解雇問題が広がる中、雇用法案で民主と自民が年末国会の大攻防!+麻生に続々、Xマスカードが
2008年 12月 18日
行きます。ご容赦を。m(__)m
最新の記事一覧は、12月分・・・コチラ、11月分・・・コチラ
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。
イラク空自&国際貢献の話は、新たな情報や報道も出ていて、それも
参考にしたいと思うので、もう少し待って頂きたいかと・・・。m(__)m
<自民党が、海賊攻撃のために海上自衛隊を出す法案を準備。しかも、
海賊相手に武力行使するのは、憲法9条に抵触しないとか言い出して
たりして。コレは「放っておけない!」という感じ。(`´)>
今日の参院&明日以降の国会で、注目すべきことがあるので、今回
はその話を書くことにしたい。(・・)
* * * * *
TVや新聞では、毎日のように、派遣切りのニュースや特集が報じ
られていて、つい、大きなため息をついてしまう。(-"-)
<何か、本当に経営的に困っているとこもあるけど。他社もやっている
から、うちも今やっちゃえって、便乗してるとこもあるんじゃないかと
思ってしまうのは、mewだけ?(・・) 大体、この間まで、過去最高益を
出していた、大きなとこは、結構な内部留保分があるくせに!(ーー;)>
もう既に契約を打ち切られて、住居を出され、ネットカフェ難民化や
ホームレス化する人も出ているし。年末までに、そうなることが決まって
いる人もいるし。
中には、妻や子供がいる人もいて。家族で路頭に迷いそうだという
懸念する声も出ている。<近時、一部企業で大量雇用されていた日系
ブラジル人なども、解雇の話が出て、困っているらしい。(-"-)>
* * * * *
それこそ経団連会長を出しているキャノンの子会社大分キャノンが
非正規雇用者を大量解雇したため、行くアテもない人が市中にあふれ。
見るに見かねた大分県や周辺の市などの自治体が、彼らに住宅や臨時
雇用などの救いの手を差し伸べる施策を講じようとしていて。*1
年末までに、このような問題が出るとわかっていながら、ろくに
対策をとろうとしなかった政府&自公与党は、あわてて、予備費
から施策を講じた自治体に支援金を出すことを決めたようだ。^^;
*2 excite関連コチラ<麻生首相は、「いいことだと思いますね。基本的には、あれは、
九州のあそこの県ね」だって。(17日のぶら下がり会見・コチラ>
でも、国が、早急に根本的な施策や規制などを行なわなければ、
このような問題は、全国各地にどんどん拡大して行くだろう。(ーー;)
* * * * *
そのような現状を見て、民主、国新、社民の野党3党は、政府与党
が年内に何も対策を出さないなら、野党で法案を出そうということで、
15日に参院に雇用対策4法案などを急遽、提出。
<ここには、派遣労働者の契約期間中の解雇を制限し、雇用を続ける
ための企業支援や、失業者の住宅確保、採用内定の取り消し規制など
が盛り込まれている。>
小沢代表は「政府が出さないなら、我々(野党)で出そうと。
(『緊急にやる』という)言葉どおりであれば、異論はないはずなので、
ぜひ強く協力を求めたい」と主張。
国会の会期末の25日が近づく中、早く参院で可決して、衆院に
送付して、自公与党の理解が得られるなら、年内に法案を成立させる
ようにと、迫る方針を決めた。(・・)
しかし、自公としては、野党に雇用対策の法案の主導権を握られて、
それに全面的に賛同して成立させるなんてことは、したくないし。
また、おそらく自民党のスポンサー(政治献金も多額)が多い大企業
にとって不利益な法規制なんかは、決めにくいところもあるのではない
だろうか?(-"-) <だったら、せめて円高対策はしてくれないと!>
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ここからは、まるで、ねじれ国会が始まる前に、強行的な国会運営を
行なっていた安倍政権下での国会の状況を見るような感じなのだが。
<何分にも、安倍っちは、わずか1年で十何本も強行採決をしちゃった
からね。^^;・・・ただし、今度は、与野党の立場が完全に逆転している
のだけど。(・・;)>
昨日の参院厚生労働委員会の理事会では、自公与党が採決を行なう
ことを渋る中、民主党の岩本委員長が、18日の法案採決を職権で
決定。それに対して、自民、公明両党は猛反発し、採決では退席する
方針をとるという。(・o・)
『「(法案の中身は)ほとんどすべて政府がやろうとしている。(採決
は)民主党のアリバイ作り、パフォーマンスだ」。採決が決まる前、
自民党筆頭理事の衛藤晟一氏は17日の記者会見で批判した。
理事懇では18日に法案を審議することは合意したが、採決を巡って
協議は平行線に。岩本氏が「緊急を要する案件で会期も残り少ない。
採決したい」と宣言した。与党は岩本氏の委員長解任決議案の提出も
検討している。
これを受け民主、社民、国民新3党の国対委員長が会談。強行採決
を避けるため、18日午前に自民党の大島理森国対委員長に、法案に
賛成するよう申し入れると決めた。ただ、民主党の山岡賢次国対委員
