1000記事、100万Uアクセスに感謝+麻生くん、こち亀よりクリスマス解散presentを。
2008年 11月 09日
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。
10,11月とどんどん仕事やアレコレが忙しくなって来て、体調も
イマイチの日もあったりして、最近は、ブログの記事を日々更新する
だけで、いっぱいいっぱいの状態に。(@@。
近時はTBやコメントのお返しも滞りがちで、大変申し訳なく思って
いる。本当にすみません。m(__)m
新しい記事から、時間がある時に、少しずつでもTBのお返しをする
ことにしたいのだが。もしかしたら、10月分はムリかも知れない。
どうか寛大なお心でご容赦下さい。m(__)m
<個人連絡・・・SOBAさん、大津留さん、いつもTB有難うござい
ます。実は、お2人のブログが、うちのさらに遅くなっているADSLでは、
なかなか開けず。(待機中のまま、固まったりして。^^;)先月もTBの
お返しがほとんどできなくて、すみません。m(__)m>
* * * * *
ところで、かなり遅ればせながらという感じなのだが・・・。皆さま
に感謝をしたい&一区切りつけたいので、今さらながらのご報告を。
先月、当ブログは1000個の記事アップを達成。(~~)
そして、ユニークアクセス<1人(1IP)1日1回でカウント)
が100万を突破したですぅ。(^^♪
ブログを始めて3年余り。こんな一般シロ~トが政治・社会系の
ブログを立てて、ここまで続けて来られたのは、一重にアクセスを
して下さる方々のお陰で、本当に心から感謝しているです。
何分にも知り合いにはほとんど教えないままブログを始めたので、
当初はアクセスが1ケタしかない日も多かったのだが。^^;それが、
やがて、2ケタ、3ケタとなり、昨年あたりからは4ケタになって。
それが何よりの励みになって、ずっと記事の更新を続けて来られた
のではないかと思う。
本当に本当に有難うございます。m(__)m
後述するように、年末にかけてさらに忙しくなることもあって、
ここでチョット一息ついて、気分&ペース転換したいと思っているの
だが・・・。
まだ大事な衆院選も控えているし。やっぱ「日本がアブナイ!」と
思うようなニュースも次々と出ており。これからもmewなりに、色々
書いて行きたいと思っているので、
よろしくお願い致します。m(__)m
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実は、9月頃には、「あ、もうすぐ区切りの数字が来るな~」という
ことに気付いていて。
10月には、1000記事、100万ユニークアクセス達成。そして、
11月初めぐらいには、衆院選&政権交代で「バンザ~イ!\(~~)/」
をして。で、ひと息つこうと思っていたのだが・・・。(・・)
10月にはいって、忙しさのあまり、ウラの管理画面などをチェック
しない日が続いていたため、1000記事も100万アクセスも、達成
後、何日かしてから「あれ?(・o・)」と気付いたような有様で。^^;
何か、自分で喜ぶタイミングも、皆さまに報告や感謝を伝えるタイミ
ングも、す~っかり逸してしまったような感じになって。(-"-)
<ちなみに1000記事めは10月16日分。しかも、折角の記念すべき
記事なのに、何だか民主党のマルチ商法や毒インゲンについて書いてたり
するし~。^^;・・・で、100万ユニークアクセスは、逆算してみると、
10月27日頃に達成したのではないかと思われる。(・・;)>
さらに、首相になってからブレブレの麻生くんが、解散総選挙をどん
どん先送りして。11月初旬どころか、年内に総選挙が行なわれない
ことになって、ガク~ンと来てしまって。_(。。)_
何だかな~と思っている間に、11月を迎えてしまった。(ーー;)
* * * * *
で、だんだん忙しくなって行く中、「ともかく11月の衆院選までは、
頑張るぞ~」という強い思いで、枯渇しそうなエネルギーを振り絞って
来たようなところもあったのだけど。
解散総選挙がいつに行なわれるのか、チョット先が見えないような
状況になってしまい、「う~ん、どうしよ~。(-_-)」という感じに。
コチラの記事にも書いたように、吉田茂元首相のおじいちゃまロマン
もあって、早ければ、年末解散&1月総選挙というケースも
ありそうで。昨日は民主党の菅氏や鳩山氏も、そんな話をしていたし。
*1、exciteコチラ
<麻生サンタさんから、クリスマス解散プレゼント、欲しいな~。"^_^">
公明党も、バラマキ給付金を年内に実施して、年始には選挙をという
感じになっているらしいのだが。
