電子投票法案に注意+かんぽの宿疑惑、深まる+郵政発言に見る麻生の本性?&改めて、国民全体で見直しを。
2009年 02月 10日
*印のついた報道記事は、文末のMore部分にあるです。
最初に、電子投票法案に注意しよう!・・・の話を。
2月1日に行なわれた北九州市の市議選で、投票箱から偽の投票用紙
が66枚が見つかるという事件があった。
投票された66枚はほとんど白紙で、これを投票箱に入れて、代わり
に正規の投票用紙を持ち帰るという不正が行なわれたのではないかと
考えられている。<その後、小倉北区などで36票分、余剰の投票が
見つかった。30票は行き先不明。>
幸い、選挙の結果には影響がなかったのだが。これは組織的な犯行
だと思われるが、偽投票用紙が、すぐに偽だとわかるようなもので、
稚拙な感じもするだけに<大きさもふぞろい&チラシっぽい紙が
使われていたものもあったとか?^^;>、果たして、誰が何のために
やったのか、謎が残るところで。今、福岡県警の捜査が続いている。
で、mewは、「NEWS23」で、このニュースを報じているのを
見たのだが。その時に、気になる話が出たのだ。(・・)
それは、ブラジルでも何年か前に、同じような手口の不正投票が
行なわれて、電子投票を行なうことになったという話だった。(゚Д゚)
え~? 折角、mewやお仲間のブログの多くが大反対の電子投票法案
が一回、廃案になったというのに。まさか、またこの法案の話を持ち
出されるなんてことはないでしょ~ね~と、警戒していたら・・・。
先週、どこかの新聞に、自民党の中で、電子投票法案に関して会合
を行なうことになったという記事が出ていたのを見て、「おいおい」
っていう感じに。
その時は、外で見たから、記事をキープできず。でも、その後、
うちで検索しても、その記事は見つけられなくて。う~ん・・・と
思ってたのだけど。
あっ!・・・と思い立って、先ほど、この法案に反対の山本一太
議員の(もうすぐ野党へ?)直滑降ブログを見てみたら、コチラの
記事に書いてあったですぅ。(**)
『前国会で「廃案」になった「電子投票法案」を「今国会に再提出
しよう」という動きが出て来たようだ。「廃案」になったということは
「党の関連部会」で最初から議論をやり直すということに他ならない。
すなわち、参院自民党でのブロセスも一からスタートすることを意味
する。
先の国会では、「電子投票」の実施に慎重な同僚議員たちと「電子
投票法案を再考する有志の会」を立ち上げた。 50名を超える賛同者
を集め、参院自民党議員会長や幹事長(確か国対委員長にも?)に
「慎重審議を求める要請文」を手渡した。 「再考する会」の活動が、
この「不確定要素の多いシステム」を「参院で喰い止める」ために
大きな役割を果たしたことは間違いない!』
やっぱ、自民党内で、そういう動きがあるみたいなんですよ~。(・・)
以前にも書いたけど、何だか麻生首相は、これまで問題視されて
先送りになっていた法案や政策を、どんどん出して来ている感じが
あるし。
ここは、電子投票法案にも警戒が必要ではないかと。そして、何故
だか、この件「だけ」は、考えが合う山本一太議員にも、「再考する
会」の活動を頑張って欲しいと思う。(**)
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さて、mewが、もしかしたら「かんぽの宿疑獄」まで発展するのでは
ないかと期待(?)している、オリックスへの一括譲渡の不正疑惑に
関して、昨日の衆院予算委員会で、また新たな事実が判明した。
詳しい話は保坂議員のブログ<コチラ>を見て頂きたいの
だが・・・。
日本郵政の「かんぽの宿」など80箇所の施設を一括譲渡する
入札は、当初、参加した会社が次々と辞退をして、最後の段階で
オリックスのもう一社が残ったのだが・・・。
最後入札の前に、日本郵政が、目玉物件の世田谷レク・センターを
一方的に対象から外した上に、入札額を上げるように要請。(・o・)
オリックスは、それに応じて、約4億円アップの109億円を提示
したものの、61億円<修正計算した額>を提示していたもう一社は、
新たな額を示さず。
結局、まともに、最後入札に参加したのは、オリックスだけだった
という話だ。(-"-)
まあ、以前にも書いたように、日本郵政側に言わせれば、これは
一般入札ではなく、企画立案型のコンペで、途中で対象物件を変更
したり、価額評価の交渉をしたりするのも「あり」だということ
なのだが・・・。
それだけ、出来レースやら、ミョ~なウラ交渉なども行いやすく
なるわけで。さらに疑惑が深まった感じがある。(ーー;)
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昨日の衆院の予算委員会は、色々と興味深い&オモシロい場面が
あったみたいなので、時間があったら、後から衆院TVで、じっくり
見てみたいと思っているのだけど。
民主党の黄門様の渡部恒三氏が、「あなたの人柄は好きだけど、総理
にならない方がよかったな~」と。そして、「100年にいっぺんと
いう大事な時に、あなたを首相にしてしまった国民は不幸だな~」と
言っていたのには、思わず笑ってしまうと同時に、しみじみと、本当
にそうだよな~と思ってしまった。(-"-)
<自公与党の委員のいる席に向かって、「キミたちも(麻生氏を首相に
