次官殺傷事件・容疑者のメールと動機、今後の社会への危険性+マイルC&武豊
2008年 11月 24日
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。
まず、JRAのマイルC(GI)は、また牝馬が強かったですぅ。
ブルーメンブラッドwith吉田豊騎手が、優勝。(*^^)v祝
何と吉田豊騎手は、GI9勝中8勝は、牝馬。(Mドーベルとの
コンビが懐かしい。)最近は8歳年下の吉田隼人騎手が躍進して来て
いるので、兄弟そろって頑張って欲しい。
そして、こちらも若手の有望株&GI初勝利を目指した藤岡祐介
騎手&Sホーネットは、残念ながら、また2位に。^^;
外枠だった&勝ちを意識して大事に行った分の差かなという気も
した。<吉田は、一か八かで、思い切って内を突いて勝負を賭けられた。
&河野師いわく「騎手が硬くなっているのを馬に気づかれてしまった
のかも」というのもあるかも?(・・)>
でも、まだまだチャンスはあるので、ガンバです。<こちらも、
弟の康介騎手が台頭中なのよね。"^_^">
また昨日は、武豊騎手が京都5Rで、馬が故障して落馬。右腕の
尺骨(前腕)を骨折してしまった。exciteコチラ 折角11月初めにGⅠ2連勝して、秋のビッグGI戦線をにぎわしそう
だったのに。<ただ、先週も落馬してたんだよね~。^^;>
何とか早く回復して、12月暮れの有馬&「東京大賞典」に間に
合って欲しいです。どうか、お大事に。
この馬の転倒に巻き込まれ、中村、小原騎手も落馬&負傷。中村
騎手は腰部打撲だけだったけど。タマモ系の馬でお馴染みの小原騎手
が腹部を蹴られたのか、肝臓と肺を挫傷したとのこと。どうか大事に
至らないように。1日も早い回復を願っている。(-人-)
<mewはタマモクロスが好きだったので。タマモ系の馬も何頭か
応援していて、小原騎手にお世話になっているのです。(・・)>
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
今回も、元厚生次官らの殺傷事件で、一昨日、出頭して来た小泉毅
容疑者(46)に関して、新たな情報や私の考えることなどを書いて
みたい。
私が、この件にこだわる理由は、次回に詳しく記したいと思うが。
この事件が、今後、閉塞感を打破するための手段としての犯罪行為
(殺傷行為や爆発行為など)の流れを変える大きな契機になる可能性
があるのではないかと危惧しているからだ。(ーー;)
昨年から、何例かの無差別殺傷事件が続いているのだが。今後は、
「誰でもよかった」から、今回の事件の影響で、何か自分の中で正当化
できるターゲットを作って、それを狙うような犯罪行為が起きるように
なるのではないかという、そんな不安を覚えているのである。(-"-)
<これも次に取り上げたいけど、何か徳島市で起きた創価学会
関係の建物の爆破事件の容疑者も、同じような感じがあるし。(・・)>
しかも、PC&携帯のネット社会が広がる中で、特別な傾向のある
狭い世界にはいり込んでしまったり、それとあいまって、ヴァーチャル
世界に慣れ親しんで来た世代が、ある種の妄想の世界にはいり込んで
しまったりすると、尚更にその風潮が助長されてしまうのではないか
と懸念するところがある。
そんなこともあって、この件は、個人的にもウォッチして行きたいと
思っているし。機会があれば、ブログにも書いて行きたいと考えている。
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
長いので^^;、小休止で「クリック・コーナー」を。( ^^) 旦 socha desuga・・・
人気blogランキング ←より多くの人に読んで頂けるように、ご支援を!(~~)
にほんブログ村 ←コチラのクリックもよろしくですぅ。m(__)m
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
先に、いくつかの新しい情報を・・・。
<excite関連記事コチラ*1に
記事を書いたあとで、見つけたけど、この記事は詳しくて
いいかも。先に読めばよかった~。^^;>
まず、経歴に関してであるが。山口県の柳井市内の公立小中高を出た
あと、国立の佐賀大学理学部に進学。2年次に留年して、中退。
かなり数学が得意で、コンピューター関係の仕事につくことを希望
していて、東京のコンピューター会社に就職したという。
30代の時に、一度、故郷に帰って、家業を継ぐために(お菓子の
販売?)、関連会社に就職したが。「事業に将来性がなく、共倒れに
なる」と言って。10年前に、ネットで、埼玉のコンピューター・
ソフト会社の人材募集に応募し、そこで働くと言って出て行ってから
は、全く連絡がなかったという。
<出頭前の電話で、父親に送ったという手紙は、23日の夕方に、
実家に到着したが。その内容は明らかにされていない。>
また父親によれば、以前、宅配業者で働いていたときいたことが
あるとのことだった。<ただ「横浜で」との報道もあり。>
* * * * *
そして、小泉容疑者と思われる人物が、出頭する2~3時間前の午後
7時頃、TBSHPに投稿、読売新聞にメールしていたことが明らかに
なった。
『「元厚生次官宅襲撃事件について」とのタイトルで読売新聞東京本社
に送信されたメール(表現は原文通り)
今回の決起は年金テロではない!
