消費税はごまかしの二段階方式&海自派遣の基準は、うやむやのまま、秘密の丸投げ?+全豪OP
2009年 01月 22日
*印のついた報道記事は、記事の最後のMoreの部分にあるです。
全豪OP2日め、期待されていた錦織圭選手(59位)は、
格上32位のメルツァー選手に0-3で敗れ、1回戦敗退。こちらは
大丈夫かと思われた森田あゆみ選手(77位)は、200位台の
マリク選手によもやの0ー2負け。<でも、3日めにダブルスで勝利。>
ここら辺にある一つの壁を越えると、常時TOP50になれるので、
若い2人には、この経験を活かして、頑張って欲しいものだ。(・・)
その点、杉山愛選手(26位)は、67位のドシー選手を1-2で
下して、しっかり3回戦に駒を進めて。そこは「さすが、ベテラン&
安定した実力者」という感じが。(~~)
次は、第1シードのヤンコビッチとの対戦になる。o(^-^)oがんばっ
昨日は、競馬では、あの白毛馬のユキチャンが、TCK女王盃に出走
して、大井競馬場に初登場したりとか・・・。
小室哲哉氏の初公判が開かれたりとか、個人的に気になるニュースが
いくつかあったのだけど。
それは、また別の機会に書けたらな~と思うです。(・・)
* * * * *
昨日、社民党の福島代表が参院で、定額給付金の給付にかかる
費用に関して質問。
『答弁で鳩山邦夫総務相は、事務経費の主な使途として(1)自治体
職員の超過勤務手当などの人件費233億円(2)給付通知などの
発送費270億円(3)諸経費185億円――を挙げた。内訳をただした
福島氏の再質問で、総務省の岡崎浩巳大臣官房総括審議官は
「諸経費のうち150億円以上が手数料となる」と答弁。<毎日新聞
22日より>』 (mew注・・・手数料=振込手数料) *1
この百億円単位の諸経費を雇用対策や医療、子育て、教育関連
費用に当てるだけで、どれだけ充実した生活対策が行なえること
だろうと思った人は、mewだけではあるまい!(**)
* * * * *
ところで、麻生首相が、「2011年に消費税を増税することを、税制
法案の付則に明記する」という方針を示したことに対して、小泉元首相
をはじめ、自民党の一部の議員から大きな反発が起きていたのだけど。
自民党の税制調査会(会長・津島雄二氏=党№2の派閥・津島派の
会長)は、党幹部などの意向も受けて、何とか党の分裂を回避すべく、
「2段階方式」なる何ともごまかしっぽい手段を使うことに決めた。
どうしても法律の付則に「2011年」という年号を入れたい麻生
首相に配慮して「景気好転を前提に、2011年度にも引き上げられる
よう関連法などを準備する」と明記することに。
他方、付則に年号を明記することによって、景気状況や行政のムダ
遣いにかかわらず、消費税を上げることに反対を示している反対派に
配慮して、「引き上げの施行日は別の法律で定める」と明記。
実際の税率引き上げ時期は、景気回復の状況などを見極めて、別の
法案で定めるという方法だ。(@@。
何かすご~くわかりにくくて、ごまかしっぽい方法なのではないか
と思うのだけど。
いまや、麻生首相も自民党の古ダヌキや議員たちの多くも、国民の
理解や意見など、どうでもいいって感じだからね~。^^;
とりあえず、これで麻生首相のメンツは保てるらしく。麻生首相は、
この方式を了承したとのこと。
あとは、中川秀直氏や山本一太氏らの反対派グループと交渉して、
話をまとめるだけに。昨夜から安倍元首相まで登場して、ホテルに
待機。夜中までかかって、アレコレとやりとりをしていたという。
<関連記事*2に>
毎度ながら、こういうニュースを見るたびに、麻生内閣&自民党が
いかに末期状態にはいっているのかが、伝わって来るような気がして
しまう。(ーー;)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
でも、mewがこだわっている「ソマリア沖への海上自衛隊の派遣」の
話は、も~っとヒドイことになってしまった。(@@。
特に問題になっていた「武器使用基準」に関して、もう自民党の合同
部会や自公与党PTの中でも、話をまとめられなくなってしまったので、
結論を出すのを放棄?!
何と基準の作成は、与党が行なわず、防衛省に「丸投げ」することに
決めたというのだ。(゚Д゚)
しかも、『今後、防衛省を中心に作成する詳細な武器使用に関する
部隊行動基準は公表しない方針。どのような場面で、どんな武器が
使用されるのか闇の中となる。国会で現行法の枠内での対応か検証も
できない』ことに。<中日新聞21日より>
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そんな形で、今日22日に与党PTでOKを出して、近日中に、
派遣の命令&閣議決定を行なうことにするのだけど。
政府は派遣の基本計画などを閣議決定した後、国会に報告すること
にしているのだが。ここで野党にアレコレとツッコまれると困るので、
政府&自民党内からは、国会では報告オンリーにして、質問を受け
付けないようにするという案が出ているそうだ。(`´)
<尚、海上自衛隊は2隻の護衛艦の派遣を準備中。また、武器使用に
備えて、特殊部隊も同乗させることに決めたという。(・・)>
そもそも、このソマリア沖に海自を派遣すること自体、かなり問題
があることなのに。
武器使用基準は政府与党で決めずに、防衛省に丸投げ。しかも、
その内容は公表しない。しかも、国会で追及もできないとしたら?