オレさまの麻生閣下は、マスコミや外部からゴチャゴチャ言われると、
その通りにやるのは、イヤになってしまうとこがあるみたいだし。
<朝日新聞が、「年末年始は絶対に解散総選挙はない」って書いたら、
すぐに「よし、やろう」って決断するかも~?(・・)>
10月中旬からの公明党とのやりとりの中でも、いきなり約束破りの
心変わりしてしまったようなので。<*2、exciteコチラ>
何か下手に期待すると、また先送りされた時に失望感が大きくなり
そうだから。「あんまり期待せんとこ~」と自分に言い聞かせている
今日この頃だったりする。(ーー)
* * * * *
ちなみに、麻生首相は、昨日はまさに庶民の下町、葛飾区亀有に。
麻生氏も大好きな漫画「こち亀」の少年両さんの銅像の除幕式に出席
したのだけど・・・。(写真はコチラ excite記事はコチラ)・・・
麻生くんは立場的に言えば、中川に近い感じなんだけどね~。(ーー;)
で、折角、ハッピを来て、商店街を視察(?)したものの、
ラーメンを食べてる時には「普段の高級ラーメンより、これの方が
お口直しで」とか皮肉を言われるし。
お煎餅焼き体験をしたお店では、あとから奥さんが「景気はどうか
という話はなかった。(庶民の苦しみからは)全くかけ離れている
感じはした」とか記者に言ってたりして。^^;
さすが「こち亀」の地元の庶民は、なかなか辛らつで手厳しいのね~
と思ってしまったりして。(>_<)>
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話を戻すと、正直なところ、10月末に、解散先送りが確定的に
なった時には、ド~ンとモチベが下がってしまって。_(_^_)_
もう11月からひと息ついちゃおうかな~みたいな気分になって
いるとこもあったのだけど・・・。
ところが、ちょうど31日に田母神氏の論文問題が発覚して、これは
「放っとけな~い!(`´)」<みのもんた風>と。
しかも、何だかアレコレ新たな事実が出ていて、これはマジに
「日本がアブナイ!」というような話になって来て。
そうしたら、何だか、消えかかっていたmewの心の炎が、アブナイ風
にあおられて、ボ~ッと燃え始めたようなとこもあり。(**)
<最近、言いたい放題の橋下くんも、どげんかせんといかんかも?>
そして、5日に米国大統領選で民主党のオバマ氏が勝利したのを
見て、コチラにも書いたように、「いいな~、いいな~」と。
やっぱ日本でも、絶対に政権交代を実現したいな~という思いが
またグ~ンと高まって来て・・・。(++)
<昨日はニュージーランドでも、中道系の野党・国民党が第一党に
なって、9年ぶりに政権交代ですって~。(・・) exciteコチラ
何か中道右派に変わっちゃうらしいのだけど。^^; でも、政権を
交代できるってことは、やっぱ大事なんだよね。(**)>
で、7日に筑紫哲也さんが亡くなって・・・。この1~2日は、
筑紫さんに関する記事とか、筑紫さんの書いたものやインタビュー
記事とか見ながら、本当に色々考えさせられたところもあって。(-"-)
<筑紫さんのことは、コチラの記事に>
* * * * *
そんなこんなで、また少しエネルギーが涌いて来た感じもあるの
だけど・・・。
ただ、現実問題として、今までのようにブログにかける時間を
とれないであろうことも確かだし。
<実は、ブログの記事の文章を書くこと自体には、さして時間が
かかっていないのだけど。その前にアレコレとネットで報道記事や
参考資料をチェックしたり。推敲、編集、引用、リンク付けなどに
時間がかかってしまうです。>
だんだん身内からも冷たい視線を浴びるようになっている今日
この頃ゆえ・・・。^^;
ここから、少しの間、気分&ペース転換をしようかな~と思って
いる。<解散が決まったら、もちろん臨戦モードよ!(**)>
* * * * *
というわけで、まずは、デザインを変更して・・・。<例のデザイン
は、選挙モード用にとっておかないと!?(・・)>
で、できるだけ、毎日更新するつもりではいるけど。それも自分に
対して、義務化するようなことはやめて。
<肝心なところで抜けてたり、チャランポラン(死語?)だったり
するくせに、ミョ~なとこで几帳面&生真面目なAA型ゆえに。一度
こうしようと決めると、それを守らなくちゃって自分に義務を課す
ようなとこがあるのだ。^^;>
また、更新時間も今まで以上に不定期になったり。記事の長さや
1日のアップ数もバラバラになったり。推敲や編集や引用やリンク
付けもめっちゃ手抜きしたり。
TBのお返しも遅くなってしまうかも知れないのだが・・・。
<TBをつけて頂くのは、いつでも大歓迎ですぅ。(~~)>
それでも、気持ちだけは前向きに!(**)
