イスラエル侵攻で、死者500人超える。クラスター爆弾使用&病院攻撃の懸念も。
2009年 01月 05日
チョット時間ができたので、今朝の記事で取り上げられなかった&
かなり気になっているイスラエルとパレスチナ自治区の情勢について
書いておきたい。(**)
今年は、こういうスタイルが増えるかも。(・・)
最新の記事一覧は、1月分・・・コチラ、12月分・・・コチラ
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。
イスラエルのガザ地区への地上からの侵攻が始まって、パレスチナ
自治区の死者が、500人を超えたという。しかも、地上戦にはいって、
子供を含む民間人の死者が増えているようだ。
医薬品や人員が足りず、病院に運ばれた傷病者の手当てが十分にでき
ないことから、助かる者も助けられず、さらに死亡者が増えるのでは
ないかとの観測も出ている。(-"-;)
さらに、私は、とんでもない情報を見てしまった。「低気温のエクスタシー
byはなゆーさんの記事<コチラ>によれば、イスラエル軍はクラスター
爆弾を使っているというのだ。
<はなゆ~さんのところには、ガザ地区の現状を伝える記事や動画が
たくさんあるです。>
クラスター爆弾は、一つの爆弾から数十、数百の子爆弾が出て来て、
広い範囲に拡散する上、あとから不発弾によって被害を受けるケース
が多いので、地雷に準じる非人道的な兵器だと考えられて、昨年末に
世界の約百カ国によって、オスロで禁止条約の締結が行なわれたばかり
である。<日本も福田前首相の大英断で署名。(~~)>
残念ながら、米中ロは賛同しておらず。おそらくイスラエルも署名
はしていないのだろうが。
それこそガザ地区のような狭い地域で、クラスター爆弾を使ったら、
ハマスだけでなく、一般住民、特に子供たちに被害が出ることは目に
見えているだけに、いかに非人道的なのか、パレスチナ人に対して、
ヒトとは思っていないかが、よくわかる。(-"-)
* * * * *
しかも、mew的には、めっちゃ危惧感を覚えるニュースが出ていた。
『イスラエル情報当局高官は4日、同国軍と交戦するイスラム原理
主義組織ハマスの活動家らがパレスチナ自治区ガザの病院やモスク
(イスラム教礼拝所)に潜伏していると述べた。地元メディアが
伝えた』というのだ。<時事通信5日>
わざわざ、高官がこのような発言をして、メディアに流させたのは、
これから病院やモスクを攻撃するための伏線、口実なのではないだろ
うか?(**)
病院やモスクの中には、子供を含めて一般住人も多数いるのは、
明らかなのに。彼らは、ハマスだけでなく、ガザ地区の住民の大部分
も、抹殺してもいいと思っているのかも知れない。(ーー゛)
<mewは、戦争のこういう側面が一番イヤだ。日本の軍隊も、米国の
軍隊もアチコチで同じようなことをやったのだけど、ひとりの兵士
を殺すために、民間人が何人も殺されるし。特に民間人の中に兵士
が隠れているということを口実にして(畏怖心も手伝って)、子供
まで含めて、虐殺してしまうケースが少なからずあるし。もう人間
が人間ではなくなっちゃうんだもの。(`´)>
* * * * *
もちろん和平交渉の席につこうとせず、反撃を続けるハマスにも
問題があるのだが。でも、イスラエルの兵力は圧倒的で、このまま
放置すれば、パレスチナ自治区の死者は増えるばかりだ。
そして、もし今、イスラエルの暴走を止められるとしたら米国
しかないのであるが。
米国務省は3日、出来るだけ早期の停戦を求めた上で、イスラエル
に対し民間人への被害に配慮(留意?)することを促す声明を発表
したものの、ブッシュ大統領は、「イスラエルへのロケット弾攻撃を
再び招くような一方的停戦は受け入れられない」と語っており、即時
の停戦を求める気はないようだ。(-"-)
『ブッシュ政権としては、イスラエルとパレスチナの「2国家共存」
の実現に向け、イスラエルの軍事行動に事実上の自由裁量を与え、
米国が中東和平の阻害要因と見なすイスラム原理主義組織ハマスの
封じ込めを後押しする考えだ。
報道官声明はガザ情勢に関し、「可能な限り早期の停戦」をうたい
つつ、ガザを支配するハマスが再びイスラエルへのロケット攻撃を
行わぬよう、「持続的な停戦でなくてはならない」と指摘。声明はまた、
ガザ情勢悪化の原因はハマスにあると強調した。
国際社会の一部から「即時停戦」の声が上がる中、ブッシュ政権と
してはむしろ、イスラエルが今回の戦闘でハマスを一層孤立化させ、
2国家共存路線を軸とする中東和平の進展につなげたいとの期待が
強い』のだという。<読売新聞4日より>』
もちろん、その背景には、ブッシュ政権が悪の枢軸とみなしている
イランの動きを封じ込めたいという考えがあることは言うまでもない。
イスラエルは、イランと敵対国だし。米国は、ハマスがイランから
兵器の支援を受けていると考えているからだ。(・・)
* * * * *
フランスのサルコジ大統領は、5~6日にエジプト、パレスチナ
自治区、イスラエル、シリア、レバノンを訪問し、各首脳と会談、
停戦に向けた調停を試みるという。excite関連コチラ
同氏は、5日発行のレバノン各紙のインタビューに応じ、
『侵攻を「和平へのチャンスをさらに遠ざけた」と批判。ガザの市民
への援助物資を通過させるようイスラエル当局に要求した。一方で
「停戦を放棄しロケット弾を撃ち続けるハマスのせいで、ガザ市民は
大きな苦しみを受けている」とハマス側も非難。「一刻も早く停戦を
実現させる必要がある」とし、仲介への意欲を示した。』
<朝日新聞5日より>
【追記・『AP通信によると、アッバス議長は「ガザの状況は耐え難い。
今、我々に重要なのは団結することだ」と指摘し、ハマスに協議の
席につくよう改めて呼びかけた。これに対し、ハマスは中東の衛星
テレビ・アルアラビーヤで「(イスラエル軍の)侵略に立ち向かうため、
無条件で対話に臨む用意がある」と表明した』という。exciteコチラ
何とか、ハマス側も折れてくれるといいのだけど・・・。(・・)>
日本の麻生首相も、イスラエル首相、パレスチナ自治区のアッバス
議長に電話をしたのだが・・・。
本人は国会日程などもあって、ムリかも知れないが。誰かしかる
べき特使を送るなどして、和平の道を進めることに協力することは
できないだろうか?(・・)
<こういうことで、こんなことを書くのも何だか。そうすれば、支持
率だって、少しは上がるかも知れないよ。mew的には、支持率
目当てでもいいから、何か行動して欲しいという気持ちなのだ。>
それとも、米国べったりの保守勢力の麻生首相には、米国の意に
沿わないことは、できないだろうか?(**)
コチラの記事にも書いたが、「ともかく、誰か、一日も早く、この
イスラエルの攻撃を止めてくれ~~~」と、叫びたい心境になって
いるmewなのだった。(@@。
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