田母神が退職会見で、正当性を主張。アブナイ流れが進んでいる！＋ＪＢＣ

　最新の記事は、１１月分・・・コチラ、１０月分・・・コチラ　

　まずは、３日に園田競馬場で行なわれたＪＢＣの結果を。

　１４００ｍで行なわれたスプリントは、バンブーエールwith松岡騎手
が、うまくスローに落とした逃げ切りで、優勝した。(*^^)v祝
　松岡騎手が、ミョ～に嬉しそうにしていたのが印象的だったのだが。
＜いつの間にか髪も黒く染め、インタビューの応答も以前より、やや
マジメな感じだったかも？(･･) kijouteishi no sei?＞
　３着に地元の（と言っても、元ＪＲＡだけど^^;）アルドラゴンwith
木村健騎手が来たのも、よかったですぅ。(~~)　＜木村健騎手は、
初めてアップ映像を見たけど、なかなかのイケメンだった。^^＞

　そして、１８７０ｍで行なわれたクラシックは、何だか昨日の秋天
を思い出させるような展開に。
　逃げる３歳王者Ｓブロッケンを、ＧＩ５連勝中のヴァーミリアン
with武豊騎手がゴール前で、クビ差で交わして優勝した。(*^^)v祝
＜ユタカいわく、「今日は勝ったことがわかった」って。（笑）＞
　
　Ｓブロッケンは、スタートでトモを滑らせたのが痛かったみたい
だけど。でも、やっぱ強いな～という印象。
　ヴァーミリアンは、ドバイから帰国後、７ヶ月の休養明けで。
mewには、やや走り方がモサモサしていいたように見えたのだけど。
＜小回りやフカフカ馬場も合わなかったかも。＞　それでも、最後は
きっちり差して勝つのだから、めっちゃ強いな～と。（＊＊）
　ここから年末に向けて、ＪＣダート、東京大賞典と大きなＧＩが
続くので、この２頭の対戦が楽しみだ。(^^♪
＜船橋のフリオーソや、元大井のボンネビルも頑張って欲しいけどね。
ボンちゃんは、やっぱ的場さま騎乗じゃないと～。(･･)＞

　ＴＶ映像で見る限り、園田競馬場のスタンド前は、お客様でぎ～っ
しり埋め尽くされて、かなり盛り上がっている感じだったのだけど。
入場人員や売り上げは、どうだったのかな～？(･･)

＜東京では、ＭＸテレビが、サンテレビの中継を流してくれたのだけど。
解説の北防敦氏（？）が、なかなか味があってよかったですぅ。"^_^"
昔は、ＭＸの大井中継も、こういうまさに地方競馬～ってタイプの記者
が解説することが結構あったのにな～。_(。。)_＞

～　～　～　～　～　～　～　
　
　ところで、懸賞論文が問題になｔった、元・航空幕僚長の田母神俊雄
氏(６０)が、３日、自衛隊を定年退職し、会見を行なった。exciteコチラ

　田母神氏は、防衛省の内局に連絡することなく、一民間人として個人
的に会見を開いたようだ。＜会見には背広姿で登場。＞
　毎度ながら、産経新聞が、会見の詳報記事を載せていたので、関心の
ある方は、コチラをご覧頂きたいのだが・・・。

　田母神氏は、この会見でも、懸賞論文で書いた内容の正当性を主張。
「日本は決して『侵略国家』ではない。しかし、戦後教育による『侵略
国家』という呪縛が国民の自信を喪失させるとともに、自衛隊の士気を
低下させ、したがって国家安全保障体制を損ねている」と。
　また、村山談話などの政府見解は「検証されるべき」だと語り、
自らが解任されたことに不満を示していた。(-"-)

　あと、田母神氏は、隊員に、懸賞論文があることは言ったけど、応募
を強制していないと語っていたものの。
　何か今朝のＮＨＫで、５０人を越える自衛官が同じ懸賞論文に応募
していたと報じていたですぅ。(･･)
　やっぱ、ＡＰＡ＆田母神の出来レースなんじゃないの～？(ーー゛)　
しかも、自衛隊の中で、このような偏った思想や認識が広がっている
or教え込まれているとしたら・・・。(ﾟДﾟ)