10ヶ月以内には絶対に行なわれることになる解散総選挙に向けて、
日本で初めての選挙による政権交代が実現されるように。(・・)
<日米のW民主党政権っていうのも、なかなかいいんじゃない?"^_^">
そして、何より、日本のアブナイ流れを阻止するために。時には、
社会問題や芸能・スポーツや競馬なども含めて、mewなりに、コツコツ
色々書いて行きたいと思うので・・・。
<mewは、簡単に心変わりはしたりはしないからね!(・・)>
こんなmewだけど・・・どうかこれからも、広~い&温か~い心で、
アクセス&応援してくださいませ。
改めて。。。よろしくお願いいたします。m(__)m
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
*1
『クリスマス解散も=民主・鳩山氏
民主党の鳩山由紀夫幹事長は8日の北海道釧路市での記者会見で、衆院解散・総選挙のタイミングについて「12月下旬に来年度予算が見えてくる。その辺りで『これが景気対策だ。民主党は反対するならしてみろ』という形で解散に打って出るのではないか。最短でクリスマス解散、来年1月半ばに公示され、同下旬に投票日ではないか」との見通しを示した。
鳩山氏は「閣内で不統一が極めて目立っており、麻生太郎首相が指導力を取れていない状況だ。もっとひどくならないうちに解散する公算が大きい」と語った。 <時事通信8日>』
『<民主・菅氏>政権運営行き詰まり年内解散の可能性、指摘
民主党の菅直人代表代行は8日、沖縄県沖縄市で街頭演説し、衆院解散・総選挙の時期について、年内に麻生太郎首相が政権運営に行き詰まった末、解散に打って出る可能性を指摘した。
菅氏は「麻生政権は誕生して1カ月余りだが、既に政権運営がほとんど前に進まない状況になっている」と強調。「政権を放り出すか、破れかぶれに解散・総選挙に打って出るか。今年の暮れまでに首相はどちらかを選択せざるを得なくなる」と語った。<毎日新聞8日>』
*2
『<麻生首相>先月13日解散明言 心変わりで公明と亀裂
小選挙区制が導入されて以来、最大の政治決戦になるはずの08年衆院選が見送られた。その最終局面、2晩にわたった秘密裏の自公党首会談は、麻生太郎首相がいったんは公明党に年内選挙を約束しながら、後に心変わりしたことに伴う亀裂の弥縫(びほう)場面だった。
麻生首相が追加経済対策を公表した10月30日夕の記者会見を前に「取扱注意」と記された文書が政府・与党の主要人物に配られた。
「総理記者会見の骨子」として「解散については言及しない」「補正予算は、早急に準備させるが、提出時期や、会期の延長も未定」などと首相発言を予告する内容だった。
首相発言は実際、この範囲内に収まった。さらに衆院選の際の政治空白を問われると「選挙になったからといって行政がなくなるわけではなく、政治空白が起きるとは考えていない」と答えた。
首相は自らの解散権が縛られないよう慎重に言葉を選んでいた。会見予告ペーパーの存在は、首相が周囲と協議し、発言内容を綿密に計算していたことをうかがわせるものだ。
文書の伏線は、会見に先立つ2回の自公党首会談にあったが、首相は北京でのアジア欧州会議に出発する前に、1回目の会談を設定していた。
「我々の支持母体は簡単に選挙日程を変えるわけにはいかないんです。日程が頻繁に変わるのは困る。選挙協力をやる上でもよく考えていただきたい」
10月26日夜、グランドプリンスホテル赤坂の一室。公明党の太田昭宏代表は、北側一雄幹事長とともに首相に再考を迫ったが、首相は「国民の多くは今、選挙より景気対策を望んでいると思う」と繰り返し、論議は平行線をたどった。
28日夜の再会談を求めたのは太田氏だった。「金融サミットに行って日中印3カ国でアジア版ニューディール政策を打ち上げたら格好の選挙対策になる」と食い下がる太田氏に、首相は「やはりこの時期に政治空白は作れない。理解していただきたい」。
埋まらない溝を前に両者の妥協案として浮上したのが、2次補正の時期をぼかし、選挙による政治空白を否定する会見内容。早期選挙の余地を残すことにほかならなかった。
太田氏は渋々了承する代わりにこう言った。「総理、約束したじゃないですか」
負い目があったのは首相の側だ。「解散時期は決めていない」と繰り返していた首相だが、実は違った。10月13日夜、帝国ホテルの会員制バー。極秘に太田氏を呼び出した首相は「総選挙は11月30日投票でお願いしたい」と告げていた。
◇大敗予測、解散に足かせ
麻生太郎首相が公明党の太田昭宏代表に「11月30日衆院選」と明言した10月13日の夜、時間を置いて自民党の古賀誠選対委員長も首相の待つ帝国ホテルのバーに姿を現した。