マジに、こ~んなにアブナイことはないと思うし。<自衛隊が海外
でどんな活動をするか、わからない状態にしちゃうんだから。>
こんな風に、自衛隊へのシビリアン・コントロールを、ないがしろ
にするのは、決して許すべきことではないだろう。(**)
~ ~ ~ ~ ~ ~ ~
mew個人は、自衛隊が武力行使(武器使用)をする必要性、蓋然性が
高いような海外活動を行なうこと自体、大反対なのだけど・・・。
もしそのように危険な地域で活動をさせることになるのだとしたら、
適切に任務を遂行したり、自衛官の身の安全を確保したりできるよう
にするためにも、また国益を損なうようなトラブルや問題を防止する
ためにも、きちんと政府与党や国会で、法整備や行動基準を決めて
送り出す必要があると思っている。(**)
<そもそも私たち国民の税金を使って、究極的には私たち国民の意思
で、自衛隊を派遣するのだから、きちんと国民の理解を得て、納得
できるような形で送り出すことが必要だと思うしね。(・・)>
そういうことをきちんとせずに、いい加減な形で自衛隊を派遣する
ようでは、首相&政府としてあまりに無責任だし。実際に、現場に
送られる自衛官だって、たまったもんではないだろう。(ーー;)
だから、直に自衛官の任務や安全に責任のある防衛省は、今回の派遣
に関しては、かなり慎重になっているし。
自民党や公明党の、良識ある&思考能力のある議員の中からも、疑問
の声が呈されていたりもいる。
* * * * *
麻生首相&仲間たちも、本当は新法を作った方がいいとはわかって
いるようなのだけど。
今はともかく1日も早く自衛隊を現地に送り込みたくて仕方がない
ので、新法を作るのを待たずに、先に「海上警備行動」というウラ技
を使って、海自を派遣することにしてしまったのだ。(-"-)
<与党PTも、3月末までに、新法を作って国会に提出することを
決めているのだけど。中国に続き、韓国も派遣を決めたので、
もう絶対に新法なんて待ってられないって、焦ってるかも?^^;>
けど、そんなウラ技を使うことにしたため、特に「武器使用基準」
に関して、大きな問題が生じてしまった。(@@。
「海上警備行動」というのは、もともと海上保安庁が日本の領海内
で警備を行なう際に、武装した不審船への対応などで困難が生じた
場合に、海上自衛隊が支援するために設けられた制度であって。
日本国内での警察的な役割を行なう場合と同様に考えられている
ので、「正当防衛や緊急避難」に当たるような場合しか、武器を使用
することが許されていない。(・・)
つまり、相手が攻撃などの危害を加えて来て、それを防ぐために
やむを得ない場合に限ってしか(しかも相当な手段でしか)、武器を
使用してはいけないのである。(-"-)
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でも、ソマリア沖の海賊は、どんどん武装化が進んでおり、高性能
の機関銃やロケット弾なんかも装備しているし。
実際、他国の軍隊との間で、すごい銃撃戦を行なったり、ロケット
弾を撃ち込んで来たりしていて。いわば「戦闘」に近い状況が生じた
結果、海賊船や関連の漁船を沈没させるほどの攻撃を行なうような
ケースも出ているのが実情だ。(-"-;)
それに、日本の基準だと、海賊船が日本船の近づいて来たり、海賊
が日本船に乗り込もうとしたりしただけでは、武器を使用することは
できないので、日本船を守るという任務が遂行しにくい。
<誰かの家に泥棒がはいろうとして、壁をよじ登ろうとしているor警告
しても無視されたというぐらいでは、警察は発砲できない。もしそれで、
相手を発砲して殺傷したら、殺人罪や傷害致死罪に問われてしまう。>
麻生首相は、国会や会見などで「護衛艦が、日本の船の近くを走って、
エスコートしてくれるだけで効果がある」「軍艦を狙って来るような
海賊はいない」などと言っていたりするし。<*2>
与党PTの中には、「とにかく護衛艦を出せばいい。難しいことを
考える必要はない」<毎日新聞17日より>などという議員もいる
そうなのだが。
そんなお気楽な発想で、活動できるような現場ではないのだ。(**)
* * * * *
21日に行なわれた自民党の部会でも『出席議員からは武器使用基準
について「これで任務が果たせるのか」「万が一の時に泣くのは現地に
派遣された隊員だ」と議論不足を指摘する声も出た』という。
<NIKKEI21日より>
内閣官房は、かなりご都合主義になっていて、上述のようなケースで
も「積極的に武器を使用すべきだ」と主張しているようなのだが。
『これに対し、防衛省幹部は「これまでの海外派遣では駄目だった