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　会見の引用部分が長くなるので、先に、ＴＶ映像も含め、会見を見聞
した感想を書いておきたいと思う。

　昨日の話をきいて、私は改めて、彼もまた、政府見解の否定や日教組
批判を繰り返している中山成彬氏と同じように、完全にその世界にハマ
ってしまっている人なんだと実感させられた。(-"-)
　しかも、航空幕僚長の立場であのような論文を出したり、退職直後に
今回の会見のような発言をするということは、ややイッチャいかけて
いるのかも知れないと感じさせられたりもした。^^;

　会見の中で、彼は何度か「自分のことより国家、国民のため」という
言葉を出したのだが。
　私は、もしかしたら、彼は、半分くらいは、いわば特攻隊精神で、
あえてこのような論文を外部に出すことによって、停滞しかけている
歴史認識や憲法改正の論議に風穴をあけようとしたのではないかと思う
ところがある。(ーー;)　
＜この辺りまでは大丈夫かもと、タカをくくっていた部分もあるかも
知れないのだけど。^^;＞

＊　＊　＊　＊　＊

　私には、田母神氏に限らず、政治家や識者なども含め、今、超保守系
or新保守（ネオコン）のタカ派系の人たちは、自分たちの考えをオモテ
で主張できる範囲を、どんどんと押し広げようと、そして世の中に広め
ようとしているように見えるのだが・・・。

　その中で田母神氏は、自衛隊制服組の幹部として、確信的な意図を
持って、その役割を果たそうとしたのではないだろうか？（＊＊）

＜私は、航空幕僚長という地位にある田母神氏が、まさか受賞＆公開
されるとも思わずに、たまたま雑誌の募集を見て、懸賞論文に応募
してみたなんて説明は、そのまま信じることはできない！(･･)＞

　コチラの記事にも書いたが、田母神の論文の件も、中山氏の発言も、
＜もしかしたら橋下大阪府知事の発言もチョット＞、すべては一つの
意図した大きな流れに乗ったもので、つながりがあるものなのだ。

　特にここに来て、どんどんとそのような主張がオモテに出始めて
いるのは、彼らが予定通りに憲法改正や軍事拡大の計画が進められず、
焦り始めているからだろう。(･･;)
　このままでは、とても目標とする２０１１年までの憲法改正や自衛
隊の軍隊化（日米軍一体化）の計画が間に合わない。
＜民主党なんぞが政権をとることになったら、ますます計画実現が
遅れてしまうことになるしね。(-"-)＞

＊　＊　＊　＊　＊

　しかも、彼らはそれらがなかなか実現できない大きな理由は、日本
の国民が誤った戦後教育や歴史認識を与えられ、日本の軍隊が悪い
ことをしたという罪悪感を植えつけられているからなのだと。だから、
憲法９条の改正や、日本の軍事拡大に抵抗感を持っているのだと、
思い込んでいる。(ーー;)　＜また、そのような教育を行なったのが、
日教組だと思い込んでいる。^^;＞

　田母神氏が、懸賞論文の中でも、日本の軍隊のやったことを正当化
美化しようとした上で、憲法改正に絡む集団的自衛権や武力行使、
軍事力拡大に話をつなげて行ったのも、そのためだ。（＊＊）
　
　でも、もしこのような考えが、自衛隊の中に広まっているとすれば、
こんなにアブナイことはない。(｀´）

　また、このような流れを作っているのが、００年以来、自民党政権
のＴＯＰや中枢を担っている森→小泉→安倍→（福田）→麻生氏ら
の超保守、新保守の政治家たちや、超保守団体の日本会議などである
ことも、どうか心に留めておいて欲しいと思うmewなのだった。(@@。

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　さて、田母神氏の会見での発言の一部を、ここにも記しておきたい。

　論文に関しては、「内容は誤っていない。国家国民のために信念に
従って書いたことで、解任されたのは断腸の思いだ」と。最優秀賞の
懸賞金３００万円についても受け取る考えを示した。