長は「年内にやるという強い決意だ」と述べ、与党が応じなければ
採決に踏み切る方針は変えていない。<毎日新聞17日より>』
exciteコチラ
* * * * *
自民党も、衆参で上位だった時には、「野党はすぐ審議や採決を
拒否したり、欠席したりする」「委員長の解任動議を出すなど、反対
や抵抗ばかりする」などと、さんざん野党を批判しまくっていたの
だが・・・。
参院で少数派の野党のような立場になると、やっぱり、同じような
抵抗の仕方をすることを思いつくらしい。(**)
まあ、客観的に見ると、確かに民主党側のやり方も、やや乱暴な
ところはあって。本当は法案の中身を吟味すべきだし、1日で審議を
終え、すぐに採決をしろというのは、あまり好ましいことではないし。
正直なところ、民主党がこのことを機に、党の存在や方針をPR
しようとする意図があるのも確かだと思うし。
これには、共に法案を出した社民党の福島瑞穂党首も「話を一挙に
壊して職権で採決を決めたのは理解できない」と困惑。
共産党の小池晃政策委員長は「民主党のやり方は党利党略そのもの
だ」と批判しているのだけど。<同上より>
ただ、自公与党は、年内に具体的な雇用対策を講じる予定はないし。
<来年の1月5日からの国会で、ようやく二次補正や関連法案を
出して、そこから審議を行なうのだし。野党のような法規制を行なう
気はないようだ。^^;>
それでは、この年末年始に非正規雇用者の解雇や住居、生活問題は、
どんどんと深刻になるばかりだとも思われるわけで。
果たして、一般国民やマスコミが、これを緊急性の要する重要な
課題、法案だとして、民主党&野党側のやろうとしていることに
理解を示し、自公与党の対応を批判的に見るのか。
それとも、民主党のやり方は、おかしいと思うのか・・・
<それは「自由だ~~~!」(犬井ヒロシ風)と、つい書きたく
なってしまうmew。(^^ゞ 国会 is freedom?♪>
ここは、どちらかと言えば、企業や経営者サイドに立つ自民党と、
労働者、生活者サイドに立つ民主党(with国新、社民党)の対立軸
が明確になるものでもあるし。
今日18日以降の国会の動き&国民やマスコミの反応を注目して
みたいと思っているmewなのだった。(@@。
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おまけで(?)、麻生首相へのクリスマス・カードの話を・・・。
クリスマスまで、あと1週間。
先日、産経新聞に、こんなニュースが出ていた。
『相次ぐ失言などで支持率が急落している麻生太郎首相の元に、ネット
ファンらから励ましのクリスマスカードが大量に届いている。
一部麻生ファンがインターネット掲示板「2ちゃんねる」などで呼び
かけ、全国に広がったようだ。すでに事務所に届いたカードは250通
を超えたという。
ここ最近仏頂面が続いていた首相も「誠にありがたい。私は人に
好かれるというのをあんまり気にしたことがないもんで…。素直に
ありがたいですね」と大喜びだった。<産経新聞15日>』
15日のぶら下がり会見でも、記者のクリスマス・カードのことを
問われて、こんな風に答えている。<産経新聞15日より>
『誠にありがたいと思いますね。新聞記者の意見と全然違うんだなって
いう感じ。ハハハハ。こういうこというから受けねえんだな」(記者団
爆笑)』
* * * * *
ZAKZAKなどによると、2chに立った「麻生総理にクリスマス
カードを送るオフ」というスレッドが発端になって、それがウヨ保守系
の掲示板やブログなどに広がり、麻生氏を激励するカードを送る運動が
展開されていているようだ。
1日に10~20通、主に若者たちからカードが届くようで、中には
「総理、頑張ってください」「景気対策を優先する首相を支持して
います」などの言葉が添えられているものもあるらしい。(・・)
<ZAKZAK関連記事コチラ>
う~ん。2chやウヨ保守系の掲示板から、激励のカードが届くのが、
ローゼン閣下の麻生氏らしいと言えば、麻生氏らしいし。
何か、こういうとこから、麻生首相を励まさなくちゃという声が出る
ようになるのも、若者に同情されている感じもあって、何だかな~と
いう感じもしてしまうとこもあり・・・。^^;
そして、以前も書いたけど、狭い&やや偏ったネットの世界の支持や
激励、意見だけで、自分の見解が正しいとか、国民の多くが賛同して
いると勘違いしてしまう人もいるので、大きな問題があるのだけど。
<上述の新聞記者への言葉もそうだし。定額給付金の時も、ネット
では賛成が多いとか言ってたし。(コチラ)
中山成彬氏や田母神俊雄氏もそうだったしね~。^^;>
ただ、最近は、マスコミや国民だけでなく、仲間であるはずの自民党
議員からもさんざん批判されて、麻生首相ゆえ、このような励ましにも、
心に染み入るものがあるのかも知れない。^^;
何か「私は人に好かれるというのをあんまり気にしたことがない
もんで…。」という言葉に、よくも悪くも色々な意味で感じられるもの
があったりもした。(-"-)hitodukiai ga bukiccho na type nandaroune
* * * * *
昨日は、お仲間からもこんなアドバイスがあったとか?