はずだ」と消極姿勢を崩さず、政府内で見解が割れた』という。
<中日新聞21日より>
そこで、自民部会や与党PTは、シビリアン・コントロールの観点
からも、国会議員の手で、何とか今回の派遣のために武器使用の基準
を作ろうとしていたのだが。何分にも、難しい問題ゆえに、なかなか
意見をまとめられずにいた。(・・)
しかし、ともかく早く海自を派遣したい麻生首相&仲間たちは、
しびれを切らしてしまって、今週中にも結論を出すように指示。
『20日の会合でも見解はまとまらず「防衛省が関係省庁の協力を
得て作成する」と、今後の調整に委ねることが決まった。他国が軍艦
を続々と派遣する中、現場に対応を丸投げして見切り発車した格好だ。
赤星慶治・海上幕僚長は20日の記者会見で「海自発足以来、海賊に
対しての議論、検討、教育をやっていない。どういう状況になるのか
ほとんど想像がつかない」と戸惑いをみせた。<中国新聞21日より>』
* * * * *
この件に関しては、まだまだあきらめずに、続報や問題点を書いて
いきたいと思うけど・・・。
自分たちの思いを遂げたいがためだけに、こんな風に自衛隊の派遣
を決めてしまう麻生首相&仲間たちには、絶対に日本の舵取りなど
任せてはおくべきではないと、改めて訴えたいmewなのだった。(@@。
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ぶいっちゃんの「らんきーブログ」、iiyumeさんの「とりあえず書いて
みようか」も必見!(**)
さらに現政権にノーさんが作った「THE BLOGGER」をご参照下さい。
*1
『総額約2兆円の定額給付金を、金融機関を通じて全国民に支給する際の振込手数料が、150億円以上となることが21日、参院予算委員会で判明した。福島瑞穂氏(社民)が、国が負担する事務経費825億円の内訳をただして分かった。
定額給付金事業では、国民に渡る給付金1兆9570億円と、事務経費825億円の計2兆395億円が08年度第2次補正予算案に計上されている。給付の実務は各自治体が行うが、費用はすべて国が負担する。
答弁で鳩山邦夫総務相は、事務経費の主な使途として(1)自治体職員の超過勤務手当などの人件費233億円(2)給付通知などの発送費270億円(3)諸経費185億円――を挙げた。内訳をただした福島氏の再質問で、総務省の岡崎浩巳大臣官房総括審議官は「諸経費のうち150億円以上が手数料となる」と答弁した。<毎日新聞22日>』exciteコチラ
*2
『麻生太郎首相が21日、消費税率引き上げの実施時期について、別の法案で定める「2段階方式」を了承したことで、消費税攻防の焦点は自民党の中川秀直元幹事長や山本一太参院議員ら増税慎重派の対応に移った。山本氏らは21日夜、都内のホテルで対応を協議し、引き上げの前提として行政改革などを数値目標化することが必要との認識で一致した。中川氏も付則案になお注文をつけており、調整は22日の党財務金融部会までずれ込んだ。
消費税増税に反対する中堅・若手グループの山本氏や柴山昌彦衆院議員らは21日夜の会合後、記者団に「11年度はあくまで消費税の引き上げ時期ではなく、準備段階だと確認したい」と注文をつけた。党財務金融部会を22日朝に控え、同じホテルの別室に首相に近い安倍晋三元首相や、世耕弘成参院議員らが待機し、深夜まで山本氏らと調整を続けた。
首相は今月4日の年頭記者会見で、次期衆院選に向けて消費税増税を争点に挙げる意向を表明。「責任政党」として、財源論があいまいな民主党との差別化を図る狙いがあったが、党内の増税見送り派から異論が続出した。麻生内閣の支持率低下で、選挙への不安も募っており、党内を二分する意見対立が続いてきた。
自民党幹部は「景気が回復しないと税率を上げられないのに、こんな議論をしても何の得もない。表で騒ぐ前に、調整しておかないといけない」と、早々と争点に掲げた首相官邸への不満を漏らした。予算審議で与野党は対決したままで、「党内で対立しても党にマイナスでしかない」と、うんざりした雰囲気も漂っている。<毎日新聞22日>』
『麻生首相のぶら下がり会見・08.10.17より(産経新聞)
あれは基本的にそこにきちんとした艦船がいるということは、すごく意味があります。まあ皆さんも何となく、ちょっとそこに制服のお巡りさんが1人いたら、何となくちょっとね。高速道路も100キロで走っているところを、いきなりパトカーに後ろつけられたら、何となく95キロぐらい落とすだろ。それと同じですよ。効果があるんですって、見えるっていうのは。そういった意味では、そういったところに、海上自衛艦が遊弋(ゆうよく)してるっていうのは、それだけで、やっぱり軍艦に仕掛かる海賊っていませんからね、どこでも』