「反日との冷戦に勝つ」田母神は、自衛隊革命を目指していた?+定額給付金のバタバタ+伊達
2008年 11月 14日
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。
テニスの全日本選手権・・・クルム伊達公子選手は、準々決勝で
奈良くるみ選手を、7ー5、6ー2に勝利して、ベスト4入り。(~~)
今日の準決勝で、昨年優勝の中村藍子選手と対戦する。中村選手は、
今は順位を落としているけど、少し前までは世界ランキングで50~
60位にいたプレーヤー。優勝するには、この試合が大きなヤマ場に
なりそうだ。p(*^-^*)q がんばっ exciteコチラ
<ダブルスでも、ベスト8進出>
* * * * *
ところで、ここ1~2日、私の周囲でも定額給付金の話をする人が
増えていて、給付金への関心の高さを感じているのだけど・・・。
「ねぇ、うちの場合、いくらもらえるの?」とか。<家族が多い家は、
10万円を超えたりするのよね。(・o・)>
ある塾の先生は、中学生たちから「自分が手続きをして、区役所に
証明書を持って行けば、2万円受け取れるのか」ときかれたらしい。
<子供が直接受け取るのもOKなのかしらん?(・・) っていうか、あの
給付金は、子供本人に与えられると考えるべきものなのかな~?・・・
でも、家庭の事情によっては、子供が受け取らざるを得ない家もあるし
ね~。だとすると、やっぱ、銀行振込の方がいい感じもするけど。前も
書いたように、詐欺に狙われそうだし…。(-"-)arekore taihenda~>
そんな中・・・「色々問題はあると思うけど。でも、やっぱ、助かる
わ~。年末年始は、何かとお金がかかるんだもの~」と友人。
「いや、たぶん年内は来ない可能性が高いんじゃない? 何か二次補正
は、来年の通常国会に回すって、ニュースに書いてあったし~。そう
なったら、早くても来年の3月ぐらいかもよ。」
「え~~~っ?!(゚Д゚) アレだけ急ぐって言っておいて、半分詐欺なん
じゃな~い?!」<かなり、お怒りのご様子だった。^^;>
実際、自公与党は、今月30日で秋の臨時国会を閉会して、結局、
2次補正予算の審議は、来年1月の通常国会の冒頭に行なおうという
案で決まりそうなのだ。(・・) *1
* * * * *
それに、前記事で書いたように、政府与党は、所得制限や給付方法は
各市町村に委ねる(丸投げする)ことを決めたのだけど。
昨日になって、また鳩山総務大臣が衆院総務委員会で、「全世帯、
全国民がもらえることを大原則にしないといけない」と、所得制限を
設けることは望ましくないとの考えを示して、また与党内で混乱が起き
ていたりして。^^; exciteコチラ
<民主党の寺田議員に「与党が決めたことと違うとツッコまれて、
「天の声があった」とか、わけのわからない答弁をしてるし~。^^;>
おそらく、麻生首相&公明党は、最初から所得制限を設ける気は
なかったのに、周囲がアレコレ言うから、迷走しちゃったのだけど。
ここは、内閣&与党内の意見をきいていると収拾がつかないから、
とりあえず、市町村に委ねるということにしちゃおうと。
で、市町村のレベルで、実質的に所得制限は行なわないように誘導
しようとしているのではないかな~と思える部分がある。(-"-)
<鳩山総務大臣は、市町村などの地方自治を所管しているので。たぶん
麻生首相らとの間で、そのような話をできてて。それを「天の声」って
称したのかも?(・・;)>
あの太田誠一氏が、昨日、「こんなに批判が多いのでは、選挙対策に
なるどころか、却ってマイナスになるかも」という趣旨の話をしていた
のだけど・・・。<これは失言ではなく、かなり正しい観測かも?^^;>
このままバタバタとどうなるかわからないような状況が続くようだと、
もしかしたら、本当に、この給付金が、ますます自公与党票を減らす
要因になってしまうかも知れない。(**)
<今、知ったことに・・・当然にして非課税かと思っていたら、まだ
それもきちんと決まっていなかったとは・・・。_(。。)_exciteコチラ>