　また「日本は決して『侵略国家』ではない。しかし、戦後教育による
『侵略国家』という呪縛が国民の自信を喪失させるとともに、自衛隊の
士気を低下させ、したがって国家安全保障体制を損ねている」と。

　さらに、「日本が２１世紀に国家として発展してゆくためには、この
自虐史観、そういった歴史観から解放されないと、色々な政策に影響が
出て、日本が自主的に判断する政策がやりにくいのではないか。
　日本が悪い国だと、日本のやってきたことはみな間違っていたと、
いったことが修正される必要があるのではないかと思う」と主張。

「日本の国がいわゆる言論の、どちらかというと日本の国は日本のこと
を守る、親日的な言論は比較的制約されてきたのではないか。で、日本
のことを悪くいう自由は無限に認められてきたのではないか。しかし、
その状況が最近変わってきたのではないか、という風に判断していた」
「ここまで大騒ぎになると思わなかった」と説明した。

　そして、村山談話を含め、政府の歴史認識について「私は検証
してしかるべきだと思う」と。「政府見解に一言も反論できないよう
では、北朝鮮と一緒だ」と語った。
　また、「これを契機に活発な論議を願う」と言い、国会の参考人招致
にも積極的に応じる姿勢を示していた。

＊　＊　＊　＊　＊

　アパの代表とは、「航空自衛隊小松基地の司令をしていた関係で
ＡＰＡグループ代表が航空自衛隊金沢友の会の会長をしていて」
「小松時代にだいぶお世話になりました」という。

　懸賞論文も、アパから送ってもらっている雑誌を通じて知ったと
いうが、まさか自分が入賞するとは思っていなかったとのこと。
　同じ懸賞論文に、他にも数人の自衛官が応募していたことについては
「こんなのあるよ、といったことはあるが、出せとか強制はない」と
釈明した。

　自分の考えは「さほど偏っているとは思わない」と。自衛隊の中
には、「多いか少ないかは、調べたことがないので分からないが、
私と同じ意見を持つ人もいると思う」と答えた。

　さらに田母神氏は、今回の措置にも不服だったのか、わざわざ
「３日の午前０時で退職になったが、知ったのは夕方だった」「自ら
辞表の提出はしていない」と説明。
　そして政府、政治との関係について、「私はともかく、大臣の決定に
従ってやめろといわれれば、やめていますしね。まさにシビリアンコン
トロールに屈服しているわけですね」と言い返していたりした。(-"-)
　
＊　＊　＊　＊　＊

　防衛省は、論文の件が発覚した１０月３１日の夜には、田母神氏を
航空幕僚長を解任して、監部付の空将に更迭したのだが。その後の処遇
に困っていた。
　最も望ましいのは田母神氏が自ら辞めることだったが、本人がこれ
を拒否。しかし、懲戒処分を課すには、論文の投稿や内容が懲戒事由に
当たるような著しい規則違反と言えるかどうかもビミョ～で。しかも、
本人が懲戒に関する事情聴取を受けることも拒否。

　でも、今後の外交や国会運営への影響を考えたら、ともかく早く
田母神氏を政府＆防衛省から切り離したかったようで、３日付けで定年
退職させるという方法をとることになったようだ。^^;
＜航空幕僚長は定年が６２歳だが、他の空将は６０歳なので、田母神氏
は更迭された時点で定年オーバーになるとのこと。で、定年退職ゆえ、
退職金は出ることになるんだって。^^;＞

＊　＊　＊　＊　＊

　これは、つづきに書きたいのだが・・・。

　田母神氏は、以前から、空自内の雑誌に、同様の内容の論文などを
発表していたことも判明していて。excite関連コチラ

　何で、それがわかっていて、このような人を航空幕僚長に選んで
しまったのか・・・。
　今後のためにも、ここは、きっちりと政府＆防衛省を追及すべきなの
ではないかと、そうしないと、日本はどんどんアブナくなってしまうと
思うmewなのだった。(@@。

　＜つづく＞　　　　　　　　　　　　ＴＨＡＮＫＳ

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