して)しまったと思ってるんじゃないか」と問いかけたら、ビミョ~
な笑いが起きていたりもして。^^;>
* * * * *
また、昨日の記事でも少し触れたように。麻生首相は、何人もの人
たちに、先日の「郵政民営化に反対だった」発言についてツッコまれて
いたようなのだけど・・・。
結局、昨日は、「民営化することには賛成していた。これだけ(は)
はっきりさせたい」「国営に戻すとは、一言も言っていない」と強調。
そして、01~3年まで務めた政調会長時代&03年に総務大臣に
指名された時点では、民営化自体に反対だったが。その後、2年間、
勉強をして、最終的には、民営化に賛成するようになったと説明。
でも、「四分社化には疑問があり、3年後に見直しをすることを
重視して、賛成をした」「経営、効率を考えて、見直すべきは見直す
べきだ」とも主張していた。(**)
そして、自分が賛成に転じた理由として「経営者として考えた時に、
うまく経営すれば、民営化しても、長期的には、やって行けると思った」
と。また、四分社化を懸念する理由として「もうかる会社と、もうから
ない会社が出て社員の給与に差が出るのではないか」ということなどを
挙げていたのだった。(・・)
<ちなみに、最後の「四分社化で社員の給与に差が出る」という部分
は、おそらく国民新党あたりからの受け売りで。選挙を意識して、
特定郵便局長や元郵政職員の組合が主張していることを挙げてみた
だけで、本人は本気でそんなことは、懸念していないと思う。^^;>
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まあ、麻生首相の本心を知るすべもないけど。私は、麻生氏の上述
の説明は、かなり事実に近いかも知れないな~と思ったりもする。
ここでわかることは、麻生太郎なる政治家は、出世や保身のためなら
政策に対する考え方は曲げても構わないというタイプだということだ。
<だから、今でもコロコロと発言や方針を変えてしまうのだ。(・・)>
彼の場合、何より総理総裁になることが政治家としての最大の目標
&信念だったので、個々の政策など二の次、三の次だったのだろう
けど。彼にとっては、小泉内閣にとどまること、自民党にとどまって
出世することの方が、大きな価値観があったのだろう。
<実際、郵政選挙後には、協力したご褒美として、外務大臣に昇格
させてもらったしね~。(-"-)>
* * * * *
そこで彼は、何とか、郵政事業を民営化すること自体を、自分の
中で納得しようと努めたようなのだが。ここで興味深いのは、彼が
経営者の視点から、郵政民営化をとらえていたということである。
<産経新聞のコチラの記事も参照。>
郵政民営化に反対する人の中には、郵政事業に従事していた人や
国民の利便性(特に地方の利便性)などのことを懸念していた人が
少なからずいたし。四分社化やその事業形態も含め、国や国民の
大事な財産、資産が外資に流出したり、乗っ取られたりすることを
警戒している人も多かったのだけど。
麻生氏は、基本的に、そのような視点では、ものごとを考えない
のである。(>_<)
<何か日曜日も、福井で「日本の銀行は潰れたか?」とか、「自動車
会社も米国のように潰れない」「日本の傷は浅い」と豪語していた
のだけど。結局、大企業の経営がうまく立ち行けるかどうかという面
ばかりを重視して、経済の状況や対策を考えていて。今、労働者や
一般国民の生活の傷がどれぐらい深くなっているかは、その姿や声
に向くような目や耳、アタマや心を持っていないのよね~。(ーー;)>
でも、何より麻生にしてみれば、小泉総選挙で圧勝してしまった以上、
もはや郵政民営化を振り出しに戻すのは、極めて困難だと感じたはず
だし。それで「もう国営化には戻せない」と思うしかなく。麻生氏に
限らず、多くの反対派が、せめて3年後の見直し(2010年)に、
四分社化だけでも見直せないものかと考えるようになったのではないか
と思われる(・・)
* * * * *
ただ、mew的には、麻生首相がここで「郵政民営化に反対だった」
発言をしたくれたことを、歓迎している部分があるのだ。(**)
昨日、民主党の渡部恒三氏も、自公与党席に向かって、「キミたち
も(郵政民営化や小泉改革に)本当は、反対だったんじゃない?」と
問いかけていたのだけど。
実際、当時、与野党を問わず大半の国会議員は、郵政民営化や小泉
改革には反対or慎重論だったわけで。
しかも、正直なところ、当時、一般国民の多くは、郵政民営化自体や
小泉式の郵政民営化が何たるものかを、ほとんど知らずor理解せず、
選挙に臨んでしまったところがあったのも事実だし。
<少なくともmewの周囲には、わかっていた人はほとんどいない。
最近も「郵便局って、これから四つに分かれちゃうの?」って、不思議
そうにきいていた人がいたし~。^^;>
だから、この麻生発言は、国民全体で、もう一度、国民のために
なる郵政民営化のあり方を考え直すための、と~ってもいいきっかけ
になるのではないかと思うのだ。(**)
そして、その意味では、今回の麻生首相のその場任せの無思慮な発言や、
ブレブレ言動に、感謝したい気にもなっているmewなのだった。(@@。
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