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
長いので^^;、小休止で「クリック・コーナー」を。( ^^) 旦 socha desuga・・・
人気blogランキング ←より多くの人に読んで頂けるように、ご支援を!(~~)
にほんブログ村 ←コチラのクリックもよろしくですぅ。m(__)m
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
さて・・・昨日13日には、参院の外交防衛委員会が、麻生首相出席
の下で開かれて、新テロ特措法の延長や田母神論文問題に関する集中
審議が行なわれた。exciteコチラ
<ちなみに麻生首相は、田母神問題には相当ご立腹の様子で(たぶん、
田母神氏の発言内容にというより、自分の政権の足を引っ張るような
余計なトラブルを起こしたからだと思うけど)、答弁の際には、
「田母神」って何度も呼び捨てをしていたですぅ。(・o・)>
昨日は、民主党の藤田議員が、なかなかいい質問やツッコミをして
いて。何で、これを田母神氏の参考人招致の日にしなかったのかしら
と思ったりもした。^^;
だって、折角、アレコレ調べて来て追及をしても、麻生首相も浜田
防衛大臣も、田母神氏の空自幹部時代には、防衛省にあまり関与して
いないから、「過去のことは知らぬ存ぜぬ」で押し通そうとしていて。
まさに、他人事みたいに「チェックを見過ごしたのは、問題がある」
「今後、再発防止に努める」って言っておけばいいっていう感じだった。
麻生首相や浜田防衛大臣も、本当は、もうアレコレ報告が上がって
いて、全く過去のことを知らないはずがないし。少なくとも防衛省や
自衛隊の幹部は、以前から、田母神氏の言動に関して、知っていたはず
なのに。(`´)
<田母神氏も、後述の論文に関して、続編を書くに当たって、全国の
空自の先輩、同期、部下から激励を受け、陸上自衛隊、海上自衛隊の
上級指揮官等からも部下等に配布したいという話があったり。一部防衛
産業からもコメントをもらったと書いている。(**)>
しかも、麻生首相らは、田母神発言について何かきかれても、「もう
民間人なので、個人の言動へのコメントは差し控えたい」とか言って。
自分たちで勝手に、トカゲの尻尾切りをするためにすぐに退職させて
おいて。つい1週間前まで空自TOPだった人間を、「もう民間人
だから」と、あたかも政府とは関係のない人のように扱って、逃げ
まくっているのである。(ーー;)
<しかも、浜田防衛大臣は、「あの人はうぬぼれが強いから、早く
辞めさせた」とか言ってたりして。^^;>
* * * * *
で、昨日の質問でも、かなり取り上げられていたのが、田母神氏が、
航空総隊司令官だった頃に、空自内の雑誌「鵬友」に投稿していた
「10の提言」という論文(?)なのだけど・・・。
実はmewは、この全文を入手したですぅ。(@_@。
Part3まであって、かなり長いので、まだ読み切れていないのだけど。
その中には、歴史認識から教育論まで、まさにウヨ保守系のブログに
書かれているようなことが、アレコレ散りばめられているという感じで。
しかも、かなり「反日」って言葉が出て来るので、mew基準により、
当ブログでは、田母神氏を正式に「ウヨ」認定をしたいと思う。(・・)
ざざっと読んで思ったことは、田母神氏は、クーデターを起こすと
いうよりも、自衛隊員たちを先導して、ある種の「革命」or「維新」
を起こそうとしていたのではないかということだ。
それは、安倍晋三氏や平沼丈夫氏をはじめ、超保守系の政治家や
識者が憧れて、目指している明治維新的な革命に近い感じで。
ただし、武力などを用いるのではなくて、あくまでも合法的に、
政治や言論の力を用いて、アレコレの方策を用いて、国民を誘導して
行って、自分たちの理想とするような国を作りかえてしまうという
ものだ。(ーー゛)
<安倍っちの「美しい国づくり」構想も、その一つだった。^^;>
