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日本がアブナイ!

平和で平穏で楽しい生活が一番!・・・脱アベ。左右問・スガからガラポンの政界大編成を希望。左右問わずmew基準で、政治や競馬、スポーツなど。写真はトロットスター・・・↓PC画面のリンク1~5は無効

オバマ新大統領への熱い期待の眼差し、望みを見出せぬ麻生首相&自民党のドタバタ劇

最新の記事一覧は、1月分・・・コチラ、12月分・・・コチラ
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。

 日本時間の今日未明、バラク・オバマ氏が米国の第44代大統領に
就任する式典が行なわれて、mewもその中継を見ていた。(・・)
関連exciteコチラ

 就任式が行なわれたワシントンの国会議事堂の前や周辺には、約2百
万人の国民が、歴史的瞬間を見るために集まっていたと言われるが。
 TVやネットを通じて、米国だけでなく、日本でも、世界の様々な
国々でも、この就任式を見守ったり、祝福したりしていた人が、数多く
いたに違いない。
 それぐらい、オバマ氏が新しい米大統領になることは、米国だけで
なく、世界の多くの国々にとっても、大きな意義があることなのでは
ないかと思う。(**)

 mewがオバマ新大統領に一番期待しているのは、やはり彼が世界の
平和の構築に、力を尽くしてくれることだろう。
 以前も少し書いたが、彼にはそれができる素養がある。(・・)

 というのも、彼は単に、米国史上初の黒人の大統領であるにとどまら
ないものがあるからだ。
 オバマ氏の母親は、ハワイ州に住んでいたキリスト教の白人。父親は、
アフリカのケニア出身のイスラム教の黒人で。彼はその2人の間に生まれ、
しかも、子供の頃には、アジアのインドネシアやハワイでの生活も経験
している。<ちなみに彼は、ハワイ州出身の初の大統領でもある。>
 さらに言えば、彼は優れた能力もあるし、人を説得できるような卓越
した言葉を使う力や雰囲気や、実行力、信念も持っているし。貧しい
人たちの困窮も、その目耳で見聞している。

 それゆえ、mewは、彼がその身をもって、人種や民族や宗教や文化、
地域や貧富などの壁を乗り越えることができるのではないかと。
 そして米国内はもちろん、世界のより多くの人たちの声に耳を傾け
て理解や共感をしたり、また、より多くの人たちが彼の存在や言葉に
心を開いて受け止めたりできるのではないかと、期待してしまう部分
が大きい。(**)

* * * * *

各国内や世界の中での問題や争いの多くは、どちらの人種や民族、
宗教が勝っているのか、どの国の力が勝っているのか、その優劣を
決めるために、その優劣で自己満足を得るために起きている。

 特に米国は、国内においては、いまだに異なる人種や民族や宗教
への違和感や差別が残っているし。また世界の中では、経済的にも
軍事的にも「強いアメリカ」を目指して来て。世界のTOPの国と
して君臨することに誇りを抱いている国民が少なからずいるために、
それが時に、大きな暴走や悲劇を招くことにつながってしまって
いるのだけど。
 
 オバマ新大統領は、スピーチの中で、そんな国民の思いに配慮を示し
ながらも、様々な国民の団結を説き、また他の国々と友好的に関わり、
平和な世界を作ることを主導したいという意欲を示していた。(**)

 そして、私は世界のリーダーとしての役割も担っている米国&その
大統領が、そのような姿勢を、米国民だけでなく、世界の人々に
対して示したことは、と~っても意義深いことなのではないかと
思っている。"^_^"

~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ 
 
 それにしても、あの就任式の盛り上がりを見て、ついつい
「いいな~、いいな~ (@_@。」
と思ってしまったのは、mewだけではあるまい。^^;

 mewは、別に人々がワ~ワ~と熱狂している光景自体は、羨ましい
と思うことはないのだけど。
 あの厳寒の中で集まっていた民衆の顔が、TVの画像にアップで
映された時に、彼らの目に今後への期待や希望が、すご~くあふれて
いるように見えたからだ。(・・)

 米国の経済危機は、本当に深刻で。しかも、日本よりも経済格差
やある種の身分格差が大きい国だけに、そう簡単に、国の経済力や
国民の生活を回復させられるものではないだろうとも思うし。
 オバマ新大統領やそのスタッフも、これから、かなり苦労するの
ではないかと察せられるところもあるのだが・・・。

 それでも、米国民が、政党としても政権を交代させて、前政権と
かなり政策方針が異なる新しい大統領を選んだこと自体が、閉塞感
を打破して、心機一転して新たなスタートする気分になれるしね。