今回の決起は34年前、保健所に家族を殺された仇討ちである!
私はマモノ(元官僚)1匹とザコ(マモノと共生しているやつら)
1匹を殺したが、やつらは今も毎年、何の罪の無い50万頭ものペット
を殺し続けている。
無駄な殺生はするな!!!
無駄な殺生をすれば、それは自分に返ってくると思え!
<日本警察の捜査能力に疑問>
・私は左利きである。(吉原の妻に聞けば分かること)
・私は靴ひもタイプを使ってない。
・吉原の妻に使った凶器は山口を殺した包丁を使用した。
・山口の件では最初に出てきたのは剛彦である。
最初から逃げる気は無いので今から自首する。 以上
<読売新聞24日より>』
TBSへの投稿内容も、同じような内容だったという。
<TBSの映像では、改行なくビッシリと字が詰まっていた。>
* * * * *
父親の話では、小さい頃、家で白い犬を飼っていたが、病死して、
本人は墓を作って、大変、哀しがって落ち込んでいたとのこと。
その後、小学校時代に、茶色の野良犬を餌付けて、かわいがっていた
が。家に併設していた駄菓子家の客に向かって、かなり吼えたりする
ので、保健所に連絡して、処分してもらったことがあったという。
それは、このメールの「34年前、保健所に家族を殺された仇討ち」
という内容と一致する。(**)
ただ、もしそれが動機の一つになっていたとしても、それが元厚生
事務次官の殺傷行為と、何故、結びつくのか、疑問が呈されている。
保健所は、厚生労働省の職務範囲や政令、指導などとも関わって
いるが、もともと地域保健法に基づいて各自治体が設置するもので、
厚労省自体や、事務次官との結びつきは弱いからだ。(-_-)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
長いので^^;、小休止で「クリック・コーナー」を。( ^^) 旦 socha desuga・・・
人気blogランキング ←より多くの人に読んで頂けるように、ご支援を!(~~)
にほんブログ村 ←コチラのクリックもよろしくですぅ。m(__)m
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
小泉容疑者が送ったメールには、マモノ、ザコという<mew的には
許容し難い>表現があるのだが。(ーー゛)
私は、このメールを見て、今年3月に茨城県の土浦駅などで、
24歳の男が、ナイフで8人を殺傷した事件を思い出していた。
この犯人は、1月にバイトを辞めてから、家の自室に引きこもって
いたようなのだが。犯行後、自室内の壁に大きな赤い字で「死」と
書かれていたことが発覚。
また、一人殺害後に、警察にメールを送ったり、もう一台の携帯から
自分宛に、「おれがやることがすべてだ」「おれが神だ」などという
メールを送っていたことがわかっている。<「おれも自分を終わりに
したい」というものもあったようだ。>
ネタもとが消えてしまったのだが。事件から少しして、彼がある種の
魔界のようなものを想定した妄想にはいり込んでいたようだという記事
を見たことがある。<PCゲームに、同じような発想のものがある
らしい?>
* * * * *
そして、今回の容疑者の中にも、これに近い形の妄想の世界があった
のかも知れないという気もしてしまった。
もしかしたら、彼にとっては、その野良犬は、本当に家族と思える
ぐらいの愛すべき大きな存在で。それを保健所で処分されてしまった
ことで、大きなショックや深い傷が心に刻み込まれたままになって
いたのかも知れないのだが。
<父親は、自分が保健所に通報したと言っているので、家族への
恨みも残っているかも知れない。>
自分の現状に対する閉塞感、周囲や社会への不満、孤独感<何か
家族に認められたい、自分の存在や能力を他に認めてもらいたいと
いう願望も強かったような感じがするが>などから、世の中への
憎悪感が増したり、「何か大きなことをする」「自分を終わらせる」
という発想を抱いたりしたのではないかと。
それが、妄想の世界とあいまって、愛犬を処分されたという恨み
や傷が増幅され。ターゲットを探す中で、厚生事務次官に行き当たり
「相手は、悪魔だ。征伐されるべき存在で、殺しても構わない」と
いうような、自己の中で殺傷行為を正当化する根拠にしてしまった
のではないかと・・・そんな感じもしたのだった。(-"-;)
<追記・「大学に行き、高級官僚が悪だと分かった」と供述して
いるようだ。<毎日新聞 24日より>exciteコチラ
* * * * *
ただ、私自身は、まだ小泉容疑者が本当に犯行を行なったのかと
いうことも決め付けてはいけないと思うし。<彼は犯行に使ったと
いう血のついた手袋も車に載せていたようだが。現場からは、一切、
指紋が出ていない。>
また、もし彼が実行犯だったとしても、その動機が本当に愛犬を
処分されたことだけなのか、本当に単独犯なのか、背後関係は全く
ないと言えるのか、疑問を抱き続けている部分がある。(**)
<近時は、働いている様子がなかったのに、月6万2千円の家賃を