そして、この辺りは、また改めて書きたいが。私は、この論文を
読んで、田母神氏が、決して個人的にではなくて、超保守系の政治家や
識者や団体などと結託or協力する形で、このウヨ革命を成し遂げようと
しているのだと確信するところがあった。(**)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
長いので^^;、小休止で「クリック・コーナー」を。( ^^) 旦 socha desuga・・・
人気blogランキング ←より多くの人に読んで頂けるように、ご支援を!(~~)
にほんブログ村 ←コチラのクリックもよろしくですぅ。m(__)m
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
田母神氏は、『米ソの冷戦は終わった。しかし我々は今、日本国内に
おいて反日的グループとの冷戦を戦っている。この冷戦に勝たなければ、
日本の将来はないと思っている』と、述べている。
そして、『これから部隊指揮官等に配置される皆さんは、この国を
愛する正しい国家観、歴史観を確立して、部下隊員を指導することは
もちろんのこと、部外における講演などでも国民を啓蒙する気構えを
持って頑張ってほしいと思う』と記している。
つまり、その反日グループに勝って、革命を成し遂げるために、
自衛隊の隊員たちに、彼らの思想に基づく歴史認識や国家観を教え込み、
自衛隊の立場から貢献をしようと考え、自分なりに計画を立てて、それ
を実行していたのである。(ーー゛)
その具体的な方法として、歴史認識の勉強、自衛隊の政治への関与、
軍事力の強化、外部への発言や論文投稿の勧め、マスコミや親自衛隊の
人の利用、国民の国防意識を高める活動<何故だか、教科書をつくる会
を買いまくることも^^;>などを挙げて、自衛隊員に合法的な革命の士に
なるように、説いているのだ。(**)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
軍事力の強化という面では、昨日の国会で話が出ていたように、
「専守防衛は相手にとっては痛くも痒くもない」と、憲法9条の定める
専守防衛体制を否定して、「自衛隊の中にも相手国への攻撃について
徹底的に考える人たちが必要である」という文章が出て来る。
また、歴史教育の面では、コチラの記事に書いたように、田母神氏
は統合幕僚学校の校長を務めていた時に、幹部教育課程に「歴史観・
国家観」などの課目を新設していたのだが。
昨日、明らかになったことに、その講師には「新しい歴史教科書を
つくる会」のメンバー2人がはいっていて。「つくる会」副会長の福地
惇大正大教授は2003年度に「日本国憲法の本質」と題して講義。
高森明勅国学院大講師は「国家観」を。08年度は福地教授が「明治
国家と戦後国家」「大東亜戦争史観」、高森講師が「天皇の起源と歴史
的意味」などについて講義していたという。<共同通信13日より>
excite関連記事コチラ
* * * * *
田母神氏は、「つくる会」のメンバーや教科書への期待が大きかった
ようだ。
「自衛隊にも国民が正しい歴史観を持つためにやれることがある。反日
的グループの努力がわれわれの努力を上回っていたから教科書がどん
どん自虐的になった」と記している。
そして、「隊員に対しては部外で個人や団体が実施する親日的な活動
には経費も含めて個人的に支援するという意識を持たせるべきであろう
と思う。例えばここ数年新しい歴史教科書が話題になっているが、今後
このような本などが出た場合、これをみんなで買いまくるぐらいの意識
があっても良いのではないか」と。
「更に若い幹部や隊員の場合には新聞や雑誌でもそれがどういう思想
傾向を持ったものであるのかさえ理解していない場合もある。無知故に
反日活動に協力するようなことがあってはいけない。親日的活動が一定
の成果を収めないと、やがて反日活動に圧倒されることになる。それは
正に組織的に実施されている。我が国の現状を見れば自衛隊の指揮官、
特に上級の指揮官は、いま第2の戦場に目を向けることが大事である
