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どんどん広がる田母神問題。超保守のアパも空自も政治家もグル?

 最新の記事は、11月分・・・コチラ、10月分・・・コチラ 


 元航空幕僚長の田母神俊雄氏の論文問題が、まだまだ止まらない。

 まずは、ざざっとダイジェスト風に並べれば・・・。

 防衛省の調査によれば、少なくとも78人の航空自衛隊の自衛官が
田母神氏と同じアパグループの懸賞論文に応募していたという。(・o・)
【8日追記・さらに16人増で、94人に・・・。^^;】

<何と約230人の応募者のうち1/3以上が自衛官だ。^^; なのに、
最優秀賞の田母神氏以外、優秀賞(社会人1人)、佳作10人に誰も
入選していないとは・・・。自衛官たちの論文のレベルがよっぽど
低かったのか、それとも単なる数合わせとしての応募だったのか?!(・・)>

 さらに、私は、この件はめっちゃ問題視すべきだと思うのだが。
 防衛省は、田母神氏が懲戒の手続きを拒んだので、止むなく定年退職
にしたと発表していたのだが。これがウソorゴマカシだったらしい。^^;

 田母神氏は、自ら懲戒の審理を求めたのに、防衛省の方が、審理を
行なうと長期化するとのことで、一方的に定年退職をさせて、早期の
幕引きをしようとしたようなのだ。(ーー;) 

<長期化もイヤだったろうけど。論文の内容について審理する過程で、
政府見解が妥当なものなのか否かなどのナーバス&面倒な争点が生ずる
のを避けたかったんじゃないだろうか?(・・)>

 この2つについては、あとで詳しく取り上げたい。

* * * * *

 また、公明党の北側幹事長は、5日に与党幹部の田母神氏の定年退職
に関して「懲戒免職じゃなくていいのか」と。また「あのまま退職金を
出していいのか」と疑問を示したという。

 野党はもちろん、与党内にも、世間的にも、田母神氏が6000万
もの退職金を受け取ることに疑問や異論を呈する声があるようなのだが。
 浜田防衛省は、国会で、金額が確定したら「自主返納を待ちたい」と
答弁しているのだが。それも何だか情けない対処の仕方だ。exciteコチラ

<そう言えば、例の定額給付金も、高額所得者は自主的に申告して
受領を辞退してもらうという方法が検討されているとか?(・・) 
 何かこれもハンパな形だよね~。(-"-;) exciteコチラ

 参院の外交防衛委員会は、11日に田母神氏の参考人招致を行なう
ことに決めたのだが。田母神氏と共に招致されるのは、何故だか、浜田
防衛大臣、中曽根外務大臣らになるとのこと。exciteコチラ
 私なら、ここは懸賞論文を主催したアパの代表も呼ぶべきだと思う
んだけど。<後述するように、アパ代表と関係の深い小松基地の隊員が
62人も懸賞論文に応募してるそうだし~。>
 誰もそれを提案しなかったのだろうか?(**)

* * * * *

 さて、コチラの記事でも少し触れたように、アパの懸賞論文には、
やはり、多数の自衛官が応募していたことがわかった。

 6日、防衛省の中江公人官房長が、民主党の外務防衛部門会議で、
現職の自衛官78人が応募していたことを明らかにしたという。
『全員が航空自衛隊の所属。同省の内規に従い事前に上司へ届け出て
いたかどうかに関しては、調査中とした。』
『自衛官の階級別の内訳は一佐3人、二佐3人、三佐4人、尉官64人、
曹クラス4人。この中の62人は、田母神氏が過去に司令を務めた航空
自衛隊小松基地の所属だった。空将や空将補はいなかった。』
<時事通信6日より>

<尚、一佐、二佐は、外国の軍隊では大佐、中佐、一尉は大尉などに
当たる位で、空将に継ぐ、航空自衛隊の中では上位の位である。>

 さらに、『懸賞論文のテーマである「真の近現代史観」が、空自第6
航空団(石川県小松市)での幹部教育のための論文のテーマにも採用
されていたことが6日、明らかになった』という。

『第6航空団のある小松基地は同一テーマになった理由について「航空
幕僚監部から紹介された」としている。・・・防衛省によると、5月に
応募が始まり、空幕教育課が同月20日、「自己研さんのため」(空幕
広報室)として、全国の部隊に応募要領をファクスしていた。
 全部隊に応募要領を通知するには空幕上層部の決裁が必要だが、今回、
田母神氏の決裁を受けていたかどうかは調査中という。』
<以上、読売新聞7日より>

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 これらの記事を見て、mewがまず驚いたのは、それが田母神氏の指示
によるものかどうかはわからないけど、航空自衛隊では、幕僚監部や
空幕教育課が関わる形で、幹部教育&自己研鑽のために「真の近現代
史観」というテーマで論文を書かせているという事実だ。(゚Д゚)