* * * * *

 また、mewは、リーダーなるものにとって、最も大事な資質&仕事は、
自分が率いているチームやメンバーを「いかにその気にさせられるか」
ということではないかと考えているのだけど。
 オバマ氏には、国民をその気にさせて、苦境に立ち向かい、前向き
な気持ちや意欲を抱かせるものがあるように思えるし。

 また、実際に、彼が次々と、国民が望むような具体的な経済、雇用
対策を打ち出していることに、期待や安心感を抱く人も多いだろうし。

 少なくとも、現時点では、米国民の中には、まずは自分自身のため
に、そして地域や企業や国の状況の回復や利益のために、あのリーダー
の下で、一緒に頑張って行こうという気持ちになっている人がかなり
いるのではないかと思われて。
 それが、め~っちゃ羨ましかったのである。(**)
 
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 それに引き換え、わが日本は・・・。(-"-)

 麻生首相&その内閣の支持率は、どんどん低下して10%台に。
しかも、積極的にNOと評価する不支持率は、70%を超えている
状態で。
 国民の大部分は、国政を担うリーダー自身に、またその政策に、
ほとんど期待や希望を抱けずにいる。(ノ_-。)

 しかも、麻生氏が率いる政権与党の自民党が、麻生内閣や党内
の議員同士で対立していて、バタバタしている状況で、麻生自民党
自体が、とても国民のことなど考える余裕がないような状況なのだ。
 そんな状態では、ますます将来への期待を抱くことなどできは
しないだろう。(ーー;) 

* * * * *、

 近いうちに、党大会の詳報をお届けしたいと思っているのだが。
18日に行なわれた自民党の党大会での演説も、国民に何か新たに
期待を抱かせるようなものは、ほとんどなかった<mew的には、皆無>
と言っていいだろう。

 おそらく多くのTVニュースでは、この部分が取り上げられて
いたのではないだろうか?

「(来賓に)励まされるようじゃダメなんだ。オレたちが励ますような
立場にならないと。」

「今、自信を持って世界に向かって、おれたちが最初にこの不況から
脱出するんだと、いうことを示さねばならぬ」

「経営危機、経済危機に対して、きちんと対応策を示せるのは、
数ある政党の中で自由民主党しかあり得ない!・・・私はそう確信
しております」

 これらは、演説の後半に出現した言葉だったのだが。
 その他の部分は、ほとんどが年頭会見で話したことか、近時の主張
の繰り返しか、自分が総裁になって4ヶ月間でやったことを言い並べて
の自画自賛で。^^;
 たぶん、TV各局のスタッフは、他にあまり使える部分が見出せ
なかったのではないかな~と思ったりもする。(-"-)

 実際、大会に出席していた自民党の国会議員や地方組織の幹部ら
などの中にも、この演説には、かなりしらけたり、呆れたりして
しまった人が少なからずいたようだ。(-"-)

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 党大会で示した麻生首相の政策&主張は、今週始まった参院の予算
委員会の答弁や記者会見での発言でも、繰り返されている。

 相変わらず、「定額給付金はやる」<官邸のスタッフに「絶対に、
死んでもやる」と言ったとか?^^;>と。
「消費税の2011年の増税は明記する」「わたり容認の政令は撤回
しない」「ソマリア沖の海自派遣は急ぐ」「国会の衆参の制度や選挙
の制度を見直しを考える」などなど・・・。

 このうち、果たして国民の多くが、是非、麻生政権に、早くやって
欲しいと望んでいるものが、いくつあるのだろうか?(**)
<mewは、ぜ~んぶ反対なんだけど。(>_<)>

 それこそ麻生総裁をリーダーとして、支えるべき自民党の国会議員
たちの間にも、どんどん反発が広がっているのだ。^^;
コチラの記事にも、そのいくつかの例を書いた。>

* * * * *

 特に「2011年からの消費税増税を、税制関連法案の付則に
明記する」としている麻生首相の方針に対しては、オモテ立って、
不満や反対の声を挙げる議員が、次々と出ている。(・o・)

 もともと中川秀直氏(元幹事長)らの改革派の議員や、山本一太氏
らの若手・中堅グループは、早くから反対意見を唱えていて。
 中川秀直氏は、17日に、税制関連法案の議決で造反する可能性
があることを示唆し、これに同調するような発言をする議員も出て
いるのだが・・・。