滞納することなく支払っていたというのも不可解だしね。(・・)>
* * * * *
でも、やはり最初にも少し書いたけど・・・、何より、この事件が
今後の社会&犯罪動向によからぬ影響を与えてしまうかも知れない
という漠然とした危惧感が生じて来て、「日本がアブナイ!」マインド
が募ってしまっているmewなのだった。(@@。、
<つづく> THANKS
【下の2つのランキングに参加中です。
mewなりに、政治や社会の問題などについて書いて、より多くの人にそれを
伝えたいと思っているので、頑張れ~と思って下さる方は、クリックをお願い
します。m(__)m と~っても励みになるです。(^^♪
できれば、2つともクリックして頂けると、有難いです。・・・組織票はなく、
記事を読んで下さる方々だけが頼りなので、よろしくお願いします。m(__)m】
↓ 25位枠遠のく。(ノ_-。) ご支援、よろしくです。 m(__)m
人気blogランキング
にほんブログ村
↑ 1位も遠のく。(ノ_-。) アツい応援を、よろしくです。m(__)m
解散総選挙&政権交代に向かって、当ブログと一緒にウヨ保守系
の伏魔殿ランキングでコツコツと頑張り続けている生活重視のリベラル
&平和志向系ブログの応援キャンペーン中です。(^^♪
わんばらんすさん、喜八さん、とむ丸さん、秘書玲奈さん、お玉おばさん
へのアクセス&ご支援のクリックをよろしくお願いいたします。m(__)m
また、この他にリベラルor平和系のいいブログがた~くさんあるです。
現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
「元事務次官を殺した」と小泉毅容疑者(46)が警視庁に出頭した5時間ほど前の22日午後4時半ごろ、山口県柳井市の実家に電話があった。
「おやじ、おれ」
「毅か。元気にやっちょるか」
「手紙を送った。明日の正午ごろ着くはずだから読んでくれ」
「よし、分かった」
それだけの会話だったが、10年も音信が途絶えていた長男の声を久しぶりに聞き、父(77)はうれしくなった。「嫁でもつかまえたか。やったな」。手紙を待ち遠しく思いながら床に就いた。
しかし、ほどなくテレビを見ていた妻に起こされる。元厚生事務次官宅連続襲撃事件の急展開を知らせるニュース番組で、長男の名前が繰り返し読まれていた。「まさか」と思いつつ、長男宅に電話した。「お客様の都合でおつなぎできません」と自動音声が流れるだけだった。
■
小泉容疑者は1962年1月、柳井市で駄菓子屋を営む両親の間に生まれた。三つ下の妹と4人家族。父には幼いころ手がかかった記憶はない。地元の高校に進み、佐賀大理工学部電子工学科に現役で合格した。
しかし、入学後、歯車が狂い始める。留年を重ねた末に退学。大学に呼び出された時、父は息子を責めなかった。「アルバイトに精を出し過ぎたのか」と思い、「人生は長いからしっかりやれ」とだけ伝えた。
上京した小泉容疑者は、コンピューターソフトの開発会社に入社する。父は「前途洋々だ」と喜んだが、2、3年で退社。その後は別のソフト会社を転々とし、横浜で宅配便のアルバイトをしたこともあった。このころから実家との連絡は間遠になっていく。
駄菓子屋をたたみ、食品の卸売業を細々と営んでいた父は、広島市の食品卸会社での仕事を勧め、小泉容疑者も従った。1年後の電話では「おやじの後を継ぐため、今は小郡町(現山口市)で修業している」と言った。
3年ほどたった98年夏ごろ、実家に顔を出した小泉容疑者は「埼玉に行く」と告げた。インターネットでコンピューター関連の仕事を見つけたと言った。父の商売の売り上げは年間二、三千万円、利益は15%程度。「おれが継いでも共倒れになる」。淡々と話した小泉容疑者は30分ほどで出て行ったという。
それから10年。両親は息子の声を聞けなかった。電話はいつも留守番設定されていた。「元気にやっちょるか」と伝言を残し、地元の大島みかんを送ってやるとメッセージを吹き込んだこともある。母は何度か手紙も書いた。だが、一度も返事はなかった。
■
<今回の決起は年金テロではない! 34年前、保健所に家族を殺された仇(あだ)討ちである! (略)最初から逃げる気はないので、今から自首する>
22日夜、テレビ局のホームページに小泉容疑者の書き込みがあった。2時間後、小泉容疑者は警視庁に出頭した。「ペットを保健所に処分されたから」。動機についてそう供述した。
父が覚えているのは、自宅で飼った「シロ」のことだ。小泉容疑者が拾ってきて小学2、3年まで育てた白い雑種犬。寿命で死んだ時、泣く息子を慰め「運命なんじゃから」と一緒に木を1本植え、墓を作った。
もう1匹。「保健所」について尋ねる記者に、父は記憶の糸を手繰った。「小学生のころだったか、野良犬を餌付けしてかわいがっていた。人に激しくほえるので保健所に電話して連れていってもらった」。そして戸惑うように聞き返した。「息子はそんなことを覚えているんですか」
父にあてた息子の手紙は23日夜、届いた。父は記者に「中身は言えない」と言った。
<毎日新聞23日>