と思う。」(注・第2の戦場=マスコミ)としている。
もし自衛隊員の中に、自分たちの考えに合う人は「親日」、意に
沿わない人々は「反日」と区分するような考えが根付いてしまったら、
どんなにか危険なことか・・・。(-"-)
この田母神氏の件は、また少しずつ取り上げて行きたいと思うが。
彼は上述のような考えに基づいて、今回の論文発表も含め、確信犯
的に、様々な活動を行なっていたのである。(ーー;)
そして、この論文を読んでみて、またこの内容に理解を示す自衛隊
幹部や自衛隊員が少なからずいるであろうことを思うと、改めてマジに
「日本がアブナイ!」と叫びたくなるmewなのだった。(@@。
THANKS
【下の2つのランキングに参加中です。
mewなりに、政治や社会の問題などについて書いて、より多くの人にそれを
伝えたいと思っているので、頑張れ~と思って下さる方は、クリックをお願い
します。m(__)m と~っても励みになるです。(^^♪
できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。・・・組織票はなく、
記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↓ 25位枠遠のく。(ノ_-。) ご支援、よろしくです。 m(__)m
人気blogランキング
にほんブログ村
↑ 1位も遠のく。(ノ_-。) アツい応援を、よろしくです。m(__)m
解散総選挙&政権交代に向かって、当ブログと一緒にウヨ保守系
の伏魔殿ランキングでコツコツと頑張り続けている生活重視のリベラル
&平和志向系ブログの応援キャンペーン中です。(^^♪
わんばらんすさん、喜八さん、とむ丸さん、秘書玲奈さん、お玉おばさん
へのアクセス&ご支援のクリックをよろしくお願いいたします。m(__)m
また、この他にリベラルor平和系のいいブログがた~くさんあるです。
ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
『30日の今国会会期末を控え、自民党内で会期延長に慎重論が強まっている。麻生太郎首相は追加経済対策の裏付けとなる08年度第2次補正予算案の今国会提出にこだわっているが、自民党内では「関連法案の成立が担保されない」と先送り論が大勢となっている。衆院選先送りを受けて首相の求心力が下がり、国会運営も「麻生不在の党主導」で動き始めたかのようだ。
「今のところ30日で国会を閉める予定で動いている」。村田吉隆国対筆頭副委員長は13日、古賀派の総会で会期延長の可能性を否定した。脇雅史参院国対筆頭副委員長も会見で「2次補正をあわてて提出しても審議時間もないし、形式的提出に意味はない。次期通常国会の冒頭処理で実務上いい」と強調した。
野党の引き延ばし戦術を考慮すると、来年1月末まで大幅延長が必要となる。ただ、衆院通過後60日で参院が否決したとみなす「60日ルール」でも関連法案の成立は微妙。成立断念となれば、経済対策を前面に打ち出した政権にとって大きな痛手となる。
このため、伊吹文明元幹事長は13日の伊吹派総会で「延長せずに閉めるのが適切な判断だ」と指摘。町村信孝前官房長官も町村派総会で「リスクを冒すより、来年1月第1週に通常国会を召集すべきだ」と主張した。党内では次期通常国会を例年より早い1月5日に召集する案が浮上している。
ただ、首相は「政局よりも政策」として追加経済対策を打ち出したこともあり、首相周辺は「まだ今国会で2次補正をやりたいという気持ちが強い」と語る。山崎拓前副総裁は山崎派総会で「金融恐慌ということで選挙を先送りした。経済対策に取り組むということなら2次補正を今国会に提出すべきだ」と語ったが、そこには皮肉が込められていた。
国会を30日で閉じれば、首相の衆院解散戦略は年明け以降に限られてくる。首相批判が公然と出始めた中、伊吹氏は「本当は11月までに選挙を終え、12月は来年度予算や税制の作業を粛々と進めるのが最良の選択だった」と苦言を呈した。<毎日13日>』