 コチラの記事に、田母神氏が自衛官に歴史認識に関する講話を行なっ
たり、幹部の購読誌に論文を載せたりしているという話を書いたけど。
 やっぱ、これはどう見ても、少なくとも航空自衛隊は、空自ぐるみ
で、田母神式の政府見解とは異なる歴史認識を広めようとor教育しよう
としているようにしか思えない。(**)

 そして、私はおそらく防衛省&他の自衛隊の幹部の中にも、首相や
閣僚を務めたことのあるような自民党の幹部などの政治家の中にも、
それを知っていた人はいるのではないかと思うのだけど・・・。
 彼らの中には、田母神氏と同じような考えをしている超保守思想
の人が少なからずいるので、特にとがめることもなく、それを放置
していたのではないのだろうか?(・・)
<で、田母神氏はどんどん図に乗っちゃったと。(-"-;)>

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 また、アパ代表と田母神氏と空自につながりも、注目すべきものが
ある。<超保守系の政治家とのつながりもね。(・・)>

 以前の記事で、アパの元谷代表が小松基地友の会の会長を<コチラ>、
田母神氏はかつて小松基地の司令を務めていたことから旧知の仲で。
田母神氏本人も会見で、「小松時代からお世話になっていた」と語って
いたことを書いたのだが。
<今年春には、元谷氏の出版記念パーティにも出席。>

 産経新聞6日には、こんな記事も載っていた。
『与党は、鳩山由紀夫民主党幹事長が平成16年9月15日に私的会合
で田母神氏と同席、安保論議をしていたとして追及する姿勢をみせて
いる』、
『アパグループ(東京都港区)の元谷外志雄代表が自宅で開いた
「ワインの会」。田母神氏や幹事長夫妻らが招かれた。会合では、
田母神氏が中国の脅威や自衛隊の防衛力の現状などについて説明。
出席者らと自由な議論を交わしたという。
 鳩山氏は「政治談議の場ではないとのことで夫婦で出席したが、
全体のムードもお話も特異なことが多かったため、ほとんどお話も
せず失礼にならないように中座した」としている』

* * * * *

 正直なところ、私はセレブ系&保守系政治家の鳩山由紀夫夫妻が、
アパ代表宅の「ワインの会」に招かれていたとしても、さほど不思議
には思わない。
 元谷氏は、安倍晋三氏の後援団体の副会長であり、地元・石川の
森喜朗氏らともつながりがあるので、元谷氏主催のパーティや「ワイン
の会」には、政治家が招かれることは珍しくないからだ。<コチラ
「反戦な家作り」さんに、安倍氏が「ワインの会」に出た時の写真が。>

 むしろ、私から見れば、このような場に、現役の空自幹部(当時は
航空総隊司令官)である田母神氏が参加して、防衛論議をしていること
の方が、ビックラだったりもしたし。
 そもそも、話の程度にもよるだろうけど、こんなとこで、日本の防衛
力のことなんて話してもいいのかなって思っちゃうし。(・・)

 それに、こういうのを見ると、色々なとこにお呼ばれして、ご馳走に
なったりもしてるんじゃないかな~とか。小松基地の自衛官や他の幹部
は、どうなのかな~とか。うがった見方もしたくなっちゃうよね。(-"-)

 防衛省では『論文のテーマ選考に際し、田母神氏と元谷氏の意向が
反映された可能性もあるとみて調査を進めている<同上>そうだが。
 ここまで来ると、とりあえず一般公募をしたものの、実際には、アパ
代表や田母神氏などの仲間が企画して、空自を巻き込んで行なった懸賞
論文なのではないかと疑われても、止むを得ないだろう。(ーー;) 

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 そして、これも大きな問題だと思うのは、防衛省が、田母神氏が
「懲戒処分の審理に応じる」と言っていたにもかかわらず、あえて
それを行なわずに、一方的に定年退職をさせて、トカゲの尻尾切り
をしたことだ。(**)

『田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長(60)(今月3日付で定年
退職)が、昭和戦争などに関して投稿した論文の内容を巡って更迭
された問題で、田母神氏は退職前、防衛省に対して「懲戒処分の審理
に応じる意向がある」と伝えていたことが5日わかった。

 同省関係者によると、田母神氏は周囲に辞表を提出しない意向を
示したうえで、「懲戒処分の審理を開いてほしい」などと述べていた。

 懲戒処分の審理に入るには本人の同意とともに、明確な規律違反が
必要。同省では、政府見解と異なる論文を発表した田母神氏の行動が
明確な規律違反にあたるかどうかを検討、仮に審理に入ったとしても
長期化する恐れがあると判断し、空幕長を解かれた時点で退職年齢
(60歳)に達しているため定年とした。<読売新聞5日より>』