首相が「10月末に解散し、11月30日投票でやろうと思う。選挙準備はできてるかな」と胸の内を明かすと、古賀氏は「大丈夫です」と答えた。首相はその日昼、自民党本部で選挙用CMの撮影をすませていた。
太田氏は翌14日、大阪市内で街頭演説し、雨にぬれながら「激しい衆院選が間近のようでございます。雨が降ろうとどうなろうと、私たちはひるまない」と声を張り上げた。自民党の細田博之幹事長や大島理森国対委員長には10日ごろに首相の意向が伝わっていた。
首相の考えを承諾した古賀氏だったが、直後にブレーキ役を演じることになる。9月下旬に続いて自民党が実施した追加の選挙情勢調査で「自民党198議席」という衝撃的な予測が届いたためだ。公明党と合算しても衆院の過半数には届かない。古賀氏は「今選挙をやったら負ける」と確信し、首相に近い菅義偉選対副委員長に「総理に選挙を先送りするよう進言してほしい」と要請した。
後に潮目を変えたと評される10月16日の4者会談は、古賀氏が背後にいる形で実現した。08年度補正予算が成立したその日の夜、首相は東京・赤坂のANAインターコンチネンタルホテルで腹心の中川昭一財務・金融担当相、甘利明行革担当相、さらに菅氏とひそかに会談した。
甘利氏は「いつやるのが一番いいか、あらゆるデータを分析して冷静に決めてほしい」と慎重な判断を求めた。中川、菅両氏は「政治空白を作るより、景気対策を求める国民が圧倒的に多い。在任期間2カ月半の首相になりますよ」と詰め寄った。首相は「うーん」とうなるだけだった。
翌17日、首相は党本部で選対職員らと各種世論調査の数字をさらに精査した。数字の厳しさを実感した首相は先送りを決断した。
◇役割分担、先送り隠し
民主党はこの時点で、早期解散を実現するため、法案審議に協力する姿勢を打ち出していた。先送りの首相方針が民主党に伝われば、インド洋での給油活動を延長する新テロ対策特別措置法などの審議に影響が出かねなかった。首相は自民党の細田、大島両氏に「早期に解散があるという言い方を変えるな」と指示した。
首相の意を受け、細田氏は18日夜、埼玉県川島町での講演で「麻生さんは解散して民意を問うて、勝利を収めて次の政策、景気対策を打ち出していくことが最も望ましいという考えを今のところ持っておられる」と発言。大島氏も同日、青森県八戸市での記者会見で「首相が非常に強い思いを持つ追加経済対策が27日からの週に出る。その時点で明確に方針を示していただけるのではないか」と早期解散を強くにじませた。
解散について口をぬぐう首相、解散風をあおる幹事長という役割分担は、この時期から定着し始めた。
民主党は独自のルートで先送りの感触をつかんでいた。10月21日夕、民主党本部での幹部会。山岡賢次国対委員長は「解散は先送りになりそうだ。『審議を引き延ばせ』という声が出るだろうが、国対の方針は当面変えません」との考えを表明した。小沢一郎代表は、黙って聞いていた。
山岡氏は考えていた。首相が解散の先送りに傾いているにしても、直ちに審議引き延ばしに転じれば、逆に与党側が先送りの口実にしかねない。しかし首相の正式表明に備え、方針転換の種は今からまいておく必要がある――。幹部会での「解散先送りなら審議協力路線は転換」との意思統一を背景に、民主党の国会戦略は軌道修正を始めた。
◇2度目の決断またも断念
自民党総裁選の最中に首相がもくろんでいたのは「10月3日解散、11月2日衆院選」だった。方針がぶれた最初の転機は9月28日。松本純官房副長官らと情勢調査を分析したところ、自公で過半数獲得が微妙という結果。ただ、自民党候補の多くが支持層に浸透していなかったため、首相は「(選挙運動を)もっとやれば伸びるじゃねえか」と口にし、解散を見送った。
その後、金融・経済情勢のさらなる悪化を受け、首相の心は再び早期解散へと揺れ動く。10月8日には日経平均株価が4年10カ月ぶりに1万円割れ。当時、首相は麻生派議員に「経済状況の悪化は自民党に有利に働く」と語っている。危機の時こそ勝機があると判断した首相は9日、追加経済対策のとりまとめを与党に指示した。
「11月30日衆院選」はこの延長上にあったが、首相は2度にわたって、選挙を断念したことになる。
10月27日夜、首相は河村建夫官房長官、細田氏、大島氏、松本氏とホテルオークラの日本料理店で、先送り表明後の国会対策を協議した。大島氏は机の上に紙を広げ、総選挙の時期について「年末年始」「4月、5月」「任期満了」の3パターンを提示した。
河村氏は29日夜、党内各派閥の領袖に電話を入れ、30日の首相会見について「2次補正予算を提出するかどうかは言わない。解散についても何も言わない」と説明した。
「これだけ選挙の日程がくるくる変わった経験は初めてだ」と衆院事務局のベテラン職員が振り返る先送り政局は、こうして幕を閉じた。<毎日新聞8日>』