日投票」が有力視されてきた衆院選については、年内見送りを事実上認めた。
追加経済対策は30日午後、首相官邸で開かれた政府・与党と経済閣僚の合同会議で正式決定した。首相はこの後、早期解散を強く求めてきた公明党の太田昭宏代表と会談し、経済対策推進への協力を要請、太田氏も了承した。太田氏は会談終了後、記者団に当面の解散先送りを了承したことを明らかにした。
首相は記者会見の冒頭、経済情勢について「100年に1度の暴風雨が荒れている」とし、(1)生活者の暮らしの不安を取り除く(2)金融安定化のための国際協調――を進める考えを表明。そのうえで、「景気回復期間中は減税を時限的に実施する」と強調する一方、「経済状況が好転した後に、消費税を含む税制抜本改革を速やかに開始する」と明言。「大胆な行政改革を行い、経済状況を見た上で3年後に消費税引き上げをお願いしたい」と述べた。
追加経済対策の裏づけとなる第2次補正予算案の提出時期については、「今後の国会運営の中で考えていく。臨時国会中に出すか、出さないかを今の段階で決めているわけではない」と述べるにとどめた。解散についても「補正予算が通るか通らないか、国会の対応を見たうえでのこと。解散の時期はそれに関連してくる」と語り、第2次補正予算案への民主党の対応を見極める考えを示した。
一方、民主党の鳩山由紀夫幹事長は「できるだけ早く国民の信を問うことが肝要」と解散見送りを批判。30日の社民、国民新両党との国対委員長会談では、首相を予算委員会の徹底審議で追い込む方針で一致した。首相は第2次補正の成立を目指し来年1月までの大幅な会期延長も視野に入れ、今後の国会対策にあたるとみられる。<毎日新聞30日>』
*2
『麻生太郎首相が「11月総選挙」を見送ったことで、選挙準備を進めていた与野党の衆院議員らからは、困惑の声が漏れた。
「事務所は凍結しておくしかない」。自民党の平沢勝栄氏(東京17区)はため息交じりに語った。早期解散を想定し駐車場を借り上げ、10月初めに選挙事務所用に2階建てのプレハブを新築。約800万円かかった。解体すれば「いざ解散」で再び建てるのに費用がさらにかさむ。平沢氏は「借地料月数十万円を払ってでも、壊すわけにはいかない」とこぼした。
京都1区から出馬を予定している民主党の平智之氏は9月下旬に公認されたばかり。「2カ月でカタが付くはず」と想定していただけに、思わぬ長期戦に戸惑いを隠せない。経営する会社が東京にあるため、京都での活動との二重生活を強いられる可能性も。
一方、中山成彬前国土交通相の不出馬表明で揺れた宮崎1区では、自民党県連幹部が「党への風当たりが少しでも和らいでくれればいい」と先送り効果を期待している。
解散を意識し、引退表明をしてしまった議員たちはバツが悪そうだ。福島1区でコスタリカ方式解消の調整が不調に終わり、出馬を取りやめた自民党の佐藤剛男氏は今月末に後援会事務所をたたむ予定だったが、解散まで存続させることに。秘書は「後援会にあいさつ回りもできず、格好がつかない」と苦笑いする。
後継者に指名された“世襲候補者”たちも、しらけムード。小泉純一郎元首相の次男、進次郎氏の事務所は「まだ何も決まっていない」と言葉少なだった。<産経新聞30日>』