『同省によると、航空幕僚副長を通じて「審理」を省略して懲戒を
受ける手続きに同意するよう求めたが、田母神氏は「規律違反か
徹底的に議論する」と答えたという。<NIKKEI6日より>』
 
* * * * *

 防衛省は、この件が発覚してから、田母神氏に自ら辞職することを
勧告していたのだが、田母神氏はそれを拒否したため<このことは、
本人も会見で認めている>、とりあえず航空幕僚長の任を解き、監部付
の空将に降格させた。
 その後、田母神氏が、懲戒処分の手続きに応じない意向を示したので、
定年退職という手段をとることにしたと発表していたのだが。それは、
正確な話ではない。<つまりは、ウソorゴマカシだった。(`´)>

 細かい話はスッ飛ばすとして。田母神氏が、懲戒処分の手続にはいる
ことを望んだのに対して、防衛省は、まともに手続をして「審理」を
行なうことになれば、結論が出るまで問題が長期化することを避けたい
と考え、一方的に定年退職させるという方法を選んだのである。(**)
<だから、田母神氏は会見の時にめっちゃ不満そうで。「シビリアン
コントロールに屈服した」とか言ってたのね。^^;>

 防衛省は、おそらく定年退職させた場合、田母神氏が何の傷も受けず、
約6千万円もの退職金を受けることに批判が来るであろうことは予想
していたと思われる。
 でも、それよりも、新テロ特措法などの国会運営や、麻生首相の
アジア外交(ASEAN、日中韓首脳会談など)や、内閣支持率への
悪影響を及ぼすことを考えた時に、ともかく早く田母神氏を政府&
防衛省から切ってしまい、幕引きをしたかったのである。(ーー;) 

 けど、私は、防衛省がこのような対応をしたのには、もう一つ、
大きな理由があると思っている。(・・)
 もし、懲戒処分の審理を開いて、田母神氏が「本当に村山談話など
の政府見解は正しいのか」などの争点を持ち出した時に、おそらく
麻生首相&閣僚や党幹部の中にも、そして防衛省の中にも、困って
しまう人がいるからだろう。
 
 何故なら、麻生首相はじめ彼らの中には、田母神氏と同じような
見解を持つ人が少なからずいて。ここで本質的な議論をすることを
避けたいというか。今は都合が悪いので、そこから逃げたいからだ。(`´)

   <つづく>
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『参院外交防衛委員会は6日午前、政府の歴史認識に反する論文を公表して更迭された田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長=3日付で定年退職=の問題などをめぐり、野党側が政府の対応を追及した。喜納昌吉氏(民主)は「国益を損なった田母神氏に退職金約6000万円を払うべきではない」とただした。浜田靖一防衛相は「国家公務員法に基づくものであり、本人の自主返納の判断を待ちたい」と、本人からの返納を求める姿勢を示した。

 また浜田防衛相は、田母神氏の懲戒処分を検討した際、同氏が意見表明の機会を要求していたと明らかにし、「手続きに10カ月以上かかる可能性があり、一番早い処分として懲戒ではなく定年退職とした」と、これまでの説明を修正した。防衛省は当初、「田母神氏が事情聴取に応じないため退職させた」と説明していた。<共同通信6日>』

『「我が国が侵略国家だったというのはぬれぎぬ」と主張する論文を書き、航空自衛隊の田母神(たもがみ)俊雄・前航空幕僚長(60)が更迭された問題で、田母神前空幕長が懲戒処分の手続きの一つである「審理」の場で、「議論したい」との意向を防衛省に伝えていたことがわかった。だが、防衛省は「時間がかかる」として処分手続きに入らないまま、3日付で定年退職とした。

 この問題では、浜田防衛相らが給与返納や減給処分などになる一方、当事者本人が処分されないことが際だっていた。インド洋での給油活動継続を目指す特措法改正案が審議されている国会で論文問題の追及をかわすために、退職を優先させた可能性がある。民主党などは異例の定年退職を問題視しており、経緯が国会で問題になりそうだ。

 防衛省は当初、「前空幕長が処分手続きに応じない」と説明していた。

 防衛省によると、懲戒処分の手続きでは、対象者の意見を聴く「審理」が開かれる。事実が明らかな場合は本人が審理を辞退することで、手続きが簡略化される。過去のケースでは辞退が大半だったという。だが、田母神氏は「審理は辞退しない。(審理の場で)懲戒に当たるか徹底的に議論をしたい」として、自身の考えを説明したい意向を省側に伝えてきたという。

 田母神氏の定年は、延長しても誕生日から半年後の09年1月までだった。審理には通常10カ月程度かかるとされ、防衛省側は「延長期限までに審理が終わらない」として処分手続きに入らなかったとしている。<朝日新聞5日>』
by mew-run7 | 2008-11-07 07:18 | 平和、戦争、自衛隊

by mew-run7