 19日の夜には、小泉元首相が、偉大なるYESMANの武部勤
元幹事長や、中川秀直氏らと会合を開き、麻生氏の方針を「常軌を
逸している」と批判したとのこと。<*1>

 彼らが主導して反対派に呼びかけた場合、100人以上の議員が
集まる可能性もあるだけに、そうなれば、自民党内には、大きな
対立や分裂が生じるおそれも出て来る。(**)
<それが「麻生おろし」の動きや、多数の「造反離党」につながる
可能性も否定できない。> 関連記事*2exciteコチラ

* * * * *

 また、麻生首相は、ここに来て、衆参国会や選挙の制度の見直しを
すると言い出しており、次の選挙の公約にすることも考えて、党にも
その検討をするように指示したのだが・・・。

『河村建夫官房長官は19日午前の記者会見で、麻生太郎首相が
18日の自民党大会で選挙制度見直しに言及したことについて「麻生
政権として検討したことはない。アドリブでこれからの課題に言及
した程度のものだろう」と述べ、政府として検討する考えのないこと
を強調した』とのこと。^^;<時事通信19日>

 これは、もともと小泉元首相が麻生首相に提言したことなのだが。
コチラの記事参照>
 党内では、賛成派、反対派が入り乱れており、こちらも新たな
火種になりそうな感じがある。(・・)

* * * * *

 だんだん経済不況や雇用の問題などか現実的なものとして目の前に
広がりつつある今日この頃。
 私たち日本の国民は、米国のオバマ大統領の就任式での盛り上がり
を横目で見つつ、毎日、こんな麻生自民党のアホらしいドタバタ劇を、
ただ見ているしかないのだろうか?(ーー;)

 今日の大統領就任式に刺激されて、一般国民の間から、早期の解散
総選挙を求める声が高まって、強~い解散風が起きないものかと、
ついつい期待してしまうmewなのだった。(@@。

                      THANKS

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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか
」も必見!(**)

さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
 





*1

『自民党の小泉純一郎元首相、中川秀直、武部勤両元幹事長は19日夜、都内で会談した。出席者によると、小泉氏は消費税増税の時期を税制関連法案の付則に明記する政府方針について「常軌を逸している」と批判。中川、武部両氏も同調した。同日夜には同党の山本一太参院議員、水野賢一衆院議員ら中堅・若手6人も会合を開き、消費税増税時期の明記への反対を確認した。<NIKKEI19日>』

*2

『消費税をめぐる自民党内の対立で、党内各派の会長らが20日、東京都内で会談し、09年度税制改正関連法案の付則に11年度から消費税を含む税制抜本改革を目指す方針を盛り込むことで一致した。これに先立つ政調全体会議でなお反対意見が相次いだため、22日の関係部会合同会議に示す付則原案は、消費税増税に必要な法案を11年度までに準備し、施行期日は別の法案で定める「2段階方式」で最終調整する。23日の法案の閣議決定に向け、党内で対立回避の動きが活発化してきた。

 3時間近くに及んだ政調全体会議では、山本一太参院議員が「11年度という文言は外してほしい」と要求、中川秀直元幹事長も「11年度と書けば景気はさらに悪化する。税制関連法案に書き込むべきことではない」と批判するなど、反対派が優勢となった。

 終了後、水野賢一衆院議員は記者団に「(11年度が法制化されたら)なかなか面白くなってくるのではないか」と造反をちらつかせた。19日夜に中川氏や武部勤元幹事長と会談した小泉純一郎元首相が「常軌を逸している」と麻生太郎首相を批判したことも反対派を勢いづかせた。

 こうした中、派閥領袖が打開に乗り出したのは、税制関連法案の閣議決定が遅れれば09年度予算案の審議に影響し、政権への批判が増幅しかねないとの危機感が背景にある。山崎拓前副総裁は各派会合後、記者団に「首相がぶれたという誤解を与えないように11年度に向けて準備を開始するということだ」と説明し、首相方針支持で足並みをそろえたことを強調した。

 付則原案は「経済状況の好転」などの前提条件も明示することで反対派に配慮する方向だ。党政調幹部が「あくまで付則の話」と軟着陸に自信をのぞかせる一方、首相官邸サイドも松本純官房副長官が20日、自民党若手議員を昼食に誘い、個別に説得した。

 首相は20日夜、党の取りまとめ役の一人である伊吹文明元幹事長と会食。伊吹氏が「後はわれわれに任せてほしい」と述べたのに対し、「お任せする」と応じた。<毎日新聞20日>』
by mew-run7 | 2009-01-21 08:57 | 政治・社会一般

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