『麻生太郎首相は17日夜、都内のホテルで自民党の島村宜伸総裁特別
補佐、古屋圭司広報本部長ら党の広報戦略を担うメンバーと懇談、マス
コミ対応などに関する助言を受けた。出席者によると、島村氏が相次ぐ
首相の失言や「べらんめえ」調の話し方を念頭に、「首相のエリートと
しての歩みが、強い自負となってマイナスに作用している」と「忠告」
したのに対し、首相は神妙に聞き入った。
会合には民間からPR戦略のプロも招かれ、「ぶら下がり取材で記者
団に突っかかるような態度は良くない」と指摘すると、首相は「そう
だな」とうなずいていたという。[時事通信社18日]』
若者や女性に人気がないと言われる民主党の小沢代表は、前記事の
「うぃっしゅ」などで、懸命にイメチェンをはかっているのだけど。
<何か、息子が派遣社員だという話は、好印象に思った人が多くて、
ネットでもかなり広がりを見せているとか?(・・)>
字数がかなり言っているので、*3にアップすることにするが、
自民党の雑誌に、麻生首相の奥さまのインタビューが載って、
首相の苦労している姿を切々と語っているという報道もあった。
<ただ、「夫は難しい本も詠みます」というのは、何だか・・・^^;>
exciteコチラ
果たして、麻生首相は、オレさま流(の言動)からのイメチェン
をはかれるのか・・・。
そのあたりも、ちょっと興味深いmewなのだった。(@_@。
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
*1
『 大分キヤノン(大分県国東市)などによる非正社員の大量削減を受け、大分市は17日、削減による同市在住の失業者を短期間の臨時職員やアルバイトとして雇用すると発表した。同日から応募を受け付ける。
臨時職員での雇用対策は、同県杵築市も既に実施を決めている。
大分市によると、ごみ収集補助など作業職23人と一般事務職20人の計43人を雇い、日当6300-6910円を支給。業績悪化などが理由で11月以降に契約解除された非正社員が対象で、住居がなければ市営住宅を紹介する。
臨時職員の雇用期間は2カ月から最長1年で、年度内に13人、来年度20人を採用。このほか、年末年始に1週間程度のアルバイト作業員10人を募集する。担当者は「失業者の実情に応じて支援したい」としている。
同市内には大分キヤノンの工場や、非正社員380人を削減方針の東芝大分工場がある。
一方、国東市も同日中に緊急雇用等対策本部を立ち上げ、住宅支援や雇用対策を検討する。 <河北新報17日>』
『『キヤノンの生産子会社大分キヤノン(大分県国東市)などによる非正規
労働者の大量解雇問題で、国東市は17日、社員寮などを追われた失業者
に、一般市民向けの保養施設など市の宿泊施設を無償で提供するとともに、
市営住宅を家賃半額で貸し出すことを決め、受け付けを開始した。
同市によると、使用していない宿泊施設は現在17部屋あり、今月22
日以降の入居が可能。また、市営住宅は空き室が11戸あり、数千円程度
の家賃で貸し出す。<時事通信17日>』
*2
『自民、公明両党の幹事長、国対委員長らは17日、地方自治体の雇用対策を早急に支援するため、08年度予算の予備費の充当を総務省に求めることで一致した。大分キヤノンなどの人員削減に伴う失業者を臨時市職員として採用する大分県杵築市の例を踏まえ、08年度第2次補正予算案や09年度予算案の成立を待たずに、自治体の取り組みを支援する必要があると判断した。雇用対策関連法案を国会に提出している民主党などに対抗する狙いもある。
自民党の細田博之幹事長は記者団に「雇用対策は、どういう人にどういう恩典があるかはっきり分かるようにすべきだ。内容的には野党の法案よりははるかに充実している」と語った。
<毎日新聞17日>』
*3
『<麻生夫人>「夫は難しい本も読みます」…雑誌インタビュー
「(麻生太郎首相は)自民党総裁選のころから眠れない日が続き、今でも40分くらい、(私が)指圧をしています。いびきが聞こえて、ああ、寝たなと」。首相の妻・千賀子さんが自民党発行の女性向け月刊誌「りぶる」09年1月号のインタビューに答え、首相の「素顔」を紹介した。
千賀子さんは鈴木善幸元首相の三女。在任中、不眠に悩んでいた鈴木元首相にも就寝前に指圧していたという。インタビューでは「父の背中と(首相の背中が)重なり、涙が出たこともありました。2人の背中から同じものが伝わってくる」とも述べ、宰相の責任を背負った夫の体を気遣った。
漫画好きで、しばしば漢字の誤読が指摘される首相だが、千賀子さんは「漫画も好きでよく読みますが、頭や気持ちを切り替えるため。事務所では資料や難しい本をじっくり読みます」と釈明した。「主人は明るく前向き。どんなことがあっても結果を出す。それが『麻生流』なのかもしれません」とエールを送った。<毎日新聞17日>』